【感想】 アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』 11話 闇沙都子が邪悪… 何度見てもラストの展開が悲惨過ぎて辛い

沙都子「あら、嫌でございますわ」

ピンポーン（インターフォンの音）

沙都子「いいころ合いでしてよ…梨花」

沙都子「今行きますわ、少々お待ちくださいませ」

梨花「迎えにきたのですよ、にぱー！」

沙都子「準備はできていますわ、さあ今夜は綿流しでございますわよ」

梨花「お家は散らかってないですか？お片付けがあれば僕も手伝うのですよ」

沙都子「その必要はございませんわ」

沙都子「ほんの少し」

沙都子「お部屋が汚れているだけですの」

沙都子「お待たせして申し訳ございませんですわ」

レナ「沙都子ちゃん！監督から聞いたよ？入院して様子を観た方がいいってのを断ったって」

沙都子「私は全然平気ですわよ！」

魅音「わかった！診療所で1人でお泊まりするのが怖かったんでしょ」

梨花「沙都子は僕と一緒じゃないと眠れない身体になってしまったのですよ」

レナ「はぅ～！どういうことなのかな？かな？」

詩音「それはですね….」

沙都子「お待ちなさい！！」

沙都子「黙って聞いてたら人をなんだと思ってるのですの？」

レナ「こんな当たり前の風景がもう取り戻せないとおもってた」

圭一「そうだな…でも取り戻せたぜ俺たちでな」

魅音「さあ！今年は圭ちゃんに詩音もいるから綿流し祭六強爆闘になるね！」

詩音「あら？いいんですか？私は容赦しませんよ」

圭一「なんだかわからないが望むところだ！」

魅音「じゃあ今日の部活は全力で楽しんだ人が勝者！それでいい？」

全員「おー！！」

梨花「羽入….」

梨花「あなたがもう私の横にはいなくて」

梨花「この幸せ光景を見ることが叶わなくても」

梨花「それでも…あんたに言うわ」

梨花「何度でもいってあげる…ほら、みて」

梨花「私達は勝つことができた」

梨花「惨劇の未来を再び変えることができた」

梨花「だから羽入…安心して」

梨花「私達はきっとこの袋小路から抜け出せる」

梨花「奇跡を起こして」

梨花「運命を切り開いてみせる」

圭一「沙都子？」

圭一「今いいところなんだから」

魅音「沙都子も隅に置けないね」

圭一「なんだよこんなところで」

沙都子「梨花に聞きましたわ、圭一さんが私のためにどれだけ頑張ってくれたか」

圭一「そんなの当たり前だろ？俺たち仲間なんだから」

沙都子「圭一さんには感謝していますのよ」

沙都子「それでご迷惑ついでにお願いがございますの」

沙都子「圭一さんのことを」

沙都子「にーにと…」

沙都子「そう呼びたいのですわ」

圭一「え？でも…」

沙都子「にーにはダメなのですの！？」

圭一「いや…別に俺は…」

沙都子「では決まりですわね！」

沙都子「にーに！にーに….！」

沙都子「これから渡したい物がございますの…それはにーにがとても大切にしていたもので」

沙都子「今は圭一さんがにーにですから圭一さんに持ってて欲しいのですわ」

圭一「俺なんかでよければ…」

沙都子「知られると恥ずかしいのでみんなに見つからないうちに」

大石「ふむぅ…..！」

大石「ふむぅ…..！」

大石「くそ！！」

大石「あー！こんな時に痒い痒い！」

大石「痒い痒い痒い！」

大石「ん？」

大石「おや？」

大石「またあなたですか前原さん」

沙都子「さあ、遠慮は無用ですわ！ここはもうにーにの家でもありますわよ」

圭一「なあ沙都子、叔父はもう逮捕されたんだよな？」

沙都子「ええ…だから今はこの家にはだれもいませんの」

沙都子「私たち2人だけ」

圭一「さっき言ってた俺に渡したいものって？」

沙都子「ここで待っていてくださいませ」

圭一「えっと…電気は？」

沙都子「梨花…」

沙都子「奇跡はもう…おしまいですわよ」

沙都子「ここから先は」

沙都子「あなたに絶望を」

圭一「ぐあー！！」

圭一「あぁ…！」

圭一「うわあああああ！」

圭一「ぐあああ！」

圭一「うう….」

圭一「うう….」

圭一「あああ….」

沙都子「後はお任せしますわ大石さん」

沙都子「いやあああああ！」

大石「北条さん！」

大石「何があったんです？それは誰の血ですか？」

沙都子「いやあああああ！！」

大石「さっき前原さんと一緒でしたよね？それはどうしたのです？それに鉄平さんは」

沙都子「いやああああ！！」

大石「ああ！あんたじゃ話にならん！！」

大石「う！？」

大石「こ、これは….？」

沙都子「圭一さんでしたの」

沙都子「圭一さんが祟りの…」

大石「祟りの何です？」

大石「村の敵である北条鉄平を襲ったとでもいうのですか？」

大石「核仕立てするならあんたも同罪だ！」

大石「あー！痒い痒い痒い！！」

沙都子「梨花の奉納演舞を見ている時ですわ」

大石「ああ！？」

沙都子「圭一さんが突然手をつかんで神社から連れ出しましたの」

沙都子「どうしても私の家で話したいことあるだと」

大石「前原圭一が誘った？敵対している鉄平がいる家に？」

大石「違う…違うな…誰かに依頼されたんだ祟りを操る村の黒幕に」

沙都子「圭一さんは突然俺がにーにだと意味の分からないことを叫んで兄の部屋からバッドを持ってきましたわ」

大石「兄というのは祟りで失踪した北条悟志のことか！やはりすべてはつながっていた」

大石「私の睨んだ通りだ！！」

沙都子「圭一さんはそのバットで襲おうとして、でも叔父様がすぐに奪いとったのですの」

沙都子「それで、私は止めようとしましたの」

沙都子「でも、児童相談所を騙して利用しようとした圭一さんへの怒りは凄まじくて」

沙都子「我を忘れた叔父様に私は何もできず」

沙都子「圭一さんは何度も何度も執拗に叔父様を…」

沙都子「私には止められたかもしれませんのに…」

大石「そんなことよりも、前原さんは何か言ってませんでしたか？」

大石「祟りが…祟りがどうとか！」

沙都子「そういえば、叔父様を殴りながらこれはオヤシロ様の祟りだと言い続けてましたわ」

大石「ぐへへへへ！やはり、やはりそうか！」

大石「駒として優秀な前原さんを見込んだ黒幕が！」

大石「村への忠誠の証として」

大石「祟りの実行を任せたのか…！ふふふふふ！」

大石「そしてこれこそが確かな物証！！」

大石「親父っさん…5年目にして遂に私は雛見沢連続怪死事件のオヤシロ様の井戸口を掴むことができました」

大石「もうすぐです…もうすぐあなたの墓前に真実を捧げることができます！」

大石「この証拠は間違いなく黒幕へとつながっている！んふふふ…！」

大石「これだけのことを命令できる黒幕となれば自ずと限られてくる」

大石「考えろ、推理しろ大石蔵人！手掛かりはもうすぐそこに！」

沙都子「良かったですわね…ところでさっきから首は大丈夫ですの？」

大石「首！？ああ、かゆいかゆいかゆい！考えが纏まりそうな時に腹ただしい！」

大石「かゆいかゆいかゆい！」

沙都子「お気の毒様、すっかり末期ですわね」

大石「誰なんです？誰が貴方に命じたんです？」

沙都子「命じた？こんな恐ろしいこと誰かが…」

沙都子「あ！あの時圭一さんが言ってたのはまさか？」

梨花「そんな…！」

大石「前原さんが何か言ったんですね？思い出してください！前原さんはなんと？」

沙都子「圭一さんは梨花に頼まれたと」

大石「古手梨花！！」

大石「御三家の1つ、古手家の当主か」

大石「やはり古手神社こそが祟りの本丸」

大石「全部繋がった！これで納得がいく！」

大石「ついにすべての証拠をこの手に掴んだぞ」

大石「ふははは！！」

大石「ぐえ！」

沙都子「アハハハハ….！！」

沙都子「アハハハハ….！！さあ梨花の心を存分に砕いてくださいませ」

沙都子「オヤシロ様の使いさん」

レナ「圭一くんたちまだ戻ってないみたいだね」

魅音「おじさんもそろそろ帰らないと婆っちゃが親戚の相手しろってうるさいから」

詩音「私も一緒にいきます！離れに泊まっていいですよね？」

村人「おお！梨花ちゃんどうかしたのかい？」

梨花「富竹をみませんでしたか？もしかしたら鷹野と一緒かもしれないのです」

村人「ああ、その2人ならさっき駐車場のとこで」

梨花「大石？」

大石「んふふふふ…」

大石「探しましたよ」

大石「古手梨花さん！」

村人「ちょっと刑事さん！あんた酔ってるのか？」

梨花「なん…で…？」

レナ「梨花ちゃん！！」

魅音「何やってるんですか？」

大石「やっと謎が解けたんですよ」

村人「あんた！いい加減に…！」

バァン！！（銃声）

エウア「ふふふ…実に愉快であるな人の子らよ」

魅音「大石刑事！話なら園崎家次期当主の私が聞くから梨花ちゃんを解放して！」

大石「ああ？」

梨花「だめ….！」

詩音「今のうちに梨花ちゃまを！」

大石「邪魔をするな！！」

魅音「詩音！！」

沙都子「まあ…賑やかですこと」

魅音「嘘…でしょ？」

梨花「もうやめて…」

レナ「みぃちゃん！！みぃちゃん！！」

魅音「レナは圭ちゃんたちのことをお願い！」

レナ「いやあああああ！！」

レナ「梨花ちゃん…！！梨花ちゃん！」

大石「さあ白状しろ…正直に白状しろ！」

大石「古手梨花ああああ！！」

梨花「理想的だった世界がこんなにもあっけなく…」

大石「ああ？なんて言った？」

梨花「いいわもう終わらせましょう」

大石「おいぃ！？」

大石「このクソガキが！」

大石「しゃべれ！」

大石「しゃべれ！」

大石「しゃべれ！」

大石「しゃべれ！しゃべれ！」

大石「しゃべれ！しゃべれ！」

大石「あ？」

レナ「沙都子ちゃん！きちゃだめ！」

沙都子「まだ終わってませんでしたの？大石さんも口の割にはざまあないですわね」

レナ「え？」

大石「そういうことか…今度こそつながった！」

大石「裏で全てを操っていたのは」

大石「祟りの黒幕は」

大石「お前か！！」

沙都子「あら、正解ですわ」

バァン！（銃声）

沙都子「梨花…ちゃんと死んでまして？」

沙都子「あなたが死んでからじゃないと同じカケラにいけませんものね」

沙都子「ああ、死んでるかどうか確かめる方法がございましたっけ

バァン！！（銃声）

沙都子「これで絶対に死んでますわね」

レナ「さ、沙都子ちゃん…？」

レナ「うわあああああ！！」

沙都子「梨花…まだまだ逃がしませんわ」

沙都子「雛見沢で私と一緒に幸せに暮らす未来」

沙都子「それを受け入れるまで絶対に絶対に逃がしませんですわよ」

エウア「アハハハハ….！！」

エウア「アハハハハ….！！」

エウア「アハハハハ！！」

エウア「ふう…さて」

エウア「お前はどうするつもりか？」

エウア「カケラを見ることもできぬ哀れな出来損ないよ」