【鬼滅の刃】継国巌勝「呼吸術の継承が絶望的だ。極めた技が途絶えてしまうぞ」

あの兄上が縁壱に腹を割って悩み相談を持ち掛けたってかなり重要な出来事な気がする

「自分たちの世代が特別」という慢心が背景にあったとはいえ、
基本的に背負い込むタイプの兄上が、あろうことか内心の目標である縁壱に弱みを見せたシーンでもあるし

縁壱について作中で黒死牟が回想した最初のシーンであることを鑑みても、
実は一つのターニングポイントだったのかもしれないとふと思った

縁壱の性格的にあり得ない仮定かもしれないけど、ここで彼が違う返答をしていたら
兄上が闇堕ちしなかった可能性ってあるかな？　皆がどう思うか教えて欲しい

>>1
この兄弟強くなるする、教えをこう教える　てことに関しては円滑なコミュニケーションが出来てた気がする。
それは信頼関係とかじゃなく単に兄が貪欲で妙なとこで恥知らずで妙なとこでプライド高くて、弟が素直な教え上手なだけだったから破綻したけど

自分達の世代よりも縁壱と兄上の2人って意味かと思ってた

>>2
作中でこう言ってるから（実際には中でも縁壱と自分を特別視してはいただろうが）
この時点の兄上は「始まりの呼吸の剣士たち」全体を指して悩んでた節がある

まぁ本編のコレが考え得る最悪クラスのバッドコミュニケーションだったのは兄上の顔を見れば一目でわかる

>>3
「そういう悠長な話してないんだけど・・」

>>3
このチベスナ顔ほんと草生える

>>3
改めて見ると兄上の思想抜きに客観的に見ても
「そうしてる間にも鬼によって人が殺されてるんですが」ってツッコまなきゃいけない気がしてくるわ

>>3
このシーンの時は二人の関係がどんなものか、縁壱がどれだけ強いかはそこまで詳しく描かれてなかったから、
兄上は、強さは縁壱に劣るが生真面目で几帳面で苦労人の兄
縁壱は、めちゃくちゃ強いが深く物事を考えない・悪く言えばいい加減な弟
見たく思ってて、兄上は「またこいつはそんな楽天的なことを…」と呆れてるように見えた

>>3
兄上もよりいちには劣るが人間時代無茶苦茶強かっただろうしこれを言われたらこの顔するよ

>>3
兄上はともかく縁壱の足元にすら匹敵する人間が出なかったことを見るとまじで「何言ってんだコイツ」だし兄上がこれを契機に縁壱との真剣な会話を諦めたとしたら気持ちは分かる

>>3
今まさに鬼の被害が出てて更に鬼殺隊で一番強い剣技が滅ぶのはやばいよねって質問にこの回答はまあズレてる

>>7
通常の一般隊士でも鬼をガンガン倒せるようになっているのだから、
自分らほどの強さのやつがすぐに必要って認識じゃないのはそこまでおかしくないだろう

>>7
縁壱に悪気はないのは分かるけどまさに「奇妙な楽観視」だし兄上が気味が悪くて苛立って吐き気がしたって言うのもまあそうだよねとなる

>>10
まあ縁壱クラスはともかく兄上や他の柱級の人材はこの後も現れたのだろうから、楽観的ではあるけど現実に即した意見でもあったんだな

>>13
とはいえ縁壱以外の柱級の実力者がそろったのも400年後の本編でようやくだからなあ

>>13
始まりの剣士がみんな息絶えても
柱は戦国時代から立ち続けてるし、
その頃からある呼吸は月以外全部継承されてるというのが

兄上の人間時代の強さについては本題から外れちゃうし、そもそも本編の描写が少なすぎてどうやっても結論が出せないから語ってもしょうがない気がする

強い・弱いはさておき、月の呼吸が習得難易度高くて兄上以外に使い手がいなかった（またはいても柱クラスにはなれなかった）ことだけは分かってるけど

>>106
修得難易度が高いんじゃなく単に適性持ちが少なかっただけじゃないか？
五大呼吸のように元になる剣術がなかったから、派生を作る際に兄上個人に特化し過ぎたんだろう恐らく
てかこの時は他の呼吸も柱レベルの後継者はいなかったと思うぞ、だからこその>>5のコマだろうし

>>108
まぁ本編でも「蛇の呼吸」とか明らかに個人用のチューニングされてて他の誰にも扱えなさそうだもんな

月の呼吸も似たようなもんだったのを、兄上本人が気づいてなくて（或いは指導水準が厳しすぎて）誰も真似できなかった可能性は結構ある

>>109
蛇の呼吸は刀が特殊だし、伊黒さんのように手首が柔らかい事を想定したようなうねる太刀筋の技ばかりだから修得が難しいのは分かるけど
月の呼吸はオーソドックスな日本刀を使うし、兄上自身も指南役から正統派の剣術を学んでいるはずだから、ハッキリ言って難しい要素が見当たらないんだよな
風の呼吸や雷の呼吸のように特殊な動きをするわけでもないし、むしろ炎や水のように常に柱が途切れないぐらいに適性者がいてもおかしくない
やっぱ呼吸自体が兄上個人に特化しすぎてるんじゃ…もっと後継の事考えて呼吸作ればよかったのに

その分野で最強の人が謙遜して自分を下げたら二位以下の人がどんな気持ちになるか考えろよ！

正直兄上がどういうつもりでこれ聞いてるのかが分からんので何とも言えん
単にこう聞いたら縁壱がどう返すかを知りたかっただけのようにも思えるし

他の柱に聞いてれば「柱に匹敵するほどの人材なんてそうそう現れるもんじゃない。それでも鬼殺隊は鬼を倒すための技術や知識を何百年も継承してきた」というベストアンサーを貰えたはずだしな

>>8
継承してきたって答えられるのは未来の柱だけで
兄上がコレ言った時の柱は「できるかどうかすらわからん。二番手のお前が言うなら俺も厳しいだろう。でもやるしかねぇ」って答えるのが限界じゃないかな
兄上が相談できるような相手は兄上より上の縁壱一人しかいなかったと思う
その縁壱が何故か楽観したこと言って誰にも相談できなくなったのが原作だが

>>91
別に呼吸無しの剣術だって柱クラスに使える奴なんてそうそう現れなかったんだから普通に言えるよ
「鬼殺隊に入って日の浅いお前にはまだ分からんのかもしれんが、柱に匹敵する実力者なんてそうそう現れないのが普通なんだ。しかし鬼殺隊の長い歴史の中、時代時代で柱は必ずいた。だから心配するな」ぐらいのことは言える

笛のエピソードの、兄弟間の語り口の差異から分かる通り
黒死牟の認識は鬼化によって少なからず歪められているので、正直分からないことの方が多いのだが

結局兄上が鬼化した動機のベースにあったのは「縁壱への憧憬と嫉妬心」で、
それはここで縁壱がどんな返答をしようがどうにかできるものじゃない

でも兄上は「兄」としての責任を自覚し続ける限り、ちゃんと良き兄でいられたということは笛の逸話からも分かる通り

なのでここで仮に縁壱が「実は私も悩んでいる、兄上も鬼殺隊の未来を案じてくれていてとても嬉しい」
「ともに生きる時間は長くはないだろうが、次の世代のため、精いっぱい出来ることを二人でしよう」
みたいに兄上にも何らか責任感を生じさせる発言をしていたら、鬼化を思いとどまった可能性はあると思う

本編の返答はある種、兄上の価値をも否定するものなわけで、それで「今のままじゃ縁壱に認めて貰えてないわけだし何してもどうでもいい」と吹っ切れた部分は少なからずあるんじゃないかな

>>9
縁壱は兄上のこと認めてるのになぁ

ここは自分もターニングだとは思った
兄上は武士としての意識が強いから「弱さは恥」の感覚が強そうだが「我ら」とか言い出したから来たか関係修復の機会…？となった
縁壱の見据える視点が壮大過ぎかつ言葉不足でダメだった喧嘩しろ

てかここで慢心していたとか自分から追い詰めてしまう兄上の精神性お労しくて好き
鬼に堕ちちゃったね

縁壱自身は生まれた時から自分の事普通だと思ってるから多分自分よりもっともっと強い人いるんだろうなくらいに思ってるんだろ
無惨様逃してから時間経ってから炭吉に「自分は特別強く作られた」って自覚してたし

>>14
これってよく言えば謙遜だけど悪く言えば周りのことなんも見えてないから言えるセリフだよね
兄上だけを見ていりゃ他にもできる人はいるって思えるのかもしれないが、ちゃんと周りの事見てればそうじゃないのが明白だったはず

>>63
時代を考えたら、神秘や怪異が信じられていた時代だからなぁ
そして、実際に怪異の一つである鬼が存在しているわけだし
伝承とかに登場する超人が普通に存在しているという認識だったのかもしれない

兄上は無一郎との邂逅で見るからにウッキウキになっていたことや、獪岳を鬼化させたことからも分かる通り「後継」という存在をかなり重要視しているっぽい（武家の生まれなことや、自分自身が後継者になれないかもしれないと焦った経験の影響もあるだろう）

なのでここで縁壱に打ち明けた悩みは結構真剣なものだったんじゃないかと個人的には思ってる
それをこんな返答されたので例の顔になった

多分ずっと会話が噛み合わないことはあっただろうけど決定打になったのはココなんだろね

縁壱的には兄上含めて自分と同じ呼吸同じ痣同じ世界の見え方に到達してる人が多くいて
日の呼吸を扱える人もボチボチいるんだから悲観する要素ゼロだし……

>>18
縁壱フィルターの中では兄上は愛する家族を捨ててまで鬼殺の信念に共感して共に戦ってくれるカッコイイ兄貴だからねぇ（酷いことにこれ自体は何も間違ってない）

皮肉な話だが、兄上の存在自体が縁壱に「素敵な後継はいずれ現れるでしょ」と楽観視させてしまった可能性はある

ここで次代の為に自分達でやれることをやろう！みたいな返しだったら闇堕ちしなかったんじゃなかろうか
自分達が死んでももっと凄い奴が現れるから大丈夫！は物凄い無責任に見えるし

>>19
無責任というか
今自分たちが頑張って築いてる物が自然と出来上がるようなどうでもいいものって扱ってる風に感じる
縁壱が後に言ったみたいに誰かにとって大事なモノでも他人は簡単に踏みにじれるみたいな言葉

自分の祖父の代から自分の孫の代までに我々兄弟や仲間に匹敵する存在がいるか？いないのだからあと数十年で人が滅ぶという話をしているのだ

くらい真に迫った話をしても通じそうにないのが初代様だからな…

>>20
「お言葉ですが兄上に匹敵する人材は今の仲間たちにも結構いますよ、私と兄上を一緒にしないでください」ぐらいの返しだったら兄上も諦めついただろうか

>>22
縁壱はそんなこと言わねぇ～～～～！！

……というのはさておき、兄上が本質的に気にしてるのは
「始まりの呼吸の剣士レベルの剣士が下の世代に一行に現れない」ことなので
たとえそのような返答だとしても兄上の質問に答えたことにはなっていないのだ……

>>25
「いえ、兄上や他の柱ぐらいの人材であれば今後もそれなりの頻度で現れるかと。私じゃあるまいし」
と返してくれるさ

>>28
うーん、言葉って難しいな！

縁壱の作中の返答は、敢えて極めて悪辣な解釈をするなら
「自分達が次の世代に継がせられなくても大丈夫っしょ」＝「自分達が継がせる努力したところで無価値」
みたいにも聞こえてしまう
そしてそれは、自分の次の世代や将来を憂いていた兄上の悩みそのものを真っ向から否定する答えでもある

最終的に兄上は「鬼化して、御屋形様の首を手土産に無惨の傘下に加わる」という最悪の選択を選んだが
これは鬼殺隊の未来とか将来の世代とか考えてる人間なら「死んだ方がマシ」レベルに唾棄すべき暴挙なわけで
少なくともこの相談の時点で兄上が持っていた責任感は鬼化時点で消失していたと考えるべき
そうなると、この問答が一つの転換点だった可能性は十分にある

（勿論、だから兄上が悪くなくて縁壱のせい……という話には全くならないんだけど）

今まで生まれては途絶えた派生の呼吸も
資料としては残ってそうな気がする
まあ月の呼吸に関しては
裏切り者が使用していた呼吸だし
誰も読めないように封印されてそうだが

兄上の鬼化の経緯と、鬼化した後の生き恥っぷりを見てると
「呼吸術の継承が絶望的」と言われても本当か？って思っちゃうんだよな
少なくともこのあと日の呼吸狩りする程度には呼吸術の継承できてるんだし

>>26
弱い日の呼吸なんて日の呼吸じゃないんだ
兄上の認めるレベルに達する奴がいなかったんだろ
善逸みたいに一部しか使えないとか、使えても不完全とか

>>26
鬼殺隊の全盛期が縁壱が指導した戦国時代で
それと並ぶのが原作の時期まで待たないとダメだったから
兄上の危惧した通り技術や戦力の低下は著しかったし途中で継承が途絶えた可能性は結構高かったんだと思う

なんかこうやって見ると縁壱って世捨て人だよね生きることに執着がないだね
自分の磨いた技や技術って自分の人生を捧げて手に入れものなんだからそれが途絶するのは我慢ならないていう感情は人として当たり前のなんだからそういう執着がかけているのは自分の人生の意義を見失ってるってことじゃないの?
まあ愛した妻と子供が死んでこうなるのは仕方ないと思うけど…
兄上はフワフワした回答をする縁壱を超然とした対象として見るんじゃなくてああ病んでるのかなって捉えたら嫉妬しなかったんじゃないかな

>>27
>自分の磨いた技や技術って自分の人生を捧げて手に入れものなんだからそれが途絶するのは我慢ならないていう感情は人として当たり前のなんだからそういう執着がかけているのは自分の人生の意義を見失ってるってことじゃないの?

多分鍛えてもいないし磨いてもいない、最初から使えたから執着しようがないんじゃないんですかね……

縁壱の発言って凄く綺麗ごとなんだよね
言ってる本人が完璧超人（兄上視点）なだけあって反論もできないからつらい

>>29
むしろ兄上の方が悲観的すぎると思うよ
縁壱が来るまでの鬼殺隊は呼吸も使わず戦ってて
それが呼吸術の継承によって飛躍的に実力が伸びてイケイケドンドンのタイミングなんだから
縁壱からすればその伸びていく様子を直接見てきた上での安心なわけよ

言っちゃ悪いが中途参加で前までの鬼殺隊も知らんのに特別だと思って悲観的になる兄上がネガティブすぎる

「大丈夫、命絶えるまでに私が必ず無惨を探しだして討ってみせます」
とかだったら縁壱を神に愛された特別な人間と信じる兄上は納得してくれたかも…でも兄上畢竟鬼なんてどうでもよくて、縁壱並みに剣を極めるのが目的だからな、駄目かな
月の呼吸を継げる才能のある継子がいれば良かったんだがなぁ、兄上も非凡だったばっかりに…

緑壱どころか全盛期無惨にすら鬼殺隊全員でやったところで無傷で負けるだろうし緑壱は自分以外を過大評価しすぎ

継国兄弟ってさ、他人に対して自分語りしないイメージあるんだけど実際はどうなんだろう
私個人としては自分語りしないイメージなんだけど、自分語りしてないとすると巌勝は縁壱が妻(と腹の中の子)を殺されて鬼殺隊に入ったの知らないから『自分の呼吸の技術を共有して切磋琢磨するため鬼狩りになった』って勘違いしてる可能性あると思うんだよ(人を切る感覚が嫌だったのも知らないから、剣技を磨くために鬼殺隊に入ってると誤解してもおかしくない)(何故剣技を磨くために鬼殺隊なのか？ 万に一にも生家である継国と対立しないため とか誤解できる)
巌勝が鬼殺隊に入隊した頃って、有力者がみんな縁壱の弟子みたいな感じだろうから、鬼を切るより弟子の育成してる復讐者とか思いつかないだろうし
翻って縁壱視点だと、巌勝は危険な場所に身を置いてる弟を心配して来てくれた優しい兄なんだよな。もしくは、己の妻子が危険な目に会わないように被害を受ける前に立ち上がった聡明な兄。縁壱にとって切る感覚は好ましくないからこそ、それを進んで行おうとする兄は好感度グングン上がってそう

兄上『私たちの呼吸術が途絶えてしまう』
巌勝:剣技は後に引き継いで研鑽されていくものなのに…
弟『我々なんてそんな大層なもんじゃないよ。安心して』
縁壱:兄上は責任感が強い人だから、これからの人々のことが心配なんだな。でもみんな頑張ってるしきっと大丈夫って安心して欲しい(*´ `*)

こんな感じの温度差を感じるから、この問答の前に腹の中を話し合ってればワンチャン…って気がする

>>47
まぁ互いに思考回路の前提が異なるのに
そこの擦り合せをしないまま話し合った結果噛み合ってないみたいな感じはする

>>47
兄上はたぶん縁壱が人助けの為に鬼殺隊にいると思ってるんじゃないか？
何せ縁壱は人格者だからな！
剣に興味無いのは気づいてそう
自分が何より欲しいものに何ら価値を見いだしてないから尚更腹が立つんだ
尚、兄上も縁壱が一番欲しかったものを捨てて来た模様

縁壱からすれば「後から学んでここまで伸びるなら……ノウハウ蓄積すれば最強じゃん！」
くらいの気持ちだったのかもしらんし
実際日の呼吸と透き通る世界のノウハウを受け継ぎ続けた竈門家の末裔である炭治郎は
土壇場での透き通る世界開眼に伴って上弦をワンパン出来たわけでな

>>58
鬼殺隊の範囲だけであれだけ成長しているのだから、国中を探せば自分らよりすごいやつがいてもおかしくないだろうし、
あの時代の実際の武将らが、噂とかで誇張されていて、自分らと同等以上って感じで認識されていたのかもしれないよね
それに、武力面でなければ、零式作れるような職人がいたりするわけだし

>>60
伊達政宗は六刀流だし本田正勝は巨大ロボだと思ってる縁壱・・・

>>67
勧誘に行ったら葱持った片倉氏に追い返された…

このの時点では縁壱自身も兄上も自分たちどちらもが痣で死ぬだろうと思ってる
このままだと痣で死ぬと考えてる＝二人は25歳未満
もしかしたら兄上自身も痣の寿命を克服できた可能性もあるんだよね、あくまでもしかしたらだけど

それで
何もかも失ってるしもう後継者を完璧に育てる時間は無いけど、一応は伝授は叶ってるしきっと自分たちの志を受け継いでくれる人がこれから沢山生まれるのだと考えれば嬉しく思えて安心しようとしている縁壱
多くを捨て去った自分が何も成せずに死ぬ恐怖に抗えない巌勝
で道を違えるのが何かこう……
キツい

日の呼吸の後継者だって無惨&黒死牟で殺しまくったってことは呼吸術伝達当時の段階ではいたってことだし、縁壱自身はスレ画の時点では妻子が死んで何も無くなった自分でも次代のために遺せるものは遺せたんだと考えてるよねこれ
その後全部ひっくり返るんだけど

真面目に稽古して山ほどある月の呼吸のうち２つ３つでもいいから型をマスターすることのできる弟子がいたらなあって思う

それこそ獪岳くらいの実力でもいいから

縁壱視点から見れば自分が人類ぶっちぎり最強で無惨すら瞬殺できるとか知らんし……
周りと力の差があっても数年で始めた人と生まれた時から続けてきた自分との違いかな〜って思っちゃっても仕方ないし
むしろたった数年間修行すれば段違いに伸びるんだからすげぇ！と思うのは周りをよく見てるからこそだと思うけどね

スレ主だけど、一応念のために言っておくと

自分は「もしかしたら縁壱の返答次第で兄上が闇堕ちしないルートもあったのかな？」と思って皆の意見を聞きたくなっただけで
別に「兄上の闇堕ちは縁壱の責任も混ざっててアイツの努力次第で防げた、兄上は悪くない」みたいなことを言いたいわけではないです

>>72
強いて言えば兄上自身が格好つけなきゃ良かったと思うんだよなこのシーン
普通に「せっかく武を磨いてきたのに早死になんてしたくねぇよ」って言っとけば縁壱も相応の返しをしたと思う

>>74
確かに兄上が本編で鬼になったのは「早死にしたくないから」だけど、それはあくまで「縁壱に辿り着く」という目的のための時間を手に入れる手段に過ぎないと思う
本人が「生き死にのつまらぬ話をしているのではない」と語り、「技の保存」を鬼化のメリットとして岩柱に示したところは本心なんじゃないかな

>>72
まあぶっちゃけ無いと思う
この時点で兄上は既に痣が発現しているので25歳前に死ぬのは免れない
従って兄上が闇落ちを免れるには「縁壱に追いつくことを諦める」しかないが、スレ画の問答でそういう返答を縁壱から引き出せるとは思えん

>>72
兄上が縁壱に追い付くのを諦めるなら、代わりにいつか自分に代わって(日の呼吸に追い付く事を)成し遂げてくれるって託せる継子の存在は必須かなって思う
もしくはやりがいとか達成感的な意味で無惨の討伐が代わりになるかも？
あの場面で縁壱に「必ず無惨を倒すので兄上も手伝ってください」とか言われてたら、頼られた兄心もあって目標をシフトした可能性ももしかしたら(本来の目標はもう無理だから)あったかもしれないし、達成出来れば自分の人生はこの為にあったんだと思えたかもしれない
問題は兄上を仲間にしてやったぜイエーイみたいなテンションじゃないと無惨が出てきてくれないことだが

結局ずっと縁壱並みの人間は見つかってないんだから、縁壱が自分と他人の能力差を計り間違ったのは確実なんだよね
縁壱並みならそもそも継承なんて必要ないし
あと視点が壮大過ぎて悠長過ぎる
縁壱がいて痣者も揃ってる無惨を討つ絶好の機会なのは確かなんだから焦るのは当然なんだ
これ聞いたら他の柱でも「え…？我らは兎も角縁壱殿も…？」ってなら…ならないのか…？
まさか正確に縁壱の能力を計れてなかったから追放したのか…？

>>75
ならないというか「ま～た縁壱どのが言っておられる」ぐらいの感じじゃないのか？縁壱の自己評価の低さは今更と言うか
強さ自体が目的の兄上とは違って、鬼殺隊にとって強さはあくまで鬼を倒すための手段でしかないから、縁壱の答えにいちいち感情をこじらせることも無いんだろう

>>75
むしろ呼吸術による育成は次世代からが本番なのよ
二十歳超えてから呼吸術修行しました！痣も発現しました！めっちゃ強くなったけど25歳で死にました！辺りの時期がスレ画くらいのタイミング
だったら十代の内から呼吸術修行してる世代は芽吹いた時にすげぇぜ！と期待をかけるのは自然な発想
その芽吹いた時には25歳超えてて死んでるけど（死んでない）でもまぁ期待して人生の幕を引こうやが縁壱の言い分

>>78
柱の代わりはいても縁壱の代わりはいないんですよ！

>>88
んなこと言われても縁壱も25歳で死ぬ予定だからどうしようもないんですよ
なんか生きてたけど

>>88
縁壱の代わりというけど、無惨の強さがどの程度か誰も詳しく知らないでしょ
鬼を生み出す力はあると知っているだろうけど、同種族なら同程度の強さ程度で、
出会えたら、呼吸を使える剣士らならだれでも倒せる程度って思っていたのかもしれない

>>94
それは無惨を嘗めすぎな気が
でも呼吸術使い始めたの最近だから、あまりのパワーアップに柱や痣者なら縁壱じゃなくてもイケる！みたいに思っちゃったのかな
この頃は上弦下弦もいなかったし、ザコ鬼しかいなくて部下から無惨の強さを推し量るのも難しかったのかも？
流石に縁壱しか倒せないって解ってたら追放しないだろうし

実際のところ、兄上が後継者不足をどのくらい本気で憂いていたのか分からないのがポイント

確かに兄上はちゃんと後継者には居てほしいと思っていて、無一郎を鬼化させることにも積極的だったし
痣を発現させた岩柱を前に「技の喪失を嘆いている」と語っていたのも紛れもない本心だったと思う

でも一方で、いざ自分が負けそうになったら「何が面白いというのだ」と柱たちの急成長にキレはじめ
下の世代が自分より上に行くことを許容できない小人物のように描かれているのも事実なんだよね

勿論これは、鬼化の影響による人格の歪みや、縁壱に殺してもらえなかったことで増幅された勝利への執着の影響も非常に大きいとは思うのだが
本編の兄上はどうにも「後継者にはちゃんといて欲しいが、自分を超えて欲しくはない」という非常に面倒くさい思考回路の持ち主のようにも見える

だとするとスレ画の台詞は内心では「かぁ～～～！！　誰もオレたちについてこれなくてつれぇわ！！　かぁ～～～～っ！！」（意訳）で
本当はそれに対して縁壱に頷いて欲しかっただけなのかもしれない

>>82
鬼上のムーブが一貫して俺より強い奴は許さんなのが厄介なんだよな……
辞世の句が「負けを認めない精神性、生き恥」だからこれが兄上の本質と見ていいと思うんだけど、そうなるとスレ画のシーンが「かぁ〜っ！」になるのは自然な発想なのよね
鬼化で歪んだ所はあるかもしれんけど、鬼化以前から妻子捨てて謀反して虐殺マシーンになること受け入れてるからうーんっていう

>>82
別に真逆の事を同時に考えてるとか普通じゃない？
その時々で比率は変わるし状況次第でやることも変わるとか当たり前じゃん

そりゃ縁壱に追いつきたいと思って切磋琢磨してるのに下の世代に追い抜かれるなんて溜まったもんじゃないだろうな
そんなの縁壱に全然近づいてないという事実を突きつけられるようなもんだからね

兄上が拗らせてるのは武術だけでなく器のデカさで負けてると思ってるからだろうし
自分の弟子が縁壱より強くなったら
満足とはいかないまでも多少はマシなんじゃない？

>>85
兄上が厄介なのは器のデカさで縁壱に負けていることに嫉妬して鼻血垂らすぐらいなのに、追い求めるのは縁壱の強さばかりな所
心のどこかで器のデカさでは敵わないとあきらめてるんじゃね？本当は強さよりそっちの方がまだ可能性はあるのに

縁壱を超える強さになる代わりの3日で死ぬ方法があったら迷わず使うわな兄上は

ここで縁壱が嘆いたとしてもそれはそれで「縁壱でも憂いているなら俺はもっと鍛錬せねば」になるだけで鬼ルートは変わらんと思う
心の根底の縁壱になりたいに蓋ができるほどの分岐点ではなかったと思う

日の呼吸が残ってたら色々マシだったのは多分そう
極めると一日中戦えるバーサーカーになるからな

>>113
日の呼吸の殲滅は無惨様の意向もあっただろうから、どっちにせよ滅びる運命な気がする

兄上のモノローグでも慢心していたと自覚があるし、心配しなくても柱レベルは各世代に出たし呼吸も型も繋がったんだよね
唯一消えたのは兄上自ら頑張って消した日の呼吸の型くらい

実際がそうだったからといって縁壱のそれは楽観視にも程はあるし危機意識持ってる最中に言われたらキレてもおかしくないけど

まあ兄上目線からしたら縁壱のような人間は居ないし今後も生まれるかどうか保証はない訳で
技術自体は大正時代まで続いてきてるけどそれは単なる結果論だしここで頑張っていたらもしかするとここから400年も続けなくて済むルートがあるとも限らないしなぁ

>>117
戦国時代の時点で対鬼の剣術を継承する仕組みはあったわけで、実際にそれで戦国時代まで剣術を継承したという実績もあった
その仕組みで呼吸術も大正時代まで継承したのを結果論とは言えない

>>119
産屋敷家が何らかの理由で壊滅したり無惨が乗り込んだら潰れてた可能性は十分あるわけで

>>120
兄上はそんな可能性まで含めて呼吸術の継承が絶望的だって言ったわけじゃない

改めて見ると人によって兄上の人間時代の人物像の解釈が結構別れてて面白い
多分どれが間違ってるとかじゃなくて、複雑なグラデーションなんだよね

そういったキャラの内面の多面性、多層性も鬼滅の魅力だと思う

自分はここあんまりターニングポイントじゃなかった派かな
多分これ以外にもたくさんあった兄上視点で断絶を深めたイベントの一つでしかなくてここでどんな返答をしても兄上は劣等感を強めただろうし無惨の勧誘には頷いたと思う

兄上の場合、縁壱さんが弱音吐いたり兄上視点で人間らしさを見れたなら踏みとどまったと思う
弟への責任感はある人だし、涙見て揺らぐ人だし
縁壱さんがとんでもなく強くても妻もお腹の子も守れなかったのだと知ったなら踏みとどまってたんじゃない？
ただ残念ながら兄上は縁壱さんの内面まで踏み込んでなかったからそんなもしもはないんだけど

この場面の地雷ポイントって
「兄上の才能や努力を無価値扱いしたこと」
「代わりがいるはずのない縁壱まで一纏めにしたこと」
かなって思うんだよね
たぶん、これ他の柱が言ってたら吐き気がするほど苛立ったりはしなかったんじゃないか？
他の柱が言ったら縁壱まで含めてるとは判断しないだろうし
まぁ何も解決してないので裏切りは変わらないんですけど
無惨対策と技術保存の方法を語り合う位しか思い付かん

>>126
無価値扱いはしてないよ
兄上は自分達より強い人いないと憂いていたけど、そのうち自分より強い人があらわれるだろうからそんなに心配いらないよ、と言ってるだけで
なお

>>128
もちろん卑屈な見方をすればだけどさ
会社で上の人に「お前が辞めてもお前の代わりはいくらでもいる」(なので安心して退職してね)
って言われたら嫌じゃない？()の中だけ聞ける？
俺の価値とは？ってならない？
たぶんバリバリ働いて会社に貢献してきた自負のある人ほどグサっと来そう

>>129
普通は安心するんだよ
まともな（異常者の）鬼狩りの一員ならな
自分がいつ死ぬともしれない身だってのを覚悟して戦いに臨んでるわけだからな

>>129
ちょっと違う
縁壱は代わりがいるではなく、自分より上が現れると言ってる
代わり(後継者)を探してるのは兄上
まあ兄上は自分の代わりになるくらい強いやつとか嫌いだろうけど

>>131
「君より有能な人材なんていくらでもいるさ」
もっと駄目じゃね？

>>132
そりゃお前の代わりはいくらでもいるんだぞみたいな特定の誰かを貶す内容なら当然ダメだろうな
でも縁壱の言ったのは「自分が志半ばでたおれてもきっと誰かが自分の志を継いでくれるし、その人は自分より優秀かもしれないから楽しみ」というまだ見ぬ相手への信頼と称賛の言葉だから
どちらかというとダメなのは兄上の認知の方

俺の憶測だけど、もしかして縁壱に
確かに兄上の言う通りとか、他の者にも使えるようもう少し呼吸のレベルを下げましょうかとか、
こればっかりはどうにもできませんとか、自分の意見を聞いてほしかったり弱音を吐いてほしかったりで
縁壱も他人の意見を聞くんだな、縁壱にもどうしようもないことがあるんだなとか
縁壱も完全無欠じゃないんだなと安心したかった部分もあったりするのかな

>>141
後継不足を真剣に憂いてるなら縁壱一人に話すんじゃなく柱集めて柱合会議で話し合うべきだから、まあそれ以外の目的だったと考えるのが妥当だろう

兄上がかつて何も心配いらないと笛を渡してくれたから縁壱も何も心配いらないと返したのかもしれない
笑顔を向けてくれる兄上の真似して笑顔で兄上に近付いたり、縁壱は兄上の真似をよくするんだよね

縁壱自身、無惨に出会った時に悟ったように、縁壱が対無惨決戦兵器として産まれた以上、読者視点で何悠長なこと言ってるんだ、お前が今殺るんだよ！ってなるのは当然なんだ
謙遜が過ぎて縁壱自身は微塵も気づいてなかったけど、兄上は半ば気づいてたってことだろう
縁壱の自己認識が甘いのは否定出来ないし、いつか誰かがってのは確実性を無視した楽観視だし、その間の被害を無視した無責任にも見える
しかし縁壱は十分頑張っており、無惨に会えない以上何も出来ないのは事実なので、別に縁壱は悪くない
真面目なペシミストとは合わないってだけ
根本的に気が合わないんだこの双子