【感想】アニメ『シャドーハウス』 1話 ケイト様とエミリコちゃん可愛すぎる

？？「大事なこと、シャドー家は素晴らしい貴族である」

？？「生き人形はシャドー家に仕えることが幸せである」

エミリコ「はっ！！」

エミリコ「あああああああ！」

エミリコ「きゃあ！！」

エミリコ「おはようございますケイト様」

エミリコ「私が今日からケイト様にお仕えする生き人形です！」

ケイト「名前は？」

エミリコ「はい？」

ケイト「あなたに名前をつけなきゃね」

エミリコ「はい！！」

ケイト「ケイティー、ケイトン、トイケン…いまいちかしら」

ケイト「保留ね」

エミリコ「はい！！」

ケイト「じっとみないでくれる？」

エミリコ「ごめんなさい！！」

エミリコ「わあ….！！」

ケイト「ケイトはね」

エミリコ「はい！ケイト様は？」

ケイト「人の目を見て話すのが苦手なの」

エミリコ「おでこのあたりを見て話すと目が合ってるように見えませんか？」

ケイト「こうですか？」

ケイト「まあ、わからないでしょうけど」

エミリコ「こっちを見ているように見えます！」

ケイト「嘘をつかなくていいわ」

ケイト「シャドーの顔は誰にもわからないから」

エミリコ「あの….」

ケイト「煤はね、怒ったりよくない感情の時にでるの」

エミリコ「もしかして、今怒ってますか？」

ケイト「これは不安かしら」

エミリコ「不安….？」

エミリコ「わあ…！？」

ケイト「そういう隙間に煤が溜まるのよ」

エミリコ「気づきませんでした」

ケイト「見ないでって言ったでしょ、これ以上ケイトを不安にさせないで」

エミリコ「すいません….」

エミリコ「不安かぁ…..」

エミリコ「私も不安です….ケイト様…..」

エミリコ「読めない…これも….」

エミリコ「こんなことでケイト様の役に立てるのでしょうか」

エミリコ「ふんふふ～ん(鼻歌)」

エミリコ「きゃっ！！」

ガシャーン！！（何かが割れる音）

エミリコ「ごめんなさいケイト様！！」

ケイト「仕方ないわ、処分しておいて」

エミリコ「ごめんね….」

ケイト「ケイトお風呂入ってくるわ」

エミリコ「はい！それまでにお掃除終わらせておきます！」

エミリコ「やっぱり身体の調子がおかしい」

エミリコ「身体に油さすところでもあるのかな？」

エミリコ「きゃあ！！」

ガシャーン！！（物を倒すおと）

エミリコ「私も壊れたら処分されちゃう」

エミリコ「いやいや！全然平気！！」

エミリコ「元気！元気！」

エミリコ「ぎゃあ！！」

エミリコ「ぎゃあ…またやっちゃった….」

エミリコ「人形なのに痛いはあるみたい….」

ケイト「服は掃除をする道具じゃないわよ」

エミリコ「そうですよね….」

エミリコ「でも、大きい布が欲しくて！私はこの格好でも構わないので！」

ケイト「いい？シャドー家の生き人形はただの人形じゃないの、正確に人を模して造られた人形よ」

ケイト「シャドー一族は顔が見えないから顔の判別が難しい、その顔の代わりがあなたたち生き人形なの」

ケイト「だから見た目に気を遣ってもらえないと困るわ」

エミリコ「恥をかかせてしまってすいません….」

ケイト「まだわからないことだらけでしょ？少しづつ学んでいけばいいわ」

エミリコ「あの….」

ケイト「なに？」

エミリコ「私は造られた人形なのですね？」

ケイト「…….そうよ」

エミリコ「なぜ人の形がいいのでしょう？」

ケイト「それは動いて働いてケイトたちに似て顔があるからかしら」

エミリコ「ケイト様は人ですか？」

ケイト「そんなに色々聞かないで」

エミリコ「すいません….」

エミリコ「ああっ…..！」

ケイト「どうしたの？大丈夫？」

エミリコ「もうだめかもしれません、私壊れてしまったんです」

エミリコ「身体が動きません、大切な役割を果たせません….」

エミリコ「もっとケイト様と一緒に居たかった」

ケイト「困るわ、あなたがいないとケイトは….」

ぐうううう～（エミリコのお腹の音）

ケイト「えっ…..？」

エミリコ「変な音がしてきました…..」

ケイト「食事は？」

エミリコ「しません、人形ですから」

ケイト「食事はエネルギー補給のため必要なの！あなたの部屋に毎日食事が届くはずよ」

エミリコ「すいません…初日に1つだけ….」

ケイト「もっと食べなさい！！」

エミリコ「残りはケイト様のおやつだとおもって今戸棚に…」

ケイト「待ってなさい、今持ってくるから」

エミリコ「ケイト様….」

エミリコ「わあ！！本当にいいんですか？」

ケイト「ええ」

エミリコ「これはケイト様のパンで毎日私の部屋に届くものとは違って白くてきめが細かくて美味しそう！」

エミリコ「いいえ、いくらお腹が空いているからってケイト様のものを食べるということは」

エミリコ「意地汚い生き人形にはなりたくありません！」

ケイト「あなたはケイトの顔でしょ？」

エミリコ「はい….」

ケイト「ケイト見て見たいの、自分がおいしそうに食べてるところ」

エミリコ「それは私の役目ですね！それでは遠慮なくいただきまーす」

ケイト「どうしたの？生き人形には合わないかしら？」

エミリコ「おいしいー！！」

エミリコ「なんて美味しいパン！！」

エミリコ「すごくすごくすごく美味しい！！」

ケイト「ふふっ…」

エミリコ「ケイト様、何かおかしいことありましたか？」

ケイト「だってパン1つでこんなに喜ぶなんて」

エミリコ「えへへ、美味しいですもん」

エミリコ「美味しすぎるうううううう！！」

エミリコ「だから転がらないの！！」

ケイト「今日はもう寝るわ」

ケイト「一日お掃除ありがとう」

エミリコ「いえ、ご迷惑をおかけしてしまって…嬉しかったですパンを持ってきてくれてありがとうございます！」

ケイト「いいのよ…どう？調子は？」

エミリコ「バッチリです！元気満タンです！」

ケイト「あなた….本当に前向きね」

ケイト「言ったでしょ？じっと見ないでって」

エミリコ「すいません、明日まで会えないのが寂しくて」

ケイト「え？変な子ね」

エミリコ「おやすみなさい」

エミリコ「ん？」

エミリコ「煤だるまの出来上がり～！」

ケイト「いつから見ていたの！？」

エミリコ「最初からです！大作ですね！」

ケイト「ただの手遊びよ」

ケイト「やることないなら自分の部屋に戻ってもいいのに」

エミリコ「いえ、ケイト様を見ているのが楽しいので！」

ケイト「ずっと見られていたらケイトは居心地が悪いわ」

エミリコ「ふふっ！」

ケイト「じゃあ、カード遊びでもしましょうか？」

エミリコ「いいんですか？」

エミリコ「う～ん….」

エミリコ「あの、これってなんと読むのですか？」

エミリコ「これも、これも読めなくて….」

エミリコ「はははは！！」

エミリコ「今日は色々教えてくれて嬉しかったですもっと勉強してケイト様のお役に立ちたいです！」

ケイト「そうね、もし明日1時間早くおきて掃除をしてくれるならケイトが今日の続きを教えてあげるわ」

エミリコ「わーい！！嬉しいです！」

エミリコ「これもケイト様が教えてくれた文字だ！これも！」

エミリコ「これはこう書いてあったんだ！」

エミリコ「これはちょっと難しいな….」

エミリコ「明日はもっと読めるようになる！楽しみ～！」

エミリコ「寝坊したー！！！」

エミリコ「うわー！！」

エミリコ「おはようございます….」

ケイト「おはよう」

ケイト「遅かったわね？」

ケイト「お風呂入るわ、お掃除お願いね」

エミリコ「はい！！お掃除頑張ります！」

ケイト「だいぶ捗っているわね」

エミリコ「はっ…ケイト様のお顔が見えました！」

ケイト「え？」

エミリコ「ちょっとそのままでいてください！横顔なら表情がわかるかも！」

エミリコ「笑ってください！」

ケイト「こう….？」

エミリコ「う～ん、もうちょっと派手に笑ってもらえますか？」

ケイト「やったことないからわからないわ」

エミリコ「こんな風に！」

エミリコ「アハハハハハハ！！！」

ケイト「凄いわ…何もないのによくそんな笑えるわね」

ケイト「貴方の言う通り、大事だわ…横顔」

エミリコ「はい！！」

エミリコ「お掃除終わりました！」

ケイト「お疲れ様」

ケイト「ずいぶん汚れちゃったから着替えていらっしゃい、お茶にしましょう」

エミリコ「ご一緒していいんですか？」

エミリコ「すぐ用意します！」

エミリコ「きれいきれい！」

エミリコ「もうすぐ用意ができますよ」

ケイト「あなた鏡で見える部分しか洗ってないでしょ？」

エミリコ「え！？ごめんなさい！」

ケイト「こっちへ来なさいふいてあげる」

エミリコ「あの…シャドー家の方にはみんな生き人形がついているのですか？」

ケイト「タイミングはそれぞれだけど生き人形がついたら成人として認められるわ」

エミリコ「そうなんですね….」

ケイト「どうしたの？」

エミリコ「私は不良品なのでしょうか？」

エミリコ「ケイト様は清楚で素敵で私とはまるで違います…私は美しくなれますか？」

ケイト「見た目を美しくすることはできるわ、ケイト身支度は得意なのよここに座って」

エミリコ「ごめんなさい！忘れてください！」

エミリコ「いいんですよ、そこまでケイト様にしてもらわなくても！」

ケイト「お人形遊びよ…座りなさい」

エミリコ「キラキラしてますね！」

エミリコ「憧れます！」

ケイト「お化粧箱よ、使いこなせば顔を綺麗にできるわ」

エミリコ「これはなんですか？」

ケイト「顔色を綺麗にみせる粉よ、あなたにはまだ必要ないわ」

エミリコ「あ！いい子と考えた！ケイト様もこれを使えばお顔が浮かび上がってくるのではないですか？」

ケイト「やめて！！」

ケイト「怒鳴ってしまってごめんなさい、ケイトには必要ないの」

エミリコ「ごめんなさい、私がケイト様の顔なんですもんね…」

ケイト「貴方はケイトにとって大切な個性なのよ」

エミリコ「私がケイト様の個性…よーし！もっと頑張らなくちゃ！」

ケイト「動かないの」

エミリコ「すいません….」

ケイト「ついでに着せ替えをして遊ぼうかしら、向こうの部屋でケイトの服を着てきてちょうだい」

エミリコ「はい！」

エミリコ「いかがでしょうか…？」

ケイト「実は生き人形にシャドーの服を着せるのは禁止事項なのよね」

エミリコ「ええー！！すぐ脱ぎます！！」

ケイト「理由が分かったわ、人形の方が完全な存在に見えるもの」

エミリコ「そんなことありません！！」

エミリコ「私は自分の汚れに気づかなかったり、素敵なふるまいもできません」

エミリコ「綺麗な服も転んですぐダメにしてしまいます！こんな風に仕立ててくれたんのもケイト様なんです」

エミリコ「私はケイト様の鏡です！」

エミリコ「ほら！ケイト様が笑ってます！」

ケイト「あなたの感情でケイトを操作しないで」

エミリコ「わあ～！！調子に乗ってしまいました！」

エミリコ「違うんです！その～笑ってるんじゃないかな～って」

エミリコ「あ、でも煤が立ってない！」

エミリコ「私といることに不安がなくなったのですね！」

ケイト「そうかもね」

ケイト「ふふっ」

エミリコ「笑った！！」

エミリコ「今のははっきりわかりました！」

ケイト「そういえば….」

エミリコ「はい！」

ケイト「まだ名前をつけていなかったわね、ずっと悩んでいたんだけどこの本の主人公と同じエミリーにしようと思ったけど」

エミリコ「エミリー！素敵です！」

ケイト「貴方みたいに明るくて前向きだから」

エミリコ「嬉しいです！」

ケイト「でも、あなたの方がみてておかしいから」

エミリコ「おかしいですか？」

ケイト「エミリーというのをひねってエミリコというのはどうかしら？」

エミリコ「エミリコ…..！」

ケイト「気に入らない？」

エミリコ「いえ、とてもいい名前です！」

エミリコ「エミリコ….私は今日からエミリコです！やったー！」

ケイト「頑張ってねエミリコ….」

ケイト「貴方らしく….」

エミリコ「私ケイト様のお役に立てるように頑張ります！」

エミリコ「よろしくお願いします！！」

ケイト「エミリコ」

エミリコ「はい？」

ケイト「それ、外の汚れじゃないかしら？」

エミリコ「外….？」

エミリコ「外ってもしかしてシャドー家の方がいたりして！」