【感想】 新サクラ大戦 7話 キャプテンの奇行面白すぎて笑ったｗｗｗ

神山「ただいま！今帰ったよ」

さくら「誠十郎さん….！」

さくら「おかえりなさ」

クラーラ「誠十郎ー！」

神山「クラーラ！」

さくら「クラーラ！！」

クラーラ「おかえり…誠十郎…」

神山「あ….」

さくら「あの…」

神山「そうですか…俺がいない間にそんなことが」

すみれ「ええ、村雨白秋氏の協力と花組のおかげで事なきを得ましたが、未だ敵の正体はわからず仕舞い」

神山「帝都まで追ってくるとは…奴らいったい何者なんだ？」

すみれ「この件は引き続き花組で対応します、ところでモスクワ華撃団について何か情報は得られましたか？」

神山「はい その件ですが連盟本部に不自然な動きを感じましたので直接報告すべく戻ってきました」

神山「新隊長を名乗るカミンスキーですが、事件以前にモスクワ華撃団に所属した形跡も新隊長に就任した経緯もわかりませんでした」

神山「連盟の公文書も漁ってみたのですが、既に連盟理事A氏によって関連する書類は破棄されていました」

すみれ「そうですか…引き続き調査が必要なようですね」

神山「はい自分もそのつもりです…それともう1つかつて神崎重工とベルリン華撃団で共同開発された試作機が」

神山「何者かの手によってモスクワに運び込まれたとの情報を得ました」

すみれ「お父様から聞いたことがあります、私製桜武の姉妹機…水戸作戦を折りに行方不明となったとばかり」

すみれ「神山君、新たな任務をお願いします」

さくら「そろそろかしら…」

初穂「さくら！何料理なんて作ってるんだ？」

さくら「クラーラに美味しいものを作って元気を出してもらおうと思って..！」

さくら「それに…隊長も久しぶりの我が家だから」

さくら「やっぱり和食かなって」

神山「うん、美味い！これこそ日本の味、家族の味だ！」

さくら「喜んで頂けて嬉しいです！」

クラーラ「おかわり！」

さくら「あらあら、食べ盛りね」

神山「よかった…俺たち3人は本当の家族になれたんだな」

さくら「え？家族…」

クラーラ「ママ！！」

さくら「私がママ！？ってことは…」

神山「さくら…」

さくら「やっぱり、そういうこと！？私と隊長が…2人は夫婦…」

初穂「よーっしいっちょやったるか！」

さくら「え？」

さくら「え？私何を考えて…」

さくら「えええ？」

さくら「みんな…なんで？」

初穂「そりゃあ隊長に食べてもらうためだ！」

あざみ「料理は忍術の基本」

アナスタシア「ギリシャ料理はなんといってもオリーブオイルね」

クラリス「私の国はドイツとフランスに挟まれていて、両方の国から影響を受けていて…」

クラーラ「ロシア料理といえばスメタナ…」

さくら「みんな…クラーラまで…」

初穂「鍋煮立ってるぞ」

さくら「うわああああ！」

さくら「あっつ….」

さくら「えええ….」

神山「お！美味そうだな！」

さくら「お味噌汁と肉じゃがです」

神山「和食か～久々だな」

初穂「日本人なら米だろ！米！」

神山「おお…すごい量だ…」

アナスタシア「ムサカとタラモサラダ」

アナスタシア「ギリシャ料理よ」

神山「食欲をそそるいい香りだ！ギリシャ料理を頂くのは初めてだよ！」

クラリス「こちらはルクセンブルク料理です！ジュットマットガーネボーネとムール貝のワイン蒸しです」

神山「おお！？豚肉とムール貝意外な組み合わせだな！でも美味しそうだ！」

クラリス「私が作ったのは」

クラリス「ビーフストロガノフ」

神山「クラーラも？料理ができるなんてすごいな！」

クラーラ「はい！」

あざみ「滋養強壮のもと、忍者の里の闇鍋！」

神山「え？闇鍋って…それじゃ中に何が入ってるのかは…」

あざみ「永遠の秘密…」

神山「うう….」

初穂「さあ！」

初穂「誰の料理から食べるんだい？」

さくら「はぁ….」

神山「あははは！みんなありがとう！どうかな？料理もいっぱいあるしみんなで食べないか？」

さくら「そうですね…」

初穂「だな」

あざみ「同意」

クラーラ「私もそう思います」

アナスタシア「それもそうね」

クラリス「了解です！」

神山「いただきます！」

全員「いただきます！！」

神山「ふふっ…」

レイラ「カミンスキー様」

レイラ「華撃団連盟本部の同志より、暗号通信が届きました」

カミンスキー「やはりとめあうこともこのあたりで限界なようですね」

カミンスキー「まあいいでしょう！レイラ、次のステップに進みますよ」

レイラ「はい」

（ノックの音）コンコンッ

さくら「は～い！」

さくら「クラーラ！？どうかしたの？」

クラーラ「こっち！！」

神山「呼び出して悪かったなさくら」

さくら「誠十郎さん！？」

神山「支配人はこれからお偉いさん回りだ」

さくら「こんな夜遅くからですか？」

神山「明日もだよ根回しってやつだ」

神山「少々厄介な状況になっていてね」

さくら「それじゃあ隊長は…？」

神山「ああ、もう1度欧州に戻って真相を探る」

さくら「そうですか…」

神山「君を呼び出したのは他でもない、隊長代理として花組をよくまとめてくれたそのお礼が言いたかったんだ」

さくら「そんな…！私はただ精一杯お役目を務めようと…」

神山「本当にありがとうさくら…俺がいない間、さくらたちがクラーラを家族として迎え入れてくれたこと、今日のクラーラの笑顔を見て良く分かった」

さくら「誠十郎さん….」

神山「さくらに隊長代理を頼んだ時、約束していたことがあっただろ？」

さくら「え….？あ….！」

神山「任務から帰ったらきっと埋め合わせをするよ」

神山「買い物とか遊園地とかさ2人で行こう」

さくら「2人でお出かけ…の約束？」

神山「あぁ！明日一緒に行こう！」

さくら「はい！」

（ドアをノックする音）コンコンッ

クラーラ「さくら….！？」

さくら「し～っ！さあ、行こう？」

神山「おはようさくら、クラーラ」

さくら「誠十郎さん、おはようございます」

クラーラ「さくら？」

さくら「クラーラ、一緒に行こう？」

クラーラ「えっ？」

神山「うん」

クラーラ「どうして？」

さくら「だって夕べも言ったじゃない私たち家族だって、だったら一緒に遊びにいこうよ！」

クラーラ「でも、私なんかが一緒に行ったら2人の邪魔になるんじゃ…」

さくら「邪魔なんかじゃないよ」

クラーラ「本当に？」

神山「ああ！3人の方が楽しいよ！」

神山「クラーラ、いこう！」

クラーラ「はい！」

カミンスキー「ふっ…動き出しましたか」

カミンスキー「さ、追いますよ」

レイラ「仰せのままに…カミンスキー様」

司馬「ふん！そんなことだと思ったぜ」

司馬「俺の目はごまかせないからな！」

初穂「さくら…まさか抜け駆けするとは！」

あざみ「里の掟49条、裏切り者は許さない！」

アナスタシア「キャプテン…」

クラリス「残念です…」

司馬「君たちの気持ちは受け取った！これより帝国華撃団の全勢力を投じて、抜け駆け逢引き阻止の尾行作戦を開始する！」

いつき「尾行なら私たち月組に任せて！どんな情報でも見つけてくるから！」

ひろみ「はろはろ～私も手伝いますよ～」

司馬「帝国華撃団の風紀は俺が守る！」

こまち「どうでもいいようなことに鼻息荒いなぁ～大丈夫か？」

司馬「大丈夫だ！！全員出撃！！」

全員「了解！」

クラーラ「どこにいくの？」

神山「浅草さ！」

クラーラ「あさくさ…？」

さくら「ほら、もうすぐ見えてくるわ」

クラーラ「わぁぁ！！」

いつき「こちらいつき、ターゲットを捕捉しました」

司馬「了解した！」

ひろみ「こちらひろみ、ターゲットは北東方面に徒歩で移動中」

司馬「了解だ！」

司馬「ターゲットの移動ルートから推測すると…」

司馬「ここか！！」

初穂「初穂、配置についたぞ」

あざみ「あざみ、準備は完璧」

クラリス「クラリスです、入り口の封鎖はお任せください！」

司馬「準備は万全だ！」

村雨「おや….？さくらじゃないか？」

さくら「白秋先生！？」

さくら「どうしたんですか？こんなところで」

村雨「実は、孤児園の子供たちを連れて遊びに来ていてな」

村雨「いつも孤児園にいるだけでは気が滅入るだろ、だから時々こうやって出かけているんだよ」

さくら「そうだったんですか！」

村雨「ところでさくらたちは…デートか」

さくら「えっ？デート…いえいえいえいえ！決してデートなんかじゃ！」

クラーラ「こんにちは！」

村雨「おうクラーラ！となると今回のはデートじゃなくて、家族サービスというところかな？」

神山「まあ、そんなところです！なぁ、クラーラ」

クラーラ「はい！」

村雨「ところでさくら…君たちをつけている人がいるみたいなんだが…間違いない君たちの背後に尾行がついている」

さくら「本当ですか…？」

さくら「まさかクラーラが狙われている..？」

村雨「花やしきにはいってしまうと逃げ場がなくなる…デートは他の場所がいいんじゃないかな？」

さくら「はい…ありがとうございます！」

神山「お、おい！」

クラーラ「さくら？」

さくら「黙って私についてきて！」

村雨「楽しんでくるんだぞ、さくら、クラーラ」

カミンスキー「うわっ！」

さくら「すみません！！」

いつき「ターゲットが移動を開始しました！！」

レイラ「私たちの尾行がばれたのでしょうか？」

カミンスキー「この完璧な変装がばれるはずがない」

カミンスキー「このまま尾行を続けるぞ」

レイラ「了解しました」

さくら「はぁ…はぁ…はぁ…」

クラーラ「さくら、どうかしたの？」

神山「そうだよ花やしきに行くんじゃなかったのか？」

さくら「白秋先生が教えてくれたんです！私たちがつけられているって」

クラーラ「え！？」

神山「いったい誰が！？」

さくら「それを確かめたくて」

さくら「ここに来たんです！」

クラーラ「うわ～！すごーい！」

さくら「うん！私もここの眺め大好きなんだ！」

男「すげえ景色だあ！」

神山「あっ！？」

さくら「きゃっ！？」

神山「不審な人物は現れないようだな…」

さくら「そ、そうですね！」

さくら「白秋先生が間違っていたのでしょうか？」

神山「確かめるには移動したほうがいいな」

いつき「ターゲットを再捕捉しました！」

ひろみ「お寺の方に戻っていくみたいよ」

司馬「花組をそっちに呼べ！君たちも追うんだ！」

いつき「了解！！」

ひろみ「あっ！」

カミンスキー「失礼」

いつき「いえ、こちらこそ！」

ひろみ「あれ～？今の人なんかどっかでみたような」

神山「ここを通り抜けていこう」

さくら「この細い道を通れば尾行があってもまけるかもしれませんね」

神山「念のため二手に分かれていこう」

さくら「わかりました、私はクラーラと行きます！」

神山「この道を抜けた先にある船着き場で会おう！」

さくら「隅田川のですか？」

神山「ああ、そうだ！じゃあ5分後に！」

さくら「はい！」

いつき「3人が走り出しました！」

ひろみ「追いていかれる～！」

司馬「大丈夫だ！そっちには花組の連中が行ってる！」

カミンスキー「追うぞ！」

レイラ「はい！」

司馬「神山たちは仲見世に行った捕捉するんだ！」

初穂「げ…こんな人混みで見つかんのかよ」

あざみ「視界が悪すぎ」

クラリス「は！」

クラリス「あれはさくらさんでは？」

アナスタシア「あっちにキャプテンが！」

初穂「あ～！どっちを追えばいいんだ！！」

クラーラ「誠十郎は？」

さくら「大丈夫！船着き場で会えるわ！」

初穂「どこだー！！！」

あざみ「謎」

クラリス「見つかりません」

司馬「寺と反対の方向に抜けていってる！？目的はなんだ！？」

こまち「その先には隅田川やな」

神山「あっ」

さくら「誠十郎さん！」

クラーラ「こっちこっち～！」

初穂「船に乗って移動するとはな」

いつき「うかつでしたわ！！」

司馬「いそげ！いそぐんだ！！」

係員「今回はここまでです」

初穂「待て！私らも乗る！」

係員「定員ですので…」

アナスタシア「あ…」

クラリス「間に合いませんでした…」

係員「ああ！ダメです！戻ってください！」

さくら「誰か走ってきている」

神山「誰だ…？」

クラーラ「あれは…！」

カミンスキー「追いつける！」

レイラ「はい！」

カミンスキー「ふっ！」

カミンスキー「あ…」

さくら「きゃあ！」

いつき「落ちた」

ひろみ「落ちたね～」

神山「大丈夫か…？」

クラーラ「大丈夫…！ほら！」

さくら「よかった～」

あざみ「よく考えたら、追いかけるほどのことじゃなかった」

クラリス「そうですね～デートと聞いて妙に熱くなってしまいました」

アナスタシア「クラーラも一緒だし」

初穂「心配することもなかったな」

司馬「ちょっと待て！尾行はどうした！」

初穂「さてと、ちょっとこの辺で遊んで帰るか」

いつき「花組さんとご一緒できるなんて！いつき感激！」

ひろみ「私もご～いっしょしま～す」

司馬「他人を頼ったのが間違いだった！！」

こまち「作戦は失敗やな撤退するか？」

司馬「駄目だ！このままでは華撃団の風紀が乱れてしまう！」

司馬「仕方ない新たに開発した尾行用自動操縦式スーパー…」

すみれ「何をやってるのですか？」

司馬「誠十郎とさくらちゃんの逢引きを阻止」

司馬「はっ！？」

司馬「えっ？」

すみれ「誰がこの指令室を勝手に使っていいといいましたの？」

司馬「まっ…あ、え、それは、その…」

司馬「いやああああああん！！！」

レイラ「あの…カミンスキー様」

レイラ「尾行は？」

カミンスキー「もういいでしょう」

カミンスキー「今日は機会を逃しました」

レイラ「はい….」

レイラ「うぅ…」

カミンスキー「寒いのですか？」

レイラ「濡れてしまいましたので、カミンスキー様は平気なのですか？」

カミンスキー「私が彷徨っていたシベリアの凍土に比べればこれしきのことなんでもありません」

レイラ「カミンスキー様…」

レイラ「うう….」

カミンスキー「寒いならそばによりなさい」

レイラ「ありがとうございます…」

カミンスキー「お遊びはここまでです本番はこれからですよ？」

さくら「わぁ～！見てクラーラ！海よ！」

神山「しーっ！」

さくら「ん？」

さくら「寝てる…！」

神山「無理もないさ、朝からずっと大騒ぎだったもんね」

さくら「ええ…」

さくら「でも、なんだか楽しそう」

神山「そうだな、こっちまで嬉しくなるな」

さくら「私たち本当の家族みたいですね」

さくら「誠十郎さんはまた欧州に行くんですね」

神山「あぁ、クラーラのことまた任せることになるな申し訳ない」

さくら「いいえ！私嬉しいんです！誠十郎さんが私たちを見込んで任せてくれるって思うから」

神山「強いんだな」

さくら「いいえ！まだまだ修行あるのみです！」

さくら「これは…？」

神山「さっき買ったんだ、さくらに」

さくら「私に…！？」

神山「貰ってくれるかい？」

さくら「もちろんです！」

さくら「ふふふ…！」

すみれ「ん？」

すみれ「これは…」

司馬「帝国華撃団の風紀は辛うじて守ることができた！」

司馬「だが再び神山は欧州に旅立った」

司馬「そんな時にたたきつけられる帝国華撃団への挑戦状！絶対に負けるわけにはいかないぜ！」

司馬「次回、新サクラ大戦第8話 波乱万丈！華撃団対戦！大正桜に浪漫の嵐！」