藤子・F・不二雄のSF短編について語ろうぜ

好きなの色々あるけど個人的に一番好きなのは旅人還る
主人公がとめどなく涙を流すところからの展開が圧巻で大好き

初出が小学舘以外の短編も多いけど
全集が小学舘から出てるしまぁええやろ

>>1
メインコンピュータのチクバがいいやつだった
故郷を思う心を思いやることができるほど高性能

F先生の短編はいいよね
ぜったい他の人もあげるだろうけど「ミノタウルスの皿」が好き
ドラえもんしか知らなかったときに読んで色々衝撃を受けた

>>3
ミノタウロスの皿誕生

編集者「大人向けのマンガ描いてみませんか？」
F先生「僕の絵で出来るかなぁ？」
編集者「先生の絵柄で大人向けの描いたらうけますって！」

編集さん、慧眼

ゆるしてくれるだろうか
ゆるしてくれるね
ありがとう
グッドトリップ

許すかボケーッ

>>4
そこはボケーッ！！だけど話そのものはハッピーエンドで好きだな
その漫画で”盲亀の浮木”って言葉を知ってさらにそれをずいぶんロマンチックに使うもんだなと感心した

ストーリーが恐ろしい話なら上は結構あるけど
絵の恐ろしさで言うとこれ

>>5
だんなデスノート見たときこれ思いだしちゃったな
気がついてしまった主人公がどうなるのか、どうするのか想像エンドなのがまた怖い
もし自分が主人公だったらどうするかな……

>>11
自分だったら何も見なかったことにして、仕事辞めてでも逃げる
旦那さんに教えて奥さんの恨みかうのも怖いし

>>5
これ怖かったな
原曲が「棚ぼたをまた起こそうとするが奇跡は二度も起こらなかった」というものだから奥さんの企みは失敗し続けるという暗喩なのではないか？という考察聞いて感心した

>>14
奥さんの方が先に亡くなって
葬式で旦那が号泣してそうだなって

世間体とかじゃなくて旦那がの方は本気で良い夫婦だと思ってそうなのが

>>17
旦那さんのほうは「僕の愛情は妻に伝わっている」と心から思ってるの、逆にリアリティあって怖い

ドラえもんで見慣れた絵柄でどぎついエピソード叩き込んでくる

どんな怪談よりもヒョンヒョロのあのウサギが一番怖い

>>6
>>12
昔から今に至るまで、子供向け漫画をブラックにしたパロディがよく作られるが、原作者本人がその第一人者

エグい話も実際多いけど
切ない話とかポジティブな結末とか良い意味でしょーもないオチも結構あって単行本だとアップダウン激しい

またドラマやるみたいね
いけにえってうる星やつらオマージュなんかな？と思ってるけどだうなんだろ

https://www.nhk.jp/p/fujiko-sf/ts/N93R8JJ329/

>>8
うる星やつらをしっかり読んだことはないからわからないけど、「いけにえ」と似てるところがあるの？

>>9
元レスの人間じゃないけどうる星やつらの一話って
主人公が突然地球侵略に来た宇宙人と地球の命運をかけて鬼ごっこをする役目に選ばれて鬼ごっこをすることに！
周りは勝手にお前に地球の命運かかってるんだぞ！とやいやい言うし
友達以上恋人未満の幼馴染は悲しむし
ラストはその宇宙人に惚れられることにというストーリーなのでそういう所がオマージュなのかなと思った

>>28
横からだけどうる星は第2話で相手の宇宙人に地球の全資産を気軽に弁償できるだけの財力があるのが明かされた(=地球征服にメリットがあるとは思えない)ために「地球を賭けた決闘云々は婿選びのための茶番だったのでは？」とも考えられるんだよな
確かにあの場面でしのぶとそういう関係になってたらああいう方向に分岐してた可能性はありそう

>>8
その発想はなかった
正直その話って読んだとき？？？となったんだけど宇宙人側が主人公に惚れてるとか考えると何か納得する

>>10
アプローチが強引だけど
相手に彼女が出来たら相手のためにやれることやって綺麗に身を引く

サブヒロイン力高くない？

「あのバカは荒野を目指す」好き
なんか元気貰えた
SF異色短編はホラーだったりブラックなオチもあるけどああいう作品も好きだ

>>13
老年期の終わりとかもね
状況は悪いし主人公たちの先行きも正直かなり悪いんだけど
元気が出るラストだと思う

老年期の終わりは幼年期の終わりオマージュかと思って読むと全然別物で逆に戸惑う

共通点がタイトルと最後に爺さんが故郷に残るくらいしかなくない？
どっちかというとプロットは流血鬼の方が幼年期の終わりに似てると思った
幼年期の終わりよりは大分明るい結末だったけど

正直解釈しきれてないけど
ろくでもないことになってるのは確実でゾワゾワする

「鉄人をひろったよ」が好きだなあ
主人公のおじさんが鉄人を持て余すさま(その割にはちゃっかり使ったり乗っている時はちょっと楽しそうにしていたりしているのもポイント)や色々なところから狙われてた鉄人の末路とか印象深い

老年期の終わりが好き

ラストのコマで、旅立つ若者／逃げる大人たち／残る老人という対比が美しい

ミートキューブの作り方はね…

「地球最後の男」をもとにした短編もあったよね

>>29
流血鬼だね

>>41
流血鬼はラストのこのシーンに全てが詰まってる
確かに変わったけれどそれは許容できない変化なのか
性格が変わらなければ体質が変わっただけで何も変わってないと言えるのか

>>54
これハッピーエンドかバッドエンドか意見が別れるらしいな
個人的には今までの絶望展開から一転してこの明るいラストになるの好きなんだが

>>68
旧人類から見れば絶滅したわけだからバッドエンドになるが、
新人類に変化はしても死んだわけじゃないから自分はハッピーエンドでいいと思っている
今後旧人類にはなかった新人類ゆえに起こる問題とか出てくる可能性はあるが、そこまで考えていくときりがない

>>68
>>69
新人類スペック高すぎて特に悲壮感とか感じないし自分もハッピーエンド派

翻案元はアイアムレジェンドだけど、結末はポジティブな幼年期の終わりって感じが

毛狩り隊みたいなのが人類をほぼ滅亡させた話
最後の最後で宇宙人側から助け舟が来て2人だけ残ったけどこの後どうなるんだろうと思ってる
なにかしら保護したりしてんのかな

>>30
トキとか保護動物みたいに、「別の星のよく似た生物を繁殖相手に連れてきたから、やんなさい」ってされてもやだなぁ
さすがにどんなに似ていても異星人と子はつくれないだろうけど

>>30
その話、絶滅の島っていう同じタイトルで普通にストーリー漫画のやつと映画フィルム調のものがあって
フィルム調の方で残った二人が厚い保護化に置かれることが書かれてるのでちゃんと保護はされると思う

おれ、夕子の夕子の服を着て空き地で目覚めて家に猛ダッシュで帰るシーンで
強制女装に目覚めた

単体で見ると正直かなりつまらないエスパー真美の原型

>>33
これ一番描きたかったの、紅茶の詐欺セールスのとこだろうと思う
力入ってて好き

>>35
肥料にはキャビアなども使うようです。
高温多照のアッサムでも この紅茶は、限られたごく一部の高原でしか栽培できません。

夏、満月の夜、新芽の第一葉だけが摘み取られます。
タンニンの含有量が 最も多いからです。

機械は使いません。
盛装した乙女たちが、念入りに手もみを行うのです。

発酵室の燃料も紅茶です。
惜しげもなく上質の葉がくべられます。
まったく信じられない程の費用と労力をかけて「ルビーのしたたり」は作られるのです。

古くはマハラジャたちが、”権力の象徴”として これを愛用したといわれます。
後にイギリス王室に伝わり、”贅沢な料理の締めくくり”として珍重されました。

これが「ルビーのしたたり」です。

ごらんなさい、この深い深い真紅…。
ルビーを溶かし込んだような艶やかな輝き！

さ、カップをお手にとって、香りを楽しんでください。
陽光の香り、緑の風の香りがしませんか。

ほんの一滴、舌にのせてみてください。
ほのかな渋みと甘さが、”王者の威厳と慈愛”に似て、口いっぱいにひろがりませんか。

いかが？

コラージュ・カメラで思いっきりロッキード事件と総理出して逮捕してたのはびっくりした

>>34
あれ今読むと証拠の捏造しちゃダメじゃん！となるけど当時はロッキード事件の最中で決定的な証拠があるかどうかってモヤモヤしていた時期だったから現状への苛立ちを描いたんだと思う

>>79
ドラえもんのYロウもロッキードネタなんだよな
記憶にございませんはあれで一般化した

ヨドバ氏カメラの話好き

>>38
腹ペコで倒れて通行人にすがりついてカメラ買ってもらっていた頃に比べると、後半はだいぶ立ち振る舞いに余裕が出てよかったねぇと思う
ドラえもんの道具を、使うのに慣れたのび太たちじゃなく様々な人たちが手に入れたらどうなるかという感じの、いくらでも話作れそうな筋立て

>>38
こんなクソ原始時代でどうやって生きてけばいいんだ‥って感じで取り残されたのが最初だよね
ある程度ゲスな物も売るけど反省もするし人並みに善性あって好き

>>40
手持ちの商品売り尽くしたらどうなるかは不安だが

「立場変われば見方も変わるよね」系の話
視点変えてみようぜは創作の基本でもある
面白さは正直微妙ではあるが

ヌターウォーズは今だと公式が似たようなことやってるから先見の明と言えるかもしれない
北極物語は星新一も同じテーマ似たようストーリーで書いてたから探せば他にもありそう

>>42
「こんな田舎の場末の三流館で！」

流れるような罵倒３連発！

>>42
ある日…でもスターウォーズパロやってたね
スターウォーク
ドラえもんでもアカンベーダーとアーレ・オッカナ姫とかスタージョーズとかやってたし本当に好きだったんだろうね

>>84
ハワイ旅行行ったとき（安孫子氏やアシスタントたちも一緒に）まだ日本でやっていなかったスターウォーズを観たという

>>87
スターウォーズの前に「１日に最高7本を観たことがある。」でびっくりしてしまった
上映時間は今の映画よりも短いだろうけどすげえ

『侵略者』のこの主人公、一見地味だけど、自分に寄生した宇宙人もろとも自殺しようとする覚悟が決まった凄い奴

>>44
最後亀は万年ってのに騙されて亀に憑依した奴だっけ？

>>46
騙されたというか勝手に勘違いして乗り換えた
「一度乗り移るとあと一度しかやり直しはきかないからな」と言っていたので、亀の次は無理
慎重な調査をしたと言いながら、人間の寿命も生殖方法も知らなかったので、強い力はあってもかなりおちょこちょいな宇宙人だったようだ

メフィスト讃歌すき
人間があまりにもクレバーすぎる
人の心がない

>>45
主人公がいかにもアホそうなのも味があるんだよな

ノスタル爺、この画像で有名だけどこういう話だとは
この駄洒落なタイトルでこんな悲しいループものだとは想像できなかったよ…

>>50
前に無料公開されてた時に同様の感想を結構見かけたな

個人的にハッピーエンドなのかバッドエンドなのか答えが出ない作品

>>50
気ぶりおじいちゃんのネットミームしか知らなかったから本編が辛すぎて衝撃だったな
そら抱けー！って叫ぶよ

鮮血鬼すき
吸血鬼たちが肉体が強いので滅茶苦茶寛大なのが

気楽に殺ろうよのラストの「あっこれだめなやつだ」感凄いよね

ヒョンヒョロは読者だけがとんでもないことが起こったのを知っているパターンのラストだな
この前のページの町の見開き怖い

流石プロだ
違うなぁ

>>61
少し前にあったお笑いの「楽な仕事じゃないよ！」のやつってこれが元ネタだよな？

>>61
これ好きだわ
読んでいて「ん？どういうことだ？」となる部分が読み終わった後そういう事だったのか！に変わるのが気持ちいい

ガ一號なんかもこっちが散々身構えてるところをずっこけさせるようなオチよね

>>63
あの巨大宇宙人、みんないい人そうだったけど、ガリバはチビと見なされていたことが「チビ扱いに戻るくらいならここで死んだほうがいい」というくらいコンプレックスだったんだなぁと思うと、結構暗い話だとも思う

タイムマシンは絶対にのこの部分が未だにどういうことかわからない
ラストそのものはわかりやすいオチなんだが…
べつにこのシーンがなくても話は成り立つよね？

>>65
飛び出していったのは研究を盗みに来たスパイかなにか
ここで銃を出しておいて後で銃での殺人が起こることを不自然ではないようにしておきたかった
あとこの研究内容を知ってる人間が居ると示すことで二人の犯行はいずれ明るみに出るんだろうな…と暗示させてるのかと

主人公と同じ年代のときに読んだ「ひとりぼっちの宇宙戦争」は強烈だった…
あれ少年時代の一種の夢とロマンがたっぷり入ってる

>>67
米沢嘉博さんが指摘していたけど代理戦争というアイディアはフレドリック・ブラウンが元ネタで石森章太郎も永井豪も同じネタで描いているけど結末がそれぞれ違うという
石森は戦争の悲惨さを訴える
永井は駒にされた者の気持ちがわかってたまるかと叫ぶ
藤子Fは少年の疲れを描く

>>67
元ネタは>>80でも挙げられているフレドリック・ブラウンの短編「闘技場」。
「史上最低の戦闘シーン」で有名な「宇宙大作戦」第18話「怪獣ゴーンとの対決」と同じ。
しかし「代表者」同士の決闘によって種族の運命が決定されるというところは共通だが、
自分の複製との戦いという設定と組み合わされているのは独創的なところなのかな。

>>80
石森章太郎「サイボーグ009」の「ザ・ディープ・スペース編」はブラウンの作品が直接元ネタになっているようなのに対し、「機々械々編」（1979年）は「ひとりぼっちの宇宙戦争」（1975年）へのリスペクトがある……？
「機々械々編」における複製に対する勝利要因がより理詰めなものになっているのは、青年の004が主役だからか。
永井豪の「真夜中の戦士」は「主人公の孤独な戦い」という要素が除かれることで、より寓話的になっている感じ。

冥婚こけしの話好きだった
ロマンティックで少しだけビターな終わり方

>>71
あの話のヒロイン可愛い
あと冥婚を題材にした漫画ってホラーしか読んだことなくてああいう切なくも明るいラストになる話は新鮮だったな

「幸運児」
ハッピーエンドで好きなやつ
ストーリーは単純だけど、このヨーコさんがいい人なのが良い
のび太が女になったようなデザインで美人ではないが、SF短編に出てくる女性の中では特に好き

「タイムマシンを作ろう」が一番好き
オチ自体は一発ネタ止まりなんだけど、友情の儚さや大人になることの無情さを絡めたことで忘れられない話になってる

それにしても作中でドラえもんが「そういや昔そんなのあったな」的な扱いされてるのはいつ見ても笑う、今の時代になっても現役で国民的キャラクターやってるとは藤子先生も予想できなかっただろうな

タイムマシンの作り方
「タイムマシンでやってきた未来の自分に作り方を教えてもらいます」
簡単だね

>>82
こうした時間ネタ良いよね
朝比奈さんのほくろだったりキテレツ斎の航時機だったり

方舟はいっぱいのラストのコマの怖さ

「箱舟はいっぱい」が後味悪さで印象に残ってる
そこだけ見ると全然怖くない楽しそうな家族が遠足に行くシーンで終わるのがなあ
この後のことを想像すると…

トキワ荘の人たちはみんな狂ったように映画見てたという
決して金持ちじゃなかったのに
こういったことが漫画に生かされたのだろうな

>>90
まあ1～2時間で丸々1本のストーリーを頭に入れられるとしたらそりゃあ映画媒体は名作選べば優れてるわけで……
今だともっと長くなるとはいえ

>>90
これ石ノ森先生と誰だ？と思ったら赤塚先生か
トキワ荘でのエピソードってどれも面白いな

手塚先生も一日中バンビ見続けてたなんて逸話あったな

ふたばにいた頃に
抱けーっ
ゆるしてくれるだろうかゆるしてくれるね
の次くらいによく見かけたやつ

市の図書館にあった短編集でおれ、夕子を読んでTSが性癖になってしまった

>>96
これも変則的なTSものかな？
予想しなかった方向のハッピーエンドで好き

>>99
前世がクレオパトラのやつもあったよね

>>111
この話のラスト、次の転生先が本当に極まっていて感心した

>>99
「僕を信じてついてくればいいんだよ！！」
男らしくてかっこいいよ

昔は今ほど娯楽の種類なかったし
娯楽の王様といえば映画だったのもある

「うちの石炭紀」
子供の頃、猿が原始人になりやがて現代人になっていく絵のような、生き物の進化や文明の進歩を描いたものが好きだった
これはそういう感じで楽しい

>>98
人類よりよっぽど理性的で草生えるというか草も生えないというか
なお冷蔵庫

>>98
デフォルメしてあるけどあのGが主要キャラってのが珍しくて印象に残ってる話だ

やっぱ何十年も前の作品だから今の科学だと整合性合わないところも多いのよね
例えば「考える足」での勉強のし過ぎで足に脳ができるって言う理屈に対してそれらしい根拠に挙げられてるステゴサウルスの第二の脳は今だと否定されてるのよね（ステゴの脳が体に対してやたら小さいのと腰辺りに神経の塊が収まる空間があったことからそう思われていた、実際はそこには神経に栄養を送るための器官があって脳は普通に一つだったとされる）
だから各々の作品の根底にある科学知識が変わりうるってことが多くてＳＦ短編のリメイクやるとしても大半難しそうなイメージある

>>100
そこらへんは古典SF全般に当てはまるからまぁ仕方ない話ではある

外惑星が舞台の話で惑星描写が後に得られた知見と全然違ってたり
幼年期の終わりとか星を継ぐものみたいにファーストコンタクトモノなのにソ連出てきたり

個人的には当時の仮説とか考えが垣間見れるのでそれはそれで好き
ファウンデーションシリーズで原子力トースターとか原子力洗濯機とか出てきて「ああ当時は夢がある新エネルギーだったんだなぁ」と思ってしんみりした

>>102
当時の仮説とか風潮が垣間見えるの面白いよな
「間引き」「定年退職」とかを読むとこの頃は人口増加による食糧難が危惧されてたのかな…となる

>>100
SFの科学的整合性なんていうのは『昨日の俺は今日の敵』くらいでいい

>>108
ドラえもんのライオン仮面の話をはじめ、漫画家が登場する作品は面白い
キャラが生き生きとしている

>>109
のび太の創生日記の主題歌の歌詞って元ネタあったのか…

不時着した惑星が家畜と人間の立ち位置が逆転してる惑星で主人公がこれから食べられる女の子の事が好きになって逃げようと提案するけどそもそも高貴なものに食べられる事は素晴らしいって考えをしていてラストが地球に帰るときにその女の子の肉を泣きながら食べる主人公の話が印象的なんだがどんなタイトルだったか忘れた

>>105
一応答えると『ミノタウロスの皿』
ラストに食べているのは女の子の肉ではない

ちなみにこれが藤子F先生の異色SF短編の最初の一作
ちょうど『ドラえもん』を始める少し前に描かれた作品

>>107 ありがとう！！それだった！ラストのお肉は女の子のじゃなかったのね記憶ごちゃまぜになってたよ

予知能力者が恐ろしい予知をしてノイローゼになった話
果たして一体どんな予知をしたのか……の真実
いまだに時代遅れでないのが残念なことだ
「昔はこんな心配してたんだってさ」と笑い飛ばせる日が果たしてくるのだろうか

「考える足」
先生が頼れるいい人
意思を持った部分を退治したり、乗っ取られたりせず、平和的に解決する
またこののび太チックな主人公の名前は出木杉くんと同じ、英才（ひでとし）という名前である

短編の中では結構有名な方だと思われる「みどりの守り神」
この坂口くんが妙に気に入っている
ヒステリックで怒りっぽくて、ヒロインを怒鳴ったり叩いたりする。スネ夫に似た感じの、まああんまり出来のいい奴ではないんだが、
暴力をふるった後に気が咎めて謝る、歩けなくなったヒロインをおぶってやる、といった憎めない部分もある
藤子先生によると、のび太のような不出来なキャラの方が読者は親しみを持つというが、そうだなと思う
話の途中で錯乱して消えてしまったが、無事再会してほしいものだ

藤子先生が「絶滅の島」と「みどりの守り神」はまったく同じテーマを裏返しにした一つの実験作品。
って言ってたらしいね
確かにそれを踏まえて読み返すといろいろ共通点が多い

「絶滅の島」はくだらない理由で生き物が絶滅する、て話
「みどりの守り神」は動物が絶滅したら植物も困る、て話
どちらも種の絶滅へ警鐘を鳴らすものということかな

ハゲを気にしてた宇宙人ども

あの体でハゲたら目立つしな…

四畳半SL紀行の不思議でどこか気味悪い雰囲気大好き。
女の子も可愛いし

>>126
ジオラマに映画
藤子先生の趣味たっぷりの話

短編と言うより全一巻だから中編と湯無べきかも知れないが未来の想い出が好きだったな