『風の谷のナウシカ』って戦争漫画として読んでも面白いよね

ヴ王は見た目と性格が全てを台無しにしてるだけで
描かれてるところ(特に終盤)は全て超優秀だからな……

言われてみればサムネはミリタリー好きで戦争嫌いの駿の心情そのものやな

戦力差がいまいち分からんけど科学力はトルクで兵の質はトルメキアなんだろうか。乗り込まれたら少数にボロ負けしてるイメージ

チャルカじゃないよチヤルカだよ

ナムリスさも自分は日陰者みたいに言ってるけど初登場時からして豪奢な服着て禁忌扱いのヒドラ育成に勤しんでたから多分生まれた時から王族暮らししてたっぽいんだよね

戦争は嫌だけど
兵器や戦ってる兵士や戦士達がカッコいい！！
って自己矛盾抱えながらこれ描けるんだから中には少年が今でも住んでるだろうな

クロトワの「～～コルベットが10隻もあればイチコロなんだが」の意図なんだけど、おそらくは

×「浮砲台１隻を一方的に倒すにはコルベット10隻が必要」
〇「コルベット10隻に戦場を巡回させておけば、完全に制空権を掌握できる」

じゃないかね
作中描写を見る限り、対艦戦闘においては（重コルベットを除けば）コルベットがトルメキアの戦闘艦としては最上位よ？

突貫する騎兵の前方に砲兵による砲撃の弾幕バラ撒いて
騎兵の接近を気付き難くさせるとかいう攻撃方法は
砲兵・騎兵の練度よっぽど高くないと不可能な狂気の戦術だよなぁ

漫画版のクロトワさんカッコよすぎる
王族専用コルベット好き
そんな王族専用コルベットも虫達に囲まれれば一瞬で塵になっちゃうパワーバランスも好き

クシャナ兄たちの反応からして七音階と思われる楽譜の読み方はきっちり継承されているけど、コンテンツとしての楽曲の大部分は継承されなかった（初めて見るクラシックっぽい名曲の素晴らしさに愕然とする兄王子たち）というのがやや不自然かなと初読時は思った。
普通は逆じゃねと思った。
一般人は楽譜読めないが、かなり大量の楽曲は記憶していて口ずさめる。
複数で伴奏するような複雑な楽譜を不自由なく読めるけど楽曲自体はあまり知らないなんて人間は不自然すぎる。逆はいるけどな。

ただ、それすら意図的だったのかもな。みたいな深読みもできそう。
将来的に新人類サイドが現地人（ナウシカたち）に対して「文化的勝利」「文化的優勢」を獲得するために、あまりにも魅力的な過去の人類社会の楽曲コンテンツをあえて小出しにしているというか。
名曲の魅力をエサに、まず楽譜知識を普及させた。
土鬼の「博士たち」みたいに、墓所が小出しにしてくる古代超文明の科学や文化の情報を崇拝してる集団もいるわけだし。
そういう対人コントロール。
平和で穏やかで、そしてある意味残酷な対人コントロール。
英米が、ロックやポップミュージックで非英米圏に「文化的勝利」「文化的優勢」を獲得しているのと同じような支配戦略。

長文ごめんね。
考察していくと、かなり味がある作品なんだよなあ。

終盤トルメキア軍がシュワまで攻め上ってるのは、ドルクが内ゲバと大海嘯と獲得領土防衛で分散してる所に主力で電撃戦しかけたのでは。本来なら電撃戦は別に主力がいてこその戦略だが、あの状況だし、もしも墓所を手中に出来ればマジで詰みだし。

アスベルをあっさりケチャに取られるナウシカかわいそう

戦争に絡んだネタもうひとつ

ヒドラ研究
粘菌研究

で検索すると、このふたつを専門としていたとある高名な生物学者の名前が出てきます。
これはまあ、意図的なんだろうな。学習院出だしな。

ああー読み返したくなってきた
くそっ実家にしかねえんだよな

墓所が、今の将棋AIと同じだなあと思った
AIは、指しての説明はしてくれないため、AIの指した手をプロが検討する。ほんで、プロくらいの知見がないと、深淵すぎて、どういう意味かはわからないという。
人が、AIの翻訳家になる世の中になった感がある。

作中に出る土器みたいなエンジン、AIが設計したエンジンもあんな感じなんだよな

騎兵突撃の殿にでたナウシカを4人が護衛に出るシーンとか超好き、

そして6000人いた第三軍は200以下という、
それでも戦争は収まらず人の住む場所がなくなるまで続くんだからむごい話だ、

昔は精兵の第三軍をを辺境で使い潰すとかクソ戦略だなと思ってた

改めて考えると軍団ごとの対立構造もありそうだが「王位継承権4位以下な姫殿下の私兵と化した最精鋭」なんて中央からすれば恐怖の存在でしかない…そらどこかで潰れることを祈るわ

有名漫画家の本棚に必ずある原作AKIRAと原作ナウシカ

>ヴ王の部隊って土鬼の首都？まで進行してたってことだよね

終盤のシュワ攻略に当たっている部隊は、国王が直々に招集した空輸機動部隊だからなぁ。

戦争前半はトルメキア軍が大量の捕虜を奴隷として輸送していたように、
土地と労働力の占領・切り取りが戦争目的なので地上軍で土地を占領していく戦争だったのに対し
シュワ攻略は大海嘯のせいで混乱状態だった土鬼への空輸部隊による電撃作戦だから前提が全く違う。
（もし大海嘯による混乱が無い戦争初期にシュワ攻略を発動していたら、
例え一時的占領に成功しても各地から集まる土鬼援軍に包囲殲滅される＝作戦成功の余地なしだし）

３巻の騎馬戦が大好き❤
ﾗｰﾗｰﾗｰﾗｰ!!!!ってとこも、ドルク側陣地の動きもﾀﾞｲｽｷ
ミリオタはもう歓喜よ

風の谷のガンシップという序盤から最終盤まで働くMVPオーパーツ好き

側面に歩兵の大集団みたいなセリフが妙に印象に残ってる

うろ覚えだけど戦争の理由があんまりはっきりしてなかったと思う
そろそろいらないから墓所の主に減るように煽られてた可能性もある
死ぬための戦争

毛長牛という、おそらく遺伝子改造で作られた万能生物よ

騎乗できる。品種や個体差があるのかも知れんが軍馬としても使用できて騎乗してトルメキアのトリウマ騎兵とも渡り合える
輓馬として荷車を牽引できる
乳を出す。乳牛を兼ねる
長い毛を利用できる。羊毛を兼ねる

トルメキアや旧エフタル地域のトリウマ文化圏の違いはなんやろね。何か気候とか違うんかな。乾燥地域を毛長牛は不得手としてるとか。