セリフが悪役すぎるニンジャスレイヤーの主人公

「行き先は地獄ですよ」
「何階ですか？イヤーッ！」
この辺はサラリマン時代の片鱗が見える

モータルに対してはたまに感傷に浸るからこそ言葉の刺というかナイフが刺さる

確か作者が彼がニンジャになった経緯を考えてごらん？とか言ってなかった？罵倒について

ニンジャスレイヤーのバトウジツ、ホントキレキレで好き

うしおととらの鏢と似てるよね
あの人も結構バトウジツは使ってたし、元々はモブとも言うべき出生からの復讐鬼になっちゃったところとか

心身の合一がなければカラテもジツも効果半減だからバトウ＝ジツは実際有効なのだ

なお、４部で友人となった公のバトウ
余 の 完 全 勝 利 で し た

バトウだけでもキレッキレなのに作中で伴われる行動もキレてるので隙がない

ニンジャスレイヤーは未読なんだけど、
民明書房が出版してる漫画っぽい雰囲気がある。

「前提として、貴様を殺す」
ニンジャスレイヤーは言った。
「その上で、選べ。苦しんで死ぬか、あるいはハイクを詠みカイシャクをもってセンシとして死ぬかだ」
その目に嗜虐や慢心の色は無く、無感情で、厳粛ですらあった。琵琶湖の闇を思わせた。スコーチャーは絶望した。

ニンジャスレイヤー、人気再燃してきてるみたいだしアニメ化しないかなぁ。

初対面なのに初手ガチギレで相手が理解に苦しむことも多々あるし敵ニンジャ視点では頭のおかしい人だからしゃーない

復活直後のニンジャスレイヤーはナラク成分マシマシだったはずだが、なのでミュルミドンさんはツヨイ

喋り方が古風なのは息子が好きだったフィクションのニンジャをエミュしてたって考察はわりと真実に近いと思う

「最終的に全員殺せばよいのだ！」
文章の時点で爆笑したが、コミック版は更に新幹線の上で爆走する絵まで付いてくるからダメだった

「やめてくれ！カイシャクしてくれ！ニンジャスレイヤー=サン！」
「後でする」

「『ソニックブーム』『ソウカイ・シックスゲイツ』『ソニックカラテの使い手』
『スカウト部門』『元ヤクザ・バウンサー』『金糸のニンジャ装束、悪趣味な』」

「我が血筋は私が最後だ。唯一の嫡子たる私がニンジャとなった。ここに非ニンジャの系譜は絶え、ニンジャの一族が新生する。血族の精髄、到達点……それが私だ。私はイサオシをあげ、ザイバツにおいて輝かしきドージョーの系譜を作る……それは我が全祖先の悲願と言ってよかろう。我がカラテは高貴なる歴史の息吹そのもの。ゆえに穢されてはならないものであった。一点の曇りなき迷いなきカラテによって卑しき者を屈服させ、省みぬ……それがノブレス・オブリージュなのだ……それを貴様は……野卑な……何の遠慮もなく……！　貴様には我がカラテを阻む権利は始めからなかった。あろうことか私の顔を傷つけた。何故だ？　何故そんな無礼を為した？　間違いだ。すべてが間違いなのだ。貴様は私に屈辱を与えた。晴れやかな我が誇りは汚された。大罪だ。私のカラテには大いなる責任がかかっていた。それを貴様が汚したのだ。ゆえに私は私自身の仇を討つ。仇……つまりは貴様だ。古来より、騎士は仇敵を……」「どうでもいい」ニンジャスレイヤーは倒れたマネキンを蹴散らし、闇の奥から無雑作に現れた。「要は貴様が弱い」

コミック版ではまったけど、復讐譚としてかなり完成度高いよね。
憎しみにのまれるんじゃなく、人間性こそ憎しみの原動力って感じなのがいい。

カロリー高すぎて疲れるから一部で読むのを辞めたから、ニンジャスレイヤーがフジキドじゃなくなったのを初めて知った