【ミノタウロスの皿】イノックス星の奴らってめちゃくちゃ理性的で道徳あるよな

キメラアントよりは共存可能

主人公はミノアが一目惚れするほどの美女だったからここまでしたのであって
そうでないのなら絶対こんな蛮行に走ることはなかっただろうな

内心では家畜と見下してんじゃね？

そう言えば、人って食べたことないんだけど、美味なんだろうか

妊娠させられたウスが搾乳されながら
邪魔だゴッ
自由を奪った状態で殴るなんて……！
って工場もあるかもしれない

すごく乱暴な言い方をすると
クジラさんやイルカさんを食べるのは可哀想だ！！
に通じる物がある
異文化交流はとても難しいな

逆にこいつらが地球に来たらどんな反応するだろう

この後侵略したりしないよな
まあなんとなくしない気がする

俺たちは眩しくて戻れない瞬間を生きている

作者的に思い入れのあった21エモン大人向けバージョンだよな

同じSF短編の「絶滅の島」に出てくる宇宙人達みたいに迷信を真に受けて一方的にチキュケナシザルを狩りまくっている奴らみたいに言葉が通じ合わないが故の理不尽との対比という意味で
食う側と食われる側がもし会話ができたならどんな関係を目指すべきかというテーマに対する一種のいきついた答えのようなもんだろう

ズン類が家畜にされているのを止められなかった、って憤るんじゃなくて、ミネアを助けられなかった、って悲しんでるから、主人公はあの星のことはもう忘れたいとしか思ってなさそう。

ウスが進んで食われる生き物として成立してる経緯については興味が尽きないが　『食われるために生み出された存在が反抗する』の事例として泳げたいやきくん思いだした　生き物とは言いかねるが…
しかしあれも『毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれてイヤになっちゃうよ』とあるので　食に供される事自体を厭うているわけではなかった

なんかこっち側の視点では異質・異端だが相手側の視点からだと違和感がないという文化の違いから見られる話ムッチャ好き。

牛も人間の言葉は喋れないけど結構覚えるって百姓貴族で言ってたしなぁ

言葉を話せないものなら食べて可しとすると、独自の言語体系を持つが日本語は話せない外国人なら食べて可しとなる
言葉を話すものなら食べて可しとすると、人間の言語ほど複雑でないかもしれなが、ウシが独自の言語を持たないと本気で思っているのかとなる

逆に外から来た主人公が「喰われることを至福とする」その世界の家畜に「喰われる恐怖」を教えてしまったってのもあったな…

洗脳や教育ってこういうことだな

同じ言語を話す生物を食べたり殺すことへの忌避感って実際そんなに強くなるもんかね？ 人間同士ですら環境や文化によっては共食いするのに人の言葉を話す程度じゃ牛やら豚を屠畜する食文化を覆せないでしょ。

自分がこの主人公の立場におかれたらどうなるか、と考えると何とも言えないな
理性では他民族の価値観は尊重すべきだと分かってるが、自分達と同種が家畜扱いされてるのを見たら感情が処理できない気がする

意思疎通ができたら食えないとはいうが、実はわりとできるんじゃないかと思う。

フィクションになるが、よくいるだろ。
しゃべれる精霊とかが「ひとつになるだけ」とか言って自意識を失っても悲壮感なく仲間キャラの力になるようなの。
人間とは別種のそもそもそういう存在ってことになっている、という認識があれば意思疎通ができようが普通に吸収できる。
少なくとも本能的忌避感は薄いと思われる。

「食われるのはいやだ」と言われたら流石に食えない、という意見もわかるが
「殺されるのはいやだ」という同種の人間すら殺されなかったハズもなく。
しゃべれるか・命乞いをするか、というのは少なくとも殺さない理由としてさほど決定的じゃない。
そのうえで食べるか？は同種食は健康に悪いらしいし、周囲の人間も予備食料としてみなすと
群れの崩壊に直結するのでそっちの本能的忌避感が強く出るとも考えられる。

牛や豚が目の前で解体されると食いにくい(でも食う)のと一緒で、
実は屠殺場で食肉加工までやって安全保障してもらって、この肉は食っていい・食うための肉ですという意識が広まれば
しゃべれようとも気にせず食うようになるんじゃないか。

魚なんて捌くシーンが一つのエンターテインメントになってたりするもするよなぁ。

幼少期に親が借りたレンタルビデオで初めて観た。
正直テーマには気づかず、アニメで、ドラえもん絵で、おっぱい丸出しなのにすごいどきどきした。

藤子不二雄先生ってドラえもんと笑ゥせぇるすまんで作風違うイメージだけどAもFも実は変わらない作風なのか

この子の意識を変えるには、年単位の時間がかかりそうね

ミートキューブもそうだが女を食べるから漫画として成り立ってる　
もっとそういう漫画よこせ

「宇宙連邦法」みたいなのが存在する以上
「未開惑星とその文明に対する法」も整備されているはずなので
主人公はそれにめっちゃ抵触してそうやなって感じ

「お前知的生命体同士を食用とする文化の未開惑星に不時着したとはいえ揉め事起こしたんかよ」
って法で裁かれそう、本人は条約ガー！とか騒いでるけど

牛に似た宇宙人が「牛を食うな」と言いながら人間襲ったら普通は殺すよなあ

此処でも色々な意見が交わされているし、見ている自分も色々考えさせられるなあ。
結局暴発のトリガーが引かれなかった（一大事件にならなかった）事からも
当人の中でミノアの件が悲しくて割り切れなくても咀嚼するしかないんだろうけど、
この星での知識や経験などは胸の奥にしまい続けるのかどうかは気になる

人類で言う延髄部分が切断された状態で意識を保ち、人工心肺的なものに接続されて一日くらいは生きられるようなので、

（１）イノックス星は中世的に見えて現代の地球文明よりも遥かに高度な医学がある（宇宙連邦文明より上かどうかは不明だけど）
（２）ウスは人類に似ているが、人類とは異なる生物

どっちかだよな。

「ウス類愛護主義者の上品なおばさま」という一見話が通じそうで、向こうの意見を滔々とまくしたててくる一番通じないタイプｗ

あとこのおばさまは「虐待には厳罰」と言うのが持論っぽいので、裏返しにすると、あの社会ですら家畜人類への虐待自体は残念ながらゼロではないし（少数のサディストとか、労働種への過剰労働とか？）、それに対する厳罰も今のところ無い程度の圧倒的身分意識はやっぱ現実にはあるんだろうな。

結局のとこ食ってたのが猿だったら主人公は何も言わなかったが答えなのよな

犬や猫の、人間の管理下にいないと長生きどころか出産もままならない品種のように、ズン類はウスの手を離れて野生化できない生物になっちゃってるのかも。
だとすると、ウスに貢献することが至上の価値を持つのもわかるような……いや、わかったらマズくねえか、この価値観は。

途中のレスにあった有権者の風呂の世話をする女たちは労働種なのか食用種落ちなのか…
と思ったけど食用種は悪ければ畑の肥料になるし初めから「ある程度以上美しくないと出来ない仕事をする」労働種なのか

読むたびに思うけど、食用ならもっと肉つけなきゃダメじゃね？食うところ少なくね？という疑問がある
美しさも基準のうちらしいから、向こうでもブクブク太ったのは醜いとされるのかな

ヒンドゥー教のカースト制度で苦しんでる人間を見て「親切で」キリスト教に改宗させて平等な身分というものを与えたら、死ぬ間際になってその改宗した人間が「自分はとんでもない大罪を犯した、死後の安らぎなど得られるわけがない」とめちゃくちゃ後悔したエピソードもあるからなあ
それくらいに心に沁みついた価値観や宗教観ってのは覆し難いもので、安易に良かれと思って改宗を説けるものじゃないのだ…

この手のSFだと「ダンジョン飯」の丸井先生の読み切り集もおすすめ