【感想】 シャドーハウス 13話(最終回) みんなの見せ場があっていいアニオリ最終回だった 【ネタバレ注意】

ケイト「パンちゃんいるなら反応して」

ケイト「エミリコの場所を教えて！」

エミリコ「ケイト様！！」

エミリコ「ケイト様！！」

ケイト「エミリコ！」

エミリコ「ここです！ケイト様！」

ケイト「エミリコ…どこにいるの？」

ケイト「エミリコ！！」

ケイト「今外すわね！！」

エミリコ「ケイト様！！」

ケイト「無事でよかった」

エミリコ「違うんですケイト様！」

ケイト「なんのこと….？」

エドワード「やっと来てくれましたね」

エドワード「ケイト様…！」

ケイト「エドワード…」

エドワード「ふっ…！」

エドワード「待ったかいがありましたよ、お前は生き人形想いのシャドーだからな」

ケイト「最初から狙いはケイトだったのね」

エドワード「朝が来たらお前をシャドーハウスの反乱分子として偉大なるおじいさまに突き出す」

エドワード「そうすれば私は念願である3階に昇格するだろう」

エドワード「さあ、ケイト答えるんだ」

エドワード「お前は何を企んでいる？」

エドワード「答えなければ逃げ切れるとでも？」

エドワード「反乱分子でなければ規則違反者として告発することもできる、そんな服装でお爺様と共にある塔にいるお前をな」

ケイト「ケイトはあなたに攫われたエミリコを助けるために…」

エドワード「そういって信じてもらえると思ったか？」

エドワード「大人である私と子供でるお前、おじい様がどちらを信じるかは明白だ」

エドワード「最初から勝負はついているのだよ」

エドワード「それではゆっくりとおじい様の目覚めを待つとしよう」

エドワード「お前には重い罰が与えられるだろうな、これが最後の紅茶になるかもしれないな」

エドワード「観念しろ」

エドワード「お前はもう終わりだ」

ジョン「はぁ….」

ジョン「ケイト…今行くぞ！」

ジョン「うーん…」

ジョン「何階だっけ？」

ジョン「ん！？」

ジョン「なんだお前は？」

ジョン「なんだよ怖いよ！あっち行け！」

ジョン「ジョンは…いや、わたくしはエドワードの部屋を探しているんだ」

ジョン「何？ついてこいって？そんな手に乗るわけ…」

ジェラルド「地下にワゴンが2つ、侵入者は2人いることになりますね」

アイリーン「警戒しておきましょう」

アイリーン「私はエドワードを探してくるわ、ジェラルドは捜索して顔の見えない人形の中にいるはずよ」

アイリーン「ん？」

ジョン「し、侵入者を捜索します！！」

アイリーン「しゃべった？」

アイリーン「待ちなさい！」

エドワード「これで悪さはできないな」

ドン！！（ドアを叩く音）

エドワード「ん….？」

エミリコ「わあ！！」

ケイト「静かに….！」

エミリコ「かわいい！！」

エドワード「全員まとめて反乱分子として突き出してやる」

エドワード「そうすれば我々の3階行きは確実なものになる」

エドワード「いい子にしていたか？」

エドワード「最後の紅茶が冷めてしまっているぞ、ああ…すまないその手では飲めなかったな」

ケイト「今よ！！」

エドワード「なんだ…！？」

ケイト「エミリコ！！」

エドワード「おい！待て！」

ケイト「違う….」

ケイト「ジョンね！」

エミリコ「ジョン様！！」

ケイト「助けにきてくれたのね」

ジョン「当然だ！だがしかし、ジョンも助けてほしい…」

ケイト「どうすればいいの….？」

ジョン「またお前か！」

ケイト「この子は味方よ！行きましょう！」

パトリック「ジョンは？いたか？」

ショーン「やはりケイト様を助けに向こうにいってしまわれたのかと　」

パトリック「まったく無謀な…足を引っ張ってなきゃいいが」

パトリック「それでルイーズとルウは？」

ショーン「眠くなったそうでお部屋に」

パトリック「どいつもこいつも…順調にいけばもう戻ってきてもいいんじゃないか」

ショーン（はあ…心配だ…）

ショーン「ジョン様を信じています、きっと2人を連れて戻ってきます」

ショーン「その場合、おそらくエドワードも…」

リッキー「その時こそパトリック様の出番です」

パトリック「どうやって止めろと？」

リッキー「ああ、いや….その…！」

パトリック「悪かったな大した能力がなくて」

リッキー「しかし、パトリック様の仲間を助けたいという思いは」

リッキー「誰にも負けないと思います」

リッキー「パトリック様の最大の能力は勇敢で美しいその心です」

パトリック「だとしたらそれはお前の影響だな」

パトリック「お披露目の時」

パトリック「ジョンとショーンにパトリックのことを頼むと涙を流してくれたお前のな」

リッキー「パトリック様….！」

ケイト「屋上…？」

ジョン「まさかここから飛び降りて帰るだと？」

ケイト「かなり遠いわ…」

エドワード「そこまでだ」

ジョン「ああ…！」

エドワード「無駄な抵抗はよせ、お前らはもう終わりだ」

エドワード「シャドーハウスに歯向かい勝手に塔に侵入したんだからな」

ジョン「お前が先に子供たちの塔に来たんだろ？」

エドワード「誰が信じるものか貴様らの話など」

アイリーン「ふふ…」

エドワード「ふふふふ….」

エドワード「アハハハハ….！！」

ジョン「はっ….！！」

ジョン「ケイト！エミリコを連れて飛べ！」

ケイト「ジョン、あなたは？」

ジョン「いいからいけー！！」

エドワード「何をごちゃごちゃ言ってるんだ？」

ケイト「エミリコ…」

ケイト「しっかり捕まって」

エミリコ「はい！」

エドワード「諦めろケイト」

エドワード「貴様の煤能力で届く距離ではない」

エドワード「途中で墜落して死ぬのがオチだ」

エドワード「反逆者には相応しい最後だな」

ジョン「ふざけるな！」

ジョン「うおおおおおお！！！」

ジョン「ケイトを死なせてたまるか！」

エドワード「な！？」

ジョン「甘く見るなよ…ジョン達を…」

エドワード「アイリーン！！」

ジョン「うおおおおおお！！！」

ジョン「ケイトを死なせてたまるか！」

ケイト「これたどり着けるかしら？」

エミリコ「ケイト様、ごめんなさい！」

エミリコ「私が捕まってしまって」

エミリコ「迷惑をかけてしまいました…ケイト様にもジョン様にも」

ケイト「今はいいわ…そんなことは」

エミリコ「きゃあ！！」

ケイト「エミリコ…じっとしていて」

エミリコ「ケイト様…」

リッキー「やはり何かあったのか？行き来できるのはここだけのはずなのに」

パトリック「あれは！？」

ショーン「なんだ！？」

リッキー「ケイト様、エミリコ！こちらへ！」

リッキー「慌てずゆっくり！」

リッキー「危ない！！」

パトリック「よかった…」

ケイト「よくないわ！！」

リッキー「エドワード….！」

ショーン「逃げましょう！！」

パトリック「ケイト、ジョンはどうした？」

ケイト「ジョンはケイト達を煤能力で飛ばしてくれたの」

ケイト「でも、その反動で動けなくなっているのかも」

ケイト「きゃあ！！」

エミリコ「ケイト様！！」

ケイト「エドワード…」

エドワード「手こずらせやがって！」

パトリック「ここは子供たちの塔だ！お前の好きにはさせん！」

エドワード「貴様ら！誰にものを言ってるんだ立場をわきまえろ！」

エドワード「このシャドーハウスで生きていきたかったら」

エドワード「くだらん仲間意識は捨てろ！」

エドワード「観念しろ」

エドワード「ケイト！！」

エドワード「貴様らこれ以上邪魔したらまとめて処理してやるぞ！」

バーバラ「それはどういう意味ですか？」

パトリック「お前…寝たんじゃなかったのか？」

ルイーズ「気が変わったの！バーバラを呼んできたのはお手柄でしょ？」

ルイーズ「これでルイーズほぼ星付きね！」

パトリック「ルイーズらしいな」

バーバラ「不思議ですね」

バーバラ「おじい様と共にある棟のエドワード様が子供たちの棟にいるなんて」

スザンナ「どういうことか説明を願います」

エドワード「子供たちの管理者として直接指導だ」

ベンジャミン「こんな明け方にどんな指導？」

オリバー「さっきのまとめて処分してやるぞは指導だと思えないけど？」

バーバラ「無断で子供たちの棟」

バーバラ「3階の方々には既に報告させていただきました」

エドワード「なんだと….！？」

バーバラ「渡り廊下の奥で待っています」

バーバラ「すべては貴方のおかげです」

バーバラ「貴方から毎日入念に見回りしろと」

バーバラ「丁寧にご指導いただいて」

バーバラ「このような重大な違反行為を摘発することができました」

バーバラ「感謝しています」

エドワード「この度は申し訳ございませんでした」

ライアン「今更しおらしく謝っても遅いんだよ、お前をこのシャドーハウスから追放する」

エドワード「追放….ですか？」

ドロシー「当然でしょ？いくら指導とはいえ、棟内に侵入して子供たちを攫おうとしたんだから」

エドワード「いえ、それは…！」

ライアン「口答えするな」

ライアン「お前はお披露目でも顔に余計なことを考えさせた問題児だ」

ライアン「とにかくこの館にはお前は必要ない」

ソフィ「必要なのは偉大なるおじい様の役に立つもののみ」

ドロシー「エドワードは追放、ほかの人は1階への降格でどうかしら？」

ライアン「それで決まりだ」

ジョセフ「いかがでしょう？」

偉大なるおじい様「エドワード、子供たちへの大胆で独特な指導実に興味深い」

偉大なるおじい様「しかし、今回はいきすぎたようだ」

偉大なるおじい様「エドワードを含む3名に今回は厳重注意を与える」

エドワード「ふう….」

ライアン「いいか？今回だけだぞ？」

エドワード「はい、これからも精進してまいります」

ライアン「処分が甘いように感じたのですが」

偉大なるおじい様「シャドーハウスにはまだまだ可能性があるようだ」

偉大なるおじい様「ふふふふふ…..」

ジェラルド「なんとか助かりましたね」

エドワード「でもこれで3階行きは遠のいたわ」

アイリーン「エドワード、もう勝手な真似はやめてね？」

エドワード「私はまだあきらめていない」

エドワード「今回の寛大なご決断からは私への評価と愛情を感じる、その思いに報いるためにも」

エドワード「必ず…！」

エドワード「しぶとくずる賢い反乱分子たちと」

エドワード「3階のクズどもを追い払ってやる！！」

エドワード「すべてを偉大なるおじい様のために！」

ケイト「どうしたのエミリコ？」

エミリコ「いえ、堂々と外に出られるなんて信じられなくて」

エミリコ「それにケイト様と並んで歩けるのが嬉しいです！」

ケイト「そう…」

エミリコ「ジョン様はあの後どうなったのでしょうか？」

ケイト「それがまだわからないの…」

サラ「新人さん」

サラ「待ち合わせくらい一番にきたら？」

ケイト「ごめんなさい…みんな早いのね」

ケイト「ジョン！無事だったのね！」

ジョン「実は必死でしがみついて戻ってきたんだ」

ジョン「エドワードが乗っていた煤鳩のしっぽにな！」

ジョン「あの変なやつのおかげだな！」

ケイト「そうだったのね」

ケイト「そういえばルイーズは？」

マリーローズ「麗しの薔薇ケイト！咲き誇るガーベラ、ルイーズ！」

マリーローズ「説明会を始めよう、館での正しい生活を学ぶんだよ」

ケイト「ええ、よろしく」

ルイーズ「はーい！」

エミリコ「ケイト様、そういえばアレなんだったんでしょうね？」

ケイト「あれ？」

エミリコ「私達を助けてくれた小さくて可愛いあの子のことですよ！」

ケイト「ああ…不思議だったわね」

ケイト（あの子…どうしてケイトが煤能力を使えることを）

エミリコ「ケイト様？どうかされました？」

ケイト（もしかして….？）

生き人形たち「大事なこと」

生き人形たち「シャドー家は素晴らしい貴族である、生き人形はシャドー家に仕えることが幸せである」

偉大なるおじい様「シャドーハウスへの感謝を」

偉大なるおじい様「忘れてはならぬ…」

ショーン「拭けば明日も煤が積もる～（歌）」

ショーン「煤が積もればまた拭ける～（歌）」

リッキー「さあ、働きましょう～（歌）」

リッキー「お役に立ちましょう（歌）」

ルウ「余計なことは考えない～（歌）」

ガシャーン！（コーヒーカップが割れる音）

エミリコ「シャドー家のために」