【感想】 読み切り漫画『破壊された原スープ』 始まりが唐突で混乱したが雰囲気あり推理要素ありオチも綺麗で良作だった【ネタバレ注意】

男の子がかわいい

雰囲気が完全にジャンプラで話題になるタイプの読切

面白かったがこれ自体は連載には絶対なってほしくない作品だなｗ
しかしアルルカンだの何だの言われるとどうしてもからくりサーカスのほうを連想してしまうな…

アルルカンがズルは許さないって言った舌の根も乾かん内に事件のネタバレし始めたのだけはアレ？って思ったけど、ロランくんの兄への想いを聞いて犯人探しよりさっさとバラした方が面白いと判断した、って事なのかな
テーマは分かりやすくて完成度高かったし、面白かったな

新世界賞のドール、漫画学校の1スー、そして今回の原スープ
共通点が「肉親がクソ」なところに作者のこだわりを感じる

ターンエー大好きな名前だな

ジャンプラ向けっぽい作品
読み切りとしてきっちり纏まってたけど、自分の好みではなかった
カラー絵は好き

書きたいテーマに絞って導入や謎解きを最低限にしてるのがうまく行ってる感じ
最近ジャンプっぽくないみたいな感想多いけど別に決まりはないんだから色々試作的にやってけばいいと思うわ

バイの光源氏

作者紹介の『好きな漫画：ゴールデンカムイ』に納得してしまった

ところどころアクタージュ味のあるコマがあってよかった

もともと地獄に落ちるような兄なんだからお察しだよな

もうちょっとなんか欲しい

格言挟み込んでから同じことをキャラに言わせるのはどっちかだけで良いかなと思った
そのもので挟み込むのもキャラのセリフに引用するのもそこそこ洒落た演出ではあるけど両方使っちゃうのは「伝わらなかったらどうしよう…こういう言葉があるんですよ」っていう逃げのように感じる
雰囲気を大事にしたい作品ならそこまで気にしなくてもよかったと思う

劇作家の話とか描いたら面白そう

いいアクタージュ最終回だった
去年思ったあれこれを思い出したよ

私のローラ…

文字は多いけど、苦無く読めたかな。
オチも秀逸だったし、こういうちょっとダークなものが欲しいと思う。
連載するならアルルカンが何話かに区切って語る話とかなら読みたい。

オチへの振り丁寧だった

付いてるからおとくやね

かわいい子だなと思ったのに男の子で少しがっかり
じゃあ乳首くらい見せろよ

面白かった。
ペラペラ喋るキチガイキャラがちゃんキチガイだったし、弟くんもいい感じに頭イカれてた

>> 最初女の子だと思ってたから死ぬほどガッカリした

は？男の子だからこそいいんじゃないか

本スレ126のも面白かった

担当に奇怪な動物の絵を送ってくる
父親が一筆入れさせろと迫ってくる
よし！作者は変な人だな！応援する！

盲信してたけどアルルカンの言葉で疑念抱いてたんだから仲間はずれにしないでちゃんと情報共有してればメイドさんが階段から落ちることもなかったのでは？

衝撃的な体験だったかもしれないが、兄の本性と自分の視野狭窄さを思い知れたりしたから、結局元鞘に戻って御終い、ではなく、主人公はこの経験を通して「成長」できたと思いたい

なんだかんだで悪人が死んで善人が生き残ったから、読後感は悪くない

原と破壊が並ぶとVIPの定期スレ見たいで笑える

アルルカン「道化役、ごくろうさま」

オイディプスの名前が出てきたところでわかる人にはわかる落ちだったね
以前の読み切りも好き

兄貴殺害描写の2ページ丸々省略で良かったと思う
何か喚く内容がすげー安っぽくて悲痛さがない
アルルカンが部屋入ったらロランが兄貴殺してたって結果だけ描いた方がインパクトあったと思うんだけどな

アクタージュの絵と雰囲気にネウロの外連味を混ぜて割ったよーな感じ
ネウロは根っこが単純娯楽だから外連味中和出来てたけど、この文学的雰囲気だとちょっと重く感じる
嫌いじゃないけど読み切りでお腹一杯

この題材で短期集中のオムニバス読みたくなる出来の良い作品だった
読み切りの限られたページの中でテーマを誰でもわかるように据えてきれいにオチつけて推理もの終わらせられる構成力はすごい

「すべて書かれたものは〜豚のようなものだ、特に当節の連中は。」
の引用文って何となく「最近の若いもんは〜」的なニュアンスを感じる
「小説なんて馬鹿が読むものだ」「漫画なんて」「ラノベなんて」「アニメなんて」「なろうなんて」みたいに、発言者が好きじゃない（あるいは慣れ親しんでなかった新しい）文化に対しての侮蔑的な言い回しなんて大昔から繰り返しあるから、当時の発言者やアルルカンもそんな感じだったんじゃないか、と思うと人間味を感じる

はらスープってなんだよって思いながら読んでた 面白かった

過去作が暗い話ばかりなので逆に明るい話も読みたい

この人の絵柄と引用、歌劇みたいな雰囲気大好きだわ

面白かった。崇拝から破綻への流れでゾクゾクした。オイディプス系お兄ちゃんに襲われるとか地獄だ。

オイディプス系お兄ちゃん
「肉親殺しの犯人を探していたら自分が殺した張本人だった」
って暗示かと思ったら、
「兄がエディプスコンプレックス」てのもかけてたのか

ギガの人魚の人か
面白かったかと言われると答えに困るが印象には残った
アルルカンは嫌いじゃない

面白かった
もうしん

テンポ感とか台詞回しがほんとに戯曲を漫画にしたって感じがしてすごいなー
古典演劇を実際舞台で見たことは無いけど

空気がシャレてるし暗さがいい感じ。

オイディプスコンプレックス
ロラン・バルト
作者の死…

良い意味でこれジャンプでやるの！？って感じだったわ、これかなり好きだ
ジャンプは定期的に新しい風を吹き込んでいってほしい
いろいろと演劇・文学的な素養を感じるけど今ならオランウータンが犯人でも納得するってのはモルグ街の殺人からなのかね

じっくりと見応えあった、ただ男だったのは解せぬ

読み切りだからこその話だとは思うがアルルカンを狂言回しにした４話くらいの短期連載ならみてみたいかもしれん

正直何が描きたいのかわからないわ、推理はちゃんと読んでれば分かるし、ただ言葉遊びというか西尾維新みたいなことやりたいだけに感じたわ

ジャンプでアントナン・アルトーの名前が出てくるとは全く予想できなかった
良い意味で予想を裏切られた

アントナン・アルトーとオイディプスの両方を出す所を見るに、作者と編集はアン/チ・オイディプス(次の社会形態を思想するアイデアが内包された本)を知っているはず

もしかしたらジャンプの大革命が起きるかもしれん

うーん
だから？としか思えんかった
当たり前の事を長々説明されてる感じ
兄は素晴らしい「作家」って言い出したシーンでもうオチ読めるし

兄を生き返らせたアルルカンが戻って来た所の１ページが好き
「……ぉあ？」って普通に面食らってる反応もいい

兄殺したあとは、アルルカンが水先案内人（語り部）に徹して、アルルカンとセリフのみで締めた方が面白かったろうな。とういうかアルルカンが終始水先案内人を務めてた方が面白い

お耽美やるならこれ位の画力は必須だよなぁぼくケツよぉ

大好き。最高。

もっと付け加えるとすればだね、ジャンプらしさというか少年マンガらしさっていうのが
本来どうなんだよってのが。戦後民主主義の負の遺産なのか、それとも大正教養主義および
江戸時代の子供認識の悪影響なのか......

あとは他の漫画家がどっかの後書きで言ってたコトで

「『ファニーゲーム』という映画があるんですが...
とにかく本当に何の救いも無いバッドエンド。後味の悪さは
映画史上ナンバー1と言ってもいいくらいヒドいんですが...何故か自分、
この映画が大好きなんです。

バッドエンドなら何でもいいって話じゃなく......エンターテイメントとして
『バッドエンド』の中に『ハッピーエンド』を超える凄いパワーを感じてしまう時があるんです。

賛否あるのはわかってます。しかしどんな鬱ラスト・超バッドエンドになろうと、
読者の皆様の心にへばりつき、揺さぶるような漫画を描くために、これからも自分なりの
黒いエンターテイメントを極めていく所存でございます」

ということで。この作者もこういうモンだと思えばまぁ、何とかショックも緩和されるかもしれんがね。
しょせんはエンターテイメントよ

兄の人間性はともかく才能の方は有るのか無いのか良く分からなかったな

みなさん、こんにちは、新しい章がここにあります, a new chapter is here bit.ly/newchap247