【ダイの大冒険】ダイ自身は何故あまり語られないのか？

ダイは本編で凄さが出切っててこんなSNSで語る余地がないとも言えるし、ポップやヒュンケルやクロコのおっさんが逆に語る余地余りあるとも言えるね。

ダイは子供故に「過去編」は作れないし、続編もないから「未来編」も語れない。父親のバランの「過去」のが面白いし。

ダイは清廉潔白かつ正義を愛する勇者として、議論の余地がないというか……
人間は最低だぞ、ダイ♡とか言ってる俺たちが語ると穢れが移りそうでな

十分に魅力的で語られていると思うぞ
それ以上に周囲や敵に語られているキャラが多いだけで

完璧超人は語られないもの

アバンですら多少なりとも打算があったけどダイにはそれすらないからな
本当に世界を救うための安全装置って立ち位置から変わらなかった

ダイの魅力は放映時にダイシコスレで毎週語られていたな

同年代の男子がいないからだよ。

人類学、膨大な未開種族で、「男子を隔離」するシステムがある。
そこで悪事を競い合い、大人に反抗し、通過儀礼に至る。

先進国の子もかなり同じで、その年代に孤立するとかなり違う生物になる。

語るほどのツッコミどころがないからな
王道主人公やってるから本編読めば良くも悪くも、強さとか描写とかそれで全部なところある

ダイは人を変える側だからな
誰かに人間性を良くも悪くも変えられた奴って、その前後の比較で語ることはあるけど、ダイは基本変える側で人間性は一貫してる
例外は一回目のバーン戦に負けた後ぐらい
そのせいか、あまり語ることがないんだよなぁ

バーンの言った通り、能力、思想、性格が人外すぎて共感できん
ダイが未成熟な点もあるだろうが、むしろバランの方が人間味ある

「お前を倒して 地上を去る」はダイという人間を一言で表した、最高の主人公であり、人として寂しいセリフだと思うよ

獄炎のほうもアバン先生よりロカのほうが語られがちだし優等生タイプよりムードメーカータイプのほうが話題に出がちなんだよな

ド王道ど真ん中の、かつ突っ込みどころ少なめなキャラクターだからなあ
そういうキャラクターや作品はいくら魅力的であっても面白みや人気があっても今さら細々と語るまでもないかなあみたいになりやすいとこあるからな

言うても語るところのない空気主人公かと言われたら全然そんなことないからね

ただ鍛冶屋の息子・鼻垂れ魔王・アニオタ大魔王・生き恥竜の騎士・胡散臭い家庭教師・不死身の男・超耐久ワニ・百均ハロウィン飾り・ダニなんかの方がツッコミどころが多い分だけ語りやすい印象はある

ダイは当時におけるドラクエの勇者像をシンプルに体現した王道ジャンプ主人公で、物語のベースのようなキャラなんだよね
そのベースがあるから色んなキャラがそれぞれ自己主張している構造なので、どうしてもベース部分であるダイが語られにくい
ぶっちゃけ「ダイ…いいよね」「いい」のやりとりで完結しちゃうタイプ

バラン「うぉぉぉぉぉ！！姫好きぃぃい！！
すっきりした、別れるか。
何！？まさか私に子供ができたのか！？」

って出来ちゃった結婚してる面白パパに比べるとネタになるのが少ない
あ、丸呑みがえっちです

ダイとゴクウが似たタイプとあるがまた別な気がする
ゴクウは普通の人より強いけど亀仙人、天津飯、ピッコロ、ラディッツ、ベジータと大人になりきるまでは
ゴクウを全能力込みで上回る敵が出るのに対し(修行で乗り越える、ここで話の種が生まれる)
ダイは潜在能力(ドラゴンの騎士の力)でバラン戦まではカバーされる
どっちが良いとかではなくまた別のタイプ

無事に帰ってたらどんな教育されたやら。
貴族精神叩き込まれてたら…

メラ、ギラ、イオ、ヒャド、バギの5系統全てを使った事あるし(他の使用者はマトリフぐらい、アバンは獄炎まで遡ってもイオを使ってない)、極大呪文もバギクロス使った事があるので素質自体は充分高いと思う。
魔法が最初下手だったのは、ブラスに無理やり魔法使いとして育成させられてたのがメンタル面で大分尾を引いてたんだろう。

レオナとのオネショタ大好き

序盤のダイ：「なんたって勇者は一番かっこいいもんな」
終盤のダイ：「この地上を去る」「こんなものが正義であってたまるか」

12歳の子供がたった数ヶ月でここまで達観してしまったのがね
成長を感じる反面すごく悲しい

てか他のキャラが擦られすぎ何回ポップ天才ヒュンケル不死身とかの話繰り返してんだよ
他の話しててもそれらの話に持っていこうとする奴いてちょっと怖いんよ

主人公っていうか物語を進めるための舞台装置でしかないって感じ
バラン戦まではまだ主人公してたけどバラン戦以降は...

人の汚さ理解した上での地上を去るだから自己認知が人間では無いと判断しているんだよな。
余りにも力が必要だったから人の上の使徒になってしまった。

仲間も悪役も周囲を取り巻く人物達がそれぞれ特化した個性を持つのに対し、主人公であり作品世界の真ん中に据えられたキャラであるからして尖った部分が少ないのは仕方ない事かもしれない
何でも出来る反面何も出来ないのが勇者って言葉に通じる所もあるかな

アバンもダイも自己犠牲が強い点で共通しているが、自ら道化となって振舞うことで恨みや反感を緩和できたアバンと違ってこの世を去るという決断になってしまったダイがお労しすぎる
アバンとダイの出自の違いがあるとはいえその決断を12歳の少年にさせるのかよ

魔法に関しては歴代の竜の騎士の経験値を継いだ時点で苦手を克服してると思う
それはそれとして生半可な魔法はバーンに通じないので使う意味がね・・・

バーン様も言ってるけど人間側に都合がよすぎる存在だから
語ってるうちになんか申し訳なくなってくるというか・・

読み返して見ると紋章無しでも素質ヤバい。
・初戦や再戦で直接的にはニセ勇者一行には負けてるけど、魔法無しで魔法の筒や我流剣術（基礎全くない）と手負いモンスター軍団一緒な状況の中、機転や発想だけでニセ勇者一行に勝利
・魔法無し、初めて使うパプニカのナイフ、バピラスの支援で島にいない魔のサソリを単独撃破
・我流剣術かつ初めて使う長剣（しかも10ゴールドの中古）でガーゴイルごと海まで真っ二つ
・基礎習って2日目でアバン先生に両手を使わせる、初日で予定通りとはいえ大地斬習得、3日目に海波斬習得
・ハドラーに指とはいえ傷付ける
・初戦でクロコダインを翻弄、ヒートブレスがなければ単独で勝ったかもしれない
・ヒュンケルとの再戦で動きにある程度付いていける、気絶しているのに動ける（達人の域）上に魔法剣編み出す。
・ヒュンケルのフォローありとはいえ空裂斬取得
・ノヴァとの修行で素でノヴァより強い、ストラッシュクロス開発

呪文は積極的に自分から習得（メラ、フォローからのライデイン）より咄嗟に習得（バギ、トベルーラ）の方が出てること多いから時間あればもっと多彩（多才）に習得するだろこりゃ。

ポップとかヒュンケルとかクロコダインと違ってネット掲示板でワイワイ語り合う魅力じゃないんだよな
じっくりと読んで噛み締める魅力というか

ダイくん優秀すぎて下げるところないし上げる必要もなくすごいのわかってるから語ることがないのよなぁ
あえていうなら精神的に若干もろいところあったけど子供だからしゃーないしすぐ克服したしねぇ

出自的に強さに納得が行くからポップの才能やヒュンケルの不死身っぷりみたいに何だあのバグみたいな話にならないし、性格も優等生的で読者が引っ掛かりを覚えるような言動が無いし、魅力が無いわけじゃないけど積極的に話題にしにくいんだよね。

全体通してダイは優秀過ぎる＆強すぎる印象が強いせいか
バラン戦で記憶喪失になるパートがなんかすごい好きだったな

「友達になってよ」って素で言ってゴメちゃん泣かせちゃうところとか
無力化したダイを皆で守ろうとするのがすごい新鮮だった
レオナが年相応にお姉さんムーブしてるのもポップのメガンテで記憶取り戻すのも泣ける

いやそんな語るところがないとか

語ってって言われたらなんぼでも語れるよダイくん！！！！！

>45
瞬時に状況を把握、経験を加味して最適な行動を割り出し、イメージした通り正確に身体を動かして実行するという、データベース以外の戦いの遺伝子要素は最序盤から既に発現していると見ていいね。

ダイのアーキタイプは邪聖剣ネクロマンサーの主人公だな
どこからともなく表れ、悪を倒し、力を封印して去るっつーまあ綺麗な英雄の姿

…まあネクロマンサー掘り返すのが人間なんだけどね

ダイはバーンにストラッシュクロス当てて腕を落とした直後に心臓に剣を突き立てる全く油断しない戦闘姿勢がめちゃくちゃ好き