【感想】 鬼滅の刃 21話 累の悲しい過去に泣いた　ヘッドロックに柱にぎゆしの漫才 見どころ満載過ぎて神回かよ！！！【アニメ】

雪合戦してあそぶ子どもたち

外から眺める人間だった頃の累

累「ごほっ…ほごっ…」

累「…」

累「…」

累の母親「累…！累…！なにやってるの！外に出てはだめでしょ」

累(俺は体が弱かった　生まれつきだ)

累(走ったことがなかった　歩くのでさえも苦しかった)

累(無惨様が現れる前は)

鬼舞辻無惨「かわいそうに…私が救ってあげよう」

累(両親は喜ばなかった…強い体を手に入れた俺が陽の光に当たれず人を食わねばならないから)

累の父親「なんてこと…なんてことをしたんだ　累！」

累(昔素晴らしい話を聞いた)

累(川で溺れた我が個を助けるために死んだ親がいたそうだ)

累(俺は感動したなんという親の愛　そして絆)

累(川で死んだ親は見事にその役目を果たしたのだ)

累(それになのになぜか俺の親は…)

累(俺の親は…俺を殺そうとした　母は泣くばかりで殺されそうな俺をかばってもくれない)

累(偽物だったのだろう…俺たちの絆は本物じゃなかった)

累(なにかいってる　まだいきてるのか)

累の母親「丈夫な体で生んであげられなくてごめんね…」

累(死んだ…)

累の父親「大丈夫だ累　一緒に死んでやるから…」

累(殺されそうになった怒りで理解できそうになかった言葉だったが父は俺を殺した罪をともに背負って死のうとしてくれていたのだとその瞬間唐突に理解した)

累(本物の絆を俺は俺自身の手で切ってしまった)

累(それでも無惨様は俺を励ましてくださった)

鬼舞辻無惨「全てはお前を受け入れなかった親が悪いのだ　お前の強さを誇れ!」

累(そう思うよりほかどうしようもなかった自分のしてしまったことに耐えられなくて)

累(たとえ自分が悪いのだと分かっていても　毎日毎日父と母が恋しくてたまらなかった)

累(結局俺が一番強いから誰も守れない　かばえない　強くなればなるほど…)

累(人間の頃の記憶も消えていく　自分が何をしたいのかわからなくなっていく)

累(どうやっても手に入らない絆を手に入れるため必死で手を伸ばしてみようか届きもしないのに)

炭治郎(小さな体から抱えきれないほど大きな悲しい匂いがする)

累(あたたかい…)

累(思い出した…　僕は謝りたかった　ごめんなさい　全部ぜんぶ僕が悪かったんだ)

累(どうか許してほしい　でも山程人を殺した僕は地獄に行くよね　父さんと母さんと同じところへは行けないよね)

累の父親「そんなことはない　一緒に行くよ地獄でも　累」

累の母親「累…どこまでもいっしょよ」累「全部僕が悪かったよ　ごめんなさい！　ごめんなさい！」

踏みつける冨岡義勇

冨岡義勇「人を食った鬼に情けをかけるな」

冨岡義勇「子供の姿をしていても関係ない　何十年といきている醜い化け物だ」

炭治郎「殺された人の無念を晴らすためこれ以上の被害を増やさないためもちろん俺は容赦なく鬼の首に刃を振るいます　だけど鬼であることに苦しみ自らの行いを悔いているものを踏みつけにはしない　鬼は人間だったんだから！俺と同じ人間だったんだから…」

炭治郎「あ、足をどけてください！」

冨岡義勇(あっ…お前は…！)

胡蝶しのぶ「あらっ？」

胡蝶しのぶ「どうして邪魔をするんです　富岡さん」

胡蝶しのぶ「鬼とは仲良くできないと言っていたくせに」

胡蝶しのぶ「何なんでしょうか　そんなんだからみんなに嫌われるんですよ」

モブ隊員「は～すげぇ効果だな　胡蝶さまの解毒剤は」

冨岡義勇「俺は…俺は嫌われてない」

炭治郎（えっ？）

冨岡義勇「あぁ…それ…嫌われている自覚がなかったんですね　余計なことを言ってしまって申し訳ないです」

胡蝶しのぶ「坊やがかばっているのは鬼ですよ　危ないですから離れてください」

炭治郎「ち、違います　いや違わないけど、あの…妹なんです俺の妹でそれで…」

胡蝶しのぶ「まぁそうなのですか　かわいそうに　では苦しまないよう優しい毒で殺してあげますね」

冨岡義勇「動けるか？　動けなくても根性で動け！」

冨岡義勇「妹を連れて逃げろ」炭治郎「富岡さん…！すみませんありがとうございます！」

胡蝶しのぶ「……これ隊律違反なのでは？」

冨岡義勇「…」

炭治郎（体中痛い苦しい…我慢だ！）

？？？「…」

胡蝶しのぶ「本気なんですね冨岡さんまさか柱が鬼をかばうなんて」

冨岡義勇「…」

胡蝶しのぶ「私はあなたの時間稼ぎに付き合う必要はありませんので　ではごきげんよう」

胡蝶しのぶ「それで私に追いつく気ですか？」

胡蝶しのぶ「私を止めようとするのも結構ですけどもうひとりいることもお忘れなく～」

炭治郎(しまった！　なんだ？)

炭治郎「逃げろ！禰豆子！走れ走るんだ！絶対捕まるな～！」

？？？「小さく…子供になった？」

？？？「逃げてるばかりで少しも攻撃してこない　どうして？」

？？？「考える必要はない言われたとおり鬼を斬るだけ」

胡蝶しのぶ「…冨岡さん　来てますか冨岡さん」

胡蝶しのぶ「冨岡さんのこれは隊律違反です」

胡蝶しのぶ「鬼殺の妨害ですからね　どういうつもりなんですか？」

冨岡義勇「…」

胡蝶しのぶ「なんとかおっしゃったらどうですか？　これは最後通告です　理由くらい話してください」

冨岡義勇「あれはたしか2年前のこと…」

胡蝶しのぶ「そんなとこから長々と話されても困りますよ　」

胡蝶しのぶ「嫌がらせでしょうか？嫌われていると言ってしまったこと根に持ってます？」

カラス「伝令！伝令！カー！！！」

カラス「炭治郎禰豆子両名を拘束　本部へ連れ帰るべし！」

カラス「炭治郎～市松模様の羽織　額に傷有り」

カラス「炭治郎～市松模様の羽織」

女隊員「これ　顎が骨割れてるんじゃないか？」

モブ隊員「うわぁぁぁ！なんだこいつ」

モブ隊員「鬼…じゃないよな　人間なのか？」

モブ隊員「人間だ！よし連れて行こう」

伊之助(なんにもできなかった　オレ一人のちからじゃ…)鬼を一匹も倒せなかった…

善逸(ぐるぐる巻きにされた　なんだこいつら…)

善逸（そういえば聞いたことがある　事後処理部隊かくし　鬼殺隊と鬼が戦った後に後始末をする部隊）

？？？「起きろ　起きるんだ」

？？？「いつまで寝てんだ　さっさと起きないか！」

？？？「柱の前だぞ！」

胡蝶しのぶ「最近は富岡さんと任務でご一緒することが多いですね！」

冨岡義勇「…」胡蝶しのぶ「返事ぐらいしてくださいよ～それとも嫌われていると指摘したことまだ怒ってます？」

冨岡義勇「…」胡蝶しのぶ「なにかおっしゃってはどうでしょう？」

冨岡義勇「太正コソコソ噂話　胡蝶はね子や犬が…体中に毛の生えた生き物が苦手らしい」

胡蝶しのぶ「急に口を開いたといえばなにを言うんですか？」冨岡義勇「否定しないということは真実なのか？」

胡蝶しのぶ「そう一言余計だからみんなに嫌われるんですよ」

冨岡義勇「俺は…！」胡蝶しのぶ「嫌われていない以外の返事でお願いします」冨岡義勇「うっ…」

胡蝶しのぶ「次回21話　お館様」