【感想】 リゼロ2期 11話(36話) どんどん悲惨な展開になっていく スバルは打開策を見つけられるのか？

スバル「皮肉な結末か…」

スバル「それも大事な本の受け売りか？全部本の受け売りで、お前の意志は一個も入ってない。お前はそう言うんだよな」

ベアトリス「何度も言わせるんじゃないのよ」

スバル「ホントに強情な奴だ。お前をここから連れ出すのは苦労するよ」

ベアトリス「連れ出す？お前は何を言ってるのかしら。連れ出すなんてそんな勝手…」

スバル「当てが外れた顏だな。俺のする事は、全部その本に書いてあるんじゃないのか？」

スバル「そんな本にすがるなよ」

スバル「…っ」

スバル「俺と話す時は、本じゃなく俺の目を見て話せよ！」

ベアトリス「や…」

スバル「え…？」

ベアトリス「随分経つのよ…」

ベアトリス「その本がベティの未来を示さなくなって」

ベアトリス「もう何年も…」

ベアトリス「知識の書庫の維持と管理が、ベティが守る契約かしら」

スバル「知識の書庫…」

ベアトリス「知識をため込むのが、何より好きな人だったのよ」

スバル「ベアトリス。お前はエキドナと契約した精霊だな」

スバル「この本には何も書かれていない。なのにお前は…」

ベアトリス「最後に言われたかしら。いずれ書庫にその人が現れ、それを待つのがベティの役割。ベティはそれをずっと待ち続けてきたのよ」

ベアトリス「だけどその人は来ない。本もその人を教えてくれない。そんな時間がずっと過ぎて、それで…」

ベアトリス「お前がその人で無くても構わない。ベティを終わらせる相手。契約の終わりをもたらし、この命を奪うのは…」

ベアトリス「お前で我慢してやるかしら…」

スバル「ど、どこだって…お前は死にたいってそう言うのかよ」

ベアトリス「死にたい、とは厳密に違うのよ。ベティはずっとこの身を縛り続ける永遠の契約から解放して欲しいだけかしら」

スバル「それが死にたいってのと、何が違うんだよ！！」

スバル「死にたいだなんてふざけるな！他の誰かの前で言わせても、俺の前で言うのだけは許さねぇ！ 」

ベアトリス「随分と勝手な言い分なのよ。前にベティの何がわかるのかしら」

ベアトリス「ベティはここで長年、４００年契約に従い過ごして来たのよ」 

スバル「４００年…」

ベアトリス「不安は無かったかしら。ベティには本がある。最後のページに加筆されるのを何度も夢に見たのよ」

ベアトリス「誰かが扉に手を掛ける度、ベティの心は裏切られてきたかしら」

ベアトリス「そんな時間を過ごす内に気付いたのよ」 

スバル「何に…だよ？」

ベアトリス「続きが記されないのは、所有者の未来がそこで終わっているから」

スバル「違っ…。何でそうやって、一人で結論だしちまうんだよ」

スバル「どうにかして欲しいって、そう思ってたんなら一言でいい！わかるように言ってくれ！助けて欲しい。そう言ってくれれば、俺だって…！」

ベアトリス「何かして欲しい…」

スバル「そうだ。そうやって声を掛けてくれ」

ベアトリス「助けて欲しい… 」

スバル「そうだ。そう言って手を伸ばしてくれれば、俺が…」

ベアトリス「だからお前…ベティを殺して欲しいかしら」

スバル「…っ」

ベアトリス「どれだけそれを願ったと思ってるのよ。ベティがただ諦めたとでも思ったのかしら」

ベアトリス「手を伸ばせばこの先の見えない暗闇から、お前がベティを引っ張り出してくれると言うの？」

ベアトリス「お前がそうしてくれるって言うなら…どうして…どうして…」

ベアトリス「４００年もベティを一人にしたの！？」

ベアトリス「助けてくれる？救い出してくれる？どうしてもっと早く来てくれなかったの？」

ベアトリス「助けてなんて言葉も、どうにかして欲しいなんて救いも、とっくに枯れ果てた願いなのよ」

ベアトリス「それでもベティを救いたいなら…」

スバル「どうすれば…」

ベアトリス「ベティを一番にして」

ベアトリス「ベティを一番にして、一番に考えて、一番に選んで」

ベアトリス「契約を上書きして、契約を上塗りして、契約を塗りつぶして連れ出して」 

ベアトリス「引き寄せて、抱きしめて…！」

ベアトリス「そんな事…お前には絶対に出来ないかしら。だから…、この出来損ないを滅ぼして欲しいのよ…」

ベアトリス「それとも、お前がベティのその人になってくれるの？」

ベアトリス「それが出来ないなら…」

ベアトリス「お前の手で、ベティを殺して欲しいかしら」

ベアトリス「精霊は死ぬ事すらも一人じゃ出来ないのよ」

スバル「くっ…、どうして俺なんだ…」

ベアトリス「どうして…かしら…」

ベアトリス「わかったのよ。ベティがお前に最後を預けるのはきっと…」

エルザ「お話しの途中悪いのだけど」

エルザ「私が貴方の『その人』になってあげてもいいのかしら？」

ベアトリス「お前、誰の許可を得たかしら？ここはベティの禁書庫。許可なく立ち入りは出来ないはずなのに…」

エルザ「貴方の空間を隔てる魔法…。扉を媒介にしてるでしょう？」

エルザ「それがわかれば、全ての扉を開けっぱなしにしてしまえば良いだけ…。簡単なお話しでしょ？」

スバル「…！」

エルザ「少し時間が掛かったのだけれど、見つけられてほっとしたわ。メイリィが村から戻る前で、本当に良かった」 

スバル「村？どうして村に…！」

エルザ「だって標的が逃げ込んだんだもの。だから分担したのよ」

スバル「分…担…？」

エルザ「数はあちらの方が多いけど、質はこっちの方が上。やっと精霊のお腹を開けて見る機会が得られたんだもの」

スバル「…っ！」 

エルザ「その子を庇うのね？」 

スバル「当然だ！」

エルザ「仲良しなのねー？妬ましい…」

エルザ「揃って天使に会わせてあげるわ」

スバル「シャ…」

ベアトリス「シャマク 」

スバル「くっ…」

ベアトリス「どうするつもりかしら？」 

スバル「村に向かうっ！」

ベアトリス「今更行っても何もならないのに…」

スバル「馬鹿言うな！」

スバル「っ！」

？？？「あれ～？お兄さんたち…」

？？？「何でこんな所にいるのかしら～？」

？？？「エルザったら、だらしないの～」 

スバル「君…。いやお前は…」

？？？「あの日は一緒に遊んでくれて、楽しかったわ～」

『えっとね…。あっち』

？？？「うふっ」

スバル「魔獣使い…」

メイリィ「メイリィ・ポートルート。そんな色気の無い名前で呼ぶのよしてよ～」

スバル「村を…、レムたちをどうした！？」

メイリィ「そのレムって人の事はわからないけど、任された事はやってあげたわ～？お屋敷の大きいメイドと小さいメイド…」

メイリィ「小さい方がペトラちゃんだったのは残念だったけど」

スバル「残念って、お前何を…」

メイリィ「大丈夫、お友達だったんだもの。痛くない様、一噛みで済ませてあげたから」

スバル「ぁ…」

メイリィ「あれ？やる気なの？私、予定が崩れるの嫌いなのよね～」

ベアトリス「それはご愁傷様かしら」

メイリィ「だから貴方の相手は分担したとおり、相方に任せる事にするわ」

エルザ「逃げるなんて、連れないじゃない」

ベアトリス「陰魔法に攻撃手段は無いと思うなら、甘く見過ぎなのよ」

エルザ「驚いた。こんな事が出来るのね。素敵だわ」

ベアトリス「ミーニャ。時の静止したマナの矢を存分に味わうがいいわ」

エルザ「この程度、一度見れば…」

エルザ「！」

エルザ「これは私の失態ね」

ベアトリス「年期の差なのよ。そのまま砕け散るがいいかしら」

メイリィ「あ～あ。エルザったらホントのホントに馬鹿みたいね～」

ベアトリス「次はお前の番なのよ」

スバル「ちょ…待て！」

スバル「相手は子供だ」 

ベアトリス「子供だろうと敵は敵かしら」

スバル「でも、誰に頼まれたのか言わせる為とか」

メイリィ「怒られるからダーメ。私、話さないもーん！」

スバル「お前が子供を殺す所なんて…」 

ベアトリス「またお前はそんな事をっ」

ベアトリス「！」

スバル「…な」

エルザ「あら？変な手応え…」

エルザ「精霊のお腹って、やっぱり普通とは違っているのね」

スバル「ぁ…ぁぁ…」

ベアトリス「これで…」

ベアトリス「これでやっと…」

スバル「ぁ…」

スバル「ぁ…ぁ…」

スバル「どうして…」

スバル「何で…」

スバル「エルザァ！！」

スバル「ぐっ…」

スバル「今回はここまでなのか…」

スバル「気に入らない目だね」

スバル「ぐああああああ！ 」

メイリィ「またエルザったら残酷なんだから。可哀想じゃない」

エルザ「可哀想なのは精霊の子の方ね。こんな子の為に犠牲になるなんて」

スバル「ああああっ…」

スバル「ベア…」

スバル「…！」

スバル「ぐっ…」

スバル「ぐぅ…」

スバル「ここは…」

スバル「はぁ…はぁ…」

スバル「冗談じゃねぇ…」

スバル「お前はどこまで見えてたんだ、エキドナ」

スバル「…っ」

エミリア「スバル…？」

スバル「エミリア？」 

エミリア「そうよ、スバル。私よ」

エミリア「あ」

スバル「エミリア…？」

エミリア「寂しかった…。寂しかったの。スバル…」

エミリア「だって私を置いて行っちゃうんだもん」

スバル「それは違くて…。あ、手紙…、それに全部書いてて」

エミリア「何の事？」

スバル「え…」

エミリア「ウフフ…、言い訳なんて大丈夫！だってスバルは戻って来てくれたもん」

エミリア「私、ずーっと信じてた」

スバル「あ…」

エミリア「スバルは絶対来てくれるって」

エミリア「頑張って、ちゃんと私が役目を果たそうとすれば助けに来てくれるって。ずっとずーっとそうだったもの。……ね？」

エミリア「スバルって、たまに私の髪の毛触りたがるでしょ？だからお返し」

エミリア「すごーく怖かったの。スバル、ホントは私に愛想を尽かしちゃったんじゃないかって。もう嫌になっちゃたのかもって。だから、怖くてここに来て。なのにやっぱり駄目で…」

エミリア「だからスバルが来てくれて、ホントに…ホントに嬉しかった。ずーっと一緒にいて」

エミリア「貴方がいてくれたら私、他になーんにも要らないから。今までごめんね。スバルも私をそう思ってくれると嬉しいな。えへへ…」

エミリア「スバル、だーい好き」

ガーフィール「あん？何だ、その左目は？どこに落っことして来やがった？てか、お姫様はどうした？」

スバル「エミリアは…、俺の事好きだって言うんだ」

ガーフィール「あ？」 

スバル「俺を好きだって。俺さえいてくれたらいいって、言ってくれたんだ」

ガーフィール「テメェ…」

スバル「可愛い顔で、甘えた声で、とろけそうな位傍で…言ってくれたんだ」

ガーフィール「こんな時によくも…」

スバル「エミリアが俺の事を好きだなんて、言う訳ねーだろうがぁ！！」 

ガーフィール「…！？」

スバル「言ってくれるもんか…。好きだなんて、他に何も要らないなんて、絶対…」

ガーフィール「な、何を…」

スバル「パックが…アイツが傍にいてやれば、そんな風に俺に甘えきってくれる事なんて無いんだよ」

スバル「誰かが俺なんかに頼らなくちゃいけないぐらい、あの子の心を追い詰めたんだ」

ガーフィール「半魔を出せ！それが出来なきゃ…」

スバル「エミリアを連れ出して雪を止ませる？そら無理だ…」

ガーフィール「何でだ！？」 

スバル「この雪を降らせてるのはエミリアじゃない。別の奴だからだ」 

ガーフィール「別の奴？」

スバル「ロズワールはどこにいる？」

ガーフィール「あ？」

ガーフィール「ケッ…」

スバル「アイツに答えを聞くのが、この世界で果たす俺の最後の目的だ」

ロズワール「これはこれは珍しい取り合わせだぁ～ね」

スバル「聖域に雪を降らせてるのはお前だな、ロズワール」

ロズワール「スバル君。それは私から聞いたのかね？」

スバル「ぇ…？」

ロズワール「ふむ。そうか…。そうか残念だ」

ガーフィール「否定しやがらねぇのか！オイ！」

ガーフィール「白を切る事も出来るが、君らもそれなりの根拠を持ってここへ来たんだ。私もそれに敬意を払おうじゃないか」

ガーフィール「ハッ、そりゃありがてぇ。その馬鹿さ加減に、俺様も敬意を払ってやろうじゃねーか」

ラム「ロズワール様にご無礼は許さない」

ガーフィール「今だけは口挟むな！」 

ラム「そっちこそ下がりなさい！ガーフ！」

ガーフィール「テメェに爪は向けたくねぇ」

ガーフィール「がっ！」

ロズワール「ラム」

ロズワール「君は本当によく出来た従者だよ」

ガーフィール「がはっ…」

スバル「ぇ…」

ラム「ロズ…」

ロズワール「約束はたがえない。私は君にこの魂を捧ごう」

ガーフィール「ふざ…けん…な」

ガーフィール「ラム…、ラム…ラム…ラム…」

ガーフィール「ラム…ラム…ラム！」

ガーフィール「ラムーー！」

スバル「…」

ロズワール「君に獣化されては厄介なのでね」

ロズワール「では制約を交わしたとおり、話をしようか？」

ロズワール「ナツキ・スバル君」 

スバル「何で二人を…」

ロズワール「君と話すのに邪魔だったからね。ラムには悪い事をしたが、隙を作らないと流石に勝ち目が薄くてね」 

スバル「は…？」

ロズワール「意外な反応だ。私の知る君は、こんな場面では向う見ずに激昂する子だったが…」

スバル「何が言いたいんだ、クソ野郎…。俺はお前を絶対に…」

ロズワール「許さないとでも？」

スバル「…っ。そんな…その目を止めろ！お前は何なんだよ！？二人を殺して、魔女教の事だって、お前は何度も俺をはぐらかして…」

ロズワール「何度も。そう…何度もだよ。スバル君」

スバル「ぅ…」

ロズワール「よろしい。わかっていない君に、わかったつもりになった私が勝手に教えよう」

ロズワール「君はね、二人の死を悲しんでいないのさ。驚きはある。義憤もある。だけど悲しみは無い」

ロズワール「取り返しがつくものと君は思っているんじゃないかい？」

スバル「気づいて…」

ロズワール「その説明には、これを見せるのが一番手っ取り早いだろうね」

スバル「はっ…」

ロズワール「福音書ではないよ。あんな劣化品ではなく、たった二冊の本物だ」 

スバル「お前も持っていたのか…」

ロズワール「どうやら本の内容と、もう一人の所有者の説明も要らない様だね」

ロズワール「君の様子を見るに、ベアトリスは、悲願を叶えて消える事が出来た様だね 」

スバル「悲願だと…？あれが…」

スバル「あんな…あんな風に死ぬのが、アイツの悲願だって！？」

スバル「お前はそう言うのかよ！！」

ロズワール「それがあの子の望みだ。あの子が羨ましいよ。私の悲願は、どうやら私には叶えられないらしい」

スバル「お前は…何がしたいんだよ…。何でそんななんだ！」 

ロズワール「それは言えない。私には制約がある。ただこれだけは言っておこう」

ロズワール「私は、私が悲願を叶えるための最善を常に尽くしている。あらゆる画策も、非道も助力や支援さえもそのためだ」

スバル「お前もその本か…」

スバル「この雪も本の通りか！雪を降らせろって書いてあんのか！何の為に！」

ロズワール「決まっているとも。エミリア様が孤立する」

スバル「ぇ…は…？」

ロズワール「魔女とゆかりのある地で、彼女がいる場所に季節外れの大雪。ガーフィールに糾弾され、村の人には寒波の覚えがある。そうすると、エミリア様が孤立して、とても不安定な精神状態に陥る」 

スバル「お前は…」 

ロズワール「依存するエミリア様を君は遠ざけられまい」 

スバル「お前、そのために俺の手紙を…」

ロズワール「手紙…？何であれ、今の君では書の示す未来に足りない。記述をたがえる以上、修正は必要だ」

スバル「お、俺を殺す気か…」

ロズワール「殺すとは本末転倒じゃあないかね？君にはどうあっても、次の機会に挑んでもらわなければならないんだからね」

スバル「え？」 

ロズワール「殺せはしない。だけどそれ以外の事なら出来る…」

ロズワール「違うかな？」

スバル「がっ！」

ロズワール「君と私の今後を思えば、スマート？とは言えないやり方だがね。使い方あってる？」

スバル「ぐっ…、がっ…！」

スバル「ぐ…、がぁ…」

ロズワール「これだけやってもまだやり直しをしないのかい？」 

スバル「ロズワール…、お前はやり直しがどうとか言ってるが…」

スバル「他人のやり直しを前提に行動を計画してるなんて、どうかしてる…」

ロズワール「どうやら…話はここまでのようだね」

ロズワール「ゴーア」

ロズワール「なるほどなるほど。そういう終わり方か」

スバル「うっ…！」

スバル「大兎…」

スバル「まだ二日目なのに…」 

ロズワール「この雪が原因だろうね」 

スバル「な…。大兎は魔力に…、でかいマナに食いつくってダフネが…」

スバル「ロズワール、今だけは休戦だ。エミリアと合流して皆を外へ…」 

ロズワール「一体どうやって？試練を終えていない限り、聖域の住人は結界を超えられない」

スバル「まだ話は終わってない！お前は次でいいって、そう思ってるかもしれねぇけど」

ロズワール「一つ勘違いしているようだね、スバル君。私は君がやり直したとしても、やり直せない」

ロズワール「今の私はここで終わる。だが、それでいいんだよ。君がやり直した先にいる私ではない私が、いつか目的を達するためなら構わない」

スバル「人間の考え方じゃない」

ロズワール「いずれ君が、本当の意味で私に追いつく時が来るよ」

ロズワール「いいかい、スバル君。本当の本当に、君にとって大事な一つのもの。それ以外の一切を手放し、只々大事な一つを守り抜く事だけを考えるんだ」

ロズワール「そうすれば…」

スバル「ロズワール！！」

ロズワール「君も私みたいになれるさ」

スバル「はぁ…はぁ…」

エミリア「スバル…？やっぱりスバル！」

エミリア「も～どこいってたの？心配しちゃったじゃない」

エミリア「もしかして疲れてる？」

エミリア「うふふ、そうなんだ。じゃあねじゃあね」

エミリア「スバル！スバル！」

エミリア「スバル、私の膝枕好きでしょ？」

エミリア「スバル、眠たいの？」

エミリア「無理しないで。だってスバルって、いつも誰かの為に無茶して」

エミリア「ちょっと複雑なの…。スバルの無理は私のためだけにして欲しい」

エミリア「なのに、誰かの事を見ないふりするスバルなんて嫌で…。ごめんね？」

エミリア「私、わがままだよね」