漫画家の苦労エピソード

さくらももこは苦労エピソードと言うよりむしろクズエピソードでは…

あだち勉物語

こういった漫画に関しての苦労エピソードが無いという増田こうすけ先生とかいう禁止カード

掲示板で書き込めなかったけど三条陸先生と稲田浩司先生も相当。

三条陸先生→理不尽寄りな打ち切り多い（ダイの大冒険旧アニメ、ゲゲゲの鬼太郎）。漫画の方はウルトラマン超闘士激伝（ガチャポン販売が頭打ちのため）とジガ（これは展開から見るともうちょい様子見出来た）と、実力不足…というよりはもうちょい猶予あっても良かったレベル。
仮面ライダーダブルやガイキングやリュウソウジャーみたいな成功も多いし、この前のダイの大冒険新アニメで一気に報われてきた感ある。

稲田浩司先生→元々少林寺拳法してた体育会系だけど、週刊連載で体調崩して月刊連載でもキツかったため、特に重度の腱鞘炎発症。利き腕で描くのは困難レベル……から10年ほどかけての復活（しかも利き腕とは逆の腕でも利き腕並に描けるレベルまで上げる+デジタル技術も習得）

稲田先生に関してこの話知った時はもらい泣きしたわで…。

島本和彦が言ってたな
売れてる漫画家も売れてない漫画家もやることはみんな同じでむしろ売れてる人のが苦労感凄いって
売れてる人に嫉妬しても実際会うと疲労感が凄くて嫉妬心が消えて労りの心を持つようになってしまうって
当人も札幌で社長業やり、いろいろなところに出向いて、YOUTUBEチャンネルやりつつ、同人も連載もこなして月産300ページいける速筆タイプの化け物なんだけれど、やることもすることも苦労も売れてなくても売れてても同じだから、売れてる漫画家に苦労面で羨ましい気持ちを持つのは難しいって

自伝漫画からだと
吾妻ひで夫の失踪日記で書かれてるエピソードは漫画で読んでる分にはまだ笑えるけどマジで笑えないエピソードは省いているらしい
尤も 失踪日記に書いてあるエピソードには失踪中に働いてた職場の人がパワハラで流血したり作者自身はオヤジ狩りにあったりとちょっと笑えない奴があったけど

巻来功士が自伝漫画で描いてたが、メタルKが2話でいきなり掲載位置最下位
アンケートの結果が出て来るのはもっと遅いはずなのにこれはおかしい！と担当に抗議したら、編集部内部の権力抗争（？）みたいものがあって、自分（編集）が担当する漫画家（巻来）もそのあおりをくらった、みたいな話をされたとか
まさに「俺関係ねーじゃん！　とばっちりじゃん！」なエピソード
苦労話というより理不尽話だけど

水木しげる先生と中沢啓治先生は強すぎる

足かけ20年くらいのキャリアを持つスパイファミリーの遠藤先生のスパイファミリー5巻での巻頭コメ「初めての5巻です」。

推してきた先生方（ドラゴンボール、スラダン、ワンピ、たけし、こち亀etc.）ってなんぼほどスゴイんやって。

最後のコメントだけはいただけんな
全然苦労してないとかなぜこんな無礼な書き込みを取り上げたのか理解に苦しむわ

成功するまでの苦労はあるだろうが
成功してからの転落は悲惨というべきか・・・・・？

ヒロアカの堀越先生
編集に言われるがまま描いたジャンプ2作品目(戦星のバルジ、作者本人も黒歴史扱い)が打ち切りになり、メンタル的に病む
ヒロアカ連載までの間はメンタル回復までpixivで細々とイラストを投稿していた

現実には初持ち込み漫画が大絶賛→読切が高順位→連載開始→人気作品なになる
みたいなサクセスストーリーはほぼない。人気作家も下積み時代がある

苦労が報われて人気が出ても楽になる言ったらそうでもないのが怖いね。むしろ、今はアニメ関係の確認作業や◯◯展などで余計に負担が増える。
実際、雑誌の売り上げに関わるような人気作品は適度に休載を挟んでいる。
昔は「なんで休むんだよ」とか思っていたが、週一で漫画一本上げるのは可能かもしれないけど他の仕事までやるとしたら流石に無理か

三浦糀のエピソード漫画は何度読んでもどう考えてもトンッの続きがないと何が言いたいのかわからなくて困惑

鳥山先生はフリーザ編以降はもう限界だったのに無理やり引き伸ばしされた上に、散々ダメ出しされたエピソードを聞いた時は「かわいそう、編集何様だ」と思った。でも、考えてみたら当時はドラゴンボールの展開がつまらなくなって売り上げ大幅減なんてなれば文字通り首をくくることになる人が沢山いた。編集も鬼になるかと考えが変わった

やなせたかし
戦争中は水みたいなおかゆやタンポポを食べて生きてた、そこから食べ物を分け与えるヒーローのアンパンマンが生まれた

やっぱどこかぶっ飛んでる人が多いな
しょっぱい人生送ってる自分からしたらホントすごいと思う

でもこれだけ苦労しても芽が出なかった人もいるんだろうなあ

ワートリやブラクロの作者さんは現在進行系で苦労してる真っ只中

テイルズオブデスティニー、空の軌跡のゲームコミカライズ描いてた啄木鳥しんき先生。

本人とって必死こいて書いたであろうオリエピソード（リオンはもとよりラスボスの設定）だったが、完結から数年後に出た原作の続編で、そのラスボスが女体化＆仲間化。
デスティニー完結後に描いたオリジナルの作品は雑誌の休刊によって、これからって時に打ち切り。
別の雑誌で描いた新しい話は無事に完結したけど、雑誌自体がマイナーで知名度が……。

空の軌跡に至っては連載してたウェブサイトの閉鎖、方針などで最終的にファルマガに移住するまで打ち切りや中断が数回……と結構苦労してる。
SC最終巻が後出て終わりなんだが、未だに出てないし

青沼貴子先生。

テレビで「リボンの騎士」を見たことで漫画家を志す。ただ、ノートに簡単な漫画を描く以外は何もしなかった。その後芸術系の専門学校に入るも、「めくるめく青春（デート・飲み会）」に忙しくて、そんな暇なかった。卒業前「ヤバい!私の就活は漫画家になることだ!」とやっとキャラを描くも、自分でも今までに見たことないくらい下手くそだった。

未だに付き合いのある旧友からも、「汚い。原稿が汚れているんじゃなくて、パースが狂っている」「生まれて初めて書いた感じだね」と散々ながらも「卒業制作」としての名目もあったため、そのままコンテストに応募。

その結果、2等賞をとる。編集部からは「絵は今までにみたことないくらい下手くそだが、キャラの発想力と話の構成がいい」と言われた。ただし、作画が載せられるレベルではなかったために全修正を指示される。

青沼先生曰く「デビュー前に努力しなかった分、デビューしてからすごく苦労することになった(汗)」

…やぶれかぶれですな(苦笑)

実際酷い編集いるんやろうけど
漫画家の苦労話て編集絡み多いよな

小野あつこさん日常出演でドラマ化する

小野あつこさん日常ロック出演でドラマ化

楳図かずお先生は家建てただけで訴えられてたな

名前聞いたことすらなかったが30人の新キャラをぐらんぶる作者に描かせた奴はそれを美談だとしてそうだし読者も「…ったくw」って思ってそう

コウノドリの作者が激務で友人が死んでもスケジュールギチギチで葬式にも顔を出せずメンタルが参って
モーニング編集部に打ち合わせに行ったらたまたま会えたちばてつやに「調子はどう？」と声をかけられて思わず「すごく辛いです」と答えて
「こんな爺さんでもやれたんだから君も頑張れ」と笑顔で励まされた

弟のちばあきおを自殺で亡くし「漫画なんかで死ぬことはないんだ」と悲しんだちばてつやでさえ
週刊連載で疲弊してる若手漫画家を休ませるのではなく奮い立たせるのが怖い
手塚治虫も「こんな僕でもできたのだからあなたにもできます」と語った話がブラックジャック創作秘話にあったが
比類なき天才でとんでもない努力して凄まじい功績残したレジェンドは自分が特別な存在である自覚が薄く誰でも「やればできる」と思ってる節がある

佐藤タカヒロ先生

連載デビュー作｢いっぽん!｣が打ち切られて数年間の間、連載がとれず苦悩の日々を過ごす。
編集部からの勧めで大相撲を題材にした漫画｢バチバチ｣の連載を開始。当初は相撲に興味がなかったが熱心に取材を重ねることで相撲の魅力に気づき、それが漫画にも反映され読者アンケート5週連続1位をとるなど人気漫画の仲間入りを果たすが、最終章である｢鮫島、最後の十五日｣連載中に急性冠症候群で倒れ41歳の若さで急逝。最後となった回は本作のラスボス、横綱泡影との取組が決定したページで締めくくられていた。

タイヤを盗まれ実家に帰る挫折を味わった増田こうすけ

増田こうすけ先生は、苦労と言えるような苦労をしてないほうで有名だよな。天才漫画家すぎてトントン拍子にデビューしちゃった人

＞藤田和日郎とかはまだぜんぜん苦労してない方だったんだな

赤の他人がそれ言う！？

水木しげる「これが話に聞く幻肢痛か！客観的に見て腕は無いのに主観的な感触と痛みはちゃんとある！面白いな！」

エッセイだったか、こんな反応を示してしまえる水木しげるさんがやはり一番苦労してる気がする。
幻肢痛も、もはや存在しないのに感触と苦痛は確かに存在しているという点で、妖怪に通じるものがあるのかも。
そういう意味で作品への影響もあったのかもな。

若木民喜先生が神のみ当てる前に通帳残高1万円切ったとかって書いてたけど、これは苦労エピソードとはちょっと違うか

当れば華やかだけど、底辺から這い上がれないとかなり厳しい職業だなとは思う