【感想】アニメ『迷宮ブラックカンパニー』5話 予想外の展開で面白い ほんとに有能だな二宮さん

二ノ宮「はっ！」

二ノ宮「ふっ…ふっはっはっは…」

二ノ宮「ぃいいええああああああ！！」

二ノ宮「夢オチセンキューー！！」

二ノ宮「ったく、やれやれだぜぇ～。俺とした事が異世界転移なんて夢物語あってたまるかぁ。あっはっはっはっは」

二ノ宮「随分長い悪夢だったぜ」

二ノ宮「ふんっ、せいせいする！」

男キャスター「本日未明、突如として都心部に現れた巨大未確認生物は食料倉庫を中心に破壊し北西に向かって進行している模様です」

リム「お～な～か～す～い～た～　に～く～　ど～こ～だ～」

二ノ宮「な…なんだこれは…」

男キャスター「被害状況の報告が入っています」

リム「ぁああ～～！」

男キャスター「これはかなり深刻ですね」

二ノ宮「夢じゃなかったのか」

スマートスピーカー「インターホンが押されました」

マスコミ「二ノ宮さーん、居ますよねー？出てきてくださーい」

女キャスター「ご覧ください。現在私は巨大未確認生物と関係があるという男性のマンション前に来ております」

マスコミ「話聞かせてくださいよ、二ノ宮さん」

マスコミ「二ノ宮さん」

二ノ宮「しっ、知らん！」

二ノ宮「俺は知らんぞぉ！」

リム「キンジ！…見っけ…」

リム「おなか…空いたんだけど！」

二ノ宮「リム！？」

リム「おなかすいたー…おなかすいたー…」

二ノ宮「ま…待て…」

二ノ宮「え…ぇえええ！」

二ノ宮「ひぃぁああああああ！！…はぁ…あ」

リム「んがんが…んが」

二ノ宮「ゆ…夢か…助かった…」

ランガ「お目覚めですね、救世主様」

二ノ宮「あん？」

ランガ「どうか私達の世界を救って頂けませんか？」

二ノ宮「貴様…聞き間違いでなければ俺に世界を救えと言ったか？」

ランガ「はい」

二ノ宮「理解が全く追い付かん。そのトチ狂った言動の内容はともかく、此処は何処だ？」

二ノ宮「俺は迷宮の中に居たはずだが、シアは？ワニベはどうした？」

二ノ宮「俺と一緒に居た連中は何処に行った？お前が運んだのか？」

ランガ「それは…」

ランガ「え、えっと…」

ランガ「セリフ忘れちゃった！てへっ」

ランガ「ちょっと待って！もう一度やり直させて」

ランガ「たしか予言の書にこういう時の対処法が…えっと…」

ランガ「救世主が混乱して質問攻めをしてきた場合は媚びるような目線を右斜め45度から抉り込む様に放つと効果大…ふむふむ」

リム「ふあぁ～」

ランガ「救世主様…私達人類は今、滅亡の危機に立たされています」

ランガ「どうか…お力をお貸しくださいませ！」

二ノ宮(なんだこの茶番は…)

リム「へっくち！」

二ノ宮「リム、後でたらふく食わせてやるから…やれ」

リム「うん！」

ランガ「ほえ？」

リム「ふん！」

ランガ「ちょ、ちょっと！」

二ノ宮「いいか、俺が聞きたいのは…」

リム「シュッシュ、シュッシュッ、ズビシ！ズビシ！」

二ノ宮「な！」

二ノ宮「なんだ…此処は！」

ザゼル「これはこれは、大変失礼を致しました」

ザゼル「救世主様…」

ザゼル「私はこの街、マルシアを取り纏めているザゼルと申します」

ザゼル「この子はランガ。我々の巫女で魔法の腕は良いのですが自由にやれせておいた分少々勝手が過ぎるきらいが御座いまして」

二ノ宮「どうでも良いからささっと状況を説明してくれ」

ザゼル「ええ、では順を追って説明しましょう」

ザゼル「事の起こりは300年前、とある企業によって世界が崩壊しかけた所から始まります」

ザゼル「資本主義の負の形相として生まれたその企業は従業員をまるで奴隷の様に扱う事で急速に発展し、その破滅的な概念を瞬く間に世界中に広げていきました」

ザゼル「やがて支配層とそれに使われる社畜という構図が社会全体に生まれ」

ザゼル「次第に大半を占める社畜層は考える事をやめ、人類は生物としての力を弱めたのです」

ザゼル「その隙を突く様に現れたのが魔王です。魔王は魔物を使役し、世界を支配」

ザゼル「そして敗北した我々は地下へと逃れ暗いシェルターで300年を過ごしました」

ザゼル「その間に資源は尽き、我々は明日をも知れぬ状態となりました」

ランガ「でも希望が見付かったんだ」

二ノ宮「希望？」

ザゼル「地上に隠された予言の書と奇跡の遺物、ゲート。これを使い私達はこの世界を救う事の出来うる人物を召喚しました」

ランガ「その救世主様がアナタって事」

二ノ宮(アムリアとかいう糞異世界からまた別の異世界に転移だと…！)

ザゼル「福音をもたらす時が遂に来ました。さぁ、こちらへ救世主様」

民達「わぁ～～！！」

二ノ宮「いっ！？」

民1「救世主様だー！」

民2「救世主様が本当に居らした！」

民3「ありがたやぁ～！」

民4「これで我々もこの洞穴から抜け出せるぞ！」

ザゼル「民の皆も救世主様が現れる事を心待ちにしていたのです」

二ノ宮「他人に縋る事しか能の無い連中がわらわらと…まるで掃き溜めだなぁ」

ザゼル「彼らも圧倒的な閉塞感を前にどうして良いか分からぬ哀れな者達なのです」

ザゼル「どうか救世主二ノ宮様に道を示して頂きたい」

二ノ宮「何言ってやがる！テメーらの世界のケツはテメーらで拭くのが筋だろ！」

ザゼル「いいえ、二ノ宮様には魔王を倒してもらいます」

二ノ宮「！？」

ザゼル「まさか…私達を見捨てる選択肢は選ばないですよねぇ？」

二ノ宮「ちっ！弱者面して脅迫か…だが何と言われようと俺はお前らの為に働く気など無い！」

ザゼル「ふん…」

ザゼル「予言の書にはこうも書かれております」

ザゼル「救世主と魔王が相まみえる時、ニホンへの道が開かれるであろう…と」

二ノ宮(なに！？)

ザゼル「ニホンという物が何処かは分かりませんが二ノ宮様にとっては」

ザゼル「楽園の様な所なのでしょうなぁ～」

二ノ宮「くっ！」

ザゼル「どうですかな？魔王討伐に興味を持たれたのでは！？」

二ノ宮「白々しい…ハナからその話で釣るつもりだったんだろ」

ザゼル「…ひん」

ランガ「二人ともバッチリ支度は終わったみたいだね」

二ノ宮「その格好…まさか…」

ザゼル「ランガには巫女として二ノ宮様の旅に同行してもらいます」

二ノ宮「こんな脳みそとろけてそうな女」

二ノ宮「邪魔以外の何物でもないんだが」

ランガ「も～お～、そんな事言わないで～。よろしくね～、二ノ宮く～ん」

二ノ宮「！？」

二ノ宮「ふんっ！」

ランガ「きゃぁあ～！」

ランガ「酷いよ…ボクの大事なところを…」

二ノ宮「お前…男か！」

ザゼル「魔力を持った子供を巫女とすると予言の書には書いてあったのですが、この街で魔力を持っているのはその子だけでして…」

ザゼル「仕方なく…」

二ノ宮「いい加減な連中だな、おい！滅べるべくして滅んだんじゃないのかこの世界の人間は！」

ランガ「勘違いしちゃったぁ～？でもそれは仕方の無い事だよぉ」

ランガ「ぶっちゃけぇ、ボクより可愛い子って居ないから」

ランガ「二ノ宮君もぉ、我慢できなくならないよう気を付けてねぇ」

二ノ宮(またロクでもないタイプの奴がぁ…！)

ランガ「きゃああ」

ランガ「もおっ！髪がめちゃくちゃ！」

ランガ「何するんだよぉ！」

二ノ宮「お前の趣味をとやかく言うつもりは無いが」

二ノ宮「色気づくのはあと10年経ってからにしろ」

ランガ「決～めたっ！」

ランガ「ボク絶対二ノ宮君を振り向かせる！」

二ノ宮「言ってろクソガキ」

ランガ「ガキじゃなくて」

ランガ「ランガだってば」

二ノ宮(ったく異世界で魔王退治なんて馬鹿げた話だ…だが言っても始まらね)

二ノ宮「よしっ！行くぞガキ共！」

二ノ宮「こいつはたまげたな…」

二ノ宮「ここは異世界じゃねぇ…」

二ノ宮「未来のアムリアだ！」

二ノ宮「まったく…ブラックだとは思ったがまさかライザッハが世界を滅ぼす原因になるとはなぁ」

ランガ「おかしくなったのはベルザっていう人がトップに立ってからなんだって」

二ノ宮「だろうなぁ！あんな巨大な銅像まで作らせてんだ。クソ迷惑な女だ！」

ランガ「……ん！」

ランガ「二ノ宮君」

二ノ宮「あ？」

リム「ぐでぇ～～～」

二ノ宮「うわぁああっ！」

二ノ宮「やべぇ！急ぐぞランガ！」

リム「ほえ？」

二ノ宮「手持ちの食料食い尽くしたリムの目がヤバい事になってる！」

二ノ宮「あれは俺達を狙う獣の目だ！」

二ノ宮「魔王の城はどっちだ！」

ランガ「え！？え～っと…あ！あれ！あれだよ二ノ宮君！」

ランガ「あれが魔王の城！…多分」

二ノ宮「よっしゃ！」

リム「はら減った…」

二ノ宮(此処が魔王の城…？)

二ノ宮(さてどうするか…今のリムは正直アテにならん。まずはどうにか魔王に気付かれずに城内に潜入し慎重に情報を集めて)

ランガ「えい」

二ノ宮「……」

ランガ「ふんっ」

二ノ宮「って！何やってんだテメェ！」

ランガ「ほえ？何って、魔法でドッカン作戦だよ？」

ランガ「魔王に会うんでしょ？早く行こ行こぉ～」

ケルベロス「何してくれとんじゃワレェー！」

二ノ宮「いっ！」

ケルベロス「貴様ら！此処が魔王軍の誇る課長補佐代理」

ケルベロス「ジェネラルアント様の治める街、ジェネラルアントファームだと知っての事なんだろうなぁ？」

二ノ宮「ん？魔王軍の課長補佐代理？」

ケルベロス「おう！」

二ノ宮「ジェネラルアントファーム！？」

ケルベロス「おおう！」

二ノ宮「おいランガ！全然魔王の城じゃねぇじゃねーか！」

ランガ「え～？あれ～？どっかで道間違えちゃったのかなぁ。ねぇねぇそれより見て見て！」

ランガ「お揃いっ」

ケルベロス「こいつ…殴って良いか？」

二ノ宮「ぜひそうしてほしいが…そういう訳にはいかん！」

二ノ宮「俺には目的があってなぁ」

二ノ宮「こんな所で時間を無駄にはできないんだ！やれ、リム！」

二ノ宮「ん？」

社畜「うわ～、なんだこのガキ～！」

二ノ宮「あ…」

リム「おなか空いたぁ～！」

社畜「俺達の食料が～！」

リム「食べるもの～！ちょ～だ～い！」

二ノ宮「すんませんでしたぁ」

ケルベロス「ジェネラルアント様、北門の前で騒ぐ不審人物共をお連れしました」

ランガ「うわうわ凄い！なんか偉そうな人にすぐ会えちゃったよ」

ランガ「魔法でドッカン作戦大成功だね、二ノ宮君」

二ノ宮(…黙れクソガキ…)

ジェネラルアント「侵入者か…今更人間如きに何が出来るとも思えんが」

ジェネラルアント「このジェネラルアントは一片の油断も見せぬ。納得がゆくまで調べ上げさせてもらうぞ」

二ノ宮(なるほど…役職を与えられるだけの事はある…半端ねぇ威圧感だ)

ジェネラルアント「…え！？あれ！？」

二ノ宮「はぁ？」

ジェネラルアント「そんなバカな！ぇえええええ！…え？」

ジェネラルアント「二ノ宮さん？二ノ宮さんじゃないですか！」

二ノ宮「あぁ…確かにそうだが…」

二ノ宮「なんなんだお前は…」

ジェネラルアント「僕ですよ僕！アリAです！」

二ノ宮「マジで！？」

ジェネラルアント「はいぃ！」

二ノ宮「アリA！あのアリAだと！？」

ジェネラルアント「はっはっは、そうです。二ノ宮さんと一緒に戦ったアリAです！」

二ノ宮「どうっしたってんだよ、その姿」

ジェネラルアント「私も魔物として成長致しまして、ちょっと出世したんですよぉ」

二ノ宮「ちょっとって…いや」

二ノ宮「だいぶ立派になったなぁ」

ジェネラルアント「はっ！恐縮です！」

ジェネラルアント「相変わらずリム様はよく食べられますねぇ」

二ノ宮「他のアリ連中はどうした？やはりお前みたいな感じになってんのか？」

ジェネラルアント「二ノ宮さんが居なくなってから我々も結構ゴタつきましてねぇ…」

ジェネラルアント「大半の仲間が地に帰りましたが残った我々は魔王様の加護もあり」

ジェネラルアント「こうして迷宮の外に出て大手を振って人間を支配出来てるんですよ」

二ノ宮「そうか」

ジェネラルアント「いやぁ、数百年経ってますけど二ノ宮さんとの思い出は昨日の事の様に感じます」

ランガ「二ノ宮君結構顔広いんだ。ちょっと尊敬」

二ノ宮「お前…仮にも救世主が魔王の配下とツルんでるんだぞ？何とも思わないのか？」

ランガ「思わない」

ランガ「っていうか、ぶっちゃけボクは街の外にさえ出られれば何でも良かったしねぇ」

ランガ「あんなクソ湿った空気はもううんざりだったし…」

ランガ「それに…」

ランガ「…」

二ノ宮「どうした？」

ランガ「ううん！なんでもない」

ランガ「ねぇねぇもっと聞かせてよ、昔のお話」

ジェネラルアント「そうですね。私はしがないアリ型モンスターでしたが、あの頃は楽しかった」

ジェネラルアント「二ノ宮さんに率いられ私共では倒せない様な強敵に立ち向かい…」

ジェネラルアント「熱があったって言うのかなぁ…」

ジェネラルアント「それに比べて…今は上と下からの板挟みですよ」

二ノ宮「何かあったのか？」

ジェネラルアント「実は…」

社畜「ジェーネーラールー」

社畜「アントォオ！」

ランガ「ぁあ～、もう…ぐちゃぐちゃになっちゃったじゃ～ん。勿体無いなぁ」

リム「リムのごはん…」

二ノ宮「いきなりなんだ！」

社畜「いい加減にしろ！ジェネラルアント！」

社畜「お前らやりたい放題やりやがって！」

社畜「俺達人間を何だと思っ！？」

社畜「う…ぐ…う…」

リム「お前…ゆ る さ な い …」

二ノ宮「まぁ落ち着けリム。こいつの言い分も聞いておいても損は無いだろう」

二ノ宮「でぇ～？」

社畜「！」

社畜「俺達はもう限界なんだ！」

二ノ宮「ほぉ」

社畜「こんな劣悪な環境で1秒だって働けない！」

社畜「1日8時間労働で」

社畜「休みは週にたったの2日！」

社畜「おちおち遊ぶ事もできず朝起きるのが辛い！」

社畜「挙句…怪我や病気になった時の為に」

社畜「保険だなんて怪しげな物に加入させられて」

社畜「奴らは俺達を死ぬまで使い潰す気なんだぁー！」

二ノ宮「完全なホワイト企業じゃねぇか」

ランガ「え？何々？どうしたの二ノ宮くーん」

二ノ宮「さっき言おうとしてた事はまさかこれの事か？」

ジェネラルアント「私達アリ族は二ノ宮さんに会って正しい労働には正しい対価が与えられるものだと教わりました」

ジェネラルアント「ですから占領した民とは言え労働に対して生きていくには過不足無い条件を与えているつもりです」

ジェネラルアント「なのに連中」

ジェネラルアント「全然働かないんです」

ジェネラルアント「もう、これ以上どうすれば良いのか…アリ、アリィ…！」

ジェネラルアント「魔王軍の屋台骨を支える重要な仕事なのにぃ！」

二ノ宮「それこそ魔王にでも相談したらどうなんだ？お前たちの大ボスなんだろ？」

ジェネラルアント「駄目なんです…魔王様は普段は全く姿を見せないお方で」

ジェネラルアント「相当な上役にでもならなければ面通しすら叶いません」

リム「くんくん」

ランガ「あははははは！」

ジェネラルアント「唯一顔を見せるのが重役会議の時だけで」

二ノ宮(苦労してんなこいつも…)

二ノ宮(しかしそうか…)

二ノ宮(魔王ってのは玉座にふんぞり返って会いに行こうもんならよく来たなって手厚く歓迎してくるもんかと思っていたが…)

二ノ宮「よし分かった。俺がなんとかしてやる」

ジェネラルアント「はい？」

二ノ宮「最大効率で最高利益の働き方、たっぷりレクチャーしてやろう」

ジェネラルアント「にっ！二ノ宮さん！」

ジェネラルアント「その後」

ジェネラルアント「二ノ宮さんはジェネラルアントファームを迷宮ブラックカンパニー ザ・フューチャーと改名し抜本的な構造改革に乗り出した」

ジェネラルアント「まず行ったのは」

ジェネラルアント「働いている人間の不満を助長するかの様な支配構造の強化」

ジェネラルアント「魔物に反抗的な態度の者へは容赦の無い制裁が加えられた」

ジェネラルアント「一方」

ケルベロス「よく働いたなぁ」

社畜「ありがとうございま～す！」

ジェネラルアント「素行の良い者や成績の良い者へは幾ばくかの財産と人間を支配する権利が与えられ」

ジェネラルアント「人間内での序列を明確にしたその結果…」

社畜達「仕事さいこぉ～！」

ジェネラルアント「自己顕示欲、劣等感、承認欲求むき出しにした人間同士の競争が起こり」

ジェネラルアント「多くの人間は自ら競い合うように仕事に没入する様になったのである」

二ノ宮「いやぁ～、悪い悪い」

二ノ宮「魔王軍に付いた方が色々と都合が良くてなぁ」

二ノ宮「魔王軍課長補佐代理兼新規事業開発室室長にヘッドハンティングされて今ではジェネラル二ノ宮なんて呼ばれている」

二ノ宮「という訳でこの街は俺が支配する事にした」

二ノ宮「まぁ安心しろ。俺にかかれば当社比で3倍は平和になるはずだぁ」

二ノ宮「メンゴ！」