【感想】 アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』 2話 SSRリナ誕生 鬼騙し編の裏側やるようで3話目が楽しみすぎる

レナ「…..ないと」

レナ「レナが…」

レナ「…ないと」

レナ「レナが頑張らないと」

レナ「もっともっと頑張らないと…もっと…」

レナの父親「うう～…」

レナの父親「おはようレイナ…」

レナ「おはようお父さん」

レナ「はい、お水」

レナの父親「ああ、ありがとう」

レナの父親「ところでレイナ」

レナの父親「あんなものを買って何に使うんだ？」

レナ「え？」

レナの父親「いや、部屋にホームセンターの袋がおいてあったから」

レナの父親「わざわざ興宮まで行ったのか？」

レナ「ああ…うん…」

レナ「あのね！ダムの工事痕でおっきい人形を見つけたんだよ！大きいから持って帰るのに道具が色々必要かなって」

レナの父親「そっかあ、また庭の置物が増えるのか」

レナの父親「ま、ほどほどにな」

レナ「うん、大丈夫だよお父さん」

レナ「ここなら誰にも」

圭一「レナのやつ何やってるんだ？」

レナ「圭一くんー！おっはよー！」

圭一「やっと来たか」

レナ「ごめん、待ったかな？かな？」

圭一「ああ、待ちくたびれたぜ」

圭一「もう少しで置いていくところだった」

レナ「うう～レナが来るまでずっと待っててくれるって言ってくれたのに」

圭一「サクサクキリキリ置いていくとも言っただろ？」

レナ「圭一くんが冷たい～」

圭一「にしても、たまには寝坊していいといったが本当に寝坊してくると思わなかったな」

魅音「確かにレナにしては珍しいね」

沙都子「あら？今朝はお寝坊さんですの？だらしないですね」

梨花「お腹を出してぐーぐーでお腹が痛い痛いになるですよ」

レナ「お寝坊さんじゃないよ！どうしてもやらないといけないことがあって」

沙都子「なんでございますの？」

梨花「僕たちも協力するですよ～」

レナ「ううん、これはレナが1人で頑張らないといけないことだから」

魅音「そっか、レナだったら心配ないと思うけど」

梨花「ふぁいと、おーなのです！」

レナ「ありがとう、えっとそれでね、放課後の部活なんだけど休ませてもらっていいかな？」

魅音「そういうことなら残念だけど仕方ないね」

魅音「確か天気予報も雨になるかもって言ってたし」

魅音「今日は中止ってことで」

圭一「全員揃ってこその部活だからな」

レナ「ごめんね」

リナ「こんにちは！」

リナ「急にごめんなさいね」

リナ「貴方がレイナちゃん？」

リナ「困ったわね、どう説明すればいいのかしら？」

リナ「私、あなたのお父さんと友達なのよ」

リナ「そうだ！先に自己紹介しないとね！」

レナ「知ってますよ？間宮リナさんですよね？」

リナ「ああ、知ってたんだ」

レナ「はい、お父さんがステキな人だって言ってました」

リナ「レイナちゃんのお父さんも素敵な人よ」

レナ「ありがとうございます、それで今日は何の用ですか？」

リナ「用ってほどじゃないけどお父さんからあなたのことを聞いてね、一度どんな子なのか見てみたいなって」

レナ「私に会いに来てくれたんですか？嬉しいです！私も丁度リナさんに会いたいなって思ってたんで！」

リナ「あはは！歓迎してくれるの？あなたとは仲良くしたいからそう言ってくれてよかったわ」

レナ「そうだ！リナさんさえ良ければ宝探しを手伝ってもらえませんか？」

リナ「へえ、宝探しおもしろそうね」

レナ「はい、ちょっと歩きますけど」

リナ「遠いの？」

リナ「雨降らないかしら？」

レナ「天気予報だとこの後晴れるらしいですよ？」

リナ「そうなんだ！」

リナ「わかったわ、レイナちゃんとお話したかったし手伝うわよ」

レナ「やったやった！ちょっとだけ待っててくださいね必要なものがあるので！」

リナ「ふふふ…！」

レナ「お待たせしました！」

リナ「それ何？」

レナ「宝物を掘るための道具ですよ？」

リナ「へえ～本格的なのね！」

レナ「えへへへ…」

レナ「行きましょう！リナさん！」

リナ「凄いわね」

リナ「レイナちゃんいつもこんなところで遊んでるの？お友達は？」

レナ「ここでは1人で遊んでますよ？」

リナ「若いのに渋い趣味ね」

リナ「それにしても凄いゴミね」

リナ「宝探しってどんなもの探すの？」

レナ「…..」

リナ「レイナちゃんきいてる？」

レナ「すいません、風のせいでよくきこえなくて」

リナ「あはは….ああ、そう…」

レナ「ナイショなんですけど、ここ私だけの隠れ家なんですよ」

リナ「へえ～ちょっと素敵よね秘密基地みたいで」

レナ「あはは、そうですよね」

レナ「ここには誰も来ないですし、何も聞こえません」

リナ「あはははは！」

リナ「そんなとっておきの所に連れてきてもらえるなんて嬉しいわね」

レナ「アハハハハ…」

リナ「それで宝探しはどうするの？」

レナ「ここに頑張って集めた道具が揃ってるんで今持ってきますね」

リナ「ふ～ん、色々必要なのね」

リナ「私も入っていい？」

レナ「リナさんは外で待っててください」

リナ「へー！凄い！！」

リナ「本当に秘密基地みたいになってるんだ！クッションまであるじゃない！」

リナ「寝泊まりとかできるの？」

レナ「待っててって言いましたよね？」

リナ「それが雨降ってきちゃって」

リナ「天気予報ってあてにならないわね」

リナ「あら？」

リナ「これ使えるの？」

レナ「使えますよ、ダム工事をしていた頃の配線がまだ生きてるみたいで」

リナ「ふーん！」

リナ「それでねレイナちゃん、やっぱり先に話しておきたくて」

レナ「なんですか？」

リナ「その～…お父さんのことなんだけど」

リナ「さっきは友達って言ったけど本当はお客さんなのよ、お酒の飲めるお店で」

レナ「知ってますよ…最近お酒の匂いを付けて帰ってきますから」

リナ「そっか、気づくよね一緒に暮らしている娘だったら」

リナ「私も実は1人親でさ、レイナちゃんのことを聞いたらなんていうか私が言えた立場じゃないんだけどさ」

リナ「これ以上お店に来てもらうのが悪い気がして、レイナちゃんからそれとなく頭を冷やすように言ってくれないかな」

リナ「私がいうことじゃないよね…でもさ、私からもお父さんに距離を置くように言うから」

リナ「レイナちゃんのためにも協力してくれないかな？」

リナ「レイナちゃん？」

レナ「リナさんの言いたいことはわかりました」

リナ「あーよかった….！？」

レナ「えへ…えへへへ…..」

リナ「ちょっと苦しいよレイナちゃん？」

レナ「へへへへ….」

リナ「あ….あ…ちょっと待って苦しい….」

レナ「お父さんは騙せても私は騙せないから」

リナ「ううう….！違う….！」

レナ「これは正しい努力なの」

レナ「人は幸せになるための努力が許されている」

レナ「レナの一世一代の頑張り物語だから…もっともっと頑張らないと！」

レナ「あははは….！！！」

リナ「がはッ….！はあ…はあ….！」

リナ「ああ……」

リナ「いやああああああ！！！」

リナ「あああ…！！！」

リナ「あああああああ！！」

レナ「アハハハハ…..」

レナ「アハハハハハハハ！！！」

リナ「うう….！！」

リナ「誰か…！！お願いだから！」

レナ「アハハハハ！！！！」

リナ「ああああああ！！」

リナ「ああああ……」

リナ「ごめんなさい…ごめんなさい…」

リナ「ごめんなさい」

リナ「殺さないで」

リナ「殺さないで」

リナ「殺さないで殺さないで」

リナ「殺さないでー！！！」

（レナが鉈を振り下ろす）

レナ「ふん…！ふん….！」

レナ「ふん…！はぁ…！」

沙都子「レナさん….」

沙都子「梨花を雛見沢にとどまらせることができたら、その世界では必ず貴方も幸せにしてあげましてよ」

レナ「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ….」

レナ「後は….」

レナ「お父さん…！」

レナ「今度はちゃんと頑張ったよ、家族の敵をレナが倒したの」

ガシャン！！（レナが転倒する音）

レナ「隠さないと…誰にも見つからないように」

魅音「さあさあ！待ちに待った放課後だよ！」

魅音「ってことで始めようかね部活動！異議のあるものは？」

圭一・梨花・沙都子「なーし！」

魅音「満場一致で…ってレナは？」

レナ「ごめんみーちゃん！今日も用事があって」

魅音「えー！また！？」

レナ「はぅ～…ごめんなさい」

梨花「そういう魅音もよくバイトで休むですよ？」

魅音「アハハ….親戚のおじさんに頼まれると断れないんだよね」

レナ「頑張って全部終わって、今まで通りになったら絶対戻ってくるから！」

魅音「待ってるよ、何をしてるのか知らないけどレナのやることだったらおじさん達みんな応援してるからさ」

レナ「うん！じゃあまた明日！」

圭一「もしかして…レナの用事って…」

沙都子「何か心当たりがあるのですの？」

レナ「よかった…ちゃんとある」

圭一「よお、レナ！！」

圭一「精が出ますな！」

レナ「はぅ….！！圭一くんどうしたの？」

圭一「事件発生の通報を受け参上しました！被害者はどこでありますか？」

レナ「え？事件って？」

圭一「ケンタ君人形がゴミ山で生き埋めになってるとの通報でしたが？」

レナ「なーんだ、圭一くん驚かせないでよ」

圭一「はは、冗談だよ手伝うって約束しただろ？」

レナ「え…？レナのために？」

圭一「で、どこだよケンタ君は」

レナ「こっち！！」

圭一「この先か」

レナ「うん！そうだよ！」

圭一「ふう….！」

圭一「斧とかノコギリがいるかもな」

レナ「もういいよ圭一くん！」

圭一「レナのためにやってるだけだ気にするな！」

圭一「さすがに休憩…！」

レナ「あ、あのね！わ、私、家近いから麦茶とか持ってきてあげるね！」

レナ「見られた…圭一くんに見られた…見られた見られた！！」

レナ「圭一くんはきっと気づいてる….！」

レナ「どうしよ…どうしよ…どうしよ！！」

レナ「あっ！そっか….もっとレナが頑張ればいいんだ」

圭一「雛見沢ダム工事現場作業員リンチ死バラバラ殺人…あったんだやっぱり！」

圭一「犯人たちは鉈やツルハシで滅多打ちにして惨殺…」

圭一「遺体を斧で6つに切断」

圭一「ああああああ！！！」

レナ「きゃあ！！」

レナ「ごめんなさい！！驚いたかな？驚いたかな？」

圭一「いや….！」

レナ「ほら、圭一くんさっき斧とかノコギリが必要って言ってたから！それでねレナちゃんと持ってきたんだよ！」

圭一「ああ、悪い！ちょっと大袈裟に驚きすぎたな」

レナ「こっちこそごめんね、ごめんね」

圭一「せっかく持ってきてくれたけど暗くなりそうだし今日は無理かな」

レナ「うん….」

圭一「しょんぼりすんなって！明日だってあるんだろ！」

レナ「また手伝ってくれるの？」

圭一「当然だろ！」

レナ「ありがとう圭一くん！」

レナ「ケンタ君をお持ち帰りできる～！」

レナ「アハハハハ！！」

レナ「アハハハハ！！」

圭一の母親「ん？」

圭一の母親「あら？レナちゃんじゃない！

レナ「あ！叔母様こんばんは！」

圭一の母親「レナちゃんも夕飯のお買い物？」

レナ「それと明日のお弁当用です」

圭一の母親「レナちゃんはいい子ね、圭一なんて自炊もできなくて」

圭一の母親「仕事で家を空けるときもあるから、その時は圭一をお願いしようかしら？」

レナ「はぅ～！！はい叔母様！」

大石「ちょっとすいません、貴方もしかして竜宮さんですか？竜宮レナさん」

レナ「そうですけど、どちら様ですか？」

大石「よかったら車の中で話しません？この時間でも外は暑いでしょ？」

大石「私の車…エアコンが効いてますから」

大石「冷えすぎだったら言ってくださいよ？ガンガンに冷やしちゃうたちなんで」

レナ「私になんの用ですか？」

大石「この女性をご存知ですか？」

レナ「知ってます…間宮リナさんです」

大石「ああ、それは源氏名で本名は間宮律子というのですが」

レナ「リナさんがどうかしたのですか？」

大石「実は昨日から行方不明でして」

レナ「昨日？」

大石「何か気になることでも？」

レナ「昨日リナさんが訪ねてきたので」

大石「ああ、やはりそうでしたか…職場の方にも雛見沢にいる常連客の娘さんに会いに行くといってたそうで」

大石「今、足取りをたどっているところなんです」

レナ「私と会った後のことはわかりません、少し話をして帰りました」

大石「なるほど…因みにどんな話をされたんです？」

レナ「リナさんも私と同じ1人親だから仲良くしたいと言ってました」

大石「そうですか…もし何かありましたら興宮署の大石までご連絡ください」

レナ「わかりました」

大石「そういえばもうすぐ綿流しですか」

大石「今年こそはご勘弁願いたいものですな」

大石「おやしろ様の祟り…なんてものは」

大石「んふふふ～、ではまた！」