【感想】アニメ『シャドーハウス』 2話 少しづつ不穏な要素が出てきたが相変わらずケイト様とエミリコちゃんが可愛い

ケイト「朝起きると真っ黒い煤に包まれて」

ケイト「服が真っ黒で」

ケイト「ベッドが真っ黒で」

ケイト「何を触っても」

ケイト「汚して….」

ケイト「汚して….」

ケイト「汚して….」

ケイト「汚して」

ケイト「汚して」

ケイト「汚して汚して汚して汚して汚して」

ケイト「汚して汚して汚して汚して汚して」

ゴーン….（鐘の音）

ゴーン….（鐘の音）

ゴーン….（鐘の音）

リーン！（ベルの音）

エミリコ「私は生き人形、ケイト様のお役に立つためにいる」

エミリコ「私は生き人形、ケイト様のお役に立つためにいる！」

エミリコ「あ！おはようございます！！」

ケイト「寝ている間は煤が出るとはいえ、今日はいつもより多くて掃除が大変そうね」

エミリコ「私、お掃除大好きです！お役に立ちます！」

エミリコ「あっ！！」

ケイト「大丈夫？」

エミリコ「はい！だいぶ慣れてきましたから！」

ケイト「そろそろ外の掃除にも呼ばれる頃ね」

エミリコ「外….ですか？」

ケイト「ええ」

ケイト「他の生き人形たちと一緒に屋敷全体を掃除するのよ」

エミリコ「私が…外に？」

エミリコ「初めてだから緊張するな….」

ミア「行くよ！出ておいで」

ミア「あなた名前は？」

エミリコ「エミリコです」

ミア「私は上の部屋のミアよ！宜しくね！」

エミリコ「はい！よろしくお願いします！」

ミア「さあさあ、こっちこっち！」

ミア「部屋の外に出たことある？」

エミリコ「はじめてで….」

ミア「そう…！すっごくすごいからびっくりするよ！」

ミア「おかげ様とはうまくできてる？」

エミリコ「おかげ….？」

ミア「名前の知らないシャドー家の方をそう呼ぶの」

ミア「ねえ？エミリコってどんな子？」

エミリコ「えっと….」

ミア「無口ねえ…ルウタイプ？さあ、こっちよ」

ミア「ハリがあるでしょ？あれに登ると天井まで拭けるの！高くて楽しいよ！」

エミリコ「こんなたくさん生き人形が…！」

ミア「お屋敷は広いからこれだけいても全然掃除が終わらないの」

ローズマリー「待ってたわ！」

ローズマリー「あら、可愛い新人さん！」

ミア「班長のローズマリーと無口のルウ」

ミア「この子はエミリコよ」

ローズマリー「この4人で班として動くのよ、私が年長だから指導する立場ね」

ローズマリー「でも畏まらなくていいのよ？よろしくねエミリコ！」

ミア「どうしたのエミリコ！？」

エミリコ「びっくりしちゃいました….」

エミリコ「こんなに部屋の外が広くて、こんなに大勢の生き人形がいるなんて…」

ローズマリー「わかるわ、でも安心してみんないい人形よ！」

ミア「大体みんな…ね！」

ミア「でも、この屋敷の広さってすごいよね」

ミア「あの通路なんて無限に続くからね！」

エミリコ「無限ですか！？」

ルウ「無限じゃない….」

エミリコ「あの通路もみんなでお掃除するんですか？」

ミア「そうよ」

エミリコ「ここにいる生き人形全員で…」

ミア「そうよ！」

エミリコ「皆と仲良くなれますか？」

ミア「エミリコ、生き人形は余計なこと考えなくていいの」

ミア「皆で頑張ってシャドー家のお役に立てれば….それで幸せでしょ？」

ローズマリー「そうよエミリコ！ほら！掃除箱と煤コート！」

エミリコ「ありがとうございます….」

ローズマリー「煤コートは今日の簡単な掃除では使わないけどね」

ローズマリー「これ、あなた専用なのよ」

エミリコ「これが私のもの….！」

エミリコ「私…幸せです！」

ローズマリー「そうよ、私たち恵まれているわ！」

ローズマリー「拭けば明日は煤が積もる～（歌）」

ミア「煤が積もれば～また拭ける～（歌）」

ローズマリー「働き～ましょう～（歌）」

ローズマリー「役に立ちましょう～（歌）」

ローズマリー「余計なことは考えない～（歌）」

ローズマリー「シャドー家のために～（歌）」

働きましょう～（全員が歌ってる）

お役に立ちましょう～余計なことは考えない（全員が歌ってる）

シャドー家のために～！！（全員が歌ってる）

エミリコ「ケイト様！！」

ケイト「身体中煤だらけにして…頑張ったのね」

エミリコ「それがですね～！」

エミリコ「ほら！！」

ケイト「何を見せに来てるのよ！」

エミリコ「足元だけサボってたみたいです」

ブオオオオオ！（風の音）

エミリコ「あわわわわわ…！」

エミリコ「ただいま戻りました」

ケイト「煤取りの間はどうだった？」

エミリコ「凄い勢いで息もできないくらいでした」

エミリコ「でも、大丈夫です！外の世界も楽しかったですし」

エミリコ「ミアっていう生き人形に色々教えてもらいました！」

ケイト「よかったわね」

さあ、働きましょう～（エミリコが歌っている）

余計なことは考えない～（エミリコが歌っている）

エミリコ「あ！あわわ！」

エミリコ「良かった！本も床も濡れませんでしたよ！」

ケイト「エミリコ….それ….」

エミリコ「あ….つい手元にあったので…」

エミリコ「ごめんなさい….」

ケイト「ぬいぐるみは濡れたら元に戻らないのよ？」

エミリコ「捨てておきましょうか？この前みたいに…？」

ケイト「そこに置いておきなさい！！」

ケイト「他のものは何しても構わないけど」

ケイト「そのぬいぐるみはケイトにとって大切なものなの！」

ケイト「あなたには大切なものがないからわからないでしょうけど！！」

エミリコ「ケイト様が大切にされているとは…」

ケイト「もういいわ！」

ケイト「私、お風呂いくから！」

エミリコ「ごめんなさい…私、お掃除頑張りますから…」

エミリコ「落ちない….」

エミリコ「汚れが落ちない時….」

エミリコ「シャドーの…が…によって…」

エミリコ「ケイト様に読んでもらおう…」

エミリコ「あっ…」

ケイト「他のものは何しても構わないけど」

ケイト「そのぬいぐるみはケイトにとって大切なものなの」

エミリコ「生き人形はシャドー家の役に立たなければならない」

エミリコ「生き人形はシャドー家の役に立たなければならない！」

ケイト「エミリコ、何をしてるの？」

エミリコ「ごめんなさい！勝手にこの部屋を使ってしまって」

ケイト「エミリコ….」

ケイト「それって….」

エミリコ「これは….」

エミリコ「直してみたんです…でも、また勝手なことだったでしょうか？」

ケイト「凄いわ….」

ケイト「謝るわ、エミリコ」

ケイト「触ってはダメなんて一言も説明してなかったケイトが悪いわ」

ケイト「怒り過ぎたわ」

エミリコ「そんな！！」

ケイト「それは？」

エミリコ「ぬいぐるみを乾かしている間に作りました」

エミリコ「これを私の大切なものにします…名前はパンちゃんよ！」

ケイト「あなた本当にパンが好きね」

エミリコ「あ、掃除のことで聞きたいのですが…どうしても落ちない煤汚れが！」

ドサッ！！（煤のつららが落ちる音）

エミリコ「あ…落ちました….」

エミリコ「う～ん….」

エミリコ「パンちゃん！！」

ケイト「エミリコ！？」

エミリコ「うっ…うう….」

ケイト「エミリコー！！」

ケイト「大丈夫エミリコ？」

エミリコ「ケイト様！！」

ケイト「動ける？」

エミリコ「はい！どこも壊れてません！」

エミリコ「それよりもケイト様、わざわざ来てくれてありがとうございました！」

ケイト「それならば早く戻るわよ！！」

エミリコ「あっ….！」

エミリコ「あなたは….！」

サラ「あらら、見ない顔ね？まさかお披露目前かしら？」

エミリコ「ミア！こんにちは！」

エミリコ「ケイト様、お掃除の時色々教えてくれた生き人形ですよ！」

サラ「何よこの顔、勝手にしゃべるわ」

エミリコ「えっ….？」

サラ「ごきげんようケイト、初めましてサラよ」

ケイト「初めまして」

ケイト「あら、ケイトったら青ざめちゃってどうしたの？」

エミリコ「ケイト様は堂々としています！」

サラ「アハハハハハハ！！」

サラ「サラの顔を見習ってお勉強した方がいいわよ」

サラ「失敗作さん」

サラ「何勝手に行こうとしてるの？サラの助言を無視するわけ？」

サラ「ねえ失敗作さん、今どんな顔している？」

エミリコ「怒っています」

サラ「そうよね…それでケイトは？」

サラ「あらケイト顔がないじゃない、ねえどんな表情してるの？」

サラ「ねえ、サラのことみてる？」

サラ「名乗って損したかしら？こんな出来損ないのシャドーの顔じゃ」

サラ「いずれ偉大なるおじい様に処分されてしまうかもね」

サラ「さようならケイト、会ったのが私でよかったわね失態を告げ口しないから」

ケイト「そんな顔で歩かないでシャドーはもっと自信をもってなきゃいけないわ」

エミリコ「すいません….」

エミリコ「私出来損ないなのでしょうか？ケイト様に迷惑ばかりかけています」

ケイト「仕方ないわ…顔は自分で選べないもの」

ケイト「ただ、エミリコ…」

ケイト「エミリコは大切なものを守ろうとした」

ケイト「成長しているわよ」

エミリコ「はい！！」

エミリコ「私、どんどんお役に立てるように頑張ります！もっと指導してください！」

ケイト「そうね、次は自分の身体を大切にしてちょうだい」

エミリコ「膝擦りむいてた…」

エミリコ「早く治すためにも早く寝なくちゃ！」

エミリコ「どうしよう！全然眠れない！」

エミリコ「眠いはずなのに色んなことが気になって！」

エミリコ「生き人形は余計なこと考えちゃいけないのに…そうだ！！」

エミリコ「考えないノートを作って余計なことは全部わすれちゃおう！！」

エミリコ「まず気になることは、ケイト様のお役に立てるにはどうすればいいのかってこととお披露目って何なのかってことと」

エミリコ「それから….」

エミリコ「偉大なるお爺様….」

エミリコ「シャドーハウスって….」

エミリコ「こんなこと口にしちゃだめだ！」

エミリコ「シャドーハウスって何なのでしょうか？」

ミア「おやすみなさいませサラ様」