【感想】アニメ『無能なナナ』 5話 ナナしゃん毎回綱渡りしてるな… 今回も引きが絶妙だった

ツネキチ「これさぁ、ナナちゃんが転校してきた日に予知したのね？」

ツネキチ「やばくねぇ？」

ナナ（こいつの目的がわかった。これを手にしながらも、今まで騒がなかったという事…）

ナナ「あ、あの…」 

ツネキチ「新リーダーが真犯人とかやべーって」

ナナ「待ってください！誤解を解きたいです。何でもします。こんなものがクラスに出回ったら、皆さんに余計な心配を…」

ツネキチ「へへ…」

ツネキチ「でしょ？何でもしちゃうでしょ？」

ナナ（やはり写真をネタに、私を脅迫したかったようだ）

ツネキチ「退屈なんだよねー。この島…」

ナナ（おそらくこいつには友達もおらず、中島の死を訴えようにも、信用がないのだろうな）

ツネキチ「てか、人類の敵とか写真に写ったことねーわ。マジ俺たち、島で何をやらされてるの？なのにリーダーとか受けるんだけど」

 ナナ（キョウヤ辺りが聞いたら、喜びそうな話だ）

ツネキチ「え、なに？ひょっとしてナナちゃんが人類の敵とかゆーやつなの？だから俺を殺そうっての？」

ナナ（まだどうにでもなる。コイツを始末し、写真を処分する）

ナナ「すみません…。私は人類の敵なんかじゃありませんし、この写真にしても、全くわからないことだらけでして…」

ナナ「どうすれば信じてもらえるんですか？」

ツネキチ「俺、彼女いないんだよねー…」

ツネキチ「う～…気持ちいいわー」

ナナ「ツネキチさんは、その素晴らしい能力を世のために役立てようとは思わないんですか？」

ツネキチ「俺さ、頑張るやつ嫌いなんだよね。だって努力したって、未来は変わらねぇんだもん」

ナナ「例えば誰かに危機が迫ってるか、教えてあげる事もできるでしょう？」

ツネキチ「だからさぁ、死ぬってわかってる奴に、お前死ぬよって伝える方も辛いわけよ。わかる？マジ難病の告知をする医者の気持ちみたいな感じ？やべー、今のレトリックやべー」

ナナ（クズに遠慮はいらないな）

ツネキチ「明日は裸で耳かきしてもらおうかなー」

ナナ（今すぐ殺す事もできるが…）

ツネキチ「いってぇ！ちょっとナナちゃんさぁ、殺気感じたんだけどー？」

ナナ「すみません、強かったですか？」

ツネキチ「あのさぁ、写真の未来は絶対なのね。あの写真の中で俺はまだ生きてたでしょ？だから夜の１０時にその事件が起こるまでは、何があっても俺は殺されないわけよ。まじデスティニーってやつねー」

ナナ（今殺そうとすれば、何らかの運命的な力が働いて失敗するとでも…？）

ナナ（確かに今は夜も遅い。寮の壁は薄いし、騒ぎを起こすのは得策ではない）

ツネキチ「でもさー、襲われた後はどうなるかまだわからなくね？俺がナナちゃんを返り討ちにすんの？それとも殺されんの？」

ツネキチ「やべぇ…。これは結末を予知するまで、なるべく自宅待機だわ」

ナナ「では、そろそろ失礼しますね…」

ツネキチ「自宅待機だっつってんだろーが！！」 

ナナ「っ！」

ツネキチ「わかってんの？自分の立場…。明日から俺の彼女として、色々楽しい事してもらわないとさー」

ナナ「わかりました。ここにいます…」

ツネキチ「んじゃ、おやすみー」

ナナ（あのカメラか…）

『カシャッ…』

ナナ（予知夢を念写するような能力か…）

ナナ（こいつの未来を見られるわけではないのだろうな。もし能動的に未来が予知できるなら…）

ナナ（私に襲われた後の結末を知ろうとするはず…）

ナナ「ぁ…」

ナナ「…っ！」

ナナ（まずいな…）

ナナ（魔法の道具かと思ったが、これはただのインスタントカメラだ）

ナナ（未来を予知できるのは、あくまでツネキチ本人の能力というわけか）

ナナ（普通のカメラならば、中島殺しの証拠写真もデータとして残っているだろう。カメラ事処分しなくては…）

ナナ（予知された未来は本当に変わらないのか？）

ナナ（運命などと…、気に入らない！）

ツネキチ「ふぁ～…」

ツネキチ「おはよう、ナナちゃん。夜中に俺を殺そうとしなかったの？」

ナナ「やめてくださいよ…」

ツネキチ「まあ、無駄だもんねー。この事件が起きるまでは、俺様無事だもんねー」

ナナ「写真の未来が変わった事は、これまで一度もなかったんでしょうか？」 

ツネキチ「何？怖くなってきたの？」

ツネキチ「大丈夫だって。お互い、体育倉庫には近づかないようにしとこうぜー」

ナナ「でも未来が変わらないなら、私たちはどうしたってその写真通りに…」 

ツネキチ「だからそれまで二人で楽しもうぜって」

ツネキチ「いつの事かわからないんだからさー」

ナナ（月の形からして、早ければ今晩の出来事だ）

ツネキチ「んじゃ、彼女として部屋の掃除でもしてくんねーかなー」

ナナ（どうする？あんな場面はキョウヤ達に見られたら…）

ツネキチ「ナナちゃんさ、何か隠してるっしょ」

ナナ「何か？」

ツネキチ「俺さ、一晩で必ず５つの未来を予知できるんだけど、たまーに決定的なの取れるのね。中島のやつとか」

ナナ「５つの未来…？」

ツネキチ「そう、能力の制限つーかなんつーか。５場面ぽっきりなんだわ」

ナナ（なんだと…）

ツネキチ「でも朝起きたら写真は４枚しかなかったわけよー。その４枚はどーでもよかったんだけどさー…」

ツネキチ「身体検査なり―！」

ツネキチ「こりゃ隠したくもなるよなー！」

ナナ「きっと何かの間違いです」 

ツネキチ「じゃあ何で隠してたのさー」 

ナナ「また要らぬ誤解を招くと思ったんです。し、信じて下さい！」

ナナ「私だって死にたくないです！死ぬとわかってて、どうして貴方を襲うんですか？」

ツネキチ「未来は絶対なんだよ！理屈なんてどうでもいいんだ！」

ナナ「頑張れば未来は変わると思うんです！人間が運命に支配されていいわけありません！貴方だって、ひょっとして私を殺したくないでしょ！？」

ツネキチ「んじゃ、こういうのはどう？」 

ツネキチ「何にしても俺は死なないわけだし、今日の夜、俺は体育倉庫で待ってる。10時に何も起こらなかったら、俺ナナちゃんのこと信じるわー」

ナナ「何も起こりませんですとも！」

ナナ（１０時にはな…）

ナナ「さあ、片付けておきますので、どうぞお風呂にでも入ってきてください」

ツネキチ「あ、そう？頼むわー」

ナナ（今すぐ未来を変えてやろう！）

モグオ「ばーか！人類の敵なんざ、俺の敵じゃねーよ！」

ナナ「っ！」

子分「ですよねー」 

モグオ「おーよ！ガハハハ…」

ナナ（なんて魔の悪いことだ…。今、ツネキチに襲い掛かれば、廊下に居る連中に気付かれる恐れがある）

ツネキチ「ちょっと風呂で考えたんだけどさー」

ツネキチ「俺だってナナちゃんを殺したら、人間としてまずいかなーっと思ったんだけどさー。これ正当防衛ってやつじゃね？」

ナナ「正当防衛と言いますが、あの写真では私の服が乱れて貴方に乱暴されたような…」

ツネキチ「それはちょっとしたおまけでしょ～？ナナちゃん、可愛いし～」

ナナ（こんな奴に殺されてたまるか！）

ツネキチ「つーわけで、マジで夜が楽しみになってきたわー！」

ナナ「では、もう帰っていいでしょうか？私もお風呂に入りたいです…」

ツネキチ「体洗ってくるってわけね。んじゃ、１０時に待ってるから」

ツネキチ「むしろ来なかったら、クラスに写真ばら撒いちゃうかも～」

ナナ（そろそろか…）

ナナ「あ…！」

ナナ（１０時までは襲われないと、ツネキチは信じているはずだ）

ナナ（奴の時計の針は、１０分ほど遅らせておいた…！）

ツネキチ「ちょ…早くねっ！？」

ツネキチ「なーんちゃってー！」

ツネキチ「何をどう頑張ったって…」

ツネキチ「無駄なんだよ！！」

ナナ「ちょ…やめ…」

ツネキチ「とっくに針を戻しておいたよー。俺の事バカだと思ってたでしょー？」

ツネキチ「一応時間は気にしてるわけよー。つか…もし俺が気づかなくたって、あの写真の通りになったんだぜ？実際の時間なんてどうだっていいんだ。俺の腕時計が１０時を差し時に殺し合いが始まるんだよ！」

ナナ「驚いたな…」

ツネキチ「小細工してくれちゃってさー。やっぱナナちゃん、何でかしらねぇけど俺を殺す気満々だったわけね」

ツネキチ「これもう遠慮要らないじゃん！」

ツネキチ「いただきまーす！」

ツネキチ「ん？」

ナナ「いや驚いた…。うっかり毒針のケースを落としてしまったのもそうだが…」

ナナ「頭の悪いお前が、まさか時計の針の細工に気付いていたとは」

ナナ「やむを得ない。もう信じよう。どうあがいても未来は変わらず、あの写真の通りになるのだな」

ツネキチ「な…何をした…」

ナナ「さっき揉み合った時にな」

ナナ「押し倒された先に、毒針のケースが転がっていた」

ナナ「出来過ぎた偶然で全く気に入らないが…。未来は変わらないと言うのなら、そういう事もあるのだろう」

ツネキチ「は…？なんで俺が死ぬの？ナナちゃんが死ぬのが写真の運命じゃ…」

ナナ「お前たち人類の敵にはわからないだろうが、運命と言うものは常に人間の手の届くところにある…」

ナナ「だから私は、未来が変わらないなどと思考を放棄するような真似でも、最後までしたくなかった」

ツネキチ「は？」

ナナ「私は、自宅待機などと言って警戒していたお前を、どうやって人気のない場所に連れ出そうかと考えていた…」

ナナ「未来がわかるのであれば、お前は自分の勝利を確信するまでは、下手に動かないだろうからな」

ツネキチ「そ、そうだ…未来は変わらねぇ。あの写真じゃ…」

ナナ「あれは昨夜、私が持ち出したカメラで撮ったただの自撮り写真…」

ナナ「お前を誘い込むための罠だ」

ナナ「能力で予知した写真ではないし、気づかれるかもと思ったから、お前に写真を見せるタイミングを見計らっていたのに、まさか身体検査とはな」

ナナ「私が慌てたフリをしたものだから、本物だと信じてしまったか？」

ナナ「本当の写真はここにある」

ナナ（しかし…、本当に厄介なのは…）

ナナ（ここからだ…）

ミチル「き、昨日の夜から、ナナしゃんの姿が見えなくて…」

ミチル「私、頼まれてたファイルを渡そうと…。あの…あの…皆さんの能力をメモしてた…」

ミチル「こ、今夜も部屋にいなかったので、何かあったのかなってキョウヤさんに相談しまして…」

キョウヤ「柊…！」

ナナ「説明は後です！」

ナナ「ミチルちゃん！ツネキチさんを助けて！！」

ミチル「え…。は、はい！」

ナナ（出方を伺うしかないか）

キョウヤ「お前さんを探して寮で色々聞いて回ったんだ…」

キョウヤ「すると、そこに倒れている葉多平ツネキチが、今日の日中妙な事を言っていたらしい」

ツネキチ「ナナちゃん、俺の彼女になったから」

モグオ・子分「・・・」

モグオ「なに言ってんだ、あのバーカ…。ほっとけほっとけ」

キョウヤ「二人の間に何かあったと思って、俺たちはツネキチの部屋に踏み入った…」

ナナ（くっ…。あの写真から推理して、ここに辿り着いたのか？）

キョウヤ「ツネキチは未来を予知する能力者らしいな」

ナナ（なんてことだ…）

キョウヤ「ところで、これはどういう事なんだ？」

ナナ（あれを見られたのだとしたら…）

ナナ「こ、これは…」

ナナ（え…？こっちの写真なのか？これならまだ活路も…）

ナナ「駄目みたいです…」

キョウヤ「犬飼はいいやつだな。これを見た途端、心配して飛び出したんだぞ？」

ミチル「どこへ行けばいいかわかりませんでしたが、キョウヤさんが教えてくれました」

ナナ（という事は、もしかしたら…）

ナナ「あの…他には？」

キョウヤ「他？」

ナナ「写真です」

ナナ「私が殺されてる写真の他に、何かありましたか？」

キョウヤ「いや、お前さんが頭からざる蕎麦をかぶってる写真をチラッと見たような気がするが」

ナナ（やはりそうか）

キョウヤ「それがどうした？」

キョウヤ「他に見られたらまずい写真でもあったのか？」

ナナ（よし、それならば…）

ナナ「実は私、脅されていたんです」

ナナ「最初は人類の敵に襲われる未来を予知してしまったとかで、相談を受けていたんですが、いくつかの写真を見せられまして…」

キョウヤ「写真？どういう？」

ナナ「未来の写真なのでしょうか？その…私がお風呂に入ってる写真とかです…」

ナナ「いう事を聞かないとばら撒くぞ、と…」

ミチル「酷いです…」

キョウヤ「だから俺がそういった写真を見てないかと、さっき気になって聞いてきたのか」

ナナ（フフフ…。それだけでなく、紳士として今後も写真をチェックするのを止めてもらいたいと言う意味だ）

キョウヤ「それで？襲われかけたところを殺してしまったのか？」

ナナ「さらっと怖い事言わないでください！」

ナナ「私は何もしてません！」

ミチル「そうですよ。傷口も見当たらないですし…。ツネキチさんは元々何かの病気だったんじゃないでしょうか？」

ナナ「人類の敵かもしれません。近くに気配を感じたので」

キョウヤ「外傷は無いんだろ？人類の敵の武器は、槍とか銛じゃなかったのか？」

ミチル「教科書によれば人を呪い殺す敵もいたような…」

キョウヤ「ほう…」

ナナ「一先ず、助けに来てくださってありがとうございました。ツネキチさんの事は、明日みなさんに公表します」

ナナ「それと、くれぐれも彼を責めないであげてください」

ミチル「ナナしゃん…！」

キョウヤ「音も無く気配も無く、突然現れては消える。槍で刺したかと思えば、謎の突然死も引き起こす」

キョウヤ「何でもありだな」

ナナ（ふっ…）

ナナ（時間遡行に、不老不死、未来予知…）

ナナ（お前たちがそれを言うのか…）

ミチル「私、もうちょっと遺体を見てみます。やってみたい事があるので」

ナナ「わかりました…」

ナナ（今はいち早く…）

ナナ（写真を回収しなければ）

ナナ（キョウヤに見られなかったのは運が良かった）

ナナ（まあこれも、ツネキチの言う運命か…）

キョウヤ「おや、柊…」

キョウヤ「部屋で休んでるかと思ったが？」

ナナ「昨晩、ここでツネキチさんとさんと一緒にいたんですが、忘れ物をしまして…」

ナナ「キョウヤさんこそ、どうしました？」

キョウヤ「安心してくれ。お前さんの裸の写真を漁りにきたわけじゃない」

キョウヤ「遺体を見てたんだが、気になることがあってな」

キョウヤ「あー、ないな…」

ナナ「あの…何を？」

キョウヤ「ああ、スマン。ツネキチは持病を患ってたって話が出てたろ？だったら、常備薬でもあるんじゃないかと」

ナナ「あくまで人類の敵の仕業ではないと思ってるんですね」

キョウヤ「逆だよ。色んな可能性を潰していって、人類の敵がやったと思いたいんだ」

ナナ（白々しいな）

キョウヤ「ついでだから意見を聞きたいんだが、これはツネキチが予知した写真なんだよな？」

ナナ「だと思います…」

キョウヤ「でも実際に死んだのはツネキチじゃないか」

キョウヤ「おかしくないか？」

ナナ（なんだ。そんな事か）

キョウヤ「ツネキチは、予知された未来は絶対に変わらないと豪語していたそうだ」

キョウヤ「『まじ運命やべぇってのが、俺の人生のパンチライン！』だとか…」

キョウヤ「ん？パンチラインってなんだ？」

ナナ「ヒップホップの言葉で、キメ台詞とかそういう…」

キョウヤ「ほう。勉強になる。俺は演歌とアイドルソングが好きだ」

ナナ「そうですか…」

ナナ「ツネキチさんの心情とは違って、未来は変えられるという事なんでしょうね」

キョウヤ「俺もそう思う。漫画の主人公は、いつだって未来を変えてきた」

ナナ「やっぱりキョウヤさんとは、いいお友達になれそうです」

キョウヤ「だが、もしかしたらこの写真はツネキチが予知したものではない…」

ナナ「…っ！？」

キョウヤ「とかな…」

ナナ（なにっ…？）

ナナ（どうしてそこまで…）

キョウヤ「この写真はどうにも引っかかかる。誰かに縄で首を絞められて殺されたようだが、よくよく見れば縄が２重に巻いてある」

ナナ（２重…？）

キョウヤ「自殺ではなく殺人の場合、首に巻かれる縄は大抵１重なんだ。縄を巻いている間は、被害者の抵抗を受けるわけで余計な手間がかかるだろ？」

ナナ「でも、絶対に２重にしないとは言い切れないんでしょ？」

キョウヤ「まあ、ちょっと気になった程度さ」

ナナ（所詮当て推量だが、油断ならない奴だ。些細なミスにも食いついてくる…）

キョウヤ（予知されたものではないとしたら…、あの写真は柊が自分で撮ったと考えられる）

キョウヤ（何のために…？ツネキチを殺すためだろうな）

キョウヤ（写真の未来は変わらないと信じてる人間があれを見れば、まず油断する…）

ナナ「あの、ミチルちゃんは？」

キョウヤ「ああ、お前さんに感服したらしく、もうちょっと遺体に力を加えてみるって言ってたな」

ナナ「そうですか…」

ナナ（なんだ？あとで様子を見に行ってみるか？）

キョウヤ（ツネキチとの間で、本当はどんなやり取りをしていたんだ？）

キョウヤ（他の写真を見られれば、もっと事件の全容がつかめそうだが一足遅かったか）

キョウヤ（それに、今回は凶器はわからない）

ナナ（足りない…！）

ナナ（ツネキチの部屋か？いや、隅々まで調べたはずだ。となると…）

ナナ（しまった！）

ミチル「はぁ…」

ミチル「ふぅ、やっぱりだめかぁ」

ミチル「もっと力を磨いて、ナナしゃんみたいに人を助けられるようになりたいな」

ミチル「ん？」

ミチル「あれ…れ？」

ナナ「ミチルちゃん…」

ナナ「何か…見ちゃいましたか？」