国産ファンタジーでおすすめの作品ある？

面白かった作品を教えてほしい
サムネはウィザードリィのノベライズの皮を被った骨太ファンタジー

定番だと荻原規子の勾玉シリーズとか？
福武版の真っ黒な白鳥異伝の表紙がすきだった

>>2
いいよね、白鳥と言いつつ黒表紙

>>2
西の善き魔女やRDGシリーズなんかもド定番だな

よく言われるのは獣の奏者じゃね？

>>3
上橋菜穂子もだいぶ定番だな
狐笛のかなたも好きだった

ファンロードで知ったからベニー先生があんなにすごい人だと思わなかった

アルスラーン戦記（1部）もちゃんとファンタジーやってて好きだよ

上橋菜穂子さんなら精霊の守り人シリーズが個人的に一番好きだったな
世界が多重に重なり合ってる描写が好き

十二国記いいよね
あとラノベだけどスレイヤーズ本編は意外とシビアで個人的にはおすすめしたい

小野不由美の十二国記シリーズは定番だろうね
あと、ちょっとマイナーかもしれないけど向山貴彦の「童話物語」が好き

>>7
>>8
絶妙にシンクロしてるな…

最近のやつだと阿部智里の八咫烏シリーズとかになるのかな
雪哉くんなんだかんだで好きだよ…

クレヨン王国とか柏葉幸子とか好き

宮部みゆきのドリームバスター好きだったけど完結したのかな

妹尾ゆふ子の翼の帰る処めちゃくちゃ好きだったな

魔術師オーフェンはいいぞ
ドラゴン種族好き

漫画だけどダンジョン飯はいいぞ…それこそベニー松山氏もおすすめしてたし

あ、漫画も全然アリです
ダンジョン飯大好き

漫画アリならLandreaallあたりも
いい加減ファンタジー好きには定番かもしれん

コロボックルシリーズを書いた佐藤さとるのファンタジー童話もいいよ
漫画ならマロニエ王国の七人の騎士とかも好き

上手く言えんがあんまりラノベ調になり過ぎないファンタジー好きな人間にはありがたいスレだ
乾石智子のオーリエラントの魔道師シリーズもいいぞ

>>20
乾石智子さんいいよね
こういう骨太ファンタジーが読めるの幸せ
闇の虹水晶も良かった

長野まゆみ作品良いよ！って言おうとしたけど
あれはファンタジーでいいのだろうか

多崎礼の煌夜祭
最近また表紙改訂再販版が出たのでおすすめしておく

>>22
文庫も電子も毎回買ってるのにまた買ったわ
好き過ぎる一冊

>>22
多崎さんはレーエンデ国物語も良かった
上品なファンタジーをコンスタントに書く人って感じ

>>22
ファンタジーにハードボイルド味を付け足した血と霧もすごく良かった

今は亡きホワイトハート文庫から出てた「鳥は星形の庭に降りる」
賢いツンデレお嬢様と自由人詩人のわりとしっかりしたファンタジーだったな

>>24
一応まだ細々と電子書籍で新刊は出ているので勝手に殺さないように

現代ファンタジーでも良いのかな？
夜行堂奇譚おもしろかったよ
https://www.shc.co.jp/book/16507

ばいばい、アース
アニメになると聞いて正気を疑った

恩田陸の常野物語シリーズもファンタジーくくりでいいのかな
読みやすい

その昔富士見書房にはファンタジー・エッセンシャルなるハードカバーレーベルがあってだな…
の鏡は永遠に好きな物語の一つだと思う
他の会社から文庫版も出てるけどこの表紙が好き

>>29
五代ゆうさんはファンタジア文庫の大賞受賞作が好きだったなー懐かしい
はじまりの骨の物語も好き

>>29
五代ゆう先生なら「機械仕掛けの神々」(上下)もおすすめ
切なくて苦しくて愛おしい程に美しく純粋な物語だよ

>>140
いい機会なので尼のマケプレで買ったけど微妙に高騰してんな…
仕方ないが読む方法が限られちゃってる作品も増えたな

今は亡き樹川さとみさんの時の竜と水の指輪
長らく絶版だったけど電子書籍で出てたので
挿画はいちご100%でおなじみの河下水希さん（桃栗みかん名義）
古式ゆかしいケルトの騎士物語ふうファンタジー

>>171
樹川先生亡くなられていたのか
楽園の魔女シリーズ好きでした
悲しいね

「西の善き魔女」はめちゃめちゃおすすめ

葬送のフリーレン

鋼の錬金術師

原作もクオリティが高いし、アニメ版も面白い
アニメの1期はアニオリと小説版のエピソードが多めで、良くも悪くもダークな雰囲気の作風
2期のFAは原作準拠に近く、エグい展開もあるが全体的に明るく熱い雰囲気で伏線の回収が見事

狼と香辛料
行商人のロレンスと狼神ホロの旅を描いてる
バトルではなく知恵や交渉で危機を乗り越えるシーンが多い

Helck

ギャグで偽装しながら裏でシリアスな展開を進め丁寧に伏線を張り巡らしてる
男女のダブル主人公だが、珍しく恋愛要素が皆無の関係（恋愛ヒロインは別にいる）

異剣戦記ヴェルンディオ

>>35のHelckと同じ作者の作品で、Helckと同一の世界であることが示唆されてる（ただし舞台は別の大陸で登場人物も異なる）

元傭兵で、そこそこ程度の強さだけど、頭は回って特殊な能力があって、ぶっきらぼうだけど優しく面倒見のいい主人公のクレオ
彼の命を救った圧倒的な強さを誇り、クールなようでお茶目な謎のヒロインのコハク
二人は酒場をやって平和な生活を目指し、クレオの人柄もあって仲間が増えていくが、異剣によって広がる戦乱に巻き込まれていく

辺境の老騎士おすすめ。淡々としつつも渋くて格好よい
漫画版もあるよ

少年陰陽師
原作は20年続く小説で画像は最近始まった漫画版
安倍晴明の孫が主人公の平安ファンタジー

冒険王ビィト

人間を襲う凶悪な魔人と魔人と戦うバスターの戦いを描いている
七つ星クラスの魔人は圧倒的な強さで、それに対してバスター側は能力の使い分けや仲間との連携が重要

日帰りクエスト

完全な偶然と口八丁で異世界と行き来できるようになった少女が主人公
ごく普通の女子高生で、短気で見栄っ張り口が悪いが、絶望的な状況でも折れない心を持ち、弁が立ち、観察眼と機転と悪運の強さは相当なモノで、それによって人間と竜人族の戦争に多大な影響を与える

全4巻なので気軽に読めるし、オススメだよ

少年漫画寄りすぎるかもしれないけど、ダイの大冒険

剣と魔法と冒険、少年少女の成長、ちゃんと王道押さえてる

>>41
ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王

ダイの大冒険の外伝であり、後のダイたちの師匠でもある先代の勇者アバンの若き日の冒険を描いた作品
本編でも重要な立ち位置だったアバンと魔王ハドラーの戦いの数々、本編では出番が少なかったマァムの両親の掘り下げと活躍、マトリフの過去や彼がどういう経緯でアバンの仲間になったのか等、色々な事が明らかになる

アバンたちの成長やハドラー軍との攻防など読み応えがあり、本編を未読でも楽しめる内容

「波の鼓動と風の歌」を布教したい

前半のあらすじとしては、課外学習中にファンタジー世界に落ちてしまい異形となった少女と、現地出身で王の生まれ変わりで人柱になろうとしている少年のコンビが、鉱山奴隷として働かされている中で出会い王都を目指して旅をする話

語弊を恐れずに言うと令和の十二国記
(月の影＋図南の翼)

アルマーク　〜北の剣、南の杖〜
争いだらけの厳しい北で傭兵の息子として生まれた主人公が平和な南で魔法使いになるために文化の違いなんかに戸惑いつつも学園に通う話　主人公やクラスメイトの成長が丁寧に描かれてて児童文学っぽい雰囲気ある
https://ncode.syosetu.com/n9407fu/

魔法騎士レイアース

異世界に召喚された少女たちの王道的な冒険譚…に見せかけて衝撃の展開が待ち受けてる作品
原作は第1部と第2部で全7巻と短めだが、アニメ版は全49話と長めでアニメオリジナルのキャラも多数登場し、結末も異なる

>>45
最近になって約三十年越しに初めてアニメ見てるけど、マジで90年代の本気を見せつけられるかの様な美麗かつ動きまくる作画に戦慄しまくってる
海ちゃんが推しです。初見だと他人を寄せつけなさそうな冷静沈着でクール系なお嬢様なのかなと思いきや、実は三人の中で一番感情の変化が目まぐるしくてリアクション豊かで庶民派なの良いよね……

ローファンタジーありなら、コンビニたそがれ堂
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8111045.html

Re:ゼロから始める異世界生活

突然、異世界に来てしまった少年ナツキ・スバル
彼にあるのは一つの恋心と死んだら時間が巻き戻る『死に戻り』の能力だけだった

善良で優しい心を持ってるけど、幼稚で短気で空気が読めない人間的に未熟な少年が、時には失態や醜態を晒しながらも、懸命に周りの人間を助けようと足掻く
そして心身共にズタボロになりながらも、徐々に成長し、絆を紡いだ仲間を増やして数々の強敵や困難に挑んでいく

本編のほかに各キャラの過去を描いた外伝のEXや各キャラの日常や小さな事件を描いた短編集もある
本編と深く繋がってる部分があるので、もし手を伸ばすなら、こちらもオススメである

創元推理文庫から出てたぬばたまおろち、しらたまおろちシリーズもええで
ちょっとRDGとかの少女小説テイストよりの現代和風ファンタジー

巻数が長くてもいいなら、なんだかんだでワンピースはかなり面白いぞ
いきなり巻数が多い原作に手を出したくないなら、アニメ版の映画で人気が高いのを二、三観て判断する手もある

魔法使いの嫁

人間を知りたい異形の魔法使いと、特殊な目を持ち、それ以外の全てを失った少女
二人の恋愛とも家族愛とも取れる不思議な関係と幻想的な魔法と魔法使いたちの日常や事件が描かれる

Fate/stay night
ゲーム原作の作品

10年前の大災害で家族を失った主人公の衛宮士郎は自分を助けてくれた養父のような「誰かを助けられる正義の味方」になる事を強く望んでいた
一方、ヒロインの一人であり、クラスの優等生にして裏では魔術師でもある少女の遠坂凛は、どんな願いも叶えるとされている聖杯を巡った魔術師たちの儀式戦争『聖杯戦争』に参戦するために自身の相棒となる英霊を召喚しようとしていた

魔術師と英霊のコンビがバトルロイヤルで戦う聖杯戦争を描いている
三つのルートで、それぞれメインヒロインも作風もテーマも活躍するキャラも異なる
またアニメ版や漫画版もクオリティが高い（特に第二ルートUBWと第三ルートのHF）

>>52
ファンタジーというより伝奇では

>>56
伝奇ってファンタジーのジャンルの一つでは？
特にFateは派手に魔法を撃ち合ったり、剣からビームを出したり、主人公が魔術で無数の武器を作って撃ち出したりするぞ

「七つの魔剣が支配する」がオススメ
魔法、そして魔法剣を学ぶ名門キンバリー魔法学校を舞台にした新入生たちの日常や冒険、その裏で行われる復讐劇などを描いた作品

キンブリー魔法学校は生徒の２割が「魔に飲まれる」（魔道探求の結果の、命を落とす、再起不能になる、正気を失うなどの悲惨な末路の総称）という物騒な学校であり、復讐劇がテーマの一つである事からもわかるようにダークファンタジーに近い作風
同時に仲間が力を合わせて困難に立ち向かうなどの王道的なシーンもある

紫堂恭子の辺境警備、グランローヴァ物語
ちょい古いけど面白い

ロクでなし魔術講師と禁忌教典

学園コメディ、青春ドラマ、ラブコメ、魔法バトル、シリアス、陰謀、世界の秘密など、色々な要素がバランス良く楽しめる作品

最果てのパラディン
民族や宗教、世界観がしっかりしてるファンタジー読みたい一つにおすすめ

ブラッククローバー

主人公のアスタは魔力は全くない孤児だが、熱い心と鍛えた肉体と魔法を防げる反魔の剣を武器に戦う
上記のように魔力が無いにも関わらず、魔法騎士団に入り、最強の魔法騎士である魔法帝を目指している
それは「みんなが笑い合える国を作りたい」という理想であり、自分と同じ生まれが悪かったり魔力の低い者たちの希望になりたいという願いであり、親友でライバルのユノとの約束でもある

友情や夢に重点を置いた熱い作風でバトルでも仲間との連携に重点を置いてて読み応えがある
序盤は良く言えば王道的で悪く言えばありきたりなエピソードが多いが、その中でかなり丁寧に伏線を張っており、長い目で見ればストーリー面もかなり面白い

殿堂入り

高田大介の図書館の魔女まじでおすすめ
作者の本業が言語学者なので、作中に出てくる言語に関してマジで作りこんであると感じた
いろんな国家が出てくるので外交とか政治の要素も厚くて良い

特撮でも良ければ、仮面ライダーウィザード
魔法使いの仮面ライダーという異色の作品

絶望を乗り越えて魔法使いとなった青年が人の絶望から生まれた怪物ファントムと戦う

封仙娘娘追宝録

新米の仙人の和穂は事故によって師匠である龍華がかつて生み出した七百二十七もの欠陥宝貝の封印を解いてしまう
欠陥宝具の大半は再び封印されるのを恐れ人間界へ逃走した
和穂は本来なら処罰を免れるはずだったが、責任感から「人間界に行って欠陥宝具を回収する」と言い出した

掟によって仙術を全て封印され必要最低限の宝具だけを与えられて人間界へ向かう和穂
そんな和穂の護衛に欠陥宝具の中で唯一仙人界に残った殷雷刀がいた

世間知らずだが真面目で優しく機転が利く和穂
武器でありながら情に脆いという欠陥を持つが、冷静で判断力に優れ、人間の姿と刀の姿を使い分ける殷雷
二人の欠陥宝具回収の冒険が始まった
コメディ寄りの内容の短編集もある

結構いにしえのスニーカー・富士見ファンタジア・コバルトあたりはしっかりしたファンタジーも出してたんだよな
冴木忍の風の歌星の道が好きでした

〈卵王子〉カイルロッドの苦難

悪の魔導士ムルトに故国の人々を全員石化されたカイルロッド王子はムルトを倒すための旅に出た
それは数々の困難と悲劇、そして自らの出生の秘密が待ち受けている旅立った

コミカルで明るいシーンもあるが、一皮むくと穏やかで優しい主人公が次から次に悲劇に見舞われ、心身共にボロボロになりながら、それでも歯を食いしばって前に進むというタイプの作風
悲しいシーンや人間の業を描いたシーンが多い一方で、人間の美しさや成長も描いており、感動的なシーンも多い

>>63
>>124
今何してるんだろ冴木忍…
途絶えて久しいな

>>126
最後に確認された作品が2010年代のフェアリー・ファイル‐だな
妖精を題材にした幻想的な内容でミステリーの要素もある

全3巻だが、未回収の伏線がある事から打ち切りだった可能性がある
当時の時点で小説家年齢22年だったので、そこで筆を折ったのかもしれない

原作も大好きだけどこっちもめっちゃ大好きなのであえて漫画版の方を紹介させていただく
ブレイブストーリー〜新説〜
宮部みゆきのブレイブ・ストーリーのコミカライズというわけではなく、名前と設定を借りたifもののような立ち位置で原作が冒険ファンタジーならばこちらは王道バトルファンタジー
原作とはキャラクターの設定やオリジナルの敵など色々と違うところも多く原作ファンからは賛否両論だが、お話としてはかなり原作リスペクトが多く大事なところは押さえしっかり踏襲している。どんどん美麗になっていく絵柄にも注目。
バトルファンタジーものとしてかなり完成度高くて面白いんだけど知ってる人がほぼいないんだ…

自分が好きな作品を
一部だけだが漫画もあるヨ

最近のだとリーリエ国騎士団とシンデレラの弓音良かったな
コバルト系のハイファンタジーの流れ受け継いでる感じ

鬼や物の怪が跋扈する平安世界

誰が勇者を殺したか

勇者の手によって魔王は倒され、世界は救われた
しかし勇者は城への帰路の途上、生き残りの魔人に襲われ相打ちになって死んだ

勇者の婚約者だった姫は勇者の死に疑問を抱く
勇者の仲間たちは、みな勇者の死に関して詳しい言及を避け、言葉を濁す
それでいて生前の勇者は、才能にも身分にも恵まれなかったのに必死に努力して長い年月をかけて結果を出し、最初は勇者を見下したり蔑んでいた彼らの心を掴んだという、確かな友情が感じられた

果たして勇者の死の真相とは……？

仮面ライダーキバ

人間に化け人間の生命エネルギー・ライフエナジーを吸って生きるモンスター・ファンガイア族（ヴァンパイアが元ネタの魔族）が跳梁跋扈する世界
ファンガイアと人間のハーフである紅渡が仮面ライダーキバに変身して人を襲うファンガイアと戦う
またファンガイア以外にも別種族の魔族が存在し、ファンガイアに仕えているモンスターもいれば、ファンガイアに滅ぼされた種族も、キバと一緒に戦ってくれる仲間であるアームズモンスターもいる

渡が主人公の現代編と渡の父親の紅音也の過去編が並行して進む構成となっており、過去編の出来事が現代に良くも悪くも影響を残してる
前述のアームズモンスターも過去編での出来事がきっかけでキバと一緒に戦っている

ロードエルメロイII世シリーズはいいぞ（便乗）
現代ファンタジーよりの雰囲気が濃いからFateあんま知らん自分もとっつきやすかった
とはいえアルトリアとかイスカンダルとかの基本的な知識は色々いる

もしゲームでもOKならグローランサー
根強い人気を誇るRPGシリーズ（IIのみはシミュレーションRPGに近いシステム）

ストーリーや設定もよくできてるし、無印とII以外は独立した世界観なので順番に拘らずにプレイできる
キャラのビジュアルも美麗だ
どの作品も各ヒロインのルートがあるが、全体的な内容は硬派で、作品によってはマルチエンディング方式のモノで全く異なる結末を楽しむ事もできる

ゲームだとサモンナイトシリーズの世界観好きだったなあ
リィンバウム召喚で事故起こり過ぎだろとは思ったが

コバルトの楽園の魔女たちシリーズは女の子たちが楽しくて好きだったなー
これくらいの読み口のファンタジーを求めがちである

ロード・エルメロイシリーズが好きなら同じ作者のレンタルマギカをオススメしよう

行方不明の父親から魔法使い派遣会社『アストラル』を受け継いだ伊庭いつき
臆病でお人好しで、けれど、いざという時の決断力はあり、呪力を見ることが可能な魔眼『妖精の目（グラムサイト）』を右目に持っている

彼と仲間（社員や同盟相手）たちが怪事件や魔法使い同士の戦いに挑む魔法バトル作品
ケルト魔術、陰陽術、神道、ソロモン王の魔術、錬金術、その他にも様々な魔法が登場し激突する

なおアニメ版はなぜか1話ごとに時系列シャッフルが入るので、アニメ版から入る場合は注意（一応、事前に時系列シャッフルがあると知ってれば、そこまで混乱はしない程度のシャッフル）

森見登美彦とか万城目学の著作の幾つかはファンタジー扱いしてもよさそうかな

クロノクルセイド

1920年代のアメリカを舞台に、悪魔祓い専門のシスターであるロゼット・クリストファは、相棒であるクロノと共に悪魔と戦う
かつて悪魔アイオーンによって連れ去られたロゼットの弟ヨシュア・クリストファを取り戻し、時を止められたロゼットの故郷の人々を救うために
そしてクロノの正体は、アイオーンの同志でありながら、彼を裏切って人間側に付いてロゼットと契約した悪魔であった

ちなみにアニメ版は後半の展開が完全に別物
原作の漫画版はハッピー寄りのビターエンドで、アニメ版はバット寄りのビターエンド

図書館の大魔術師
作り込まれた世界観と繊細な絵が魅力的
「マイナーだけど面白い作品スレ」みたいなとこだと結構な割合で名前を見る

古宮九時のunnamed memory
大体ラノベと本格的なファンタジーの中間くらいの作風かな
今度アニメ化もするで

彼方からとかどう？
少女漫画だけどガッツリバトルモノなので面白い

国産ファンタジーと言えばロードス島戦記を外せないかなぁ

個人的に好きだったのはルナル・サーガかな。元々のTRPGのルールの汎用性が高いから、
当時あまりなかった妖精・翼人・ケンタウロスなんかがプレイアブル化されててファンタジー感が溢れてた。
港湾都市の攻防戦ではサハギンが味方で参戦したけど、地上での戦闘時間が短すぎて決め手に欠けたとか、いろんな種族の共生がすごい好みだった。

>>86
俺も好きだった
鳥人間のタッタがいいキャラしてた

魔法はあるけど幼女戦記はファンタジーではなく戦記物だな…って思う
タイトルがそもそも戦記だし。それはそれとして面白いけど

>>87
別にファンタジー戦記モノはダメとは言われてないから別にいい気もするけどね
魔弾の王シリーズとかもファンタジー戦記モノだけど好きだな

あーあのへんのTRPG由来のやつも懐かしいな
ファイブリアシリーズも好きでした

ロードス島戦記が出てくると大体ラノベ老人会になるこの流れ、既視感しかない…

>>89
そもそもサムネがだいぶ老人会な作品なんだすまない…（1994年刊）

>>90
隣り合わせの灰と青春に至っては1988年だしな
サムネみてベニー松山の著作改めて読んでるけど本当に流麗な文章だ

望まぬ不死の冒険者

主人公のレントは夢のために10年修行をして冒険者になったが、素質に欠けていたため10年かけても平凡な冒険者にしかなれなかった（面倒見の良さと経験の豊富さでじんぼうはあったが）
そんなレントがタイトル通り望まぬ形で人外のアンデットになるも、それでも夢を諦めず、信頼できる一部の人間にのみ事情を明かし、夢を叶えるために冒険者を続けていく

BLACK BLOOD BROTHERS

BLACK BLOODは吸血鬼を指す言葉で、BROTHERSのタイトル通り主人公兄弟・敵の九龍姉弟といった血を受け継ぐ者たちの壮大な現代サーガになっている
このラノベでは吸血鬼は受け継いでる始祖の血（血統）ごとに弱点・能力が異なり、また人格面の影響もでかくて吸血鬼となってからの生き方は、その血によって決定される
主人公兄弟の血統は賢者イヴって始祖に由来していて、その何千年と続いてる血を後世に残すために、主人公は最終的にこの世を去るしかないっていう中々にハードな状態から物語がスタートする
受け継がれる血の意味、人間と吸血鬼の争いと共存、歴史的転換点を迎えたそれぞれの種族の決断、世代を経ても失われない血の意思…と、色んなテーマがこもった凄く読み応えのあるシリーズ

ファンタジー要素を挙げるとするなら始祖の設定で、魔女モーガン・闘将アスラ・混沌といった神話に出てくる存在たちが実は始祖として存在していて、その血は現代にも受け継がれているって点
物語を通して神話と現実の歴史が合流していくんだけど、その過程で神話的な存在にも手触りが感じられるというか、確かにそこにいて俺たちと同じ歴史を歩んできたんだなぁと思えるところが大好き

聖戦士ダンバイン

ファンタジーロボットアニメの元祖
異世界バイストンウェルにて、召喚した地上人に新兵器オーラバトラーを開発させ、バイストンウェル征服の野心に燃えるドレイクとそれを阻止しようとするゼラーナの戦いが描かれる

やがてそれは地上世界をも巻き込んで激しい三つ巴の戦いとなっていく

>>96
この時代にもう異世界転生もののテンプレ確立させてるの改めてすごいな
初代ドラクエすらまだないのに

天空のエスカフローネ

異世界ガイアに飛ばされてしまった占いが得意な少女ひとみの恋と冒険の物語
ファンタジーロボットアニメでもあり、90年代の作品とは思えないくらい作画とロボットのデザインが良い

ちなみに漫画版は設定もストーリーもキャラデザも別物（結果的にボツになってしまった初期設定を元にしてストーリーを構成したとのことが理由であるらしい）

ルパン三世 異世界の姫君

ルパン三世の一味と銭形警部が異世界に飛ばされたという内容の漫画
ルパン三世一味や銭形のキャラや設定は近年のアニメ版に近い
きちんとしたファンタジー世界でのルパンたちの活躍を丁寧に描いており、なかなか面白い

宮部みゆきのブレイブストーリーはいいぞ
小学生の主人公が母親を助けるためにファンタジーの世界で冒険する話
映画もいい感じにまとまってて見やすいよ

ゼロの使い魔

異世界に使い魔として召喚された少年と貴族の三女の落ちこぼれメイジの恋と冒険の物語

マイナーな作品だけどずっと印象に残ってる、小林めぐみの暁の女神ヤクシー
女神の生まれ変わりと逃された王子を巡る冒険譚
しかしベースはこれSFだな…

金色のガッシュ

人間界に送られた100人の魔物の子供たち
そして魔物の子供に固有魔法を使わせる呪文が浮かび上がる魔本を持った人間のパートナーがそれぞれコンビを組み、最期の一人が魔界の王となる戦い

天才であるがゆえに孤立していた少年清麻呂と記憶をなくした落ちこぼれの魔物の子供ガッシュも、この戦いに参戦することになる
この二人を始めとした、各キャラの成長を丁寧に描きつつ、仲間同士の助け合いや連携をしっかりと描写している

続編の金色のガッシュ2では魔界に攻めてきた謎の敵との戦いが描かれている

紫堂恭子先生の漫画はいいぞ　めちゃくちゃ少女漫画らしい少女漫画の絵柄なので目が慣れてないとキツい（自分は姉の漫画で慣れてるから平気だった）かもだけど特にハイファンタジーは大のトールキン好きだけあってどれも面白い
特に「癒しの葉」が出色で処女作の「辺境警備」もいい

魔女の旅々

魔女のイレイナが旅をして色々な国を巡る一話完結式の短編集
様々な出会いと別れがあり、明るい話もあれば、暗く後味の悪い話もあり、感動する話も、教訓的な話もある
また過去に登場したキャラが再登場する事もある

ゴブリンスレイヤー

世界を救う勇者ではなく、町や村を守る冒険者の物語
そして復讐鬼でありながら目の前の誰かを助け続けている男の物語

最弱のモンスターが相手でも油断や不運で命を落とすことがあるシビアな世界観
残酷なシーンもあるが、熱いシーンや感動的なシーンも多い

小説が原作で漫画版もクオリティが高い
アニメ化もしているが、小説原作のアニメの宿命で、やや説明不足でカットも結構ある、その代わり声優陣や音楽や雰囲気は良い

ゴーストハント

ホラー系ミステリー作品
心霊現象だけでなく、様々な魔術や霊能者、超能力などが登場する
派手さはないけど堅実な内容
ロード・エルメロイシリーズが好きならハマると思う

ちなみにアニメ版は結構良いけど全ての伏線が回収される最終章はやってないので、アニメから入った場合でも原作の小説は読んでほしい
ちょうど新装版も発売されたし

アカメが斬る！

ファンタジー版の「必殺！仕事人」にバトル要素と革命系の戦記モノの要素を加えた感じの作品
なお原作の漫画とアニメ版では終盤の展開と生き残るメンバーが異なる

過去編の外伝であるアカメが斬る！零もある

なんてこったいここまで『里見八犬伝』が出てなんて

漫画 蒼穹のアリアドネ
天空都市から降りてきた姫様(ワガママ妹系)の騎士に戦争兵器だった少年(天真爛漫兄系)がなる話
SFっぽいかもしれん

ソシャゲのメギド72 ざっくりいうと人間、悪魔、天使っぽい種族がそれぞれの世界で生きてるけど、人間の世界が他に比べて豊かで可能性に満ちてるせいでゴタゴタが起きてるって感じ。種族ごとの社会の方向性の違いが面白い
あとペリビットというオリジナルのボードゲーム(シナリオ的には悪魔社会のもの)がおもしろい

もう一個仮面ライダーから挙げようとしたけどファンタジーじゃねえ判定くらってたわ…

最近漫画版が一応終わった流血女神伝はスケールでかくて好きだったな
原作のあのたっぷり読めるところもありがたい
常に怒涛の展開だった

>>123
漫画版は皇子宮（皇子集めて教育して次代の王選出する場所）までなんだよね
漫画は原作の世界が絵になりより分かりやすくて良いよね
原作ファン私イレシオン兄上でちょっと泣く

流血女神伝シリーズは惚れっぽい猪系主人公で外見は結構素朴な少女が
最初は裏切られた恨みを時折吐露しながら
流され激変する環境の中で学びながら成長していく骨太小説
毎回毎回色んな国や地位を転々として何度も死にかけながら結婚や出産やら経験
追ってて途中であれ？これ少女向けだっけ？となったがまあ大丈夫、美男美女居るし…かなり癖あるけど

国も西洋系だけじゃなく中東系やネパールの生き神クマリが元ネタかな？ってキャラ出てきたりで面白い、世界観作り込みが凄い
外伝は海軍男性キャラ主人公の過去話、作者ミリオタ発揮ものや
本編ですさまじく強く女神のように美しい女性キャラ主人公の過去話の二つがある
長いけど面白いよ

春夏秋冬代行者

割と珍しい日本風な国でのファンタジー
国に四季を巡らせるために四季の力を賜った現人神とその従者たちによる物語

四季を巡らせるために国で起こる権力争いやいざこざ、現人神の葛藤、
主従との絆や恋愛なんかが物語の軸としてある
結構バトル展開も多い

上で名前出てるし、東京レイヴンズ
「夏目ちゃんの式神になってあげる」って幼いころの約束から始まる純愛陰陽ファンタジー
五行の呪符が飛び交い、真言が木霊し、呪の騙し合いが繰り広げられる呪術戦は必見
あとファンタジー色が排されてる乙種呪術の設定は現代ファンタジーならではだよなぁと思う

神秘の世界エルハザード

主人公の水原誠と彼を慕う幼馴染の陣内菜々美、その兄で誠を一方的にライバル視してる陣内克彦、国語教師の藤沢が異世界のエルハザードに飛ばされ、次元を超えた時にそれぞれ固有の能力を得ており、誠たちは人間の国ロシュタリア王国
の世話になるが、陣内克彦は人間と敵対してる昆虫人間のバグロムのリーダーになってエルハザード征服を宣言する

テレビアニメ版、OVA版、漫画版、小説版、ゲーム版があり、いずれも序盤の導入や登場人物はほぼ同じだが、ストーリーや細かい設定が異なる
例えば、テレビ版ではメインヒロインはルーン王女だが、OVA版と漫画版ではイフリータである（ゲーム版はマルチエンド）
またルーン王女の年齢や性格も異なり、OVA版では大人だが、テレビ版、漫画版、ゲーム版では誠と同年代
といった具合に細かい部分が各媒体ごとに違う

一番ファンタジーらしいライダーってセイバーじゃないのか？
全知全能の本、古来からそれを守る組織、その組織の聖剣とそれに選ばれた剣士たちってあらすじから既に剣と魔法
ファンタジーとして面白かったのはやっぱり悪役たち
長命ゆえの凶行とか、アカシックレコードがらみのアレとか

メイドインアビス

グロいシーンやエグいシーンもあるが、幻想的で胸が熱くなるシーンも多い冒険譚

恐竜戦隊ジュウレンジャー

古の時代から蘇った魔女バンドーラの野望を阻止すべく、同じく古の時代から蘇った若き勇者たちが立ち向かう

新世界より/貴志祐介

ハードカバー5センチくらいの上下巻で死ぬほど長いんだけど、小説がうますぎてするする読める
マジでオススメ
アニメもあるらしいけど自分は観てないからオススメできるかわからん

聖戦記エルナサーガ
北欧ベースのファンタジー。世界観に反して魔法が結構科学的な考証み強いところが好き
あと作者の言葉選びがなんかいいんだよな
同作者のエルペリダスオードも好きだったんだが未完で残念

ロードス島シリーズは伝説が一番好きだな
オチはわかってたはずなのに最後まで目が離せなかった

いにしえのコバルト文庫は少女マンガの小説版って感じでお世話になった

ちょー美女と野獣から始まるちょーシリーズ
魔法によって獣の姿に変身する王子ジオラルドと、獣が好きなちょっと変わった王女ダイヤモンドを中心として進むファンタジー
第2部では主人公が変わり、そこからダイヤモンド達の子供達を始めとする第1部の人物達と出会い、様々な事件に関わっていく
豪奢な金髪とエメラルドの瞳のお姫様、赤銅色の髪と榛色の瞳の王子様、鉄色の髪の普段はお調子者の大賢者、残っちゃった犬のしっぽ大事に手入れしてる王子様、キャラ設定みんな好きだったなぁ！
番外編として魔王シリーズ、派生シリーズとしてちょー東ゥ京シリーズ(2023年11月完結)がある
https://cobalt.shueisha.co.jp/contents/cho_tokyo_special/

宮部みゆきの『英雄の書』をおすすめしたい。
人によってはブレイブストーリー以上に重いかもしれないけど

コバルトにしろ富士見・スニーカーにしろ昔は結構重厚な骨太ファンタジー出てたな
世界観が異様に好きだったのは破妖の剣シリーズ
砂地の荒野と神様級に強い5人の妖主とか妖を縛る目とか妖の魂を食う破魂刀とかすげー好きだった思い出
鬱金の迷走っぷりがアレだが翡翠の夢までは好きだった

茅田砂胡
デルフィニア戦記
完結済

魔法戦隊マジレンジャー

地上世界の支配を目論む地底冥府インフェルシアに魔法使いの家族が立ち向かう
しかし父親は15年前の戦いで行方不明、母も第1話の戦いで生死不明になるため、残された5人の兄妹が戦う
中盤で登場し兄妹の師匠となる追加ヒーローが兄妹の一人と終盤で結婚し、最終的には両親を加えて8人の家族戦隊となり、ストーリー上も家族の絆を描いたエピソードが多い

マジレンジャーの主な戦闘手段が魔法であるほか、天界に魔法使いの楽園が存在したり、所謂巨大ロボットもマジレンジャーが魔法で変身した姿であるなど、戦隊ヒーローの中で最もファンタジー要素が強い

戦隊レッド 異世界で冒険者になる

元の世界でラスボスと相打ちになったキズナレッドは気が付くと異世界にいた
異世界でも持ち前の正義感で困った人たちを助けるために冒険者となり、新しい仲間と共に巨悪と戦う

オリジナルの戦隊ヒーローの一員が異世界で戦うという独自の内容
最終決戦後なので戦闘経験豊富で並のモンスターなら変身せずに倒せるくらい強い（並のモンスターは敵組織の戦闘員と同じくらいの強さとのこと）
しかしメンバー全員が揃ってこそ真の力を発揮できる戦隊ヒーローなのに単独であるため、無双する程ではなく仲間との連携が重要になってる

覇王大系リューナイト

ファンタジーロボット作品
騎士を目指す熱血漢の主人公アデュー、お姫様の魔法使いパッフィー、皮肉屋の忍者サルトビ、巨漢の僧侶イズミが主要メンバーの冒険譚
それぞれリューと呼ばれる魔力で動く意志を持ったロボットで戦う（少ないが生身で戦うシーンもある）
リューはリューナイトやリューニンジャ、リューメイジなどの様々な種類がある

テレビ版、漫画版、OVAのアデュー・レジェンドがあり、主要メンバーは同じだが、設定やストーリーが異なり、アデューがリューナイトを手に入れた経緯からして違う
またテレビ版の後日談のラジオドラマもある

テレビ版は前半は明るくコミカルなシーンが多いが、中盤からシリアスな回が多くなり、後半は邪竜族との世界の命運をかけた戦いとなる
OVA版は最初からシリアスで、アデューやパフィーの背景もかなり悲劇的
漫画版はテレビ版とOVA版の中間くらいの作風で、登場人物や後半は邪竜族との戦いであることは同じだが、全3巻と短めな事もあってテレビ版とはかなり展開が違う

光と闇のレジェンド
聖闘士やサムライトルーパー等の当時人気だった装着変身系をファンタジー世界でやる話
マイナーだけど好き

ナイツ＆マジック

やり手のプログラマーでロボットオタクだった男が、その記憶と知識を持ったまま異世界に転生
その世界には幻晶騎士（シルエットナイト）と呼ばれる魔力で動く巨大ロボットが存在した
主人公エルネスティは前世でのロボットオタクの情熱が燃え上がり、幻晶騎士の乗り手になるため騎士を目指し、さらに自分の理想のロボットを作るため開発者としても手腕を発揮していく

ファンタジーロボット作品であり、魔獣や他国との戦いなど戦記モノとしての側面もある
また前述のように主人公のエルが自分の理想のロボットを目指して試行錯誤しながら新しいロボットを開発していくという、ロボット開発作品でもある

ゲームのコミカライズだけど箱田真紀のファイアーエムブレム暗黒竜の雰囲気好きだったな
ファンタジーの雰囲気としか言いようのないものの空気感が上手かったんだよなぁ

最近アケアカに入ったから少しは知名度上がったかな？
昔の家庭用のプラス要素が良かったけどマイナーハードしかなかったからいずれこのバージョンも出て欲しい

輝竜戦鬼ナーガス

人間達から見た神や悪魔の総称であり、大自然の営みを司る自然神「魔神（ディーバ）」
その魔神の世界「魔精界」では長い間、水魔神である竜王ラージャスが平和な統治をしていたが、人間が自然破壊で水を汚した事から水魔神の力が弱まり、炎魔神の台頭を許してしまい、ついには王の座を奪われ、炎の魔神ヴァグーラによる恐怖統治が始まった

主人公の霧山竜輝は母こそ幼い頃に亡くしていたものの、父・輝安と幼馴染みの少女・美森沙智をはじめとした人々に囲まれ、ごく普通の平和な日々を送っていた
だが、ある日、ヴァグーラの命を受けた地魔神の襲撃で級友たちが次々と殺されてしまう
実は竜輝の母はヴァグーラがラージャスの娘を無理やり妃にして生ませた娘で、家出して人間と恋をし、竜輝を産んだのだ
つまり竜輝は炎魔神と水魔神の王族と人間の血が流れており、ヴァグーラはその力を恐れ、水魔神の残党と出会う前に抹殺を目論んだのだが、沙智に危機が迫った時、竜輝の中の魔神の力が目覚めた

とにかく画力が高く、戦闘シーンの迫力が凄い
登場人物も魅力的なキャラが多く、特に後に竜輝の親友になる半人半魔神の太輔とライバルキャラのギレウスは本当に良いキャラをしてる
その一方でギレウスとの決着後は人気が落ちたためか、終盤はかなり駆け足展開となってる

転生したら剣でした

「意志ある武器」に転生した主人公は黒猫族の少女フランと出会い、彼女を自分の「持ち主」に選ぶ
フランは虐げられている黒猫族の立場を変えるために強くなることを望み、主人公に相応しい使い手になるために冒険者となって戦いの中に飛び込み自分を鍛える

主人公とフランの名コンビぶりが良い
冒険もおなじみのダンジョン攻略から、国家の陰謀に関わったり、巨大な怪物と戦ったり、多種多様で面白い

アニメ版や漫画版もクオリティが高いぞ

魔法つかいプリキュア！

東亰異聞（とうけいいぶん）小野不由美
明治時代の日本を舞台にしたホラー＆ファンタジー
主人公は冴えない男性記者と興行師の男性バディもの

微妙に実際の東京と異なる、舞台が東亰（とうけい）という名の都市
だいたいリアルの明治東京を下地にしてるが
火炎魔人・闇御前・辻斬り・首遣いなどの正体不明の者が殺人事件を起こす
明治に変わって何もかも新しくなり
殺人事件は科学や理論で証明できるし呪術なぞ迷信で怪異なんて居ない筈なのに…

幕間で狂言回しの人形遣いが可憐な少女人形と問いかける
何もかも新しくなり闇の者は居なくなった ほんとうに ？

言葉遣いや心理・情景描写が美しい、最初は難しいかもだけど
慣れれば世界観に浸れる、なんかしっとり匂わせフェチエ○スもある
小説は一冊で読めて手に取りやすいよ

小説
https://www.shinchosha.co.jp/book/124022/
コミカライズ
https://www.gentosha-comics.net/book/b519551.html

エ◯ゲでも良いならBullet Butllers

異世界ゴルトロックが舞台となるファンタジー系燃えゲー作品
剣と魔法のファンタジー世界がそのまま近代化したみたいな世界観で、人間の他にもリザードマン、オーク、ゴブリン、エルフなどの異種族が皆ビル街の中で魔法だけじゃなく銃や大砲をブッ放したり車やバイクを運転したり企業に勤めて株取引したりするといった光景が日常茶飯事
主人公のリック・アロースミスはハーフエルフ(父が人間で母がエルフ)であり、とある屋敷に主人の執事兼ボディガードとして仕える青年。かつて二千年前に世界を支配した魔王の体から作られたとされる魔銃ベイル・ハウターを用いて、ドラゴニュートである主セルマ・ファルテンマイヤーを害そうとする者を銃弾で撃ち貫き守り抜く使命を負っている

とにかくストーリーや設定が中二心をくすぐって非常に面白いので超オススメ

>>164
パケに惹かれてPSP版買ったはいいけど、やる機会をなくして全然やってないな
やろうかな

コクーン・ワールドシリーズ
全体的にコメディ方面に8.9割方全振り
地の文のノリとかは人を選ぶけど好きな人は好きかと
この後にも名前を変えてシリーズが続いているけど、そっちも好き
後のシリーズの一部に、今で言うチート能力を授けられた異世界転移的な描写もあるよ。モブにだけど
新装版が出てるので、読む難易度は低めかもしれない。
https://sneakerbunko.jp/product/cocoon/321405000202.html

武装錬金

主人公の武藤カズキは、ある日の夜、廃工場で巨大な怪物に襲われていた少女を助けようとして命を落とす
しかし、その謎の少女に錬金術の産物である核鉄（かくがね）を埋め込まれて蘇った
謎の少女、津村斗貴子は自分は「錬金の戦士」で「武装錬金」で戦う事、昨夜彼女を襲った怪物は錬金術を悪用して生み出されたホムンクルスであり、斗貴子はホムンクルスの造物主を探してる事を語る
カズキは持ち前の正義感から、自分も錬金の戦士として戦うことを決意した

錬金術バトル作品
全編が熱いバトルの連続で、胸に響く感動的なシーンも多い
その一方で、シュールなギャグシーンが多いのも特徴
また死体の山などグロテスクな部分にモザイク処理をしているのだが、これもシュールさを増している

ストレイト・ジャケット


科学と魔法が同居する世界
魔法を使いすぎた人間が『魔族(魔法中毒者)』と呼ばれる怪物と化し、それを狩るのを生業とする戦術魔法士(タクティカルソーサリスト)たち
彼らは魔法の使用による魔族化を防ぐためにモールドと呼ばれる特殊な装甲を纏っていた
故に恐怖と嫌悪の念を込めて人々は彼らを『ストレイト・ジャケット』と呼ぶ

超一流の戦術魔法士でありながら、無資格であり、死に場所を求めるように戦い続ける主人公のレイオット
そんなレイオットの助手をしながら彼を見守り続ける半魔族（人間と魔族のハーフ）の少女カペルテータ
そんな二人を主軸に凄惨な魔族事件や二人の過去が描かれていき、その一方で二人の変化や成長なども丁寧に描写されてる

設定からもわかるように、ハードボイルドで重く暗い作風で、グロいシーンや人間の醜さや狂気を描いたシーンが多い
だが、前述のように主人公とヒロインの変化や成長など明るく前向きな要素もある

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

全ての生物がデミス神から加護を与えられ、その加護に沿って生きるのが美徳とされてる世界
勇者の加護を持つ少女ルーティは仲間と共に魔王討伐の旅をしていたが、彼女の兄ギデオンが賢者アレスに戦力外通告をされてしまう
妹の足手まといにならないため、ギデオンは辺境の地ゾルタンに隠居しレッドという偽名で薬屋を始めたが、そ前に一人の冒険者の少女が訪ねてきて……

主人公とヒロインのイチャイチャ系のラブコメ、そして運命に抗う系のシリアスな物語の両方が楽しめる作品
平和な日常やラブラブのシーンと騒動や事件発生時の温度差が激しく、だからこそ平和が戻った時の感動も大きい

ハーメルンのバイオリン弾き

主人公の勇者ハーメルンが北の都に住む魔王を倒すために旅をするという王道ファンタジーだが、主人公がヒロインを盾にするような今で言う所の外道勇者だったり、巨大バイオリンによる魔曲で戦うなど珍しい設定から人気を博した

ギャグシーンとシリアスシーンの温度差が凄まじい事でも有名
旅の道中はおろか戦闘中でも大ボケなギャグを入れる事もある一方で、戦いそのものは常に苛烈であり、主人公たちが心身共にズタボロになるような出来事も起きる
また主人公のハーメルンは実は大魔王と人間の間に生まれた子供で周囲の人間から迫害を受けて育ったなど重い設定も多い
その一方で感動的で泣けるシーンも多く、「絶望の果てに希望を掴む」という作風

続編に「続 ハーメルンのバイオリン弾き 」と「ハーメルンのバイオリン弾き〜シェルクンチク〜」がある
「続 ハーメルンのバイオリン弾き」は前作と同じ登場人物だが、主役は主人公パーティーの一員だったトロン、支援キャラだったクラーリィとその妹のコルになっており、悪夢世界での並行世界にて前作で出番が少なかったキャラや不明瞭だった設定やキャラの心情掘り下げる展開となっており、現在も連載が続いている
「ハーメルンのバイオリン弾き〜シェルクンチク〜」はハーメルンの息子を何人かレギュラーキャラとして登場するいわば次世代の物語だったが、こちらは打ち切りになってしまっている

なおアニメ版はギャグ要素をほぼ完全に排除した上にバッド寄りのビターエンドであるため不評寄りの感想が多い
しかし魔曲のシーンでは魔曲の元ネタになった名曲を流しており、悲劇的ながらも美しいシーンもあるため、肯定的な感想も皆無ではない

レジェンド

魔法使いの夜

田舎から地方都市の三咲町に引越して来た男子高校生・静希草十郎は、ある日の夜、転校先の生徒会長・蒼崎青子が戦闘用の自動人形と魔術を使って戦っているのを目撃する
しかし、電気もない程の田舎で育った草十郎は、都会の人間ならそんなことも出来るのではないかと勘違いしてしまっていた
そうとも知らない青子は「魔術は秘匿すべし」という魔術師の掟に従って草十郎を殺そうとするが、そこにまたしても謎の自動人形の襲撃を受ける
そして青子は草十郎が魔術や自動人形を常識外の異端の存在とすら理解してなかった事を知り唖然としながらも彼の協力の元に自動人形を撃破する
毒気が抜けた青子は草十郎を見逃そうとするが、青子の同居人であるもう一人の魔術師の久遠寺有珠はあくまで草十郎を殺すべきだと主張する

ノベルゲームで選択肢すらないので、ほとんど小説を読み進めるのと同じ感覚でプレイできる
様々な魔法が登場する作品で、幻想的な雰囲気で、攻撃魔法を使うシーンのCGの迫力が凄い

アニメ映画化も決定してる

贄姫と獣の王

人間の血が流れてる魔王と生贄として捧げられた少女の異種族恋愛作品
単なる恋愛作品ではなく、魔族と人間の双方にある互いへの嫌悪や偏見と戦いながら少しずつ理解者を増やし、また魔王の座を狙う魔族との戦いなども描写されている

レヴァリアース
同作者の代表作、刻の大地ともリンクしており時間軸としては前日談にあたる
勇者が邪神竜を倒したあとの世界。その10年後、何故か邪神竜は復活し、勇者は殺されてしまう
勇者の弟であるウリックは兄の仇をとるため旅に出て、わがまま王子シオン、妖精レムと出会い、共に邪神竜を目指す。
可愛らしい絵柄にゆるいギャグでちょっとごまかされそうになるけど世界観やキャラの運命に関しては割とシビア
ウリックとシオンのなんともいえない関係性がいいのだ…
愛らしさと切なさが同居するそんな物語
漫画図書館Zで無料で読めるよ（全3巻）

ウルトラマントリガー

超古代の石板で復活が予言されていた闇の巨人が現れ、闇の力で怪獣を使役して暴れまわる
その目的は謎に包まれた神秘の高エネルギー体エタニティコアを手に入れ世界を闇で支配する事
それを阻むために超古代の石像からウルトラマントリガーが復活した

ウルトラマントリガーが光の力を使い、敵である3人の闇の巨人は闇の力を使う
ヒロインのユナは超古代の巫女ユザレの子孫で、彼女の不思議な力を受け継いでいる
ウルトラマンシリーズの中で最もファンタジー要素が強い作品

ラストラウンド・アーサーズ

真なるアーサー王を決める《アーサー王継承戦》
エクスカリバーを継承したアーサー王候補たちが伝説の円卓の騎士をパートナーに最後の一人になるまで戦う
真神凜太朗は、あえて最弱と呼ばれる瑠奈＝アルトゥールに付く。しかし、瑠奈はエクスカリバーを売ってしまったりと驚くほどのロクでなしだった！

アーサー王伝説をモチーフにしたファンタジーバトル作品
アーサー王や円卓の騎士の伝承や逸話をかなり詳しく調べた上で独自の解釈も加えて描いている
各巻、序盤はノリの軽いギャグが多いが、話が進むとシリアスになっていく構成である
https://bookwalker.jp/def7b2084e-0add-4591-b798-deda4d058585/?adpcnt=GDPL5fFn&sample=1

グランクレスト戦記

モノノ怪
独特な雰囲気の作品で、妖怪退治の話だけどそれには出てくるキャラクターたちの謎を解く必要があるなど、ドラマ要素のが濃い

マトゥルスの血族

通常版で全6巻、新装版で全3巻のボリュームだが、絵の迫力が凄いし、世界設定も面白いので、短いけど面白いファンタジー漫画を読みたいならオススメ

伝説の勇者の伝説

戦争で仲間を全て失った二人の青年ライナとシオン
ライナは戦争を止める抑止力となる勇者の遺物を調べ始め、シオンは革命を起こして自ら新しい王となった
しかし、二人の行く手には残酷な運命と世界の秘密が待ち受けていた

真の本編とも言える続編の大伝説の勇者の伝説、短編集のとりあえず伝説の勇者の伝説、シオンの過去から革命までを描いた真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説もある

ハクメイとミコチ
小人たちのほのぼの日常もの、基本1話完結型で読みやすい
世界観・背景・小物に至るまで細部の作り込みが凄く独特の空気感が最高
ストーリーや画の見せ方が非常にうまくて世界の中にグイッと引き込まれる
あと何気に飯テロ漫画でもある
アニメ化もされておりこちらもオススメ

魔法少女リリカルなのはシリーズ

熱血バトル系の魔法少女アニメの代名詞となったシリーズ

白川紺子「後宮の烏」

一昨年２巻までアニメ化されて、女王蜂のOP「ミステぇぇぇリアス！」がちょっと評判になった
５巻までは間違いなく傑作なので読んでほしい
ミステリー要素も感動系要素もある
信仰がどのように興るのかということに言及している話もあって考えさせられた

七つの大罪

最近の作品だとサイレント・ウィッチがまだ出てないかな？
全体の雰囲気やストーリーは少女小説で、魔法の理屈っぽさはスレイヤーズとかオーフェン路線でハイブリッド感あって好き

天外魔境
和風の異世界ジパングを舞台にしたRPG

魔法先生ネギま

魔法学校を首席で卒業した、10歳の天才少年ネギは立派な魔法使いになる事と行方不明になってい父親のナギを探す事を目標としていた
そしてネギは修行として、「日本の学校で教師をする」という課題を与えられ、巨大な学園都市「麻帆良学園」の女子中等部で2年A組の教師を務める事となる

最初期は萌え日常作品にファンタジー要素と少しHなサービスシーンを入れた感じの内容
しかし4巻からの修学旅行編で、一気にバトル要素が強くなり、本格的なファンタジー描写、派手な魔法バトル、激しい肉弾戦などが増える
その一方で初期のような萌え日常回も完全になくなることはなく、ネギと一部の女生徒たちのラブコメ要素もある

この作品の大きな特徴はネギの担当するクラスの31人の女生徒で、その全員に名前と個性がある（さすがに出番が多い生徒と少なめの生徒はいるが）
また生徒の中には吸血鬼、アンドロイド、退魔剣士、忍者、天才科学者、未来人など、尋常でない正体を隠し持ってる者もいる
生徒の中にはネギと仮契約をしてネギのパートナー（仮）となり、特殊な力を持ったアーティファクトを発現して活躍したキャラも多い

また中盤の学園祭編でタイムマシーンが登場したことから、タイムパラドックスや並行世界への派生などが描写されるシーンもある

続編のUQ HOLDERは前述の「無数の並行世界の一つの未来」とされている
前作でも重要キャラだった吸血鬼の生徒エヴァンジェリンが雪姫という偽名でレギュラー出演しており、前作では軽くしか語られなかった彼女の過去が深く掘り下げられた
他にも不明瞭だった設定がいくつも明らかになり、別の並行世界での顛末もいくつか描写されている

アニメ版は一作目は前半は原作準拠に近いが、後半はアニオリが多くなり、最終回ではネギと生徒全員が仮契約している
二作目のネギま！？は完全アニメオリジナルで、全話に生徒全員を出すのとアクションを多めにするのを目標としいたらしく、そのために設定も一部が異なっているが、それらの弊害でキャラ崩壊してる生徒もいるので賛否両論が激しい
ネギま！？は漫画版もあり、アニメ版を元にしつつも、作品の雰囲気やキャラの性格は原作寄りになってる
OVAは原作準拠に近い内容だが途中で終了している
映画は原作の最終回とは別のアナザーエンディングとして作者が書き下ろしたシナリオとなっている

ドラゴンクエスト ≪勇者アベル伝説≫

ドラゴンクエストⅢをモチーフにしたアニメ
と言ってもⅢ要素は魔王の名前がバラモスである事や主人公の行方不明の父親の名前がオルテガである事など些末な部分ばかりでドラクエの世界観を下敷きにしたオリジナルアニメと考えた方がいいかもしれない
当時、発売直前だったドラゴンクエストⅣのキャラがゲスト出演してる回がある

魔王に攫われた幼馴染のヒロインを助けるため、仲間を作り、冒険し、成長していくという王道的な冒険譚
ドラクエの知識がなくても問題なく楽しめる

黄泉のツガイ

鋼の錬金術師と同じ作者の現代が舞台のファンタジー作品
数奇な運命を背負った兄妹とツガイと呼ばれる不可思議な異形を従えたツガイ使いたちの物語

悪魔狩り

初恋の幼馴染の仇を求めて悪魔を狩り続ける主人公と心優しい女医師のヒロインを中心にしたダークファンタジー作品
悲しい運命を背負った人物が多いが、感動的なシーンも多い

当初は短期連載作品の予定だったが、人気を博し、長期連載となった
長期連載が決まった際と連載雑誌が変わった際に、コミックスのナンバリングを一新してる

以下、既刊のタイトルと巻数

悪魔狩り（全1巻）
悪魔狩り 〜冠翼の聖天使篇〜（全６巻）
悪魔狩り〜寂滅の聖頌歌篇〜（全７巻）

灰と幻想のグリムガル

突然、異世界に飛ばされた平凡な若者たち
特別に秀でた能力を持たない彼らが冒険者として艱難辛苦の中を生き抜いていく物語

イティハーサ 完結済み
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/110363/A000023196/
日本の縄文時代が舞台
壮大なスケールのSF風味もあるファンタジー
古い漫画だが丁寧かつ割とあっさりめな画風で少年漫画に近いかも

少年主人公鷹野が女の子の赤子を拾い兄妹のように育ち将来は結婚するんかな？
と思ってたら村が襲われ
善い神様と悪い神様の戦いに巻き込まれる、不思議な力を持つヒロイン（妹ポジ）とは離れ離れになる
ヒロインとの再会を望みつつ戦闘強めお姉さんと生き残った幼馴染知的なお兄さんに見守られながら
精神的にも肉体的にも成長していく主人公

登場人物それぞれ部族的な対立や個人のコンプレックスや呪いや業と向きあったり
そもそも神様に善いと悪いがあるのは何故か？とか
肉体がある神様と無い神様が居るのはなんで？とか神話的な謎を追いつつスケールが段々大きくなっていく
巻数は多くない方だけど濃いめのストーリー

最近の和風ファンタジーだと神招きの庭シリーズも良かった

HUNTER×HUNTER