【感想】 読み切り漫画『地球儀の陽のあたらざる裏がはに』難しいテーマを扱った作品 こういう終わり方好き

>>1
ただ致死量まで抜く必要あるか？とは思わざるを得ない。毎日少しずつ提供してもらえればいいとは思った

>>48
毎日少しずつじゃ50万人の感染者は助からないだろ
病気にかかったら余命5ケ月だぞ？
50万人が5ケ月後に死ぬのにそんな悠長な事やってられない

>>59
一人の血液から50万人分つくれる生産体制あるなら変わんねーよ

>>59
一人の人間の血液はだいたい体重の8%だからヒロインの体重が50kgだとしたら4l、献血で言えば10人分だ
望んでいるとはいえ人1人の死と、集落の50人中10人から血液提供を受けるのを天秤にかけて前者を選ぶのはまともな倫理観じゃない
ていうか真に差別を解消したいなら生きて融和を訴え続けたほうが絶対いいよ

>>48
それじゃ意味がないって説明してるじゃん(してるじゃん)

>>48
自分が死んだことで救われるって事にしたいから血液全部抜かせて死んだだけだぞ
つまりメサイアコンプレックスの亜種の自殺手伝っただけ

>>1
流石に死ぬ必要がないと感じられるから仕方ないんじゃね？

・ワクチン作成に死ぬ必要はない
・研究所や国のおエライサンの多数派が殺人に同意するのは不自然
・この行為は他国からすれば「人体実験」「非人道国家」というレッテルを貼られる可能性が極めて高い
喉元過ぎればなんとやら、ワクチンをもらった国でも敵対するだろう
・そもそも民族問題は尊い犠牲者程度で終わらない
多少の改善は望めるが、ヒロインの考えは明らかに違う
・最悪、他国の介入により民族自決からの国家の分断が起きる

などなど、話の都合で死んでもらいました感が強い

>>62
も一つ追加だ

・この病気(あるいは似たケース)が再発した場合、ワクチンをマトモに再作成することが困難となる
アマラ人に限らず、少数民族は次は自分かと警戒させる

>>1
探さなくても見つかるくらい粗だらけなんだから仕方ないだろ

>>1
バッドエンドは、基本的に読者が気に入らないものなので、過程を気にする人はとくに気にされちゃいますからね

それで描きたかったであろう話の本質部分がないがしろにされるのはすごく悲しいですけれど、感想というのは感覚的なものだから、気になったら他の部分がちゃんと見れなくなるのはしょうがないと思います

>>77
バッドエンドだから批判されてるんじゃなくて
物語として稚拙だから批判されてるんだよ

このサイトのコメント欄にいる人たちは「曇らせ」が大好きだから
バッドエンドが嫌いなわけじゃない

>>83
その物語の稚拙さが目立つ理由にバッドエンドであることを上げたんですよ～

>>83
いや、「曇らせ」じゃなくて「曇らせ風」が好きなだけだよ。

>>77
自分と違う考えの人達にレッテル貼って思考停止するのはやめときな

グッドバッドの問題じゃないよ。「重要人物の死」なんて安易なお涙頂戴として多用されて食傷気味、さらにその理由が「民族の地位向上」とツッコミ満載なのが追加されて、違和感が許容量を超えてしまっただけのことや

ヒロインが差別主義者に襲われて死亡、アマラ人との内戦勃発、それによる各少数民族の反乱、結果として治療により助かった人より戦乱の死者のほうが多かった、というバッド展開のほうがまだ批判が減ったとも思うで

>>85
ありゃ、粗の部分が目立つ理由が、バッドエンドであるから余計にそうなったんじゃないかと書いてるつもりだったのだけど、それそのものが理由であるように読めちゃったんですね

>>90
もっと具体的に書けば、この話の描写のレベルでは、過程をあまり気にしない人すら違和感を抱くって話だよ
それをバッドエンド云々の一般論に広げるのは流石に話がずれてると思うよ

主人公の取って付けたような差別描写とかもそうやな。お前は屋台で飯食ったこともないのかと。というか中国で人肉が普通に屋台で売られてる、って本気で信じてるやつを見てるようだった
単体なら流せるけど、最期の展開まで含めれば全部マイナスに働く。

>>93
うーん、たぶんあなたは、粗を気にすることを悪いことであるかのように主張する人に反論したいんだと思う

これが間違ってたらごめんね

私は、粗探しに対する>>１の人の書き込みに対して、それが気になっちゃう理由として上げてるだけですよー
もちろん、みんながそうだって主張するつもりもないです
私の意見は>>1の人に宛てたもので、みんながみんなそうだって主張とかじゃないのです

>>99
うん、その善悪の問題じゃなくて、程度の問題で、この作品と>>1に対する意見としても論点がズレてるって思うのよ

で、
>うーん、たぶんあなたは、粗を気にすることを悪いことであるかのように主張する人に反論したいんだと思う

と二極化してパターン分けするのはやめたほうが良いと思うのですよ
粗を気にするのに善悪はないです、というのが俺の考え

>>99
あなた(ID;kxODUxNDQ)のコメントに突っ込みが入りまくってるのは
あなたの書き込みが粗だらけで稚拙だからですよ

>>90
あらが目立つ、という点で一つ追加するなら、主人公の判断が納得できないとかそういうレベルではなく、それを国家レベルで承認したことやな
少数なら変な考え持ったやつ居てもおかしくないけど、それで構成された政府という時点でリアリティが低すぎるわ、と

バッドエンドに納得できない、以前に明らかにへんやろ、というレベル

>>85
＞ヒロインが差別主義者に襲われて死亡、アマラ人との内戦勃発、それによる各少数民族の反乱、結果として治療により助かった人より戦乱の死者のほうが多かった

なんか違和感あったけど、社会派の作品として見過ぎじゃね
この作品は『瀕死の主人公がヒロインに救われた話』のビターエンド
私小説的な話で、他は全部マクガフィンよ

『（アハスラの死を）みんな喜んでる。オレ以外、みんな…』

っていう、社会と主人公のギャップがこの作品のクライマックス

それに、
『アマラ人の地位が向上したなんて、結末にはどこにも描かれてない』

勝手に想像膨らませて『こんなんで民族差別が覆るわけない！』ってヒートアップする方が、感想としてピントがズレてるし、穿ち過ぎだよ

>>121
＞なんか違和感あったけど、社会派の作品として見過ぎじゃね

いや全然。バッドエンドだからツッコミ入る、という主張に、テンプレつなげた例を出しただけだよ

本作のマクガフィンは病期にまつわるあたりで、「差別」「恋愛」「自己犠牲」などはリアリティを増すための現実の投影や
特に人死なんて、お涙頂戴の安易な手段として多用される
でもそこを嘘にしたら読者が嘘っぽさを感じてしまうところやぞ
特に差別なんて難しいもんで、進撃の巨人が海外評価高い一員はそれを上手く描いたからやな
リアリティ不足を指摘されたらマクガフィン云々は単なる言い訳や

ヒロインの髪の毛一本で全人類は救われます、でも民族の将来を願って死を選びました。
もしこうだったら更に批判されてたろうな、というか流石に掲載もされんだろうね

＞『アマラ人の地位が向上したなんて、結末にはどこにも描かれてない』

これらに全く触れてないし、社会派云々含めて思い込みが強すぎるぞ
差別解消につながるとヒロインが考え、それに主人公や研究所が従った事自体が無理がありすぎると指摘してるんだよ
そして少女殺しました、という宣言にたいしてあの場に居た人たちから罵声の一つも上がらないという不自然さ
主人公の自己陶酔に満ちたひとり語り
君の言う私小説として見ても、お涙頂戴、安っぽすぎるんだ

差別云々にしても、ヒロイン本人が公言してもない主人公のひとり語りで、アマラ人達が納得すると思うか？
全く考えが及ばない愚か者しか登場していないってこと

君の主張は、皆がこの魚料理は生臭すぎると言ってるときに、これは魚が主役の料理だ、って言ってるようなもんやぞ。
そんな事は皆分かってるんだよ

それと感想には正解なんて無いぞ
君は思い込み補正が強く、粗が気にならない、ということや
それでいいと俺は思うが、普通の人もそうだと考えるのはやめとけと言っとく

>>130
まとめの一言を書き忘れた。

要は登場人部たちにリアリティが無い。
病期の治療とヒロインの死の関連性に説得力がなさすぎる
ひどく言えば、なろうでよくネタにされる、バカのオンパレードなのよ

>>4
一々デカい主語を使うなよ

>>5
だって事実じゃん

>>14
いや頭悪いな

>>14
…大丈夫？
現実で何か嫌なことでもあった？

>>16
そりゃあるわな。
読切の半分近くがバッドエンドという現実が。
この作品は「ビターエンド」と言えるのかもしれないけれど。

>>19
そっちの現実じゃなくて仕事とかの話だよ
それと半分近くがバッドエンドなら全部がバッドエンドじゃないってことにならない？
君自身がそう分かっていてバッドエンドが嫌ならこれから先のジャンプラの読み切りはバッドエンドだけーみたいな言い方は他の人に伝わらないから
ジャンプラの読み切りはバッドエンドが多いのがいやだなーみたいな言い方をした方が伝わりやすいと思うよ

>>19
もし最初に言ったのが伝えたいことなら
「読切の半分近くがバッドエンド」はそれを伝えにくくするから
言い方を変えた方が良いよ
半分近くだと全部じゃないじゃんと思われやすいし全部だと反証があげられやすいからバッドエンドばっかりとかにしたりとか

>>33
忠告ありがとう。
こちらの言い方もまずかったと思うけど
とにかく編集部の意図が知りたい
「なぜ、バッドエンドな作品をこんな短期間に集中させるのか？」

>>19
言いたいことはわかるし最近王道よりも奇をてらった作品が多いのも事実。
でも十把一絡げで評価するんじゃなくて個々の作品で判断すべきじゃないかな。私自身はあなたの言いたいこともわかるしこれを傑作漫画とまで称賛する気もない。
でもアスハラのあの思いだけは描ききった作者すごい。中途半端にハッピーエンド目指そうとしていたら絶対に失敗していた。これはこれでちゃんと完成している作品だと思うよ。

>>14
今後は絶対にハッピーエンドにならない！（ソースは21連弾のたった2つ）
ねえ予知能力があるならコロナがいつ収まるか教えてくれない？

>>4
このコメントしたのはこの人かな？
ttps://mobile.twitter.com/ch_ngtk

>>7
もう少し別世界って感じにして欲しかったよね
そこだけが惜しく思えた

>>7
割と普通の現代っぽいのに局所的に倫理観がぶっ壊れすぎてる
ファンタジーかもっとディストピアな世界なら良かったかも

>>7
確かにそれはあるな
主人公はともかく研究機関はどういう理屈で彼女が死ぬのを受け入れたんだよって思っちゃうし

>>8
アマラ人の善意を当然だと思うようになって「アマラ人は我々の為に血液提供するべき」って意識が蔓延するようになるかもな
世の中には他人の善意を当然と思って、助けてやったら「こいつは自分より下の立場だから搾取して当然」と考える人間がいる
アマラ人が血液提供したのはその意識に拍車をかけたかも

>>36
いきなり差別かよアマラッパリらしいな

>>8
一人の死よりもたくさんのアマラ人がナユタ人を助けるために我が身を切ってくれました！一人の奇人じゃなく総体としてアマラ人はナユタ人に好感情持ってるんですよ！みんないい人！っていうのも十分エポックになれると思うからなーどうも少女が自分の信念のため勝手に死んだ感がね・・・

>>9
『100年に亘る差別意識を覆すには死ぬ必要があった』

ポイントはここ↑だよね。この理屈に納得できないと、この話自体に乗れない。

そして自分はこの理屈に納得できなかった。「生贄を一人捧げれば万事解決」なんて、それは差別問題を軽く考えすぎていると思う。。

>>72
差別問題って根強いから少しずつ地道にやっていくしかないんだよね
歴史上そういった問題に立ち向かう人達はいたが、その人達だって人を集め行いを集め小さい所からやっていった
勿論最終的に差別主義者に殺されてしまった人もいるが、一人の行動を英雄的に取り上げて大騒ぎするのが差別を解消した例はない
警察に殺された黒人犯罪者を聖人扱いする今のデモとかに近い印象があってあんまり理解出来なかったな

>>17
漫画だぞ…？　何そこまでマジに受け止めてんの？　怖いんじゃが。フィクションをフィクションとして楽しめないタイプ？

>>117
倫理観がズレ過ぎると、いくらフィクションでも受け入れがたくなるもんじゃないかな

>>117
あのー、普通にあの世界における話を想定してるだけど
研究も治療も続けなければならないのに、って話なんやが

>>22
人種による血液遺伝子の違いってあるからな
実際、ハワイだったかオーストラリアだったかの一部の地域の人達に一部のガンに効果のある配列があったとかも存在する
更に絞れば個人で「ある病気にきく血液」みたいなものを持ってる人がいて、その病気が蔓延した時に率先して献血を行った
その人は献血限界年齢まで毎回献血し続けたって話もある
(ちゃんと健康的に生きてる)

こうしてみると現実って割とファンタジーだな...

>>24
やかんの取っ手は別にいいだろ！
って思ったけど、見返して吹いたｗｗ

>>25
その2つは両立するから、そこは問題じゃない。

>>32
後者が強すぎるから前者が霞むわ
優しいじゃなく騙された哀れな被害者になって自己犠牲感が薄れる

>>32
研究サイドを悪者に仕立て、アマラ人の差別問題に繋げる覚悟があるなら両立しうるけど、
「私は無知なあなた方のために友人を失った悲しい人間です」って態度を主人公がとってる以上無理

>>25
命を奪った側が会見でどう話そうと
国際社会やアマラ人社会からは非難轟々だよね
その先にあるのはさらなる民族対立か
この研究所の連中が捕まるかのどっちかだと思った

>>25
自己犠牲の方を選ぶ事で記憶には残せるけど同時に付け入る隙も与えるジレンマ

>>25
「アマラ人は世界のために血液を供与するのが当然。ヒロインがそうしたんだからさ。」の可能性もワンチャン。

>>35
普通に考えると親族が報復テロリストになる
てかアマラ人が「このまま他人種が絶滅してくれたら俺たちの天下」
演説し始めてもおかしくない

>>43
いや、呪いやオカルト信じてるのが過半数でもSNSは発達してるってのは現実にも存在するんだよ
日本にいるからそう思うだけであって
というか、日本にもそれに比べれば薄いけど呪いやオカルトに似たような多数が信じている何かはいっぱいあるしね

>>51
今いる鳥は全て機械！！本物の鳥は政府が絶滅させた！！！
とか言ってる集団あるしな…本気かどうかはわかんないけど

>>45
登場人物の死に必然性を持たせてはいるからね
その必然性に納得がいくかいかないかで割れてるが

>>57
必然性を感じてない読者が多いから突っ込まれているんだよ

>>65
1人の死が差別問題に石を投げること自体は実際にあるから必然性は無いわけじゃない
ただそれは「命を投げ打ってくれた美談」ではなく「命を無為に犠牲にされた悲劇」として問題視された場合であって、
この漫画は寧ろ差別を加速させかねない前者の描写をとったのが違和感の原因だと思う
必然性を感じないと言うより、用意した必然性の調理がおかしいって感じ

>>55
けっこー突飛な設定や単語が飛び交ってるので、自分はわりと早い段階から寓話的な話なんだろうなぁって思いながら読んでたので、あんまり現実的にこうなるべきってことは考えてなかったので、そこ気にしてる人多いのに割とびっくりしました

いっそ絵柄とか含めて現実ばなれした雰囲気にした方が良かったのかもですね

>>55
リアタイで冷戦や民族紛争、中東戦争見たりエボラやAIDSの騒ぎ見てる世代の
リアリティラインの要求がキツいと見るべきか
情報統制でそう言った現実を把握できなくなった世代の
創作に対する取材能力の無さと見るべきか

>>71
実際のワクチンは知らんが、こも作中世界の情報によると
・致死率がヤバく、主人公も余命5ヶ月と時間的な余裕がない
・今のところ特効薬はアマラ人の血からしか作れていない
→少なくとも直近では血液から作る必要がある
・他国がアマラ人との血液提供の交渉をしている
・ヒロインの村の人もできる限り協力してくれてるらしい
→1人分ではまず足りない

アマラ人の血を継続的に取得する必要があって、1人を殺す理由がやっぱりわからないんだよねぇ

ナユタ人助けるために致命的な事故に合わせて
「私は助からないから血はワクチンに使って」って自己犠牲させて
理由を聞いたら「人を助けるのは当たり前」って笑わせて
差別まみれのナユタ人の心ズタボロにするくらいありきたりな展開で良かったと思うんだ

>>71
人の血からしか作れないなら罹患者に対して人一人の血液じゃ足りなさすぎるから、
どっちみちこの後来る大量死にてんやわんやでその島でだけ行われてた少数民族に対する差別がどうとかところじゃなくなるよな

>>74
ルドラ病はアマラ人たちの中から出てきた病気ではないので
（アマラ人がたまたま抗体を持っていただけ）
例えとしてはピントが大きくずれてると思う

>>111
この国の人達はルドラはアマラ人のせいだと信じてる

>>76
実際の民族紛争基準で考えると、ネットなんて生やさしい程
互いの考えが相容れないものになるから描写が緩すぎるとは思った
荒れる比喩になってしまうが脳内で日本国内のそういう移民民族に
置き換えて見てももっと凄惨で警戒心丸出しの描写になる
扱うテーマに対して描写が薄いというか進撃の巨人ってすげえな

>>86
血清やな

>>88
やっぱリアリティラインの維持って重要だと思った
その辺鍛えるにはマンガ以外の一般教養や広範囲な雑学の収集
歴史や社会情勢の知識
実際の民族紛争の経緯とか解決の難しさについて知識得ておくだけでも
話の深みが全く変わる
あと本読めって言われるのは独りよがり防止って面も大きい

>>104
一番気になったのここだな、殺した側がする事後報告ってどうなのと
向こうからの提案でしたなんて信じられるわけないし、余計拗れそう