台湾オリジナルの大長編ドラえもんがあったって知ってる?
確か台湾版の設定だよ
ただスペインかどっかの国ではアニメ版の公式設定としてあった
年号は単行本出版日だ
微星大作戰(1990年3月6日、マイクロ星大作戦)
精靈世界(1991年2月26日、エルフワールド)
超次元戰記(1992年1月21日、超次元戦記)
雲的王國(雲の王国、中身は絵小説になってる)
光之旅(1992年7月18日、光の旅 精靈世界の続編)
西遊記(1992年9月5日、バラレル西遊記の原作風漫画版、公式版の白黒漫画版はない)
模擬地球(1992年9月25日、シムアース)
夢冒險(一番最後の作品、ドリームアドベンチャー)
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「ゴキブリ」
「なおさらゆるしません!」
この辺もう藤子先生エミュ完璧すぎひん?
>>5
まあ上澄みであってクオリティ低いものも多いんだろうけど
普通に面白いな…
クオリティ高っか
台湾のはクオリティの幅広いのよ
凄いやつだと原作とほぼ同じクラス、酷いやつは小学生の落書きクラスまであったのよ
凄いやつ:
その中間:
台湾・華仁出版社『ドラえもん』第856巻が珍しく全編描きおろしだったんだけど内容がすごい…。犬のオシッコを飲んだジャイアンに快樂催促電波を浴びせる話や、読書嫌いなはずののび太が真顔でエロ本を読んで罰が当たる話、5人でキャンプへ行きのび太がツキまくりジャイアンがドベりまくる話など
酷いやつ:
界王様とミニ四駆バトルする話はこれですね。南琪出版社の『機械貓小叮噹 大空飛碟(空飛ぶ円盤)』。表紙絵はアニマル惑星ですが中身は無関係です。『文章題がわかる』の宇宙船で低学歴な宇宙空間を飛び越えてバーダス星へ到着した一行! ミニ四駆レースといってもプロポ付きなので実質ラジコンレース
@DoraShin2005419 その裏表紙絵、絵柄が南琪版にそっくりなんですよね。南琪出版社その絵を使った単行本でも出してたんですかね。 twitter.com/san1pan4/statu…
素人「台湾海賊版ドラえもん読みたい」 有名どころから与えてじっくり育てたいオタク「青文版かな」 珍しく同志が増えそうでテンパるオタク「象印版はドラもQもパーマンもあるよ! あと幻の海風版リメイクが擎天版に収録されてて…」 崖から突き落として生き残った奴を選別するオタク「南琪版」
内容はドラえもん達が征地球論とよく似た微生物達が暮らすミクロ星で活躍する物なんよ
ドラえもん達が聖闘士星矢みたいな格好したりジャイアンが大長編パワーで悪の微生物をひきつけたり
オチはドラえもんミクロ人のうんちから進化したんだと言ってのび太達がずっこけて終わるなどかなりカオス
また、スネ吉兄さんも出てくるんだ
余談ながら微星大作戰はドラえもん のび太とアニマル惑星のタイトルでもあるんだよ
たぶん誤訳
オチはドラえもんが「知ってるかい?地球最初の生物はミクロ人のうんちから進化したんだよ!」と言ってのび太達がずっこけて終わるだった
内容はドラえもん達が当時日本でも流行っていたドラクエやファイナルファンタジーなど剣・魔法のファンタジー世界に行って魔王を倒す話でかなり王道なんだけど 魔法の内容がホイミなど一部ドラクエと同じなのがあったりのび太が木になるシーン(もしかしたら知ってる人もいるかもね)はトラウマ級のシーンだったりなどでこちらもかなりカオスなんだ!実は有志の方が翻訳した日本語版あったらしいけどすぐに削除されたいわくつきの作品でもある
続編として光之旅があったり後に作者のドラえもん抜きのオリジナル漫画のキャラ・世界観だけを使った漫画(虹之傳說 艾薩克傳)が出てそれが台湾でかなり人気でたなど逸話が多いんだ
内容は精靈世界、光之旅よりシリアスなSFファンタジー寄りでドラえもん達がメアニー星という異世界に転移する所から始まるんだ
台湾では大長編ドラえもん随一の複雑なストーリーとして知られたりするんだ また、時空越えて世界を救う、パラレルワールドが出てきたりキャラの中にスパイがいたりなどの要素もある ついでに水晶塔(クリスタルタワー)というFFからの影響もある ちなみに有志による日本語版もある
https://micro-note.doorblog.jp/archives/33855767.html#more
中身は雲の王国の絵小説になってる物で話に違いもある 幻の雲の王国とも呼ばれている
その中には迫力のある挿絵がかかれてたり、ドラえもんの石頭がなかったり、密猟者によって操られた雲ロボットを天上人と共に倒したり、のび太とドラえもんを救出したりなどかなり多くある
https://www.ptt.cc/bbs/C_Chat/M.1612944162.A.F6C.html
https://www.carousell.com.my/p/vintage-90-s-doraemon-manga-comic-volume-12-chinese-version-1106229647/ (単行本)
その中に印象に残ったのはドラえもんが世界の終りだ(地球末日!)のシーンが後の単行本よりかなり迫力あってかなり気に入ってる
内容は精靈世界の続編でこちらも当時日本でも流行っていたドラクエやファイナルファンタジーなどで見かける剣・魔法のファンタジー世界に行って魔王を倒す話でかなり王道なんだけど、ストーリーは精靈世界よりひねっていて
なんと魔王を倒した後、物語はSFファンタジーへと展開するのだ!
見所は魔王の部下の悪のドラえもん軍団、最終兵器として巨神兵というロボットアニメに出てきそうなロボットがいたり、死の最終呪文によるのび太の死(この部分は夢幻三剣士より先!)が描かれていたり、セワシがドラえもん達と一緒に活躍したりなどあるんだよ
続編として虹之傳說(ドラえもん達はもう登場しない)があるんだ なお未完の模様
でしょ?深夜の時にまた紹介するね
藤子先生がパチドラを気に入ってらしたから
だから後の大長編だと台湾版の影響あるのよね
特にのび太と夢幻三剣士、のび太の創世日記あたりは割と意識していたんじゃないかなと思う
のび太の創世日記は模擬地球の影響すごいあるし
先生自身、幼少期はのらくろなど人気漫画のパチモノ商品が馴染み深かったろうからねー
現地の子ども達が喜んでるならまぁいいんじゃない?て肯定的だったのかも
自分の読んだ話だと、正規のライセンスを取得したのは大然出版が先で、2003年に大然出版が倒産した後で、青文出版が版権を取得した。
そうそう、大然出版が先なのよね ここも海賊版ドラえもん出版されてたはず
ただ最後の方は倒産しそうな上に版権も他の会社に移動されていたんだけどそれでも海賊版として出版されていたのよ
だから海賊版>正規出版>海賊版というかなり変わったことになったみたい
後童夢の中国語版もあった 翻訳は台湾式になったのはいいけど時代設定が数年先になったり日本語のままだったり
雑だったり全然違う翻訳だったりしたかなり粗雑な翻訳だった 紙質はいい上にカバーつきだったけど
内容はバラレル西遊記そのまま 但しフィルムコミックからではなく全て原作風(アニメ風のもある)に手描きである
だから台湾では大長編の一つとして存在していたんだよ
面白いことに台湾のドラえもんはアニメ版が元となる創作ストーリーはこれ以外一切ないんだ!
だから台湾版バラレル西遊記が唯一アニメ版からの元となるストーリーになるとても貴重な作品なんだ!
ちなみに台湾ではお国柄か西遊記の海賊版のバリエーションはかなりあって少なくとも4つある
1: 青文版バラレル西遊記
2: 手塚治虫の僕の孫悟空とのクロスオーバー版(後に紹介するよ)
3: フィルムコミックのカラー中国語版
4: フィルムコミックの白黒中国語版、一部加工あり
香港版、中国版も含めばもっとある
https://www.ruten.com.tw/item/show?22150462040781
内容はなんとのび太の創世日記を先駆け、自分達の地球を作り上げるストーリーなのよ!話も作画も一番原作に近い!
しかも面白い!そして、物語の途中、のび太達の地球に突如異変がおきそのトラブルにより元の地球に帰れなくなる
そこから解決策を探し神様とあって、この物語の悪役―セル族が歴史改変を企むことを発覚し、最後にはドラえもん達は神様のアドバイスの下でセル族を倒して解決だ!見所はかなり多くタイムパトロール、セワシやスネ夫の子孫―スネ奇が登場するんだ!後、スネ夫が竜の騎士で出た彗星のことを思い出すなど過去作の振り返りもあるんだよ!
悲しいかな、正直な所、創世日記(これもかなり好きだ)より模擬地球の出来の方が良かったりする しかも台湾版大長編は当時読んだ台湾人にとって藤子Fプロのよりかなり評判いいという声もある
ちなみ、藤子F先生は台湾版短編大長編ドラえもん両方読んだ事あって、評価は複雑な気持ちながらストーリーはかなり面白いと評価があったらしい だから、のび太の創世日記は割とマジでこれの影響があると思う 題材も神様のデザインも近い ちなみに超次元戰記と同じく有志による日本語版もあるんだ
https://micro-note.doorblog.jp/archives/11754993.html
https://www.youtube.com/channel/UCFajJcJwZih5qOYzszLWRfQ/videos
でしょ?!中々見所満載なんだ!
夢冒險は青文版ドラえもんの最終作で、内容はドラえもん達が夢世界に入り込むストーリーみたい
ドラえもんが夢世界の仕組みをSF的に解説したり、既存のひみつ道具の改良版があったり、のび太の睡眠力が世界を変えたりなど見所があるみたいなんだ 噂によればのび太と夢幻三剣士の元になってるみたい
残念ながら、これだけ詳細な説明がない上に読んだことないんだ
作画はかなり原作に近いんだけど
読んだことあるのは微星大作戰の一部、超次元戰記、雲的王國、光之旅、模擬地球だけなんだ…
現代でこれやられたら、普通に怒られるしな…
トキワ荘作家のレジェンド達も神様自身がそういうところは寛大だったからみんな緩かったと思うよ
大陸で勝手に作られたアトムの単行本を神様自ら作り直したとかいう伝説あるし