『ブラック・ジャック』というお辛い話が多い名作医療漫画

本間先生、凄い名医だと思ってたけど患者の体内にメスを入れっぱなしにしたりと割と疑問に思う部分はあるよね
BJにとっては間違いなく恩師だし偉人なんだけども

し　ず　む　女

子供の頃は法外な値段で治療して金持ちなんだろうなって思って読んでたけど、大人になってから読むと個人で最新医療機器揃えたり、特殊な使い捨て医療具を特注したり、島買ったりと案外カツカツなのではと思うようになった

「医者は何のために居るんだ！！」
「おれたちはばかだっ！」

うーんお辛い（恍惚）

何故二回も殺すんだって言うけど、死んでないからね
あくまで治療して直っただけ
例えるなら風邪ひいたので風邪薬で直したと変わらん

医療は人間を治すだけでその人のやったことを清算できるわけじゃないってことなんだろう

教訓めいた寓話みたいなお話がサクッと読めていいよな

キリコは悪ではないけど親父を助からないと思うって殺したりするので
悪い意味で判断が早い

戦場医師であったせいもあるんだろうけど、安楽死ってやっぱ必要だとは思う

助けた患者が自殺したり...
軍人の息子が自殺する話が辛い

何か孤独感出してけど
昔からの友達はいっぱいいるし
医者時代の友達もいるし
知り合いも沢山いるし
結婚式も同窓会も出るけど

何か孤独な人、復讐をすべて終えたら楽になるのだろうか

個人的には復讐する相手を治して自然死してしまった話が好き、復讐とは何かを考えさせられる

色黒なエスパーが妊婦のおなかに腕突っ込んで子供を取り出すも障害児で(脳みそがなかった？)、時には嘘をつくことも必要なんだ～
みたいな話と、何でも鍼灸だけで治す琵琶法師が針恐怖症？の子供に針を打ってショック症状を起こさせちゃう話が印象に残ってるな
どんなにすごい力で医者はいらないと世間からは思われても患者をちゃんと見て治す医者は必要なんだな、と

創作秘話を読んだ後に読み返すとまた味わい深い

手塚「ブラックジャックが同窓会に行く話考えたんですよ」
編集「(ブラックジャックって同窓会に行きそうなイメージないけど…)それは面白そうですね！」
手塚「まだ面白いとこまで話してません！これから面白くなるんです！」

手塚担当編集って大変な仕事なんだなぁと

ブラックジャックOVAとかいうなんで見てもクオリティが高くて面白い作品
ブラックジャックがとにかくかっけーんだ！皆も見ようぜ！

たまにいい人に会うと嬉しくなっちゃうのかいろいろ手助けしたくなるんだよなBJ先生
古和先生とか蟻谷さんとか

猟師を治療してあとは猟師の気力次第になったら猟師の恋人が熊のふりして撃たれて気力を出させる話

なんか数話見た事ないあるな
植物人間とロボトミーのやつは有名だから知ってるけどもしかして単行本未収録けっこう多い？

ゴルゴ13とどこか通じる物がある
ゴルゴよりはだいぶ人間らしいけど

タイムマシンの話とか好き

私なら母親の値段は百億円つけたって安いもんだがね
で終わってその後を読み手に委ねるのが凄い
医師連盟会長の息子も手術したのかしないのか…

刀鍛冶師の話が好きだった
天地神明にさからうことなかれ
おごるべからず
生き死にはものの常なり
医の道はよそにありと知るべし
馮二斉の遺書に｢わたしには一生わからないかもしれない」とつぶやくBJがいい

読んでると「だが今は違うっ！(ｷﾞｭｯ」な治療法や不治症例けっこうあるんだよな
ブラックジャックが強心剤としてしょっちゅう使ってたジギタリスはもうお役御免らしい
古い漫画だし連載時点でも現場では時代遅れ扱いな方式や薬剤があったみたいだしね
まあ根幹は人間ドラマだから名作として色褪せる事はないがな

＞たまに名探偵になったり銃口にメスを突っ込ませる腕前を見せるけどな

メスは復讐のためだな、復讐案件の回は2回しかやってないし、しかも復讐達成したのは1度のみという。

助けあいが1番好きなエピソード

ミイラを手術してその後事故からBJを助けた話もいいな
ミイラの呪いも転ずれば福となる

女性の顔の傷を治したらテンション上がって国境線か何かに突っ込んでいって撃たれたのは何の話だったか。
撃たれたことを察しつつも寂しげに去っていく先生のコマだけは覚えてるんだけど。

・容姿なんて手術で変えれるから興味ない
・金もそう。自分はいくらでも稼げる
→だから美人にも手術代も興味ない。それより相手の精神、"心意気"が見たい
正直、ここまで割り切ったキャラはエポックメイキングだったと思う
老アカギの「心を食うのが旨い」に通じるものがある
医療漫画に限らず、職人・何かを突き詰める系のキャラ全般に影響してる

こんなの現実ではありえないよって、わざわざツッコミを入れる医療関係者とかいなくてよかった。そもそも漫画だし医学の教科書じゃないんだ…仕方ないんだ

寄生？したサボテンの話のタイトル何だったかなぁ

①怪我と治療費代わりの真珠をこさえて頻繁にやって来るシャチを治療し続けた結果、そのシャチが人間を食い殺したと知る。
大怪我を負いながらも必死に真珠を運んでくるシャチをもう治す訳にはいかず、治療を拒み続け……
②海で遭難してるブラックジャックに怪我の応急処置をして貰ったイルカがお礼に陸まで案内しようとするも、傷口が開いてしまい……

②はブラックジャック自身が絶体絶命の状況だったけど、
①のトラウマを抱えてたからこそイルカだけは助けたかったろうに……
なんで海洋生物にまで曇らされてるんだこの医者

若い名医に善性の押し売りで仕事を奪われる話のオチで、
「患者だけでなくピノコも奪うというのかね！この子は私のものだ！」
ってその医者に叫んで追い返すシーンがすごく頭に残っている。

ＢＪが離島に行く途中で強盗にあって通信機破壊されたり医療道具や念の為の血清捨てられたりした末に強盗が蛇に噛まれて死ねと言い捨てる話が好き。医者のＢＪがそんな台詞言うのは衝撃だったけど実際何とかする手段は全部強盗が潰していてどうしようもなかったという

こういうスレだとなかなか出てこないエピソードだけど、
ホコリが舞う中、その辺のスプーンで掻き出すような手術を神の加護で成功させた神父が印象に残ってる
その神父は結局眼だか手がダメになったんだかな
生死は結局どうしようもないってのを示唆するエピソードの一つだと思う

これ連載始める前って手塚治虫ももう才能尽きたって言われてて
秋田書店が長年お世話になったし最後に1作描かせて有終の美を飾らせてやろう
みたいな流れからまさかの大ヒット、みたいな流れだったんだよな

40の話ってなんだっけ

沈む女はOVA版だと出崎監督が手がけた最後のBJ作品なんだよね
原作の大まかなストーリーラインを変えず、過程を味付けして全体的な物悲しさをアップさせている

蟻の足っていうポリオに苦しむ少年をBJが助ける話好き
財布を奪っていったアウトローにブチギレすぎて医者なのに車で追い回すの好き

自分が好きなエピソードは「針」
BJが人体や生命にしっぺ返しを食らう話は面白い

ブラックジャックの「6等星」という話は良いぞ
世の中には目立たないけど、凄い魅力や能力を持った人がいる

とある大病院にAとBという大先生がいて、次期院長へと二人の派閥争いが繰り広げられていた
そんな中、CというAとBに並ぶ古株で実力のある医師がいたけど、全く目立たなくて、本当に医師としての腕はあるのか？と周りから馬鹿にされていた
そんなある日にAとBの次期院長への派閥争いが過激化しすぎて、結局AとBがお互い不祥事を起こして逮捕される
しかもその時にAとBがやる予定だった大手術があった

たまたま病院にブラックジャックがいて病院側から手術を頼まれるも、ブラックジャックはそんなのお前らの勝手だろと手術を断り、逆にCの医師としての腕を知るブラックジャックは病院側に対し「Cという医師に任せてみな」と言って病院から立ち去る

泣く泣く病院側はCに任せるも、内心どうせ無理だろと思っていたが、結局Cのとんでもない実力を目の当たりにして、次期院長はもうこの人しかいないと決める

BJの患者はむしろ大体助けられてるような
純粋に手術したのに助けられなかったのってピノコのモデルの子と本間先生くらいで患者が死ぬはままあるけど病気ゆえじゃないことが多い気がする

病の前には人間だろうが動物だろうが生命は等価値であり
地位や名誉や金なんてほぼ無価値であると思い知らせると同時に
時折良くも悪くも生命の神秘というか不思議を垣間見せる作品

最後に読んだのが15年近く前なのにスレに挙がっているエピソードが大体思い出せるぐらいにはどれも印象が強すぎる

「指」改め「刻印」が好きだわ
間久部がブラックジャックを裏切ったのかどうかは明示されないけど読む人の解釈でどちらとも考えられる

個人的には間久部はブラックジャック殺害の意図があったのかなと考えてる
サングラスを取って見せなかった変えたはずの瞳の色は、手術中にはブラックジャックも見てて言葉の真偽はわかってるのに
最後の会話で、キミに一度だって嘘をついたか？信じてくれ、と言いってわざわざサングラスを外して見せたのは
「ご存知の通り瞳の色は話と違う、俺は嘘をついた」と暗に白状していて
その意味を汲み取ったブラックジャックも「信じるよ」と冷笑してるんだと思ってる

スターシステム絡みだとジャングル大帝のレオが出てくる話を思い出す

動物園での目玉の見せ物になっていた白いライオンの治療をBJが依頼される話
アルビノであることが原因の体調不良だったことがわかり色素移植して治療したライオンを送り返したら・・・

あの世界は宇宙人から神様、幽霊までいる世界だから色々とぶっ飛んではいるけど、死者蘇生は起きてないんよなぁ。

孤独を好む人に見えて割りとよろしくやってる知り合いとか友人いたりするんだよね
本スレでは出てないけど冬に温泉旅行したりする友人もいるし

鬼子母神の息子のラストだが
あれだけの凶悪犯罪だと相当懲役が長くなると思うので
そのころには息子も実情を理解しているんじゃないか？と疑問だった
それと　この話はB.Jが「母親」というものに甘いのが出ていると思うな

ピノコ誕生の回「畸形嚢腫」で奇形腫状態の時のテレパシーは本来の年齢通りのなのになんでピノコ状態はあんな活舌悪くなったんだろう
心の声と実際に口に出す会話ってあんなに違いは出るもんかな

動物も治すし機械も直すし宇宙人も治す
幽霊も治した事あったっけ？

病院テロによって停電した中で｢停電に備えてずっと患部を凝視していたから暗闇の中でも施術を続行できる！｣って展開はファンタジー医療漫画らしくて普通に面白いんだけど、そのオチが、結局その患者は救えたもののBJが施術しなかった他の多数の患者が死んだのを受けて｢そんな簡単に大勢の命を奪えるなんて大したもんだ。こっちは1人救うので精一杯なのに｣って吐き捨てるのすごく悲しくて好き。

小学校の図書室に全巻揃えて買ったら、高学年男子を中心に人気になってあっという間にボロボロになったなあ。
ハードカバー版を買えばよかった。

火の鳥の力で不老不死になったと思ったら執念で長寿の人だった話もある。

ブラックジャックは最初、恐怖マンガのジャンルだっただけあって、時々超怖いエピソードがあって苦手だったなあ。これと漂流教室は子供の頃の2大トラウマ漫画だったわ。まあブラックジャック途中からヒューマンドラマのジャンルになったけどね

アセチレンランプ4回くらい死んでて草

宇宙人手術してお金がわからない宇宙人に紙幣を見せて報酬を貰ったら全部同じ番号のコピー紙幣だった話が好き、世にも奇妙な物語とか星新一味も感じたわ

記事の方で国会図書館で当時のチャンピオンでしか読めないって書かれてる「植物人間」だけど
一応チャンピオンコミックスの4巻の初版分には収録されてるので入手は可能、と補足しとく

息子を助ける為に文字通り全てを投げ捨てて頼ってきた夫婦に全力で応える話
クールに振る舞いながらも気の毒に思っていると本音を吐露するシーンは未だ印象に残っている

漫画だと話の終盤で急に焼死する羽目になった先生もアニメだと生きてるんだよね
あれ漫画で読んだとき急に死んで困惑したからアニメで生きててよかったわ

BJに息子をを助けてもらった刑事さんがなんとかBJに医師免許を取らせようと色々と掛合うけど医師連盟に「あいつ素行悪すぎて無理」ってぶった切られて最後はガックリしながらBJと無言で別れる話が好き
「人の命を救ってるのにそんなの関係ないでしょう!?」って医師連盟に訴えかけるとこが印象に残ってる

幼少期から高校にかけての友達（タカシ、間久部、ゲラ、ナッちゃん）をほぼ失っているのが悲しい。せめて志摩先生担任だった小学校の同窓生くらいは何事もなく関係を続けてほしい

これだけ密度の濃いストーリーを週刊ペースで描き続けてたんだから　アイデアマンそしてストーリーテラーとしての手塚先生が如何に桁違いであったかがわかろうというもの　一話ごとに小説一本書けそうな内容がポンポンと出てくるんだから恐れ入る
『アイデアならバーゲンセール開くくらいある』という名言は誇張でも盛ったものでも無かったんだなあ　…ただひたすら時間だけが足りなかった

宝島というエピソードでBJの莫大な資金が隠されたのが宝島でなく島の大自然の美しさこそ宝島だったというオチ。BJから大金を奪おうとした奴等？ハブに噛まれてるしBJの医療器具は途中で捨ててるから手遅れだよ

本編も好きだが、リアルタイムで読んでいた『ミッドナイト』に客演した時のエピソードが全部好きだ。
しかし最終回で主人公のミッドナイトがああなるとは思わなかったよ。

出てないのだと医大受験生と日雇い労働者とＢＪの話が好きだな
最後のモノローグが味わい深い

しかしまあウン十年も前の作品のエピソードの感想を何度も何度もくりかえしくりかえし⋯
飽きないのかねえ？
飽きねえんだなあこれが

キリコの妹が薄幸系の美人で好きだったでＢＪとくっついて欲しかった。ピノコは娘枠で成長したとしても恋愛対象にはならないと思うのよ

高利貸しのおっちゃんから手術代を取り立てにいく「がめつい同士」みたく、
ブラックジャック先生のダーティーさと人情味のある部分が両方堪能できる話が好きだった

機械治す話が印象的だなぁ機械がBJにお礼言いたくて画像合成するの可愛い
今でいうとAI画像みたいだなそして博士も可愛い

同タイプの医者に依頼する事になって自分を客観的に見る話

親友を自らの誤ちで殺めてるしな

つらい話なのに脳みそ破壊されちゃうのおおぉおおおほほほほ！！
ってのが居ないのかよ…情けない

ちなみに本スレで言われてる「封印エピソード」ばかりを抜粋して、わざわざコミックス版に体裁を合わせて幻の「18巻」として販売・即実刑を喰らった数奇者も居るんだよな…しかも実話。

原作者が医者になった時代を察すれば分かる……そしてこれは冷戦真っ最中の作品でもある。

なんかつらつら感想並べるより
手塚先生はやっぱ天才ですわ
でええと思う
ついでに頭おかしいとか変態もつけていいものとする

ピノコの実家ってたしか「やんごとない家」なんだよな
皇の族・・・？

シャチのトリトン、犬のラルゴ、猿のゴリベエ、熊野タロー
お金を運ぶコマドリ、陸地に案内するイルカ、鹿のナダレ、ポケットモンキーetc.　…
動物ものも悲しい結末のものが多くてつらい
庄造の家族猫や、轢かれた子供をなめて治す母猫など救いのある結末になるとホッとする（後者は人は救われてないけど

「デカの心臓」で大事な鯉を治療代にもらっていくBJはちょっとひどいなと思ったｗ

「ハッスルピノコ」、高校を諦めて行った幼稚園も飛び出してボロボロのピノコを見やり、シルエットでうつむく小さなコマのラストのBJがいい
僅かなページ数でと感心する声が結構あるが、その締めもこの話のように余韻を残すものがけっこう多く、ほんと一級のストーリーテラーよなあと思う
（これより前の「電話が三度鳴った」ではピノコは幼稚園に行ってるようなんだけどｗ）

＞火山で岩に空いた穴に手を突っ込んで抜けなくなったというやつ

手術自体はいつも通り凄く、オチがなかなか酷いｗエピソードだけど
舞台となった「昭和新山」まわりの描写がいいんだ。
麦畑のど真ん中に突如生えてきた火山に、住民らが慌てるやら逃げるやらする中、地元の郵便局長が600日も火山の成長記録をつけ続けたという実話を元にしたシーン。
なにかしらの使命に目覚めたように黙々と記録している局長の貫禄が凄い。珍しい火山だとアリのように集まってくる観光客とのギャップも。

快楽の座ググってみて あらすじを知ったが
前にここでスレがたった「笑顔の世界」を連想させるホラーだった
ドラえもんのヘソリンスタンドで本当に怖ろしい事態が起きたらこうなのではないかとも思う

・BJの連れてきた自殺志願の少年に安楽死用の機械を破壊される
・安楽死用の薬をBJと会話中に盗まれた挙句、それらをめぐるゴタゴタの結果、治療費が自分に回ってくる
・畸形児の安楽死に向かう途中でBJに通報されて牢屋にぶち込まれ、なんとかたどりついたらすでに仕事が（BJによって）なくなる

実はブラック・ジャックが絡むとたいてい碌な目に合っていないドクター・キリコ

戦闘シーンでメスぶん投げるの好き
エレトリックダンス！も好き