【感想】 新サクラ大戦 2話 マント同士の戦いがシュールでわらうｗｗｗ　今回は比較的キャプテンしてたな！

男「まてー！！」

男「待てこら！」

男「さあ、とうとう捕まえたぞ」

シェフ「今日こそ警察につきだしてやるから覚悟しろ」

？？「ぐぐぐ….」

？？「やめたまえ！」

男たち「おっ！？」

男「あ？？」

男「お前は！」

？？「わっ！」

男「お前は…白マント！」

白マント「こいつは返しておこう」

男「あ、あ、ああ…！」

白マント「さらばだ」

男「おいこら！待ちやがれ～！」

大正櫻に浪漫の嵐

かつて帝都を守る伝説の乙女たちがいた

歌い踊り、そして、戦う乙女たち

その名は帝国華撃団

それから14年、それから新たに新生帝国華撃団・花組が帝都に誕生した

神山「俺は…花組は家族みたいなものだと思っている」

さくら「家族…？」

神山「そう、天涯孤独になったクラーラには家族が必要なんだ」

さくら「私たちが彼女の家族に…」

神山「君たちなら、いや君ならできるよさくら」

さくら「えっ？」

神山「そして、いつか俺たちは本当の家族に…」

さくら「誠十郎さん…」

さくら「誠十郎さん…？」

さくら「はっ！？」

さくら「なんだ、夢か…」

さくら「安心してください隊長」

さくら「ちゃんと家族になりますから」

さくら「準備はいい？クラーラちゃん！」

クラーラ「はい..」

初穂「なんだとおおおお！？」

あざみ「朝っぱらから何？」

初穂「出たんだよ！白マントのやつがまた！」

あざみ「最近帝都を騒がせてる？」

初穂「そうさ！」

初穂「ある時はまた暴利をむさぼる小売り歌手を懲らしめ」

初穂「またある時は権利を貪る官憲にに鉄槌を食らわす！」

初穂「正体不明、神出鬼没の外人！それが白マントさ！」

あざみ「今の説明、ちっとも悪いことしてない」

初穂「確かに一部じゃ義賊だってもてはやしている連中もいる、でもついに盤石を現しやがって！」

あざみ「どういうこと？」

初穂「子供をさらったんだよ！公衆の面前でしかも白昼堂々とな！」

あざみ「被害届は出されておらず、正式な捜査はされていないって書いてある」

初穂「被害届なんて関係あるか！子供1人連れていったのは事実なんだ！許しちゃおけないだろ！」

あざみ「それはそうだけど…」

初穂「あ～歯がゆい！」

初穂「私が現場にいたらコテンパンにして踏みちぎってやったのにな！」

初穂「どこかに現れないかなぁ～白マント！」

あざみ「物騒なこと言い出した」

さくら「どうしたの？」

さくら「にぎやかね」

初穂「聞いてくれよさくら！」

初穂「お？」

さくら「ここはサロンよ、大体みんな暇なときはここにいるの」

初穂「何やってるんだ？」

さくら「クラーラちゃんに劇場を案内してあげてるの」

さくら「ほら、クラーラ昨日は降魔が出たりしてゆっくり見て回る時間がなかったから」

初穂「そういやそうだったな」

さくら「クラーラちゃん、改めて紹介するね」

さくら「帝国華撃団・花組の東雲初穂、私の幼馴染で実家の東雲神社で巫女さんもやってるの」

初穂「よろしくな！」

さくら「こちらは望月あざみ、なんと望月流の忍者なんだよ」

あざみ「よろしく」

初穂「ありゃりゃ」

歌パート：でも、この一歩が

歌パート：全てを変えるよ

歌パート：今歩き出そう、この闇を抜けて、この恋を抜けて～

(拍手)パチパチパチパチ

さくら「アナスタシアさんの歌声はいつ聞いても惚れ惚れします！」

アナスタシア「ありがとう、あなた歌は？」

クラーラ「私はちょっと…」

さくら「え？歌は苦手？」

アナスタシア「帝劇の一員になりたきゃ練習しなきゃね」

さくら「そうだよ～！ここ自由に使っていいから一緒にやろうよ！」

クラーラ「一緒に…？」

さくら「うん！」

アナスタシア「帝国華撃団で預かっている以上、きっちり仕込んであげるわ！」

クラーラ「ううう…」

さくら「心配しないで、これがアナスタシアさんなりの優しさだから」

クラーラ「はい…」

クラリス「はぁ…」

さくら「今度の本も面白かったみたいね」

クラリス「わわわ！さくらさんいつからそこに！？」

さくら「相変わらずだねクラリスは、彼女読書に夢中になると気づかないから気を付けてね」

さくら「ここは資料室、古今東西の演劇に資料や文学作品がそろっているんだよ」

さくら「で、彼女はクラリッサ・スノーフレイク、みんなクラリスって呼んでるの」

クラリス「読みたい本がありましたら探しますので何でも聞いてくださいね」

クラーラ「なんでも…？」

さくら「クラリスはね、ここの蔵書全部読んでるのよ」

クラーラ「へぇ…」

クラーラ「すごい…」

さくら「だから、本当になんでも聞いて大丈夫だよ」

クラーラ「はい！」

さくら「ここは、帝劇の総司令であり支配人でもある、神崎すみれさんの部屋よ」

さくら「司令は外出中だから今は入れないけど…で、隣が警備室！」

さくら「竜胆カオルさんの部屋よ！」

さくら「カオルさんは司令の秘書をやりながら、帝劇の事務や財務を一手で引き受けてくれてるの」

カオル「いいところに来ましたね天宮さん」

さくら「え、はい？」

カオル「昨日いただいた領収書の中に、先月のものが数枚混じっていましたが…」

さくら「あ、それはその…！」

さくら「出すのを忘れていて…」

カオル「領収書の処理は月を跨がないようにとお願いしているでしょう、帳簿の処理がどれだけ面倒になるかおわかりですか？」

さくら「はぁ、ごめんなさい…」

カオル「はあ、全く」

カオル「あなたも！」

カオル「領収書はこまめに出してくださいね」

クラーラ「あ、はい…」

こまち「あてが、帝劇の売店を仕切っている大葉こまちや！」

こまち「ご利用だったらちり紙から、最新精鋭の空中戦艦までなんでも手に入れたるから声かけてな」

クラーラ「空中戦艦…？」

こまち「勉強させてもらいまっせ！」

こまち「ん？」

こまち「ようみりゃ、えらい可愛らしい人やねっか！」

こまち「これはいける！いけるでぇ～！」

クラーラ「あの…何がでしょうか…」

こまち「あんさんが舞台に立つようになったら、ポスターやらブロマイドやら饅頭やら売りもんを仰山作って」

こまち「がっぽり儲けさせて頂くってことやかんな！」

こまち「ぎゃはははは！！！」

クラーラ「あの…」

さくら「ここはお風呂場よ！まだ朝だから誰もいないけどね」

さくら「ロシアじゃ大きな湯舟ってみたことないでしょ？」

さくら「最初は戸惑うかもしれないけど、気持ちいいから絶対気に入ると思うんだ！」

司馬「お？」

さくら「ぎゃあああああああああ！」

司馬「痛ぁぁ！」

さくら「こちらは技師長の司馬令士さん、帝国華撃団の装備品や舞台の大道具まで全て面倒をみてくれているの」

さくら「って、なんで朝からお風呂に入ってたんですか」

司馬「え？徹夜で作業してたもんだから汗を流そうとおもってね」

さくら「徹夜で！？そんなに急ぎの仕事があったんですか？」

司馬「ああ、ちょっとな」

さくら「おぉ…」

さくら「これって..三色光武！」

司馬「ああ、ぱっと見はね」

司馬「けど、各所に新しい部品を組み込んで性能を格段に引き上げた…言わば、三色光武・改とでも言うべき機体なんだ」

さくら「三色光武・改ですか…」

司馬「ああ！」

司馬「こうやって整備しておけば、いざという時の予備として使えるだろ？」

さくら「そんなこと言って、司馬さんのいつもの趣味でしょ？」

司馬「そういわれるとそうなんだけどさ」

クラーラ「わぁ…」

さくら「最後に！ここが大帝国劇場の舞台よ！どう？結構広いでしょ！」

クラーラ「はい！」

さくら「いつか一緒に舞台に立とうね」

クラーラ「私がここに…」

クラーラ「ありがとうございますさくらさん、色々と気を遣ってもらって」

さくら「え？」

クラーラ「私ここに、帝国華撃団に来られてよかったです、でも…」

クラーラ「いえ…なんでもありません」

さくら「そうだ！クラーラちゃん！もう一人紹介しておきたい人がいるんだけど」

クラーラ「え？」

初穂「今度は2人して外出か」

アナスタシア「少しは慣れてもらえたのかしら」

クラリス「ゆっくりでいいんですよ、私たちがそうであったように」

あざみ「偶然…なのかな？」

あざみ「このところなりを潜めていた降魔が帝都に現れた、あの子がきたその日に…」

初穂「クラーラと関係があるってか？まさか？」

アナスタシア「言われてみればモスクワ華撃団が乗った、空中戦艦を撃墜した敵の招待もまだわかってないわね」

クラリス「クラーラさんの記憶がないってのも都合よすぎるような…」

初穂「おいおい、2人までなにいいだすんだよ」

あざみ「でも…」

初穂「あ～お前ら！」

初穂「大切なことを忘れてるぜ」

あざみ・クラリス「え？」

初穂「クラーラは神山隊長が連れてきたんだ、家族になってくれってな！だから私は受け入れるよ」

初穂「さくらやあんた達が私を受け入れてくれたようにな…」

アナスタシア「そうだったわね、過去など関係なくここは私を必要としてくれた」

クラリス「ええ、クラーラさんとも家族になれるといいですね」

初穂「なれるさ…私たちなら」

クラーラ「あの、さくらさん紹介したい人というのは？」

さくら「村雨白秋といってね、私の剣のお師匠様なのよ」

クラーラ「剣の…？」

さくら「そう、帝劇のオムライスに目が無くてちょくちょく顔を出すものだから花組のみんなとも顔見知りなの」

さくら「だからクラーラちゃんにも会わせたくて」

クラーラ「ここは…？」

さくら「師匠のお気に入りの場所なの」

さくら「天気のいい日には大体ここでお昼寝してるから」

さくら「道場に行くより会える確率が高いと思ったんだけど..空振りか…」

クラーラ「わあ….」

さくら「ねえ、クラーラちゃん！せっかくの外出だしちょっとお茶でも飲んでいかない？」

クラーラ：(頷き)

さくら「じゃあ待っててね！」

カオル「そうですか、じゃあ15時までに帝劇に帰ってきてください」

さくら「はい！了解しました！」

さくら「ん？なにあれ…」

カオル「天宮さん…？どうしましたか？」

さくら「仮面をつけたマントの人が…きゃああああ！」

カオル「天宮さん…？天宮さん？」

カオル「天宮さん…？どうしました？」

初穂「さくらが白マントに襲われてる！？」

カオル「いえ、白マントかどうかは不明です…ただ、仮面をつけたマント姿の人だと」

初穂「そんな格好のやつ白マント以外にいるわけないだろ！」

あざみ「でも、どうしてさくらが？」

初穂「知るか！」

アナスタシア「理由はどうあれさくらを助けなくては」

クラリス「はい！急ぎましょう！」

さくら「なんなのあの人…」

さくら「どうして私たちが追いかけられるの…？」

クラーラ「うっ…」

さくら「！？」

さくら「クラーラちゃん下がって！」

さくら「こっちよ！」

さくら「うっ！？」

さくら「初穂！！」

初穂「間に合ったな！」

初穂「ここは任せな！」

さくら「ありがとう！」

初穂「ここはで会ったか客分め！」

初穂「う…！とりゃあ！」

初穂「怪人白マント…覚悟！」

初穂「野郎…！」

初穂「アナスタシア！手を出すんじゃねえ！こいつは私の獲物だ！」

アナスタシア「そんなこといってる場合？」

初穂「くぅ！」

さくら「クラーラちゃんはやく！」

初穂「逃がすか…！白マント御用だ！」

初穂「何！？」

さくら「クラリス！？」

クラリス「ここは任せて！」

あざみ「忘れ物？」

さくら「あざみ！」

さくら「ありがとう！」

初穂「ちっ、結局みんなに追いつかれてしまったな、白マントは私一人で片付けるつもりだったのによ」

初穂「素直にお縄につきな！白マント！」

クラリス「あれって白マントさんですか？」

あざみ「それにしては、マスクにマントも黒いですけど..」

初穂「んな細かいことはいいんだよ！」

初穂「問題は野郎があたしらの仲間を襲ったっていう事実だ」

アナスタシア「そうね」

クラリス「許せません！」

あざみ「うむ」

さくら「クラリス！クラーラちゃんをお願い！」

クラリス「わかりました！」

さくら「はっ！」

さくら「！？」

さくら「何…今の手ごたえ」

さくら「まるで…」

クラリス「きゃあ！」

クラーラ「さくらちゃん！！」

さくら「クラーラちゃん！！」

初穂「なに！？」

初穂「白マントが2人！？」

さくら「あの攻撃を…たった1人で、しかもクラーラちゃんを守りながら…すごい…」

白マント「さくら！」

さくら「はい！？？？」

白マント「動きが止まっているぞ」

白マント「今だ！」

さくら「はい！！」

白マント「お見事」

さくら「はい！」

さくら「あれは…」

初穂「っち！」

初穂「逃がしたか！」

さくら「クラーラちゃん！」

クラーラ「さくらさん…」

さくら「はっ！」

さくら「待って！」

さくら「あの人…どうして私の名前を知っているんだろう..」

さくら「待ってください！」

さくら「待って、待ってください！あれ？」

さくら「あれ！？白秋先生！？」

白秋「どうしたさくら、そんなに急いで」

さくら「今、白いマスクをつけた変な人がきませんでした？」

白秋「いや？白いマスクをつけたかっこいい人物なら通りかけたが…」

さくら「ええっと、違うけど違わないです…！その人はどこに？」

白秋「あーーっという間に屋根伝いに飛び去っていったぞ」

さくら「あぁ…そうですか…」

白秋「では、私は急ぐのでこれで失礼させてもらうよ」

さくら「あ、はい…」

さくら「じゃあゆっくり休んで、何かあったら声をかけてね」

クラーラ「さくらさん…」

さくら「ん？」

クラーラ「さありがとうございます」

さくら「いいよそんな」

クラーラ「いいえ、私なんかを受け入れてくれたそのことにお礼が言いたいんです」

クラーラ「さくらさんだけじゃありません」

クラーラ「初穂さんもアナスタシアさんも、クラリスさんもあざみさんも皆さん私にやさしくしてくれて…」

クラーラ「でも、私はここにいてはいけないんです…」

初穂「クラーラがそんなことを..」

さくら「ええ、理由はわからないけどあの黒マントがクラーラちゃんを狙っていた…そのことに責任を感じてるんじゃないかな？」

あざみ「本当にそれだけ？」

アナスタシア「やはり、モスクワ華撃団の壊滅に何か関係が…」

さくら「な、何かって…」

クラリス「とにかく…クラーラさんが記憶を取り戻してくれると話が早いんですけど」

初穂「うう～ん…」

さくら「どうしたんですか皆さん変ですよ！相手が降魔でも黒マントでも関係ないじゃないですか！」

さくら「いえ、たとえペトログラードの事件に関わってたとしてもクラーラちゃんは家族です！」

さくら「神山隊長に託された大切な家族なんです！」

さくら「おっ！？」

クラーラ「やっぱり、私は不幸を運んでしまう..」

一般人「なんだありゃ！？」

クラリス「お城が空を飛んでいます！」

アナスタシア「大きい…ミカサよりもさらに…」

？？「こちらはモスクワ華撃団所属」

？？「空中移動要塞、セバストゥポリである」

さくら「モスクワ華撃団！？」

初穂「壊滅したんじゃなかったのか！？」

？？「ふっ」

黒いマントをまとった謎の存在…

帝都にはいつも予想外のものが現れるようだ

何だって、あれは怪人白マントの仲間だって..？

次回、新サクラ大戦第3話、帝都激震！新生莫斯科華撃団！大正桜に浪漫の嵐