【感想】 アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』 10話 ウェザー・リポート登場 強キャラオーラ半端ない！【ジョジョ6部】

徐倫「見つけたわ…ついに！これはスタープラチナ！」

ホワイトスネイク「空条徐倫、彼女は1人で番人を倒しディスクを持ち出したというのか」

空条徐倫「オラオラオラオラ！」

空条徐倫「オラオラオラオラ！」

空条徐倫「ディスクは必ず父さんに戻す…ホワイトスネイクが持ってるもう一枚も必ず」

神父「もちろんミラションの記憶ディスクから」

神父「私の記憶は消去してある」

神父「故に私に誰もたどり着けない」

神父「人と動物の違い…それは天国に行きたいと思うこと」

神父「人は天国に行くためにその人生を過ごすべきだ」

神父「それが人間の素晴らしさなのだから」

徐倫「どいて」

徐倫「私が次に電話するわ」

おばさん「あああん？」

おばさん「てめえいかれてんのか？袋にしていじめてや…」

おばさん「…る…？」

おばさん「椅子に座って話すとよ！疲れねえぜ？」

おばさん「飲み物もサービスしとくぜ」

おばさん「またいつでも来てね」

女性「こちらテキサス州ダラズ、スピードワゴン財団本部です、この回線でコネクトコール通話は受け付けておりません」

徐倫「電話帳で調べたからこれしか知らないのよ…それに私はフロリダ州グリーンドルフィン刑務所の受刑囚なの」

徐倫「名前は空条徐倫、この意味がわかる人に繋いで頂戴」

女性「お待ちください」

男性「お電話代わりました空条承太郎博士のお嬢様ですか？」

徐倫「あなたは？」

男性「私はただの財団の代表です…そしてスタンド能力者ではありません」

徐倫「そう…でもスタンドのことは知ってるのね」

徐倫「ディスクに関する話は知ってる」

男性「はい、もちろんです」

男性「空条承太郎博士の身体は潜水艇回収の後、ここダラスではありませんが」

男性「ある場所で安全に保護された状態になってます」

男性「その…誠に残念ですが」

男性「医学的に言って生命反応は全く…」

徐倫「生き返る」

徐倫「って言ったら信じてくれる？」

男性「私は単なる科学者です…なんとも」

徐倫「ディスクを手に入れたわ1枚…父がそれで蘇生されることだけはわかっているの」

徐倫「なんとかしてあなた方に渡したい…でも方法がわからないの」

徐倫「あなた方にディスクをこの刑務所から持ち出す方法を考えてほしい…すぐによ！」

男性「この通話は刑務所側に録音されているのでは？」

徐倫「ええ多分ね…でもそんなことは承知の上」

徐倫「時間がないわ、ケツに火がついてるってわけ…ディスクをどこにも隠しておけない危険な状況にこっちはあるの」

徐倫「何か方法はあるんでしょ？言っとくけど私面会は禁止されているわ」

男性「わかりました」

男性「そこまで仰るなら…中庭はどうですか？」

徐倫「中庭？女子監と男子監の間にある中庭のこと？」

男性「そうです…そこに20分後にきてください」

男性「それならなんとかなります」

徐倫「20分後って今から！？」

男性「はい…急いでいるんでしょう？」

男性「貴方がディスクを回収しろというなら全力で回収しますし生き返るという可能性も信じます」

男性「しかし我々は非武装の科学医療研究団体なので貴方を脱獄させたり」

男性「生命を守ってあげる能力や余裕はありません…それを覚悟で中庭に来られますか？」

徐倫「わかったわ…いくわ」

徐倫「で、受け渡しの方法は？」

男性「それは電話では言わない方がいいでしょう」

男性「でも、サベージガーデンを探してください行けばきっと分かります」

男性「サベージガーデン作戦とでも名付けておきましょう」

徐倫「サベージガーデン…それはもの？それは人？」

徐倫「まあいい…今はまず中庭に！」

徐倫「ここは女子監1階の食堂…中庭に行くには」

徐倫「まずあのゲートを通過し奥の階段を上がって」

徐倫「2階の建物からこの女子監医療房に移動しなくては」

看守「通ってよし！」

看守「FE40536か懲罰房送りの厄介者だな」

看守「貴様は所内の移動を制限されてるはずだ！」

エンポリオ「お姉ちゃん！」

徐倫「エンポリオ！」

エンポリオ「はい！ボールに触らないで」

徐倫「え？」

エンポリオ「人に見られたらまずい」

エンポリオ「来て！」

徐倫「エンポリオ…その二人？」

エンポリオ「大丈夫、敵じゃない」

エンポリオ「本当はベッドで眠りたかったんだけどこの部屋にベッドはないんだ仕方なく彼はいつもピアノの中で寝てる」

エンポリオ「ここはねお姉ちゃん…僕が住んでる屋敷幽霊の中なんだ」

徐倫「幽霊…ってあんたまさか？」

エンポリオ「違うよお姉ちゃん…！」

エンポリオ「僕も彼も幽霊じゃなくてちゃんと人間！触ってみてよ！」

エンポリオ「よく聞いて、ここは幽霊が住んでいる屋敷じゃなくて屋敷が幽霊なんだ」

徐倫「はあ？」

エンポリオ「ものの幽霊っていえばわかる？」

エンポリオ「この刑務所は1984年に火事がおきて大改築されたんだけど」

エンポリオ「この部屋はその焼け落ちた場所なんだ…ここは過去の場所なんだ音楽室の幽霊なんだよ」

徐倫「えっと…じゃあつまり」

徐倫「エンポリオ…あんたは？」

エンポリオ「僕は生まれつき幽霊になったものを使うことができる…それが僕のスタンド能力」

エンポリオ「でも、あくまでも使えるだけ」

エンポリオ「だからマーズチョコレートもフロリダオレンジジュースも」

エンポリオ「こんな風に食べることはできない…味はするよ！結構美味しい」

エンポリオ「安心して、その時計は屋敷が焼け落ちた時刻で止まったまま…お姉ちゃんの20分後にはまだ時間がある」

エンポリオ「でも、電話でディスクを持ち出す計画を立てちまうなんてなんてことを」

エンポリオ「お姉ちゃんの置かれた状況は理解してる…必ずホワイトスネイクはこのことを知るよ」

徐倫「お願いエンポリオ」

徐倫「私が中庭にいける抜け道を教えて」

エンポリオ「勘違いしないでお姉ちゃん！」

エンポリオ「この屋敷幽霊はどこにでも通じてるわけじゃないんだよ」

エンポリオ「僕は道具の幽霊を利用してただこんな風に見つからないように通路を移動してるだけなんだ」

エンポリオ「でも、やるしかないのはわかっている」

エンポリオ「彼も行きたいと言っている」

エンポリオ「一緒にいくといいよ…きっと役に立つ」

エンポリオ「ウェザーリポートが彼の名前だ」

徐倫「ここは…音楽室？」

エンポリオ「そんなに警戒しなくて大丈夫」

エンポリオ「あまり喋らないのはウェザーには記憶がないからだ」

徐倫「記憶？」

エンポリオ「うん、子供の頃の記憶や」

エンポリオ「この刑務所に来た記憶もほとんどない…刑期が6年の服役囚」

エンポリオ「背伸びしてつま先で歩くのが彼の癖でTVガイドマニアだけどTVは観ない」

エンポリオ「話をする時は」

エンポリオ「口を開かないで」

エンポリオ「顔を近づけてどアップでしゃべるからちょっと鼻息が生暖かい」

徐倫「記憶がないって…もしかしてホワイトスネイクに奪われたと？」

エンポリオ「多分…彼は自分が何者なのか知りたがっている」

エンポリオ「そしてお姉ちゃんのお父さんの記憶のディスクが奪われた理由も知りたがっている」

エンポリオ「彼はディスクで身に着いたスタンド使いではないと言ってくれっていっている」

エンポリオ「彼は生まれ持ってのスタンド使い」

エンポリオ「能力は…」

エンポリオ「天候を自由に操れること」

エンポリオ「スタンド名も…」

エンポリオ「ウェザーリポート！」

ウェザー「気づかないフリをするんだ」

ウェザー「曲に驚いて思わず覗き込んだ奴がいるぞ」

ウェザー「これで確認できたわけだ…君が動き出したことを知り様子見しにきた奴がいるとな」

ウェザー「そしてそいつの顔も…」

徐倫「くっそ！こんなそばまで既に近づかれていたとは！」

徐倫「だが今のやつがスタンド使いならここでやっておかないとまずい！」

エンポリオ「違うよお姉ちゃん！ここは隠れた方がいい！」

エンポリオ「今のやつはお姉ちゃんがこれから中庭に行くことを知らない」

エンポリオ「電話の内容を知らないから何をしようか知りに近づいてきたんだ」

エンポリオ「もし知っていれば中庭で待ち伏せすれば済むことだからね」

エンポリオ「だから！奴は今」

エンポリオ「僕らを追ってきている！」

徐倫「何なんだあいつは！」

エンポリオ「そこを曲がって！」

エンポリオ「奴に追いつかれないうちに早く！」

エンポリオ「やっぱりだ…今はまだ知らないんだ」

エンポリオ「奴はお姉ちゃんがこれからどこへ行こうとしているのか」

徐倫「でも何なのよ…変な走り方をするやつだったすっとろくて足が遅かったからここに逃げ込めたけど」

エンポリオ「それよりも今は一刻も早く中庭に向かうことだよ」

エンポリオ「さっきの電話は間違いなく録音されてるけどホワイトスネイクはそれを聞いてないと思うんだ」

エンポリオ「早く行くほど危険は避けられる」

エンポリオ「この先は医療監房、1階に降りて病院エリアを抜けると連絡通路のゲートがある」

エンポリオ「この先は工場、中庭を挟んで男子監まで繋がっている」

エンポリオ「医療監房は男女ともに利用しているエリアだ」

エンポリオ「ウェザーリポートは男だから看守に男子監に戻ると言えば」

エンポリオ「問題なく医療監房から連絡通路に入って工場入口まで行けるといっている」

徐倫「私は看守に袖の下でいいよね？50ドルでいける？」

エンポリオ「ブーツを修理したいと言えばいいよ」

エンポリオ「でも医療監房を通過できたとしても工場より先、中庭には力技でいくしかない」

エンポリオ「警備は甘いけど見つかれば発砲されるし更に刑期が5年加わる」

徐倫「力技って言葉好きにはなれないわね」

徐倫「けどいくしかない…今更刑期の5年くらい大した違いないって話だわありがとうエンポリオ」

エンポリオ「うん、僕はここまで」

エンポリオ「蘇らせてほしい」

エンポリオ「君のお父さんが蘇れば」

エンポリオ「きっと…」

エンポリオ「もっと何か…希望が見えてくると思うんだ」

看守「ん？」

看守「ああくそ！何だよこのコーラは！」

看守「おいお前！このコーラに触ったろ？」

看守「触って缶を振ったりしなかったか？てめえ新しいの買ってこいよな！」

徐倫「いえ、とんでもないわ」

徐倫「触ったのはこのコップの受け皿だけで」

徐倫「靴のここのとこなんだけど見えません？奥の工場で修理してもらおうと思って」

看守「コーラがこぼれちまった！」

看守「雑巾あったっけな、雑巾！」

徐倫「ん？」

徐倫「コーラ買ってこいってマジに私が買ってくるわけ？」

徐倫「コップにも注いでくるんですか？それくらい自分でやったらいいと思…」

徐倫「こ、これは！？」

看守「あったあった雑巾！いっていいぜ、ただし20分以内にここに戻…」

看守「あれ？もう行っちまったのか？あれ、コップと皿はどこだ？」

徐倫「一体…これは！？まさか？」

徐倫「受け皿が宙に浮きあがっている！コップもブーツも！でもコーラの液体がぶちまかれるわけではない」

徐倫「球になって落ちていかない！この私が触れたもの…それがどんどん浮き上がっている！」

徐倫「あの金は看守のポケットから宙に浮いて出てきたんだ！」

徐倫「そして私自身も！いつから？あの変な奴が走り迫ってくる時から！」

徐倫「あの時…」

徐倫「奴は私につばを吐いた…そのせい？」

徐倫「しまった…ディスクが！今の回転で」

徐倫「ストーンフリー！！」

徐倫「糸が！コントロールできない！」

徐倫「上も下もなくなっている！重力がなくなっている！無重力だこれは！」

看守「男子監に帰るのか」

看守「ああ、いっていいぜ」

徐倫「力をこめるから姿勢のバランスが崩れる！注意深く繰り出すんだロケットの方に一方向に！」

徐倫「なんだってええええ！？」

？？「チッ、このディスク破壊できない…元に戻っちまうゴムみたいに」

？？「だから回収だけでいいって命令してきたのかホワイトスネイクは」

徐倫「待て！！」

徐倫「ウェザーリポート！奥に行かないで！聞こえる？敵に攻撃されてるわ」

徐倫「ディスクを奪われた！逃がしたらすべてはここで終わる！」

徐倫「すべてが終わってしまう！」

徐倫「奴を逃がさないで！」

徐倫「だめだ！声が届かない…！」

？？「チッ、余計なものが…空条徐倫死ぬのはあの女1人でいいと思ったけどな」

ラング「ジャンピンジャックフラッシュ！」

徐倫「ウェザーリポート！そいつの能力は重力をなくすわ」

徐倫「そいつが飛ばす何かには触れてはならない！」

徐倫「無重力になってしまう！」

ラング「無重力…お前もスタンド使いなんだろうからそれがどんなことを意味するのか」

ラング「おまえにもわかることができるかな」

ウェザー「飛ばしたのはガラクタの部品か？」

徐倫「ウェザーリポート…気候を操れると言っていたこの男がどんな奴なのか私にとっても謎」

徐倫「でも、あの雲のようなものはきっと空気の層で今その抵抗で敵の発射したものを跳ね飛ばした」

徐倫「そしてあの腕の回転は遠心力！重さがないなら回転する力でどんどん加速できるし」

徐倫「体の重心がぶれることもないから強力な力を正確に狙い飛ばせるわ！」

ラング「ジャンピンジャックフラッシュ！！」

ウェザー「ウェザーリポート！！」

ラング「この炎は！？空気抵抗摩擦か？」

ラング「まずい…どんどん燃え移ってくる！無重力解除！」

ラング「とどめだ！！」

アナウンス「通路72に異常警報発生」

ラング「くそ！今の衝撃か！ディスクをゲットできたと思ったのに！」

徐倫「通路が閉じる！これで中庭に行くのは更に困難になる…仕方がない！敵も閉じ込められる！これはディスクを取り戻すチャンス！」

徐倫「な、なんだと！？」

ウェザー「君が触れるものは確か」

ウェザー「すべて無重力にさせられるだったな？空条徐倫」

徐倫「中庭はこのすぐ先」

徐倫「けど奴はどこ？ディスクを奪い返さないと！」