実家にあったベルばらを読んだ

絵が…上手すぎる…
絵柄は好み分かれるとしても
線が驚くほど滑らかだし布の重なりとか髪とか立体感凄いし衣装も背景も細かいのにゴチャゴチャしすぎなくて読みやすくてすげえ
コマ割りとか明暗のまとまりとかセリフ配置とか漫画的な技術もすげえ

あと純粋にストーリーが面白い
恋愛漫画かと思ってたけど想像以上に歴史成分と人情成分が強かった

文字通り漫画の歴史を変えた作品だからね
現代人が読んでも面白いし何度も宝塚が公演繰り返してるのもわかるくらい骨子がしっかりしてる作品なんだよ

>>2
私、よりにもよって涼風真世のベルばらを最初に見たんだよね
見ちゃったんだよねぇぇぇぇ……(沼底)
他のオスカルが立派に男装の麗人してる中、カナメさんのオスカルだけは少女のままだったんだ……それを最初に……

オスカルとアンドレが生き残ってたらどう過ごしたか…と思うことはある
どっかの農村で隠居してそうなんだよな

>>3
ゼクシィのオマケで二人が結婚したIFの世界（コメディ時空）が描かれてるよ
結婚式の準備でやる事が！やる事が多い！とあたふたするオスカルとアンドレ
ケーキ入刀って何だ新しい戦法かとツッコむオスカル
手作り品とか面倒な作業はオレが全部やっとくよと優しさ大爆発アンドレ
結婚式のイメージを具体的に教えてもらおうかとムスッとしながらオスカルとアンドレに話を聞くジャルジェ将軍
結婚式の終わりにサプライズゲストとして現れるルルー

本編でロザリーとアラン以外誰も知らなかった二人の結婚が祝福いっぱいで尊かった……(´；ω；｀)

>>13
衛兵隊の皆も知ってたと思う。衛兵隊がエピソードのアラン編でアラン以外全滅したことが判明したのが辛かった。

>>13
そんなんあるんか
その時空だと目は見えてたんか

>>89
ギャグ時空なんで流石に見えてる
なんならリングピロー手作りまでする

>>93
優しいけど「誰もお前にそんなこと期待してない」ってw
まあオスカル様はそんなことできなくてもいいよ

漫画界のオーパーツと言っても差し支えない作品の一つだと思うわ

フランス人にも評価されてる作品

推しがだいたい死ぬ作品

>>6
ロザリーだけが救い
妹のシャルロットが亡くなり、姉のジャンヌも亡くなり、ポリニャック夫人との確執のせいで散々苦しんで町に戻りひっそりと暮らしていた所を偶然オスカルを助ける事になってジャルジェ家へまた戻って、貴族の表舞台にはもう立てないからばあやと一緒にジャルジェ家を支えて
ベルナールとの再会で二人の気持ちを察したオスカルが大切な私の妹だから幸せにしてやってくれとベルナールに託されて、今度こそ幸せになるんだってオスカルに見送られて町に戻って
ベルナールと仲睦まじく暮らして、革命が始まり救護所で働いていたところに瀕死のオスカルが連れて来られて、オスカルよりも先にアンドレが亡くなっていた事を知りオスカルを看取って
ほんのひと時を貴族として生きていた事でアントワネットの世話役をベルナールに頼んで引受させてもらって（ベルナールも内心複雑だったと思うけど、オスカルのような貴族もいたからロザリーの願いを叶えたのかな）
見つかったらロザリーも危ない立場になるのにジャルジェ将軍とアントワネットとの面会を叶えて、将軍がロザリーに感謝を伝えるシーンとかは、かつて暮らしていた家の主人と居候の身だった事を越えた信頼関係を感じて泣いた
コンシェルジュリーでのアントワネットの生活がせめて穏やかであって欲しいと布団を温めたり、監視の人達もアントワネットに同情的で寒い監獄は女性にとっては辛いもんなのにねぇとさめざめ泣くばあちゃんとか、花を差し入れする兄ちゃんとか牢獄なのに本当に優しいんだ皆（後に彼らは王妃に親切にした罪を問われ捕らえられたというテロップが衝撃だった）
処刑日の朝に飲まず食わずだったアントワネットをロザリーが心配して「ありがとう、でももう何もいらないの」と落ち着くアントワネットに「スープを温めております」と言って「そうね、じゃあいただけるかしら」と、二人で泣きながら最後の時間を過ごすシーンが辛いけど好き
髪を切られたアントワネットに「奥様、いつも身につけていたリボンはどういたしましょうか」と差し出して「貴方か持っていて」とリボンと王侯貴族としての気持ちを受け取ったロザリーが「貴方こそベルサイユに咲いた薔薇…！」と心の中で叫びながらアントワネットを見送るんだ
アントワネットが最期まで毅然としていられたのはロザリーの優しさがあったからだと思ってる

>>16
番外編を最後まで読むと、主要人物で一番長生きしたのはロザリーなんだよね。
亡命先のスウェーデンで息子に看取られて、穏やかに逝ったのが救い。

>>16
アントワネットでガチでカリスマ性やばかったっぽいんだよな
あんな落ちぶれて周りも敵だらけなのに実際にアントワネットに接すると「あなたのためなら危険もおかすし命も投げ出す」レベルの協力者がどんどん出来ていく

>>106
王宮に押しかけた暴動民「王妃ぶっ◯す！バルコニーに王妃を出せ！」
バルコニーに出て優雅にお辞儀をするアントワネット
暴動民「なんという大胆不敵な…」
暴動民「王妃万歳！」

お辞儀一つで民衆の心を変えちまうからね

>>107
マリーに関する逸話なんて革命賛美してる連中からすれば幾らでもマイナスに盛れるのに、
それでもヴェルサイユ行進や処刑時の最期の言葉みたいな話が残っている辺り、本当に気高い人だったんだろうなと思う

>>107
これ史実だって言うからビビる

>>109
やはりお辞儀よお辞儀あるのみよ

>>116
ヴォルデモート様は帰って

>>106
なにその尊氏みたいなエピソード
怖すぎる

川原泉のエッセイ漫画で編集さんだったか御本人だったかのドレス姿を描いて「こんな（作画コストが高い）ものを池田理代子先生は毎話描いていたのか…」と戦慄したエピソードが好き

ドレスのデザイン良いよね
まぁ何と言ってもオスカルの異国情緒溢れるドレスよ
アンドレが「俺ではなくフェルゼンを思って…」と見惚れながらも仄暗い嫉妬を感じるのはさもありなん

>>7
週刊誌で全部手描きだからね、半端ない

>>19
手書きはともかく週刊！？

>>20
ベルバラが掲載されてた当時マーガレットは週刊だった。
連載期間は2年弱だったけど、ハイペースで作られた凄い作品だったんだな

>>21
これ立てるならジャンプカテの作品だったのか！？

>>21
連載期間１年半であの濃度の漫画を･･･？
エッグヘッド編より短いやん

>>27
エッグヘッド編ってそんな長くやってんの…？

日本人のフランスのイメージ大体これってくらいの影響力がある

映画ではどこまでやるんだろうね
全部やるには尺が足らなすぎるし

ベルバラのルイ16世とアントワネットの関係好きだよ

>>10
ルイが本当に人柄が本当によく出来てる、処刑間際に「私の血が祖国の新しき礎とならんことを」と演説するだけある
そしてアントワネットもルイに対して夫としての誠実さを持ってるのがこの夫婦の尊さと悲しさでもある
アントワネットとフェルゼンの不倫を揶揄する手紙を見てしまったシーンが好きなんだ
ア「フェルゼン伯に国に戻るように伝えましょう」
ル「それでは君も彼の関係が本当だったと余計に揶揄されてしまうよ、あんなに優しくてこの国を見守ってくれる彼に申し訳ない」
ア「フェルゼンを愛してしまった私を許してください、だけど誓ってシャルルは貴方の子です」
ル「私の方こそ子供を産んでくれてそれだけでも感謝しているのに私が凡庸なせいで貴方を苦しめてしまってすまない」

漫画好きのフランス人だいたい「俺はベルサイユの薔薇でフランス革命の勉強をした」って言う

>>11
フランス人は学校で自国の歴史美化して教えすぎだっていう自嘲も含めたジョークらしいね
（フランス革命後期のギロチン祭りとかよく知らないフランス人も割といる）

読むまで知らなかったけど吹き出しの形とかコマ割りがかなり変則的な漫画なんだな
特に好きなのはこのページ
捻りのない構図の顔漫画なのに読みやすくて芸術的
天才かよ

ゼクシィ漫画で1番注目すべきは結婚式の最前列で☺️👍してるフェルゼン
お前そんな顔できたんか….

そんなフェルゼンも晩年を思うと込み上げてくるものがあるな

>>15
オスカルは銃殺、マリーはギロチンでも気高く散ったのに、フェルゼンだけラストページで民衆にボロボロにされて亡くなったのがもの悲しい

>>153
史実だからしゃーない

実質続編のエ○イカを読んで更に追い込まれるところがセット

確か某漫画家がこれ読んで「よし、太刀打ちできないからギャグ漫画で行こう」って決心したんだっけ

遙か昔に読んだことあったけど週刊連載だったんか……
めちゃくちゃ線が綺麗だったイメージだからてっきり今の少女雑誌と同じ月刊なのかと……

読んだことないけど興味はあるんで映画になるみたいだからそっちから入ろうかと思ってるんだけどある程度フランス革命の歴史とか予習した方がいいのかな
世界史あまり強くないんでちょっと不安

>>28
大丈夫、特に要らない
マリー・アントワネットを脳内イメージだけでふわっと知ってるのならOK

>>29
ありがとう
そのまま映画いってから漫画読んでみるかな

ポリニャック夫人…誰じゃったかいのう

自分は世界史勉強してからスレ画読んだクチだけどえらく細かい要素まで漫画にするもんだと感心したな
もちろん脚色はかなり多いんだがテニスコートの誓いやサン・ジュストまで出てきたのはびびった

>>32
子供の頃にベルばら読んで
高校生の時に世界史だったか世界美術だったかの教科書にテニスコートの誓いの絵があって
「あ！！！！ベルばらで見た奴！！！！！！」とものすごく興奮した

オスカル死亡回でファン達が自主的に葬式イベント開いたらしくて申し訳ないけど笑っちゃったわ
愛されてんな

>>33
力石の葬式も実際はアニメ版に噛んでた寺山修司が音頭を取ってたし、
あの時代のムーブメントは眉唾しといたほうが無難かもしれん

>>38
ベルばらファンはガチだぞ
あっちはあっちでそういうのはあっても寺山修司もボクシング好きだしどうだろ

ちんちくりんなル・ルー可愛いし、後に美少女になって再登場にびっくりした
でもオスカルもアンドレもいない

中坊のときオカンのやつ借りて読んだせいで「俺はお前の影だ」する男キャラが大好きになった…
髪切ってからのアンドレが魅力的すぎるねん…

>>36
偽黒い騎士作戦でアンドレが俺の髪はお前と違って丁寧に整えてるんだぞ！って反抗してオスカルの怒りを買ったの可愛くて好き
😥顔で髪切る羽目になったけど、それからのビジュアルと片目くらい安いもんだってオスカルに言ってのけるアンドレの覚悟に惚れた

オスカルが主人公でアンドレがそのお相手役ということしか知らずに読み始めたら
オスカルがフェルゼンに惚れててあれっ！？となり
アンドレのオスカルに対する感情が思ってたよりずっとドロドロしてさらにエエッ！！と衝撃を受けた覚えがあるな
あとアラン隊長もオスカルに惚れてるぽい描写があったような…
オスカルすげぇモテモテだよね

>>37
アントワネットがいなかったらオスカルに惚れてた可能性大フェルゼン
オスカルに文字通り命かけてるアンドレ
縁談話に真っ先に名乗り出るジェローデル
貴族なんてクソだと思ってたのにオスカルの高潔さに惚れ込むアランほかフランス衛兵
女同士だから叶わなかったがガチ惚れしてるロザリーほか貴族の娘達
将来は后になってくれと告白してきた王太子殿下

夢小説の主人公も真っ青なモテっぷりよ

>>37
部下としてあんな上司に惚れない訳がない
そしてアランはディアンヌの一件で正気に戻してくれた女性に男として惚れない訳がない

アンドレの事は恋敵ではあったけど目の事を知っているから革命前に出陣しないでくれって頼むくらい仲間思いで、結果的に惚れた女が愛した男の死を見届け、惚れた女の死まで見届けて、妹の死から立ち直らせてくれた恩人を失うって惨いよマジで…
衛兵隊の皆も最初こそオスカルに冷たい態度だったけど、オスカルが真摯だから打ち解けるよねそりゃ

オスカル様はいつ拝んでも格好いいのう…

作者インタビューでアンドレは最初オスカルとくっつける予定なかったと言っててびっくりした記憶がある
黒い騎士編あたりからアンドレの読者人気が爆発して作者もファンレター読んでから「確かにパートナーはアンドレみたいな男がいいよな…」と気付いたらしい

>>41
後に序盤モブ顔だったキャラが物語の重要度を増していくにつれてどんどんイケメン化していく現象が
「アンドレの法則」と呼ばれたというくらいに後世への影響が強い英断

アランは完結後の番外編で
妹捨てた男とその妻に遭遇して苦悩の末に助けてやるエピソードもあるぞ
ついでにその話の中でアラン以外のネームド衛兵は全滅したと明かされるぞ

おつらい

>>44
ル・ルーがオスカルの面影を持った美少女に成長しててびっくりした

>>68
ル・ルー一家はその後どこの国に亡命したのだろうか？
個人的にはスウェーデンに亡命して、ロザリーと再会して欲しい

フランス旅行した時にあまりにも好きなシーンすぎて心の中にアンドレとジェローデルを思い浮かべながら、冷めたショコラじゃ逆にダメだなって、ただただ熱いショコラを飲みまくる奇行に走った懐かしい記憶

>>45
そのショコラが熱くなかったのを幸いに思え！かwww

ベルばらで自国の歴史がバレるから読むの推奨されてない的な話がこの間のオリンピックの時に流れてきたな

>>48
オリンピックでマリーギロチンショーやるんなら
同じように生首になった旦那と骨と皮になって死んだ息子も出さなきゃフェアじゃないよな
よそから嫁いできたマリーだけ晒し者にして喜んでいるあたり歪みを感じる

そんなに素晴らしい革命だったのなら
ヴァンデ自沈虐殺アトラクションまでやって囃し立てたらいいのに
出来るよな？誇らしい歴史の1ページなんだから

やろうベルばら学園
乙女ゲームだけどオスカルとアンドレの恋を応援したり原作じゃ結ばれなかったCPも応援したりできる

>>49
礼二がアンドレに該当するキャラなんか
………一途過ぎぃ

いうてルイ・シャルルが母親を忘れてしまったとはいえ平民と楽しくやってるの史実よりまだマシなんじゃ…

ずっと「宝塚を観るならベルばら」と決めていたんだが、何やかんや縁が無くて観劇できない土地に引っ越した後に「正直、素晴らしい演目だけどベルばら知らん人には端折りすぎてお勧めできない」って話聞いてやっぱ原作強火ファンに片足突っ込んでる自分は観ない方がいいんだろうなってなってる…ポーの一族の二の舞するとこだった

>>51
台詞回しや演出が昭和から更新されてないからマジでオススメしない

>>51
他の新しい宝塚作品と比べるとセリフまわしとか古かった
宝塚版以外だと今年韓国でやってたの観たかった

>>51
映像でしか見たことないけど、むしろ初演とかの方が当時の人々がどれ程ベルばらに熱狂していたか分かるくらい気合が入ってて、舞台芸術としては過去に遡れば遡るほど良い
ただしシナリオは大分改編されてるのでそこは注意

今日のベルサイユはたいへんな人ですこと

これで王家が娼婦に敗北したと泣いているのがすごく印象的だった。作中でも言われてるけど気位が高い！

現役読者だった母は今でもポリニャック夫人が大嫌いとのこと
あと関係ない話だが毎週買うにはお小遣いが足りないからクラスのみんなで当番制でマーガレット買って回し読みしてたとのこと

>>55
ポリニャック夫人はドストレートな悪役でしたねえ
誰もが嫌う役としていい仕事したね
タカりまくったあとマリーアントワネットは批判と罰を受けるけどこの人は特にないんでキーッ！となりましたよ
あとロザリーにおっさんくっつけようとすんな

>>57
wikiとか見るとポリニャック夫人は革命時にフランス脱出後に急死したけど、ベルばらではそこまで描いていないから、ヘイトが高まったと思う

>>57
ロザリーに「シャルロットを返して！そうしたら伯爵家へ行くわ！もっとも、貴方にはあの子がどうして死んだのか分からないでしょうけどね！」と言われて「貴方を一日たりとも忘れた事は無かった…」と一人呟くポリニャック夫人を見ておーコイツも反省するのかと思ってた

全く反省してなかった

>>57
>>61
児童婚させられた子の悲惨な状況を見ると
あいつが親としていかにクソかわかる
（しかも貧しさのためなどではないしね）

>>57
そのおっさん原作だと外見不明だけどアニメだと声優の演技含めてガチ目に気持ち悪い

>>76
アニメは大分改編されてて原作通りのロザリーとシャルロットの思いが通じ合うシーンもないし、シャルロットの気が狂っていく様がきつかった。
シャルロットが飛び降りた後に呆然としたロザリーが「悲しくない、あの子と一緒に暮らしたこともない、血のつながった赤の他人です」って突き放すような事をオスカルに言って、すぐさまオスカルに縋りついて「そうでしょう、オスカル様！？私の妹が死んだんです！可哀想にたったの11歳で、名乗りあうこともないまま！私の妹が死んだんです！」って泣き叫ぶのがロザリーの情の深さを原作とは違う形で描かれていて

結局この二人が姉妹だと名乗りあう事はどうあっても出来ないんだなって辛かった…。

>>78
何なら宝塚ですらシャルロットに救いはない
結婚の事で落ち込むシャルロットにロザリーがあなたは私の妹のような人よと慰め、シャルロットもロザリーに私だって本当のお姉さまのように感じているわと秘めた思いを打ち明けるんだが、血のつながりがあることを知っているのはロザリーだけなんだ
シャルロット死亡後にオスカルがポリニャック夫人を斬ろうとするもロザリーが庇い「私だってこの人が憎い！だけどこの人も私の母なんです！」と母子は和解するしポリニャック夫人も改心するが、シャルロットは死んでいるんだ

どうしてシナリオのバリエーション豊富なのにこの姉妹に救済がないんだ……

>>78
アニメのシャルロット死亡シーン

>>94
宝塚のシャルロット死亡直前のロザリーとの会話から死亡まで
とてもつらい

>>128
ロザリーの中の人演技うめえ…

>>128
おっとニコ動のURL、時間指定したつもりだったけど上手く貼れてなかった
宝塚版シャルロットとロザリーの最後の会話は1:20:40～辺りから

読んだ後マリーの愚かさも描いてて民衆が革命起こすのもわかるなあと思わせられたのが意外だった

アントワネットの浪費癖が酷いのもそれが国民に負担かけてたのも事実だから最期ああなるのは仕方ないんだけど
ジョゼフの葬式を出す費用が無いとかシャルル連れて行かれるときに「ひどいことしないで！あなたにも子がいるでしょう！？」「いたさ、あんたが贅沢してる同じ時に飢え死にしたがな」てやり返されたりとかのシーンは流石に心が痛かった

良いところも悪いところも含めて魅力的なんだよなベルばらのマリーアントワネット…

ウチにあったクソでかい完全版を読んだ記憶。なぜか父親の部屋の本棚だったが…しかしよく思い出せばエ○イカや女帝エカテリーナもあったから池田先生のファンだったのか？

普通にルイ16世の方が好みだったから
フェルゼンに惚れるマリーもオスカルも見る目ないなーと思ってた
オスカルはアンドレに振り向いてくれて良かったけど

>>64
フェルゼンは美形だからしゃーない
出会ったのまだ10代半ばくらいの頃だし

ル・ルー主役の番外編はどれもほっこり（怖いシーンも多いけど）して面白い
特にジャルパパ隠し子疑惑のエピソードに笑った

詐欺師夫婦が「あのおチビちゃんにすっかりしてやられました」と盗んだ宝石を返すオチの話は格好いいと思ったね
>>165

>>64
>>165
ルイ16世やジャルジュ将軍は浮気をしない点で普通のフランス貴族よりも誠実なんだよね

賛否はあるみたいだけど何年か前にやってたオスカルの両親の馴れ初めとかブレゲの時計の番外編好き
向こうの作者に許可もらってポーの一族と繋がりができたのはびっくりしたが

>>65
本編とル・ルーの出てくる外伝しか知らなかったから調べてみたらジェローデルがなんかファンタジーなことになってるらしくてビビる

>>65
オスカルの両親の馴れ初めの話は資産家のウリアスさんがめちゃくちゃいい人で印象的だった。
後は困惑顔のルイ15世。

ルイ16世は夫にするならいいなぁ基本頼りないけど優しくて
でも10代の女の子が恋するならイケメンのフェルゼンよな

アントワネットが少女から女性に変わっていく絵柄が絶妙なんだよな
ハッキリ切り替わったのは出産後だけど、本当アハ体験かよってレベルで少しずつ成長してるのが分かるからどこのパーツで書き換えてるか滅茶苦茶比較したことある

意外とコミカルなシーンも多いよね
初期のオスカルとか口も態度も悪くてくそガキ感あるし
アントワネットとデュ・バリー夫人の確執を面白がってたり

>>77
オスカルの婿選びの夜会が原作とアニメでかなり違うんだよね
原作:オスカルファンクラブの令嬢・婦人の乱入＋衛兵隊が飲み食い放題につられて乱入したカオス状態の夜会
アニメ:オスカルがいつもの軍服姿で登場したので、男しかいない気まずい雰囲気の夜会になる

>>80
アニメ版は出崎演出が濃くなってるからなあ
まあ漫画とアニメだとテンポとか違うからギャグをそのまま挟むと原作と違って逆に寒くなっちゃう事が多いから削って正解かもしれない

ポリニャック夫人も｢権力というものがこんなにも脆いものだったなんて。人の心なんかよりずっと確かなものだと思っていたのに｣のコマと15歳で遊び人の貴族との間に未婚の子ができたことを考えるとトラウマを金と権力で埋めようとした感はあって思うところもあるんだけど娘一人自殺させて何も変われなかったのがね

>>79
もう心から「さっさと金持ちと結婚すれば若い内から贅沢出来るからいいじゃない（年寄りなら相手は早く死ぬから未亡人としてお金使い放題よ）」と思ってそうなのが救いようがない

>>100
間違っても11か12くらいの娘に親がする仕打ちじゃないわな
過去のあれこれで「恋なんてしてもろくなことにならないわ！」的な結論に至ったのかもしれんがそれを娘に押し付けるなよ…

>>102
あの時代は政略結婚が当たり前で未婚で恋愛なんてはしたない！
結婚してお家の義務を果たして一人前になってこそ恋愛解禁みたいな時代だから現代の価値観では測れないとはいえもうちょっと他になかったのかと

世界の伝記？でマリーアントワネットを読み、オカンが持ってきたベルばらで世界観が完結してしまったから、大人になってフェルゼンが普通に愛人多数居たと知った時はショックだったなぁ…まぁ本命はマリーアントワネットだったし、亡くなった日はマジで運命的過ぎるけど

あしたのジョーは当時大人でもこれだけは読む！みたいな一大ムーブメント作品だったので力石の葬儀が開かれたのは納得の出来事なんだよなあ

ガンダムのガルマも葬式したと聞いたけど人気キャラにはまま起こることだったのかな？

>>90
ゴッドマーズのマーグも葬式行われたな
どういうわけか声優も参列することになりまあ行くだけ行ってみるかって行ったらマジモンの葬式になってて冷汗かいたとか

葬式じゃないけど跡部様の誕生日にチョコの箱で作られた祭壇に多数のお姉様方が献花してたことはあったよ
2014年だからちょうど10年前か

シャルロットとアランの妹かわいいね
どうして…

>>97
生まれも育ちも貴族のお嬢様シャルロット
貴族とは名ばかりの貧乏暮らしディアンヌ

どうして辿る末路が同じなんですか……

割とギャグ顔もあるオスカル様
かわいい

>>99
画像持ってないけどばあやに物投げられてオスカルの部屋から退散するフェルゼンとか序盤はまだ平和だったから色んなキャラがギャグ顔になってくれるの笑える

ベルサイユのばらの外伝の怖い奴よく覚えてるな
エリザベートと鉄の処女覚えたしあのよく動く従妹が凄い働きをしてた

>>103
外伝集だとオスカルが修道院に潜入した時にシスターの服を着たせいで、ミサをすることになって困っていた覚えがある。
オスカルが生涯で女物の服を着たのは、オベリスクのドレスとこのシスター服の二回だけだったんだろうな。

>>112
いつもなら「きゃーオスカル様よ！」と女性にもてはやされるのが、シスターに変装してたのバレてから「キャー！！男の人！！！！」って若い女の子に恐れられてるの新鮮で面白かった（ストーリーはドチャクソシリアスなんだが）

ル・ルーの初恋が儚く？散った話だよね
オスカルの正義が政治の世界では通らないという現実を描きながらも
黒幕の女性はきっちりと報いを受ける点でヘイト管理出来ているなと思ったね
>>115

まあ　彼女も恋が破れた反動で宝飾品に執着するようになったのかもしれないと考えると哀れではある
罪のない少女たちを大勢売り飛ばしていたので同情はしないが
>>121

どちらかというと外伝集の最終話の方がカルトな霊感商法＆麻薬でよりリアルな怖さを感じた
>>103

歴史物でもありままならぬ恋を描いた物語でもあるよね

みんな性別や身分などの障害があって結ばれない

オスカル生存ルートを考察してた人たちがいたけど、どう考えてもろくなルートがなくて「オスカルという薔薇が美しく散るにはあそこしかなかった」という結論で「でしょうね」となった

>>105
肺病でなく且つアンドレと共にバスティーユから生還しても、サン・ジュストやロペスピエールに目をつけられてギロチン送り寸前、またはナポレオンに変に気に入られて振り回されそう

>>143
ロザリー一家と亡命するしか無いよな…

>>144
その場合は途中避難所のジェローデルの別荘で春になってもオスカルだけ出してもらえなくて一悶着ありそう

>>145
追加エピソード知らないけど原作部分だと引き際の潔さが美点だったキャラがそうなる？

>>143
本編でナポレオンと一度だけ会ってるよね
もしオスカル様が生き延びたら絶対対立しそう

昔プロジェクトXで落ちぶれた宝塚が復活した切っ掛けがベルばらだってエピソードやってたな
もちろん美化してる部分もあるだろうけど、全国からブチギレたファンの苦情と批判の手紙（日本人が八頭身のオスカル様達を演じれるわけがない！）が届いたとか、それで逆にやってやろうじゃねえかとあのキラキラした世界観を再現するために奮起したとか、面白い回だったな

ベルバラは小学生の時に読んでめっちゃ泣いたな
お兄さまへ…も衝撃だった
あれを超える学園恋愛ものでバッドエンドな虚しい話を読んだことない

>>113
お兄さまへはアニメだと菜々子や薫には最後救いがあったけど、れいは原作とアニメ共に救いがないのが悲しい
オスカルやれい、オルフェウスの窓のユリウスといい、池田先生のロングペア男装女子は薄幸になりがちだよね

>>118
すごいのはBSとはいえNHKでアニメ化されたことである。(日曜夕方6時に放送されたはず)

アランってナポレオン主人公の作品にもゲスト出演してるって聞いたことある
「年上の女いいよね…」「わかる…」みたいな会話するらしい

宝塚はたまにアンドレよりデカい、ゴツいオスカルとか他の男役より声が野太いオスカルとか面白い事故起こしてることがある

昔朝日新聞の土曜日版で連載してたベルばらKidsって4コマ漫画とコラムが面白かった
なぜか日本の相撲にハマったりお忍びで行った酒場でロベスピエールと意気投合するルイ十六世が好きだった

革命が起きてから王妃の風格が出てくる・マリア・テレジアの血が覚醒する王妃様は美しいが悲しい

>>125
三国志の曹操が「治世の能臣、乱世の奸雄」って言われ方してるけど
マリー・アントワネットはこれの対偶だったんじゃないかと思う
もし、この時期のフランスが大規模戦争とかでぐちゃぐちゃだったりしたら
それこそ王妃の風格で国民を一つにまとめて国政を支えたんじゃないかと
でも平和な時には発揮されない才能は、要らん取り巻きを増やして財政破綻の片棒を担がせてしまった気がする

ジャンヌは母の死にちゃんとショックを受けたけどすぐロザリーの方が私よりゴージャスなドレス着てる！って思考になるのがあー…こいつもうダメだなってなる

二股かけられたとはいえお母さんの中では良い思い出になってたからヴァロア家当主の事をよかれと思って父親だと明かしてたんだろうけど、それが無かったらジャンヌはどういう生き方をしてたんだろうな…

ジャンヌは金持ちになりたいけど金持ちの男を捕まえることはしなくてパートナーは金も身分もないけど自分に惚れてて悪事の片棒担げるやつなんだよな
ニコラスは最初大それた悪事にビビってたけど着いてきて、ジャンヌが妹の話題出されてセンチメンタルになった時も（セリフはないから読者の解釈だが）｢お前そんなガラじゃねーよな？｣みたいにウインクしてオスカルに反撃するし、ジャンヌもそれでいつもの調子に戻るし凄くいいカップルではあると思う
それはそれとして擁護の余地なく悪党なので死んでも当然

>>133
ジャンヌは金と地位は好きだけど王侯貴族は大嫌いってタイプなんだろう

>>136
同じ貧困層出身でもデュ・バリー夫人は少なくとも貴族も嫌いでは無さそうだけどね

>>174
そらもうのし上がる為にコネを作りに作り上げた人だからなデュバリー夫人
史実じゃ処刑人のサンソンとも懇意だったからギロチンを前にして泣きに泣いてサンソンに命乞いして、息子がサンソンに代わって処刑したと言われているし
基本的に自分がのし上がるのを重要視してるから、貴族に敵意は持たん人だったんだと思う
というか国王の愛妾が貴族を敵視してたらそれこそ愛妾として生きていけん

ジャンヌは私がのし上がって贅沢してやる！って性格だから男は子分か対等な悪党タイプが必要な人間
性別が男だったらバロア家を建て直して俺が天下取ってやるって考える策略家になったな（どっちにしろクソ迷惑）

世代では全然ないけど一番好きな漫画、中学生の時に読んで衝撃を受けたわ
大学は西洋史専攻で、初めての海外旅行もフランスにするくらいに人生レベルで影響があった

オスカルやアンドレも魅力的だけど昔からマリーアントワネットとルイ１６世とフェルゼンが好き
今年「ジャンヌ・デュ・バリー　国王最期の愛人」って映画があったけれど、この映画のマリーアントワネットとルイ16世がとっても良かったので「ベルばら」好きは見てほしい
「ベルばら」と違ってルイ16世は細身で長身な史実寄りの見た目だけど

マリー・アントワネット
ルイ１６世
フェルゼン
ジャルジェ将軍
ジャンヌ・ド・ラ・モット・ヴァロア
ポリニャック夫人
ギーシュ公爵に嫁いだポリニャック夫人の娘（notシャルロット）
ロザリー・ラモリエール（ポリニャック家の娘ではなくアントワネットの最後の世話係）
ロベスピエール
ナポレオン

史実の人間を次々登場させ、オスカルアンドレのようなキャラクターを生み出し、史実にあたかもそういう人間がいたかのように脚色、演出する手腕がマジで凄い。
どんだけフランス史を読み込んでたん…？

>>146
元ネタになる本はあったみたいだが、あの時代にここまで読み込んで描くのは本当にすごくすごい

ジェローデル絡みの外伝はフェルゼンの妹ソフィアとのエピソードが好き
ソフィアの芯の強さとジェローデルとの絶妙な関係がいい

ネットない時代に描かれたってのがすごいなと
小説と違ってある程度全部絵で描かないといけないから誤魔化せないし
色々調べるの大変すぎでは

編集「女に歴史ものとか理解できないんだから売れないッスよｗｗｗｗｗｗ」
作者「私が描いたら理解させられるし売れる」

売れた
強い（確信）

>>157
池田先生はずっと描きたがってたけどそうやって否定されたからまずは他の漫画でヒット作家になって発言権をゲットしてから連載を始めたんだよね

>>157
>>158
池田先生当時はまだ20代なのに凄いことしてる
おまけに週刊でこのクオリティは本当に信じられない

>>163
貴族達のドレスもそうだけど隊服もえげつない
先生もアシさん達も大変だったろうな

>>157
かっこよくて草

アンドレは失明の原因になったベルナールを恨まないんだよね
彼自身が平民出身でベルナールがどんな思いで黒い騎士をやっているのか理解しているからこそなんだな…

サンジュストをベルナールの遠縁という設定にしたの凄いなって思った
そこからロベスピエールと繋がっていく流れも違和感ないし

令和の時代に約半世紀前の漫画が絶版にならず今だに定価で購入出来る時点で凄いんだよなあ

アントワネットって少なくとも史実ではクロワッサン、クグロフ、入浴、そして入浴するから香りも軽めな植物性香水持ち込んでその全部がフランスに馴染んでたり、いち早く脱コルセットしたり、自分のオーストリア時代のピアノ教師とバレエ教師連れてきて彼等にフランスのオペラとバレエに改革起こさせてフランスオペラとフランスバレエ発展させたりとかなり文化的にはかなり良い意味で強い影響残してる王妃様なんだよね
ルイ16世時代のアンティーク様式のルイ16世様式とかもアントワネットがプチ・トリアノンで発案して広めたものらしいし

自分はジャンヌも貴族が特別嫌いという印象はないかな
母親にバロアの血を引く父親のこと聞いてた時嬉しそうだったし
自分自身の持つ悪知恵や手腕を駆使して金を稼ぐことが楽しかったんだと思う

>>176
確かに嫌いというより自分がのし上がる為の踏み台、利用価値がある駒って言う方が正しかったかも

小学生の時に初めて読んだのが外伝でアンドレは弄られキャラの気の良い兄ちゃんだと思ってた
本編だとめっちゃ重くて湿ってた

>>178
6歳であれができるってギフテッド（天才）じゃない？

オスカルがバスティーユで散った横のページでド・ローネーの槍首練り歩きが載ってるのがおぞましい
話をわかりやすくするためかバスティーユ守備隊がクズってストーリーになってるけどそれにしてもなぁ

オスカルのミドルネーム「フランソワ」がフランツ1世（アントワネットのお父さん）にちなんでいると知ってびっくりした…！
父親同士の代から深い縁があったんだね

>>187
そしてそのミドルネームは後にオスカルを偲んだロザリーが息子の名前にしたんだよね。

>>188
ロザリーにとってオスカルは永遠の憧れなのいいよね…！

ロザリーみたいに貴族にも庶民にも傾きすぎないニュートラルなキャラって救いに感じる
母さんの生き方を受け継いだのが、実子のジャンヌじゃなくて養子のロザリーなのも熱い
あと別漫画の話題になるけどジャンヌとロザリーの関係ってちょっと鬼滅の獪岳と善逸っぽいんだよね

>>187
オスカルの両親の馴れ初めは後付けとはいえよく出来てると思った
長女が宿った場面には驚いたけどw

宝塚でもフランスの女王なのですからって決め台詞あるしな
称号ではなく比喩的に使われること多いよ女王

ベルばらスレいいですねニッコリ