【銀河英雄伝説】金髪の坊やの尊大な天才ぶりには、ロイエンタール閣下もさぞ、笑止な思いをなさったことでしょうな

>>1
どんな事をしてでも生き残る口八丁手八丁な政治家手腕と厚顔無恥な保身センスの
ハイブリッドによる立ち回りは天才的どころか悪魔的とすら言えたけど、
そういう政治の世界だけに生きてきたからこそ、矜恃を持ってたり敵対相手への敬意を失わない
武人相手の立ち回りは理解不能かつ予想外過ぎたんだよなあ…。

>>1
反乱を起こした奴が反乱の相手を尊敬しているとかわかるか！

>>1
そこがヤンの言った帝国人と違う水を飲んで育った人間との違いだったんだろうな。

でトリューニヒトは帝国の水を飲んだ結果見事に体を壊した

>>1
救国軍事会議のクーデターのときはうまいこと逃げてるし
分からんなりの対処法みたいな嗅覚が鈍ってたんちゃうかなって

>>1
というか、作中でトリューニヒトが正確に事態や他人の心情を把握できた事はほぼ無い。有能だが自分のためにしか才覚を使わない人物という印象を持っている読者が多いが、実際に行動を見ると実際には極めて無能で物事を読み取る力量が致命的に欠けてる。

アムリッツァ大敗後に議長就任した時、もう三個艦隊しか残存戦力がないのに「銀河帝国を打倒した議長として歴史に名を残してくれる」とか現状が全く見えてない妄想してたし。国防委員長経験者なのにアスターテの敗北も合わせるとイゼルローン手に入れたところで損失を補填する程じゃない、むしろ危機的状況だと理解できてない。

それを踏まえて考えるとアムリッツァ侵攻で反対票を投じたのも負けを予見してた訳ではなく、政争の逆張りでハイリターン狙っただけに思えてくる。結局は同じ感覚で幼帝の亡命を受諾して旧門閥貴族と組んだは良いが、ラインハルトの宣戦布告を招いて呆然自失となってるのを見ると、ごく間近の将来すら予想できてないし。

全ての行動が、自分のナルシスティックな欲望を満足させるための脊髄反射的なレベルに留まって、それがどういう結果をもたらすかを考慮してないんじゃないかな。

>>69
めっちゃ頭の回転が早いのに何一つ他者の心情が理解できないから天才的なその場しのぎしかできない、って感じだな
それでも作中では10回連続コイントス成功レベルでの政治的回避力発揮してるけど、さすがに最後は運が尽きた

>>69
政治家は個人の判断じゃなくて、官僚や派閥の判断や、支援者が安心すること言わなきゃいけないのよ

トリューニヒトの発言は後世の歴史家からすりゃ公的に表で発言したことなので、トリューニヒト自身の考えではない。マスコミがいる前で、国民に水をぶっかけるみたいな正論をいうヤンなんかより、安心はせたトリューニヒトのがまだマシ

イゼルローンに関しては、アッシュビー以降大予算で艦隊補充した同盟が、その補充した大艦隊でも要塞落とせず後手後手に回っていたからその安心感は仕方ない。イゼルローンさえ確保していたら、帝国の侵攻防げて、国力回復した後に艦隊再編成して打って出るのはそんなにアホな考えじゃない。トリューニヒトは地球教とフェザーンの融資を引っ張ってこれてるのだから
幼帝の亡命に関しては、出資してくれている地球教がそう望んでるんだから仕方ない。

>>1
×政治屋
○政治家　な

民主国家の政治家が使い捨てる職業軍人の気持ちなんて知ってたらまずいやろ？

それとも戦争の英雄が大統領選挙に勝ちやすいアメリカや、陸軍大臣や海軍大臣、陸軍参謀部や海軍軍令部のトップを兼任した軍人が首相になる戦前日本がまとまだったのか...

いや、まぁガイエ先生からしたら当時の昭和日本みたいに学閥、閨閥、官僚支配が支配しているものより、革命戦争の英雄たちが支配している中国共産党のが魅力的だったんだろうけどさ

>>97
「ガイエ先生」が侮辱に近い表現なのを知っていて使ってるの？

>>97
田中芳樹の言葉を借りるなら政治業者だな

>>97
戦前日本の政治がいいとか、冗談は顔だけにして

>>2
ラインハルトの政治割と最悪だぞ

武断に過ぎるし、諸悪の根源貴族制度は温存

>>17
根っこが軍人だと自他共に認めているし故に文官は民間出身が多いもんな
内政に関してはヒルダの方が上だからカイザーリンに従えと遺言残してたくらい
ヒルダはミッターマイヤーに民政の才能があると見出しているあたり本物よ
ワイもミッターマイヤーはそっち方面の才能があると思ってた

>>17
まぁ小僧はその天罰くらってるからな

最後の勝者はマリンドルフ伯よ
門閥貴族に旧皇帝一家、ブラッケなどの開明派の貴族、簒奪を企む野心家軍人ロイエン、策謀家ラング、そして地球教残党と共に死んだ最後の実力者オーベルシュタイン

マリンドルフ伯に敵対しそうな輩全滅して、残った貴族は全部マリンドルフ伯のおかげで家残せたような連中、娘は摂取して内政外政を独裁。危険な軍人はバカで操りやすいミッタマが仕切っていて作中末期にマリンドルフに懐柔させられている。皇帝の一粒種はマリンドルフ伯の外孫。同盟軍は解体を約束。
「何故か」マリンドルフ伯にとって都合が良い形で終了してんのよ。ジーク皇帝が親政するころには「マリンドルフ王朝」に名前変わってるんじゃない？

>>99
ブラッケなどの開明派の貴族が全滅ってなにかあった？

>>103
シルヴァーベルヒがテロで死んだ辺りからほぼ出番もないし会話でも言及されないのよね。
これを「ストーリーに入れる尺が無いから省略した」と見るべきか、「歴史書の体裁をとってる以上“目立つ政治的脅威成り得なかった"と断ずる」かは読者の解釈次第。

>>99
個人的には、ヒルダの容姿周りには後世の歴史家の忖度を感じてしまう。
ラインハルトに劣らない絶世の美女とされているけど、

＊首都星オーディンのミドルティーン美少女を片っ端から後宮に入れていたという先々々帝フリードリヒ４世の寵妃狩りの時期に生まれながら、毒牙にかかった様子が全くない。貧乏騎士家のアンネローゼどころか子爵家令嬢のシュザンナ・フォン・ベーネミュンデでさえひっかっかったのに、絶世の美少女だったはずのヒルダが伯爵家令嬢だからと回避できるものだろうか
＊美少女なのに社交界でモテていた様子が全くない。しかも伯爵家の家付き娘という優良物件なのに

なろう系悪役令嬢物ばりに、よほどのダサ服ダサ眼鏡でブス偽装していたのだろうか。
それとも前歴にかなり虚構があるのか。なんか闇を感じる……あれ夜中に誰だよ？え？帝国憲兵隊？

>>136
出番での言動見れば分かる通りめっちゃ性格悪いんだものヒルダ。ありゃ他の貴族令嬢からは嫌われるか煙たがられるタイプだし、伝統的な男貴族からしたら可愛げが無いわあんなの。アンネローゼからしたら「妹版ラインハルト」みたいなモンだから邪険にされなかっただけ。

―あと忘れちゃいけないがこの女「カストロプ公爵一門」だからな？“あの輩の縁者の女”なんかリヒテンラーデとブラウンシュバイクとリッテンハイムがスクラム組んででも後宮入りにNo！するわ。カストロプの一件が片付くまで存在が特大の地雷過ぎるんだよ。

>>144
性格悪い、と言うか「おしとやかな女性」の真逆だな。ああいう女傑が刺さる人はラインハルトを始め一定層いるだろうしローエングラム朝ではまぁ人気あったけど、ゴールデンバウム朝の貴族の気質には全く合わなかったというだけで

>>136
ヒルダってその時オーディンにいたの？
女狩りが行われたのは首都星オーディンで、ミューゼル家のような領地なしの貴族の娘やオーディンに永住しとる宮廷貴族、平民の娘が対象になっていたんじゃないの？

ヒルダの年齢はラインハルトより一歳下
ヒルダはオーディンの大学に通っていたらしいが、それ以前にマリンドルフ領にいたかオーディンのガッコにいたかは不明
ついでに言うと、皇帝もそれなりの年だから何歳まで性生活を行えたのかも疑問。帝国暦484年（ヒルダ16歳）に死んだミューゼル父が娘に皇子が産まれることを望んでたみたいだから、その頃には皇帝とアンネローゼはバッコンバッコンしてたのは確実。
帝国暦486年にベーネミュンデ公爵事件が起きたのも、皇帝の閨事が少なくなってる中でアンネローゼを妊娠させて失墜させてやろう！という計画だった可能性もある

>>136
フジリュー版は、格好も相まって男と誤認させるヤンチャぶり見せてるから、好色家の陛下のアンテナに引っかからなかったのかも

>>2
そもそも自由惑星同盟は本当の意味での民主主義国家では無い
あれは中華人民共和国と同じ一党独裁の社会主義国家だよ
作中の描写をみる限りそうとしか思えない

>>34
そのくせ作者は中国マンセーよりというのがいっちゃなんだが左翼アルアル

>>36
テロでは歴史は動かないって作中でヤンに言わせてるくせに
作中ではテロで歴史が動いちゃってるのも草
さらに言えば日本でも倒幕の切欠になったのは
桜田門外の変というテロ事件だし

>>36
「80年代の進歩的文化人」なんて大体こんなモンだぞ。汚職事件による政治家の逮捕が頻発してインテリぶった奴程当時の政治情勢に失望してた。

ーまあ、そういった連中の大半は天安門とソ連崩壊でドリーム砕かれてキムチ連中の拉致事件暴露でトドメ刺された訳だが。

>>34
一応
国民共和党（保守財界軍部寄り、トリューニヒトがリーダー）
自由党（知識層寄りリベラル、レベロがリーダー）
労農連帯党（下層労働者寄りリベラル、ホワン・ルイがリーダー）

などという多党制で、過去には何度も政権交代してるやで。
ただ割と保守リベラルの連立内閣が多いっぽい。

>>37
一定以上の議席割合持ってる政党は内閣にいれないといけないタイプの制度なんだろうなって思う
党議拘束もないかゆるゆるっぽいけど

>>37
これは近年になって付け加えられた設定かな？
原作小説では政党名すら設定がなかった以上、当時の作者は「中国も米国もソ連も日本もみんな（広い意味で）民主主義体制」と一緒くたに考えていたんだろうと思う。

議会すらない（永久解散させられた）専制体制の銀河帝国に比べたら、現代の北朝鮮やフセイン体制イラクの方がなんぼかマシだろうし

>>37
それアニメの設定？原作小説には無かったはず
選挙の時も対立派閥が有利ぐらいしかいってないし政党政治やってるようには見えなかったな

>>37
原作版ホワン・ルイ→容姿に言及無し
旧アニメ版ホワン・ルイ→オッサン
道原版ホワン・ルイ→美魔女にTS

こんな感じの非原作設定なのかな。

>>34

選挙が理由で戦争やってるから多党制じゃないかなあ

>>80
政党政治が残ってるとも限らんし

>>5
多分若本本人もロイエンタールが一番好きなんじゃねえかな…
需要があるからとはいえいわゆる若本節を強調するようになってから
以前ほど好意的に見れなくなったんよね

>>30
インタビューでもそんなこと言ってたね
シリーズ長く続いたこともあって思い入れが深いって言い方だった

>>5
昔の若本さんは今で言うイケボ声優だったもんな…
10代の子に言っても信じてもらえなかった悲しみ

>>5
カウボーイ・ビバップの若本氏も格好いいから時間がある時に見て欲しい。

>>61
ビシャスもそうとうな拗らせキャラだったな

>>63
ビシャスとかロイエンタールとか方向性が兄上なんだよね
つまり

>>5
ダンクーガのシャピロ・キーツもかっこいい。

>>6
トの字は現役時代も自分以外は「追従者」と「敵」の二分法でしか見てなかったし（「利用できる駒」は双方の一部分であって独立してない）

その「単純な二分法」が大衆にはわかりやすいと考えてたのか、はたまたもともとそういう単純脳だったのかは議論の余地あり

>>6
ロイエンの大分倒錯した軍人浪漫を純粋（？）政治家が理解するのは無理ぽ
良くも悪くも同盟の政治家は伊達と酔狂に理解力無さすぎ。良くも悪くもだけど

>>7
こんな事情だったからこそ、
ベルゲングリューンの 「功にむくいるに罰をもってして、王朝の繁栄があるとお思いなら、これからもそうなさい」とか八つ当たり以外何物でもねーコイツ何言ってんだ感があるんだろうな

>>9
ベルゲングリューンはキルヒアイスでも似た経験を味わっていたからしゃーないやろ
それ以前にそれはごく一部の登場人物と読者にしかわからん視点や
実際総督府軍の将兵はロイエンタールの義理に付き合ったのであって
ラインハルトに反逆したと認識している者はほとんどいなかった

皇帝批判と同時に自分こそ疫病神なのではと自虐的だったくらいやで

>>32
「直属上官に忠実で誠実」という点では完璧に筋を通してるので、嫌いになれないんだよな。ベルゲングリューン。

ロイエンタール追い詰められる→陛下に土下座しましょう。あとミッターマイヤー卿を頼りましょう
ロイエンタール反乱を決意→私は大反対です
ロイエンタール反乱を実行→大反対ですけど、やるなら全力で戦います

>>105
ロイエンタール敗死→降伏？しないよ。ロイエンタール元帥に付いていく。あと皇帝陛下に恨み言言ってたと伝えてくれ（自決）

>>32
ロイエンタール周りでわけのわからん陰謀が蠢動してることには気づいていながら、ほとんど何も対策できないまま上官が追い詰められてしまい反乱に参加した部下を失うことになったというのがベルゲングリューンには痛烈な悔恨であり自罰的な気分だったのかもな。
まあ生粋の艦隊指揮官だったっぽいから、地上での薄汚い陰謀に対処できなくてもしょうがないんだけど。
当時の同盟領における地球教勢力というのは、それなりに諜報に通じたヤン一派でさえ全容を追えずヤンを暗殺される結末になったほどだし。
あんまり同盟領で武断的強硬策に出るわけにもいかなかったわけだし（それはレンネンカンプがやらかして藪蛇になった）

>>9
ロイエンタールの忠誠心は本物だけど、やらかしも事実だから難しい
平身低頭するのが嫌過ぎて、親友ミッターマイヤーですら『ロイエンタールの行動には批判の余地がありすぎる』

ラインハルトが逆切れても文句は言えない

>>137
キルヒアイス死後直後くらいに作戦報告の通信でロイエンタールに
「俺に勝てると思うなら何時でもかかって来てもええんやで？」と
先に挑発したの金髪の孺子なんだよねぇ……

>>7
「俺ってもっとギラギラしてたんじゃなかったっけ？」と悩んでたところに
「オレもっとビッグになりたいんすよ～、いっそテッテーテキにやっちまいましょうぜ！（まあ後で裏切りザマァする予定だけどなpgr）」と煽った小才子がいたのがねえ…

その煽りをどちらかといえば理解できる方向で見ちゃったってのがロイエンタールも「“武人としては”頭回る方」だった証左なんよね

>>64
一番の被害者はグリルパルツァー艦隊の兵士たちだろ
わけのわからんまま叛乱したら激戦の中裏切って味方からは猛攻撃されるし

>>7
まぁ史実で同じような高待遇で反乱した安禄山や足利尊氏のケースもあるから何とも言えないわ

>>100
尊氏の後醍醐天皇への拗らせっぷりは大概な気がする。
たぶん尊氏本人は、後醍醐天皇の侍大将で十分に満足していたと思うの。

>>107
尊氏論は戦前、戦後の研究でかなり歪められてるから通説信じちゃまずいで。

戦前の皇室に逆らった国賊論はもう廃れてるけどさ
戦後の歴史学会（日本共産党の影響がかなり強い学会。マルクス唯物史観や階級闘争論を日本史学にあてはめて無茶苦茶にした）で、尊氏はサイコパスで後醍醐支持の訳わからない奴。室町幕府を実質的に動かしていたのは理性的な弟の直義。って見解が一般化しただけや

後醍醐に複雑な気持ちを抱いていたのは北朝に転向した武士達も同じよ。鎌倉幕府という寄木をなくした尊氏は同時代の武士と同じく、後醍醐という前主に対して忠誠心と譲ることができない既得権益（領地）で揺れていたってだけ

>>111
権威としての天皇と個人としての天皇は区別をつけよう

>>8
唐揚げにレモンは感謝されることしかないだろ

>>19
それなら、陽夏木みかんさんはどうして千代田桃さんからあんなに煙たがられているんですか？

>>95
柑橘系テロリストはノーサンキューで
自分が産んだ？娘にすら嫌がられてるぞｗ

>>19
レモンを使うなら果肉を絞って果汁を出すんじゃなくて皮だけを絞って風味をつけてやるだけのほうがいいぞ

>>8
デロイアを裏切ったデスタンがこんなつまらない失言で激昂してラコックを暗殺、
結果的にはデロイアを救う英雄になった（但し本人は発狂）という皮肉が本当に好き

>>8
そこは「女の名前なのに……なんだ男か」を推したい

ファーストコンタクトですらないただの呟きがたまたま聞かれてて、なおかつ特大の地雷とは思わないじゃないですか

>>70
あれは何言っても殴られてたからセーフ

>>10
ラインハルトを侮辱したから…
まとも？な状態でも処刑確定では

>>54
信頼を侮辱する……とはその人物の名誉を傷つけるだけでなく、人生や生活を抜きさしならない状況に追いこんでしまうことだ
争いは実にくだらんバカのすることだ
…だが、『侮辱する』という行為に対してだけは命を賭ける
殺人も神は許してくれると思っている！

>>54
ラインハルト敵だぞ
しかも文官や末端に嫌われる要素結構あるタイプの
感情的な貴族ならトリガー軽いだろうけどロイエンタールは違うし

>>10

あの社会、将官の権限がやたらでかくて軍法会議なしで直接死刑とかできるから、わりと撃ちやすい環境ではある。
ミッターマイヤーも貴族のボンボン撃ち殺してたし。
あの偉大なカイザーを侮辱！　不敬罪じゃあ！　みたいな

>>81
ミッタマが部下を殺したのは、禁止されてる掠奪行為を行っていたから。一応死文になってるけど軍法では軍法会議なしで即時処罰が許されていたはず

ロイエンがやったのは最低の行為。特に問題がない（皇帝侮辱罪は新帝国になって厳罰化されていない）文官を一方的に抹殺した。もちろん、それが最低の行為だとロイエンも分かっていたので国賊としてこれ以上落ちる所がない自分の手を汚した

疑問に抱くのは銀英伝書いてたり、編纂している後世の歴史家がこのロイエンの悪行を咎めていないこと。おそらく同盟史料、帝国史料、どちらかにはこれを咎める同時代史料はあったはずなのに筆を曲げているのは、銀英伝執筆の時代には同盟末期を徹底的に批判する政治的ムーブがあったのか？

>>102

ミッターマイヤーもラインハルト政権できてからも丸腰のラングを撃ち殺そうとしてたりして、割りとトリガーが軽いのよ、あの軍隊。
叩き上げのラインハルトも輸送失敗した将官に自害せよとかいってて、誰もせめて裁判をとかいってないので、あの軍隊の環境的に処断が早くて苛烈なのはあると思う。
なんかあっても元気があってよろしいくらいになっちゃうという

>>126
バイエルラインだったかも、ヘラヘラと皇帝を侮辱した同盟外交官に対して拳銃抜いてるしな。
あの同盟外交官は割と肝が据わってて、「正規外交官を帝国軍侵攻部隊が射殺」という形を取らせて大きな外交問題を引き起こして、可能なら何らかの外交的譲歩材料を勝ち取ろうとしていたような節があるけど（そしてそれをミッターマイヤーに読まれていたけど）

>>126
輸送失敗した将官や、幼帝エルヴィン誘拐の責任とらされた大将は、旧帝国の軍法に拠ってるからいいんじゃね？

逆に新帝国の法律では皇帝を傷つけようとする大逆罪ですら即時処刑にできるか怪しかったから、ヴェスターラントの旧住民に自決を進めたオーベルシュタインを孺子は叱りつけた

どっちにしろ、旧帝国も新帝国も法治主義じゃなくて徳治主義なのよね...ガイエ先生は法治より徳収を好む

>>176
そら、法治がまかり通るならそもそも乱世英雄譚なんて書きようがないもの

>>13
経歴としては息子の威一郎（ポッポパパ）のがトリューニヒトに近い人生なんだけどね（生きてりゃ衆議院に鞍替えして総理になってたはず）

>>20
こんな複雑なのわかってたまるか定期

>>20
まあ油断と慢心があったわな
それで分からんなりの対処法を怠った

>>20
徹頭徹尾自分以外を見下してた上に「邪魔な連中は政治力（権）か憂国騎士団や地球教（暴）で排♡除」という自分は決して返り血浴びないムーブしてたからね

権謀どっちも持たなくなった奴が自分の命オールインで歯向かってくるとか絶対理解できないでしょ

>>20

根本的に民主主義の人なので為政者disるの別に悪いと思ってないのもありそう。コメンテーターか野党のノリでラインハルトをくさしたけど、相手は忠勇無双の帝国軍人という

>>84
根本的に民主主義の人が対抗勢力を暴力で潰す専門集団抱えたりマスメディアを操ってネガキャンしたりはどうよ
コメンテーターか野党のノリで動いてたってのは自身が国家元首だった時を含めて確かに

>>90

言い方が悪かったな。
根本的に民主主義の人は、民主主義の環境で生きてきた人みたいな意味合いだった。ヤンの民主共和制の水を飲んだみたいな。
生まれたときから周囲では、政治的自由とか、表現の自由があったので、政治家をディスれないという感覚がないという。

>>133
なるほど、そういう意味なら分かる。あと、あとで考えたけど「なんの実績もなく扇動とネガキャンと裏工作で他人を貶め引きずり降ろして自分がのし上がる」と言う手法も、確かに最悪極まりない形で「根本的に民主主義の人」かも知れんな

>>21
統率９９　知力９８　政治－１無量大数みたいな感じ

>>21
ただ、毛沢東本人が野戦軍を率いる指揮官として有能だったかと言ったら、実績そのものが全く無いんだよな。
「国内外交じみた調略戦、謀略戦」みたいなのに関しては、確かに天祐の素質があった。
日本だと、大日本帝国時代の軍人というより、むしろ戦後の政治家に似てるタイプ。田中角栄とか。
指揮官として野戦軍を率いてガチで有能だったのは彭徳懐だな。こいつは朝鮮戦争でもかなり優秀だったので本物。
その彭徳懐と同郷で（かなり実家が近い）若い頃から見出していて弟分というか暴力装置にしていたというのが、毛沢東の幸運だったと思う。
あとは彭徳懐からはじまって色んな奴を配下に従える、謎の人心収攬力。

>>39
「将に将たる」みたいな論法は故事になるぐらい好まれるからね
そういうことにしとくのが上にとっても下にとってもまあ都合いいとこあるし

>>21
政治に関しては天才なんよ。一回失脚しても復帰して独裁者に戻ってるし。

内政全部失敗した云々は新しいことやった以上仕方なくね？フランス革命も歴史的意義は無視すると、何一つ革命前の問題解決しないどころか戦争で国力疲弊させるわ、外交的孤立になるわ、新貨幣で国民の暮らしは更に悪化するわ、憲法よりも暴力が正義になるわ、何一つ成功してないんだぞ？

>>23
キルヒアイスやヤンも到底艦隊戦じゃ勝てなさそうだけど
暗殺で一撃だからな、やはり暴力は全てを解決する…！！

>>23
戦略は戦術に勝る、政治は戦略に勝る、そして政治は突発的な暴力に負ける、みたいな三すくみだと思った

>>88
政治が戦術に負けないと三すくみは成立しない
突発的な暴力は政治も戦略も戦術も全て覆す可能性があるジョーカーだよ

>>131
場当たり的で突発的な暴力では戦術には勝てないやろ？
それだと4すくみだって？まあ慣用句的な使い方であって数字に意味は見いださないでください

>>27
たしかフジリュー版だとユリアンの主導だが影響だかで共和制（立憲君主制？）に移行したみたいなナレが入ってた

>>27

ビ「（なんか強攻策を述べる」
ア「ビッテンフェルト議員は、いつも威勢はいいが、俺はシュワルツランツエンレイターに突破されたことは一度もないぞ」
ビ「面白い、今やってやる。表に出ろ」
ア「議長、ビッテンフェルト議員は議会からの退場を申し出ています」
議長「退場を許可します（面倒なんだよ、あの人」
ビ「おい、ちょっと待て」（衛兵に連れて行かれる

みたいな･･･

>>134
議長はケスラーあたりかな（公平。ビッテンフェルトと取っ組み合いができる。憲兵動かせる）

>>27
原作だと確かにアッテンボローは「野党議員の素質がある」と評されてるけど、「野党議員になる」とは断言されてないので、早期に帝国議会が成立するとまでは言えないと思う。

ただ、ラインハルト一派の元帥たちと、ヤン一派が帝国議会なり元老院なりで腹を割って話し合えば、実はかなり理解し合えそうではあるんだよな。
意気投合しそうなのもいるし、ビッテンフェルトとアッテンボローみたいに絶対面白バトルやりそうなのもいるし。

>>139
アッテンボローの煽り名文
「連年失敗続きにもかかわらずその都度階級が上がる奇跡の人、ビッテンフェルト提督へ」
を見る限り
殴り合い以外でビッテンフェルトがアッテンボローに勝てる気がしない

>>28
ルビンスキーとド・ヴィリエは大物ぶってるだけで、組織を拡大する能力に欠いてるから権力基盤となるフェザーンと地球失った時点でただの誇大妄想家になってるよなって思う
口先だけで渡り歩いて英雄の起こした波に高く乗るサーファーのトリューニヒトよりイメージ悪い。トリューニヒトも波から垂直に落ちて亡くなった感あるとはいえ

>>42
ド・ヴィリエは、個人的にはISISという狂気の集団が現れて、中世イスラム国家の栄光を再興を叫んだ時に「こいつら地球教みたいやな」とか思ってしまった。
同じく、テロと宗教団体を隠れ蓑に使った工作しか出来ないからな。

>>35
ロイエンタールがこじれた原因はキルヒアイスの死後のカイザーの余計な一言だから、たぶんキルヒアイスが生きていたらこじれなかったと思う

>>38
とはいえ、生きてたらキルヒアイスへの贔屓強めの言動とか、姉とキルヒアイスが関係性を変えた場合の言動とかで解釈違い起こしそうなんだよなロイエンタール
ナンバー2不要とまでは言わなくても、あいつもあいつで臣下をちゃんと臣下として扱えないラインハルトなんて見たくないクチだと思う

>>48
一読者の視点だとマインカイザーやってるラインハルトより、キルヒアイスと連んで色々やらかしてるラインハルトの方が面白くて魅力的なんだがね

>>35
そもそもリップシュタット戦役後もキルヒアイスが健在だとして、そのラインハルトが「完全」か？と言う疑問が。むしろ、原作みたいな精神的飢餓も「宇宙をお手に入れください」と言う呪いも無いラインハルトは姉上を取り戻してキルヒアイスも側にいる大満足から良くて平凡な独裁者、悪けりゃ権限ばらして自身は隠遁コースに突っ込みそうな気がする
それはそれとして、そんなラインハルトに萎えてロイエンタールも大人しくなりそう、と言う意味ではキルヒアイスがいればロイエンタールの謀反は無かったような気がしなくもない

>>74
キルヒアイスが存命なら……は、色んな妄想の種だよね
結局どこかで蜜月は破綻して、直接争う可能性すらある

>>79
何しろ作者自身が後悔してる事だし、作中人物も何度も言及してるからなぁ、「キルヒアイスが生きていたら」は

>>85
でもキルヒアイス生きてたら銀英伝2巻で終わってるから

>>94
２巻だと帝国制覇しただけだから
５巻でヤン倒して同盟滅ぼして終わりだな

>>79
アンネローゼと結婚して子を成して、ローエングラムの血統（女系だが）を受け継ぐ予備の御三家的な「キルヒアイス大公家」とかになってれば、ローエングラム王朝はもっと安泰だったかなと思う。

ナポレオン三世だって、ナポレオンの甥だしな。

>>35

でもキルヒアイスいれば総督職はキルヒアイス(キルヒアイスが艦隊司令長官ならミッターマイヤー)だから、ロイエンタールが総督にならんので反乱はなかったかも。
キルヒアイスがカイザーの意を受けて自律的に行動できる上忠誠心が厚くて便利すぎる。

>>86
うんにゃ
キルヒアイスが存命なら新帝国建国時の人事は
軍務尚書兼宇宙艦隊司令長官がキルヒアイス
統帥本部総長兼総参謀長がオーベルシュタイン（史実でもオーベルシュタインは統帥本部総長代理）
幕僚総監がロイエンで宇宙艦隊副司令長官がミッタマになると予想

んで、キルヒアイスがノイエラントに派遣されたら
軍務尚書→オーベルシュタイン
統帥本部→廃止
宇宙艦隊司令長官→ロイエン
宇宙艦隊副司令長官→廃止
幕僚総監→シュタインメッツ
こんな感じだと思う

>>44
アフリカーナー（オランダ系南アフリカ人）が元だから英語読みのオランダ姓だねトリューニヒトは
それでハイネセンはデンマークのはず

>>44
「やる夫はアフリカで奇跡を起こすようです」で、実在する名前だったと知って衝撃だった。シトレさんも実在したようだし、田中先生まじでこの辺から名前引っ張ってるよね。

>>56
むしろあの人が例外的定期

>>56
ノッブも義元のことは「文武共に秀でた者」とリスペクトしてたしね

100%妄想だけと、仮に義元が今川家の威光と軍事力を以て天下布武を掲げたら敵対せずそれこそロイエンタールの位置に就いたかも

>>67
原作だと帝国を内部から憲政に移行させる構想を持っていたというようなことが書かれている
もちろん進歩的思想の表れと言うより憲政下の宰相として権力を握るのが目的だろうけどね
保身の天才ではあるがただ身の安全さえ確保できれば良しとする人間ではない

>>96
正直軍閥の親玉ユリアンより100倍は民主共和政への識見がある
ユリアンはイゼルローンという狭い世界ですら民主共和政を敷けなかった口だけ男

>>116
ヤン陣営が政治への扱い雑な上に同盟が滅んでるせいで「こいつらやべえな」感がちょくちょく出てくるんだよな

>>67
確か道原版では独白してたし原作でも無かったっけ？

「歴史に高く名を残したかった」だけなんよアイツ
実現するならそれが「悪逆な帝国を打倒した元首」でも「新帝国を民主制に移行させた初代総理」でも何でも構わなかっただけで

>>68
ヤンは結局トリューニヒトをどうすることもできなかった
ラインハルト（ヒルダ）はヤンを倒せても
トリューニヒトをどうすることもできなかった
能力ある人は理性もある世界だったから
ロイエンタールもその典型に見えたんじゃないかな

>>71
逆にグリフィスの前でガッツを貶める発言をするようなものかと。
息も絶え絶えのガッツがグリフィスの前に出向いてきたとき、三下の使徒が
「こんなやつにグリフィス様が手を出すまでもねえ！俺がやってやるぜ！（見ててください、グリフィス様）」といらんことしいの出しゃばりをしでかした挙句、
グリフィスに無言で捻り潰されそうな。

>>78
容易に想像出来るなw

>>77
ロイエンタール好きって人は多そうやな。ワイも小説読んでた頃はヤンが好きで、アニメ入った時はロイエンに惚れてたわ。大人になったらオーベルシュタインが大好きになった
ちなどうしても好きになれないのは金髪の小僧とラッキーマンミッタマ。

>>106
ギリギリのところで理と感情の板挟みになった時
理をとるのがミッターマイヤーで
感情をとるのがロイエンタールで
そういうタイプであるのを当人も気づいていない逆だと思ってるイメージ

>>77
どこかで読んだロイエンタール評が忘れられない。
「自らを乱世の奸雄だと思っている治世の能臣であり、創業者ではなく３代目こそが妥当」

>>112
ユリアン君評だね
実に火の玉ストレート

>>117
あのユリアン評を深読みすると、
二代目皇帝アレクサンデル・ジークフリード・フォン・ローエングラム（アレク大公。言うまでもなくラインハルトとヒルダの息子）までは名君だったとしても、その息子の三代目にはなんらかの問題があって、当時老人になっていたユリアンはそれを目撃したということなのかも知れん。
三代目皇帝はご存知の通りアレだから、今思えばロイエンタールくらいの奴が一番向いてたかもみたいな評価なのかも知れない。
三代目には野心が無さすぎたのか。
それとも逆で野心に能力が伴わなかったのか。

そう考えるとすでにがいしゅつネタだけど「ビッテンフェルトは大久保彦左衛門になる」という作者公式ネタすら意味深に思える。
一人だけやたら長生きして矍鑠たるビッテンフェルト元帥と、色々やらかしては叱責される「三代目」みたいな人間関係。

>>112
本人に聞かせてやったらどんな顔をするのか気になる
多分怒りはしない

>>120
確か地の文では
実際言われたら「俺自身は乱世の梟雄でありたいんだけど他人からはそう見えるのかあ」と思うんだろうね、
みたいな扱いだった筈

始末負えないことにユリアンの評した「彼の王朝では未だに帝都はオーディン」は本人も自覚してるんだよね

>>125
だからこそ、そこら辺の身に染みている柵を一足で飛び越えていった黄金の獅子に憧れたんだよね

>>122
逆でムカつく最低の政治屋として作ったら強すぎて処分の機会なく終わりそうだったからもらい事故みたいに処理するしかなかった

>>122
作者があとがきで白状してるがああでもしないと退場させられないキャラにしてしまったと言ってる。寧ろ「作者補正で無理矢理倒した」敵なんだ、トリューニヒト。

>>150
アルスラーンは王都奪還して完了したろ！
いい加減にしろ！

>>154
10巻11巻くらいまではまだイケてるから・・・
その後はノーコメント、作者が自分の作品に熱持てなくなったらこうなるの教科書に載せていいレベル

>>162
つーかナルサスが退場したら
ヤンを失ったユリアンみたいに
アルスラーンが知将として覚醒すると思うじゃん
最終決戦、無策で少数で真っ向から大軍に突撃する脳筋て
実はアンドラゴラス王の血を引いてたんじゃないのかあいつ

>>150
雑に十六翼将殺すなよ！殺すにしても雑すぎるんだよ！
…作者が自分の作品に対して愛もこだわりも無くやっつけで書いてるのがわかるのがファンだっただけに辛い…

>>170
地震で死んだり、空から落ちて死ぬ海の男とか
英雄としては斬新な死に方だよね
あと蛇王の両肩の蛇は
対戦相手が絶対に斬らずにいられなくなる呪いがかかってるよね
また生えてくるのに

>>152
たぶんオーベルシュタインにとってトリューニヒトは斃さなきゃならないような敵じゃないぞ
あいつ平時に乱を起こすようなタイプの害悪じゃないから

>>157
地球教と繋がってるから粛清対象やろ

>>161
ヤンは見れば見るほど
ドライ＆信念の人って感じだわ
自分の仲のいい周囲の人たちですら
自分の考えを理解してくれないのにブレずにいられるの超人
オーベルシュタインが一番似ているかな

>>165
話の都合上仕方ないけどシェーンコップって陸戦指揮官としてはともかく個人の戦闘力はキルヒアイスを仕留めきれなかったり、ブランク有りのリューネブルクに勘を取り戻されたら負けると思ってたり最後油断して仕留めそこねた雑兵に背中から切りつけられたりと、ザコなんだよな