【感想】 ぼくたちは勉強ができない2期 7話 理系回　関城さんと成幸がパパとママ　ギャグをやりつつも理珠の成長を感じられてとても良かった！

理珠「オープンキャンパス？ですか？」

成幸「あぁ　私望している学部がどんなのか体験してみるのって勉強の刺激にいいと思ってさ」

成幸「この弓弦羽大学とか緒方の志望大学にぴったりだし」

成幸「そしてこのキャンパスだと…」

関城「緒方理珠～～～！！！明日弓弦羽大学のオープンキャンパスに行かないかしら？」

関城「なんとここなら私の志望する理学部とあなたの希望する心理学科がおなじキャンパスに！！」

成幸「！」関城「！」

理珠「あ…はい！では3人でいきましょう！」

理珠(明日は成幸さんと関城さんとオープンキャンパスに…　うぅ…なんだか眠れません！)

理珠「ふんふふ～ん♪」

理珠（ふたりともまだですかね～）

関城（すまなかったわねぇ　緒方理珠　まさか唯我成幸と同じお誘いをしてしまうとはなんて間が悪い）

関城（やはりせっかく好きな人と出かけられるチャンスを大親友のわたしが奪うわけにはいかないのよね）

関城（おとなしく影から見守ろう）

関城（それにしても遅いわね唯我成幸　緒方理珠を待たせるとは…）

緒方理珠「成幸さんも関城さんも腹痛でお休み…」関城「！？」

関城＆成幸「なにやってんだ！あいつは～～～！！！」

関城＆成幸「あ」理珠「！！！　あれ？あれ？」

理珠「お二人とも腹痛では＿」関城＆成幸「あ…あ…」

理珠「二人揃って急な腹痛がなおるとは奇跡的な確率ですが本当によかったですね」関城＆成幸「あ…あはは…」

成幸（関城のやつ昨日もめいいっぱい勇気振り絞って誘ったくせに…）

成幸（俺がいるとこいつ妙に気を使って遠慮するしなぁ…なんとか自然に2人きりにしてあげたいけどなぁ）

関城「緒方理珠　あれいいわね」

成幸（よしここは自然にトイレに行くふりでもして…）

関城「じゃあ私はトイレに行ってくるから！ふたりともグットラック！」

成幸「しまった！こいつ俺と全く同じ思考を！」

成幸「させるか関城トイレに行くのはこの俺だ！！！」関城「いいや私よ！」

成幸「勝負だ」関城「望むところよ！」

理珠「お二人ともそんなにもお腹の調子が…」

大学教授「高校までの勉強で数学というと機械的なイメージを持つものも多いだろうしかし…」

理珠「成幸さんお腹大丈夫でしょうか？」

関城（唯我成幸ったら緒方理珠の気も知らないで）

成幸「よっしゃー！トイレに行くのはこの俺だからな！」

関城「は…!」

関城「ｸﾝｸﾝ」

大学教授「そこの君たち　高校生とはいえ随分余裕だな」関城＆理珠「！」ﾋﾞｸｯ

関城「すみません」大学教授「かまわない　君たちが遊ぼうと寝てようと数学という学問において重要なのは君たちが学ぶに足りる価値あるものなのか」

大学教授「これは高校で解ける知識の応用で十分に解ける問題なわけだが」

大学教授「君たちはどちらだ？」

大学教授「何故だ…緒方くんといったか君の数学に対するアプローチは素晴らしい」

関城（そうよ！これでこそ私の緒方理珠よ！）

理珠「あの！私が体験授業を受けたのはこの人の付添でほかに受ける学科を決めていますので」

大学教授「まちたまえ緒方くん　せめてもう少し話を」

成幸（じゃっかん忘れてたけどそういうやこいつ天才だったっけ）

大学教授「エビングハウスの忘却曲線　これによれば人は覚え直すさいの効率が20分後には42％1時間後には56％一日後には74％低下すると示されているわけだが…」

大学教授「このグラフはあくまで無意味な組み合わせを覚えた場合であり～」

理珠「フムフム」

成幸「しかし関城ほんとに戻ってこないな」関城「鼻血が止まらないから休んでくるわよ　あとは頼んだわよ唯我成幸」

大学教授「え～つまりインパクトがあるほど記憶に残りやすいと言われ…調査によればファーストキスなんかは特に…」成幸＆理珠「！！！！」

成幸（で、あれはファーストキスじゃないからノーカンだから！）

成幸「コラ関城！近くにいるならさっさと戻ってこいよ！」

関城「ちっ抜かったわ」成幸「おい！こら！まて」

成幸「悪い！緒方　すぐ連れ戻してくるから」

理珠「あっ　はい…」

理珠「…」

理珠「なんだか今日は成幸君も関城さんもせわしないです」

大学生「ねぇねぇ君体験入学のこだよね　よかったら一緒にどう？バーベキュー」

成幸「お前なぁよくわからん気をつかうのやめろよ本当」関城「私は親友のために良かれと…」

理珠「ﾋｯｸﾋｯｸ」

大学生「あなた大丈夫？お水のむ？」

成幸「おおおおお緒方！！！」関城「これって完全に酔っ払ってるじゃない！」

成幸「お酒飲ませたんですか？」大学生「飲ませてない飲ませてない　BBQに誘ったんだけどお酒の匂いと空気に酔っちゃったみたいで」

成幸＆関城「どうしよう…」

成幸「ほら　緒方しっかり」

成幸「なんというか緒方に悪いことをしたな」関城「えぇ申し訳ないわねこのたいせい」

関城「おっ○○が体に当たりそうで動揺を禁じえない」

成幸「なに言って…」関城「ﾋｯｸ」成幸「お前も酒でよったんかーい！」

成幸「良かった理珠　酔いは覚めて…ない」

理珠「ふたりともひどいです」

関城「そうよね成幸」成幸「どっちかがついていればそんなことには」理珠「ぶーーー！」

成幸「だって俺らの不注意でせっかくのオープンキャンパスが台無しに」理珠「ぶっぶーー！」

理珠「成幸さんも関城さんもおバカです　もうどうしてわからないのですか」

理珠「今日3人でおでかけできるのが嬉しかったんです　それなのに2人共すぐどこかにいっちゃうしひどいです」

理珠「ひどい…です」

成幸「ごめんな緒方寂しい思いをさせて俺らが悪かった」

関城「こうなったら脱いで詫びるしかないわね！」成幸「なんでだ！？」

あしゅみー先輩「よろしくおねがいしまーす」

成幸「ボードゲームイベント？」理珠「メイドさんに勝てたらお料理一品無料…」

メイド「そっ！でも実はメイドの人手がたりなくってね～だれか知り合いでやってくれそうなこいないかな～」あしゅみー先輩「受験生に無茶いうんじゃねーよ　まちこ」メイド「だよね～」

理珠「あ…あっ…イベントでプレイするゲームってグミグミフォール、ファーマーズバトルロワイヤルに初代年間ゲームボード大賞カンガルーとハリモグラまで！」

理珠「日本では中々手に入らないお宝ばかりです！」

メイド「それ全部私の私物なんだけど…」理珠「えっ！」

メイド「イベント手伝ってくれたらどれか一つプレゼントしちゃおっかな～」

成幸（まさか緒方までがメイドに）

あしゅみー先輩「お客様はご主人さま　はいふくしょう」

成幸（2人並ぶとちびっこユニットみたいだ）

理珠「成幸さん」成幸「ん？」

理珠「なんだかスカートがスースーして胸元も少々きついのですが…」

理珠「変じゃないですか？」成幸「全然変じゃないですよ」

理珠「なんで目をそらすのですかちゃんと隅々まで見てください」成幸「できるかーアホー！」

あしゅみー先輩「なにやってんだ…？」

あしゅみー先輩「さーてそんなわけでボドゲイベント開催しましゅみー！」

あしゅみー先輩「ボドゲイベントでメイドにかてたらなんとお料理一品無料！　どしどしチャレンジしてね」

モブ「おお～新人さんの眼鏡っ娘めっちゃかわいいやんけ～」

モブ「おお～新人さんの眼鏡っ娘めっちゃかわいいやんけ～」

成幸「す、すげぇ人気だな緒方」

「でも大丈夫ですか？負けたら一品無料だなんて」ハゲ店長「ふん　心配いらんよ唯我君　しっかり統計に基づいて多少の負けが出ようと必ず黒がでる計算をしているからね」

あしゅみー先輩「でも店長」モブ「やったー42連勝！」あしゅみー先輩「今の所全敗だけど？」

「ばかな…こんな負け方確率的にありえない…」メイド「このまま負け続けたらこの店終わりだわ！」

成幸「あーすみませんけどこの席はここまでで終了に…」モブ「えぇ～そりゃないよ　俺らだって彼女とゲームしたくて金だしてるのに」

あしゅみー先輩「そうそうダメだぞ後輩　ご主人さまが楽しんでるのに水差しちゃ」

あしゅみー先輩「それよりここはひとつあたしもまぜてもらっちゃっていいですみぃ」

成幸（じゃっかん捨て身なゲーム運び　先輩一体どういうつもりで？）

あしゅみー先輩がアイコンタクト

成幸（…！）

成幸「あ、あれうまいじゃないか緒方今引き返せばギリギリ艦に戻れる範囲内　みんなの自滅を狙ったいい作戦だな」

理珠「…え！……えぇまぁ」

理珠（えぇとえぇと　つまりこのターンでひきかえしたほうがいいと？）

理珠（帰還です！帰還です！帰還です！）

あしゅみー先輩「はいトップ！」モブ「おおお！急にどうした」

理珠「勝ちました！生まれてはじめて勝ちました！」

モブ「まぃいかかわいいし　負けてくいなし」

メイド「お疲れ様　理珠ちゃんこれ約束のボドゲ」

理珠「ふふん　見ましたか成幸さん　昨日までの私ではありません」

理珠「今日からは覚醒勝負師緒方の名をほしいままに」

成幸「お疲れ様でした　先輩　うお…また狙い通り　何度見ても神業ですね　よくあそこから2位にと思ったらこんな手を」

あしゅみー先輩「出したい目下にもって一定の回転で投げるだけだし　まメイドたるものこれぐらい」成幸「普通できませんって」

あしゅみー先輩「後輩こそよくアイコンタクトだけで察して横からうまいこと緒方のプレイを誘導してくれたもんだよ　引っ掻き回して漁夫の利作戦大成功ってとこだな」

成幸「緒方に勝たせて自信つけさせたかったというのもありますしあぁくれぐれもこのこと緒方には内緒に…」理珠「ふんす…」

あしゅみー先輩「ちょっとばかしおそかったかな」成幸「緒方～～！！！」

成幸「その・・・悪かったな　やな思いさせちゃったよな」理珠「いえ　もう気にしてはいません」

成幸「本当に？」理珠「えぇもう　青天の霹靂のように爽やかな心持ちで」成幸（それ意味違うからね…）

成幸「なぁ緒方お前ってゲームに勝ちたくて心理学科目指しているんだよな？」

理珠「え　そうですけど」成幸「もし本当にゲームで勝てるようになれたらその意志かわっちゃってたか？」

理珠「はい……」成幸「！」理珠「と答えていたかもしれません　4月の頃の私なら　今はもっと知りたい　人の気持ち自分の気持ち」

理珠「（成幸さんの）だから何があっても変わりません」成幸「そっか　じゃあこれからもがんばらないとな」

理珠「はい！ご主人さま」

モブ「ちょっと聞きました奥様」モブ「ご主人さまですって」

理珠「さっき小南先輩と練習したのがのこっちゃってますね」

理珠「なにか問題ありましたか？」成幸「おおありじゃ！場所を考えろ場所を！」