【ガンダム】『コミックボンボン』が最初はSEEDのコミカライズ断ったってマジ?
ボンボンではときた洸一がガンダムSEEDのコミカライズをする予定で、それが没になってアストレイの作画担当で指名を受けて角川に引き抜かれたって感じらしいな。
結果的に高山瑞穂とときた洸一の両者にとってベストな展開になったと思う。ボンボンは知らん。
当時の期待値は低かったと語ってたな
けどSEEDが人気出たから急遽ときたに依頼するけどときたはアストレイのコミカライズ書いてたからお流れ
そんで高山に読み切りの付録で大慌てで載せることにに
|
|
思い出話すると、自分がボンボンからこの仕事を持ちかけられたのは2002年の年末。10月に始まったSEEDが大ブレイクして、マガジンZ版のコミックス第1巻が飛ぶように売れていた。なのにあろう事かボンボンでは当時ガンダムに見切りつけてたせいで連載していなかった。それで上から大目玉食らった編集部は
— 高山瑞穂 (@mizpi) June 23, 2018
慌てて描き手を探したけど、ターンエー後ガンダム漫画を切ってしまっていたボンボン編集部には最早手持ちのガンダム漫画描ける漫画家が誰もいなくなってた。頼みのときた先生はガンダムエースでアストレイやってたし。それで八方手を尽くして見つけ出されたのが、かつて覇王でブルーを描いた僕だったと
— 高山瑞穂 (@mizpi) June 23, 2018
信じられないかもしれないけど当時はSD以外のガンダム新作アニメってすでに期待されてなかったんだよ
それがSEEDみたいな大ヒット出すなんて想像できないよ
こればっかりはボンボンの判断ミスじゃない、福田夫妻をはじめとした種に関わる人達が有能すぎただけ
ポケモンも流行るかわからなかったしロックマンも別にどうでもよかったもんなあ
皮肉抜きで言うと「こればっかりは」を逃しすぎだよ
ちゅうかMGや連ジがあってガンダムコンテンツ自体はすごく盛り上がってたんだ
SEEDもその流れに乗った新作ガンダムで期待値は高かった。上で言われてるような低迷してたってのは嘘
ただボンボンという低年齢層向けの雑誌で見た場合
確かにボンボンはガンプラを扱ってるけど高額商品であるMGは対象から外れてた
ボンボンがガンプラでフォーカスをあてるのは小学生の小遣いである1コインで買える1/144かSDガンダムで
改造例や、ガンプラ漫画もそこを中心にやってたの
なんだったら300円プラモ(武者ガンダム真や、コレクションシリーズ)とか推してた
連ジも同じ。ゲーセンにいくのは高校生から上のラインだから
ガンダム自体はヒットしていたけど、ボンボンのメイン層である幼稚園児や小学生低学年に対して影響度がなかった
だからボンボンがガンダムに対して懐疑的になってた
それらに加えてHGUCによる旧作リメイクも結構盛り上がってた
2000年前後だとむしろこっちがメイン
不義理というかそこで判断間違うのがボンボンなんだよね。単純にガンダムに詳しい人が残ってなかったのもありそう
てかガンダムが何故人気が落ちたのか?論理的に分かるなら本業の編集の方でも改善が…ここはコロコロと対極な部分
ガンダム関連角川に持っていかれて上からかなり大目玉食らったとかなんとか
嘘ってのはまた違うな
ガンダムコンテンツ自体は盛り上がってたけど、それは宇宙世紀とかの懐古ブームであって
新作ガンダムは全然期待されてなかった
ソースは>>19
むしろ>>19じゃオールドファンが「新しいガンダムたのしみー」って言ってるじゃねーか
宇宙世紀のプラモメインでやってMGの恩恵受けてるホビージャパンの編集部が新作に”ふーん…”なのは当然だよな
平成ガンダムの時もそんなだったし雑誌のカラー
宇宙世紀世代の編集者個人としては”やったー”なのも当時の雰囲気としてはそうだと思うよ
種の世代視聴者層って30代男性が多かったし
それは嘘だよ
中学の月曜の朝の男同士の話題なんて土曜日のガンダムSEED一択だもの
SDガンダムフルカラー劇場超好き
確か黄金期の編集長が再任してたんだっけ?
もし本当なら老いて判断ミスった?
黄金期を創ったのはマジなのでその時と同じ手法を取った
過去の実績で出来た権力で周りにはイエスマンしか置かず意見を言う者を編集部から排除していった
尽く、本当に尽くコンテンツを外しまくった
廃刊した
そりゃあファンもタイアップ先も見限るわという
呆れるを通り越して恐怖を覚えるレベル
デルトラクエストあるだけましだな…これなかったら悲惨過ぎる
黄金期。元々がテレビマガジンの兄弟誌だったので誌面でのガンダムコンテンツの展開を独占していて
ガンプラブームも重なって児童誌の頂点に立っていた
90年代中期~後半
ガンダム以外のゲームとのタイアップが増える
ポケモンを編集部の判断ミスで逃してしまったのが悔しかったのかポケモンの後追い作品のコミカライズをやたらと推すようになる
とはいえ担当の漫画家達のセンスも相まって「マニアックだけど好きな人には刺さる」名作も多かった
90年代後半~2000年代前半
∀ガンダムの売上げがイマイチだったのでガンダムを切り捨てる
上記のマニアックだけど人気があったコミカライズ作品群も編集長の好みじゃなかったから切り捨てる
この時代に始まった連載作品がアニメ化等の良いニュースもあったが下り坂
見限った筈のガンダムがSEEDで大ヒットしたので慌ててコミカライズさせてもらって
作品自体も良かったのだけど、既にガンダムのメイン展開はボンボンと縁が切れたから創刊された
ガンダムエースに移行してしまっていて戻ってこなかった(長年ボンボンに貢献してたときた先生もガンダムエースに移籍)
その後
>>21の画像を見てもらえれば察してもらえると思うが
児童向けの漫画雑誌なのにマガジン系列で連載していた、明らかに年齢層が合っていない漫画家の連載や
他の少年誌の作品のスピンオフとか意味不明な内容になって廃刊
90年代中盤あたりから歯車がズレ始めて、後半で黄金期の編集長が戻ってきて人気作を打ち切りまくったのを切欠に崩壊し始めた感じかな
元々「人気作品なのに単行本が最後まで出ない、収録されない」みたいな事が日常茶飯事だったから連載作品を軽視する傾向はあったのかもだが
メダロットとかクロちゃんとか光る独自コンテンツも切り捨て始めたのはこの頃なんだっけ?
あんなに山あり谷ありなコンテンツだしね
商業的に振るわなかったのは事実
「特徴のあるメカデザイン」
あーすげぇ納得した…
通ってた専門学校の教師がターンエーとイデオンはブルーレイで全巻持ってるってベタ褒めしてた記憶
わかる人にはわかる味わい深さが凄かったけど一般向けかと言われるとって感じだなぁ
放送時間も妙だったしいろんな意味で受ける下地がなかった
「いいものなら売れるというナイーブな考えは捨てろ」
この考えがクリティカルなくらいブッ刺さるんだよなヒゲに関しては
ブリッツの商品化すら予定になかったり
信じられない時代
HGブリッツ出す予定を急にねじ込まれたけど
ニコルが死ぬことはとっくに決まってたから予定は変えられず
結果的にHGブリッツ発売直後にニコルが死ぬのほんと笑う
視聴率的には5を超えるのがファースト~ZZ、初期の方のSD、種~種運命だけじゃなかったかな?
ばらつきはあれども特にX辺りは低かった覚え
植野さんだったかスポンサーを
満足させるような結果は出なかったそうだ
まあボンボン側主軸のSDガンダムもBB戦士も全盛期だしなその頃
ボンボンだとピカチュウとか可愛い系をメインに沿えずニドキングとか怪獣系を主人公の手持ちに推しそう
コロコロに持っていった結果がギエピーなのが、いや好きですけどねアレも
本編と違ってちゃんとムウ戦死しとるし最後のレクイエム発射穴でアスラン救いに来るのがキラな所もスッキリまとまってて良かったと思う
ボンボン版は種死が語られること多いけど、種もマジで名作なんだよ
あえてアズラエルがジェネシスで死ぬ展開にすることで、地球軍は最後の戦いに参加できない
そのせいで、本編とは比べ物にならないザフトの攻勢が三隻同盟に襲いかかる
アスランは戦闘しながら必死でパトリックに呼びかけるが、大軍の前に倒れる
でも死を賭したアスランの言葉がザフト内部の人間たちの心を動かして反逆に繋がるって展開が熱い熱い
クルーゼとのラストバトルがムウがメビウスゼロのガンバレルの有線でプロヴィデンスの動き止めて俺ごと撃て!っていうこれはこれで熱い展開なんだったか
そして大破したジャスティスを自爆させようとするアスランを助けに来るのがキラなのだ
そもそも出たガンプラの数(種類)自体が減ってるのに売上横這いってのは無理かと
メリクリウスやヴァイエイトまでプラモ化したWがイレギュラーなんだけどね
ぶっちゃけ2割で済んでるなら御の字だろう
G、Wの後のXって見るからに勢い失っていたし
確かにばらつきはあって人気は高かった方だとは思うが
ファーストからずっとお姉さま方のハートを離さず支えられてきたのでWに限った話ではないのだ
特に子供向け雑誌で前作が∀だとストーリーラインの出来云々ではなく単純に向いてないし断られるのもやむなし感ある
Xは本当に放送局に恵まれなかったんだな
それでも纏めきった製作陣には頭が上がらんが
だから少年の熱意がこもったポケモンとロックマンはコロコロで大ウケした
男の熱意がこもったガンダムは角川で雑誌ができた
「大人の望む、大人がコントロールできる子供」を体現したボンボンは縮小再生産を重ねて廃刊した
そんな感じ
それらは歴史全体で見れば後期ではあるが全盛〜斜陽になり始めくらいかな
武者○伝参が終わった辺りから本格的にヤバくなった
サイボーグクロちゃんとかウル忍とかの長期連載人気作もこの前後で終わったし
対象年齢間違えたようなハードだったりエ○かったりな作品群が持ち味だったのにそれらの大半を切り捨てた
騎士はスダドアカワールド捨ててX主人公の新しい世界始めたけど振るわず
近年(といってもだいぶなるが)のカードダス復刻に乗じて新展開あるまで停滞
武者もムシャ戦記シリーズに改名したものの同様に1作で終了
ここから詳しくはないが騎兵だったり番長だったり2転3転した末に
過去の遺産をリカラーとかしてた記憶
この辺をプレイしている10代に向けてガンダムってこういうのだよってテキストが欲しくて
Gジェネが各ガンダムのストーリーダイジェストだったり、SEEDができた
マスターグレードで戻ってきたオールドファンとゲームで新しく入った若者で
当時のガンダムブームは2軸ある
うちはゲーム派の兄とプラモ派の弟で嗜好が合致したのが種だったなぁ
SEEDは子供たち、あと女性ファン層を多く獲得したガンダムである
かろうじてコロコロが取り扱うくらい?
サンボルは小学館のスペリオールじゃなかったか
他にも万乗パンツでお馴染み万乗大智先生の「アグレッサー」も小学館
講談社もTwilight AXISを月間ヤンマガでやってたり、割とガンダム版権は角川以外でもやってる
ポケモン
言わずもがな世界屈指のキャラクターコンテンツに
ゲーム、アニメ、その他商品なんでもごされ
ロックマンエグゼ
GBA時代を駆け抜けて6作品も展開
アニメや映画化して子供達に大ヒット
SEED
ガンダム中興の祖、立体化にも恵まれてその後20年近くもガンダムというコンテンツを牽引してきた一角に
ポケモン→初期ポケモンをコロコロ以外で育てられるメディアがない
ロックマンエグゼ→おそらく誰が扱っても一定のヒットが約束されていた。アニメの予算とパイプがないから当然差はつくことが予測できる
SEED→こちらは逆にボンボンが取り上げても雑誌への貢献度はそこまで無かったと思う。非現実的な独占するぐらいでないと起爆剤としては無理(初手からやらないよりやるが正解は言うまでもなく)
最初からやっとけばヒット作にはなれただろうけど
それでボンボンが復活するかというと無理だわな
新しく入ってくる人はいても子供はいないし
これじゃあ閉じコン化してしまうってバンダイが危機感持ってたのはインタビューからわかるよね
むしろ宇宙世紀はゲームとガンプラの進歩の恩恵受けまくって見直されてたからな
そこからアナザーを立て直したのが偉い
任天堂の山内組長すら予見してなかったしな
ヒットしてるのが判明した理由が、それまで特段売れてるとは言い難かった通信ケーブルの売上が急に上がったからだっけな
爆発的な売れ方じゃなくジワジワとコンスタントに売れ続けるという今までになかった感じだったとか…
プラモとかGジェネとか話せるヤツ殆どいなかった
だから小学年向けのボンボンが連載に乗り気じゃなかったのも仕方がないと思う
まあアレは絵柄も可愛いし子供人気も普通にあったんだろうけど