【感想】アニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』7話 待ちに待っていたY談おじさん登場でみんなの性癖が露わになっちゃった

ドラルク「今夜も面白い依頼が来るといいねぇ」

ロナルド「良くねぇよ。面白がんな」

ドン！(ドアの音)

店長「大変です！ロナルドさん！」

ロナルド「店長！どうした？」

店長「全裸の女に何か一つ着せるとしたら眼鏡派ですか？靴下派ですか！？」

ロナルド「帰れ」

ロナルド「突然来て何言ってんだ？ヴァミマ暇なの？」

店長「ち、違うんです、ロナルドさん」

店長「私は真剣に裸体を彩る唯一の宝石とは何かと」

店長「裸眼鏡か、裸ソックスか…軽率には選べない！」

ロナルド「帰れ！寝ろ！」

ドラルク「待てロナルド君。これは何かのメタファーでは？店長は裸眼鏡を介して何かを伝えたいのではないか？」

ロナルド「裸眼鏡を介すんじゃねぇ！」

新一「誰かぁ～～！」

新一、浩、真「！」

Y談おじさん「ふっふっふっふっふ…」

Y談おじさん「夜遊びとは悪い子達だねぇ…」

Y談おじさん「だがそんな我欲に素直な悪い子達が私は好きだ」

Y談おじさん「さぁ、もっと素直にしてあげよう」

Y談おじさん「はぁ！…何？」

Y談おじさん「ハンターか」

新一「ロナルド大丈夫？」

ロナルド「ああ！」

ロナルド「巨○のお姉さんにおっ○○モムって胸を手の平に押し付けられたいぜ！」

新一「なんて？」

ロナルド「ぇええっ！？」

浩「何でおっ○○揉みたくなるの？疲れたの？」

ロナルド「ま、待て！違う！」

ロナルド「揉みたいんじゃない！揉ませてほしいんだ！」

新一「いや違い分かんねぇから！」

Y談おじさん「ふふふふふふふふ…」

Y談おじさん「君も既に我が術中」

ロナルド「何っ！？」

Y談おじさん「私は吸血鬼 Y談おじさん」

ロナルド「Y談おじさん！？」

Y談おじさん「私の催眠術にかかった者はY談しか話せなくなる」

Y談おじさん「性癖をぶちまけて慌てる人間を見るのが私の趣味でねぇ」

新一「めっちゃどうしようもねぇな」

ロナルド「テメェ！俺は巨○のお姉さんに甘やかされてぇんだよ！」

真「こっちはただのおっ○○大好きな人だし」

ロナルド「テメェは年下でも巨○なら良いとか思ってんのか？」

Y談おじさん「無論、思ってないさ」

Y談おじさん「ので逃げるぅ～！」

ロナルド「この野郎～！」

ヒナイチ「待て！」

ヒナイチ「吸血鬼め！」

ロナルド「ヒナイチ！お前のビーチクに触れたい！」

ヒナイチ「何言ってんだ貴様ぁ～！」

Y談おじさん「はぁっ！」

ドラルク「ヒナイチ君！」

ヒナイチ「ち○ち○！ち○ち、ち○ち○！」

ヒナイチ「！」

ドラルク「どうしたんだ？急に男子小学生みたいになって」

Y談おじさん「はははははははは！」

ヒナイチ「ち…」

ヒナイチ「ち○ち～～～○！」

ドラルク「ヒナイチくぅう～～ん！」

新一「吸血鬼Y談おじさんの催眠術だよ。かかるとY談しか話せなくなるんだ」

ドラルク「なんと面白…」

ドラルク「恐ろしいヤツだ」

ロナルド「くそっ…裸にはカーディガンを羽織らせたい」

ドラルク「それで君歩く性癖拡散機になってるワケか」

ヒナイチ「ち○ちち○…」

ドラルク「ヒナイチ君に至ってはY談語彙無さ過ぎて鳴き声と化している」

ジョン「ヌー」

ドラルク「ともかく急いで退治しないと街中下ネタワンダーランドだ」

ロナルド「分かってるよ。裸眼鏡も好き！」

ドラルク「でもその前にちょっと録音しても」

ドラルク「スナァ～！」

ジョン「ヌ～～」

男性1「タイトスカートよりパンツスーツの方が尻がエ○い」

女性「あぁ分かる。スーツ最高」

男性2「待て、スカートの魅力は…」

ドラルク「早くも被害が出ているなぁ…ん？」

ドラルク「腕の人！Y談おじさん見なかったかね？」

サテツ「あ、ドラ…くっ…！」

ドラルク「う～ん、やられたんだな」

ドラルク「だが今は緊急事態だ。教えてくれ！ヤツはどっちに行ったのかね？」

ドラルク「どうした！早く！市民の為だぞ！」

サテツ「あぁ…あ…」

サテツ「あっちの方…では…俺はリードされたい派です…」

ドラルク「ふん、強気な子が好みだと」

ロナルド「いじめんなぁ！」

サテツ「強気にグイグイ攻めてきて」

サテツ「バシっとキメてくれる子が好き！」

ドラルク「うむ、分からんがなんか分かった」

ター・チャン「男はデカくてなんぼアル！」

メドキ「貧○を気にしてる子はエ○い！」

ショーカ「腰骨のラインが重要」

ドラルク「うわ大参事…」

ショット「可愛い子に…」

ショット「ムダ毛があると興奮する…！」

ドラルク「初めて名前が出てこれは哀れだなぁ…」

ゴウセツ「私は(ピー)ですが特に(ピー)」

ドラルク「伏せ字になる程のY談とは流石マスター」

ゴウセツ「いやぁ」

ドラルク「君達とは大違いだ」

ロナルド「うるせぇよ、おっ○○大好き」

ヒナイチ「ち○ち○！」

ドラルク「なんにせよヤツはまだ近くに居る」

ドラルク「な！？」

Y談おじさん「隙あり！Y談破！」

ドラルク「わぁああ！」

ドラルク「ジョンガード！」

ジョン「ヌーーー！」

ジョン「ピーピー」

ドラルク「しまった、ジョーーーン！おのれ、よくもジョンを…」

ドラルク「うわぁ、足はっや！」

ドラルク「くそっ、作戦を立てるぞみんな！」

ヒナイチ「ちん？」

Y談おじさん「はっはっはっはっはっは」

Y談おじさん「すっかり大混乱で愉快愉快！」

Y談おじさん「この騒ぎに乗じて吸血というのも一興だなぁ」

へんな動物「そこまでです…不埒な同胞よ」

Y談おじさん「な、なんだお前は！」

へんな動物「私は吸血鬼へんな動物」

Y談おじさん「はぁっ！」

へんな動物「無駄な事…」

へんな動物「元より煩悩丸出しの私には効きません」

ドラルク「観念したまえY談おじさん。さぁ行け！へんな動物君！」

へんな動物「Y談の同胞よ…あなたのエ○スは間違っている。エ○スの扉は自ら開いてこそ美しい」

Y談おじさん「いいだろう。君のエ○スと私のエ○ス、どちらが上か…」

Y談おじさん「勝負といこう！」

Y談おじさん「君の扉もそれが開いたきっかけは外から齎されたはずだ」

へんな動物「選択を自らする事が重要なのです」

Y談おじさん「では問うが、真の自由意志とは果たして…」

Y談おじさん「つまり清楚系のY談も良いが、寧ろ世慣れしたこの不意を突かれた動揺こそが一番」

へんな動物「酸いも甘いも噛み分けた熟女がウブな反応を見せる瞬間とか確かに」

Y談おじさん「意　気　投　合　！」

へんな動物「意　気　投　合　！」

ドラルク「あほぉおお！」

Y談おじさん「さぁ、我々で全人類をY談の渦に巻き込むのだ！」

へんな動物「すみませんね、同胞」

Y談おじさん「はははははは！」

ドラルク「いや、こちらこそすまないねぇ」

ドラルク「時間稼ぎをしてくれて」

ター・チャン「さぁ楽しいプレイをしてやるアル！」

メドキ「痛くされるのも良いものだろう？」

Y談おじさん「あ…え…？」

Y談おじさん「え…え…？」

Y談おじさん「おじさん死すとも、Y談が…！！」

店長「ありがとうございました～」

浩「お！」

浩「おっ○○星人元気か？」

新一「揉ませてもらえたか？」

ロナルド「もう忘れてよ」

ロナルド「ちっくしょおおおおお！！」

半田(俺は半田 桃。吸対課所属のダンピール)

半田(今日は非番だ。気分が良い)

あけみ「ふんふんふーん♪」

半田「おはよう。お母さん」

あけみ「おはよう。桃ちゃん」

半田(こちらは世界で一番優しくて素敵な俺のお母さん)

あけみ「うふふ」

半田「嬉しそうだな。どうしたんだ？」

あけみ「実は今日、ロナルド様とデートなの」

半田「はい！？」

あけみ(本当にロナルド様が来てる！)

あけみ「緊張するよぉ！大丈夫かな、私なんかが…」

オタ友人1「あけみちゃんなら大丈夫よ」

オタ友人2「せっかく当選したのよ。楽しんでらっしゃいな」

あけみ「うん…ありがとう」

あけみ「あの…」

ロナルド「お」

あけみ「は、初めまして。ロナルド様…さん！」

ロナルド「ど、あっ、どうも、ロナルドです」

あけみ「うわぁ～～～」

あけみ「お会いできて感激です！ごめんなさいね、こんなおばちゃんが当選しちゃって」

あけみ「でも私本当にロナ戦の大ファンで主人にも笑われるくらいなんだけど、あっ！もし良かったらサインを」

ロナルド「……は！あいや、恐縮です！」

ロナルド(まさか半田のお母さんが当選者とは…)

フクマ「前回オータムの文芸誌に出張掲載したでしょう？」

フクマ「抽選でロナルドと半日デート券が当たる企画の当選者が出たので明日デートを実施します」

ロナルド「全部初耳なんですけど！」

フクマ「ロナセン販促の大事な企画です。粗相無きよう頑張ってください」

ロナルド「は…は…はぁああああ！」

ロナルド(これ半田に知られたら大参事確定じゃねぇか、くそう！)

ロナルド(そんな事になったらフクマさんに叩き斬られる)

ロナルド(なんとか…なんとか穏便に…穏便に…！)

半田「穏便に済むはずがあるかロナルドぉ～」

ドラルク「さぁ面白くなってきたぞ、ジョン」

ジョン「ヌー」

ドラルク「突然呼び出すから何かと思ったが、こういう事か」

ドラルク「だがコソコソするとは意外だなぁ」

ドラルク「てっきり君なら、対戦車砲を担いで突っ込んで行くとばかり…」

半田「貴様、俺を何だと思っている？」

ドラルク「足の生えた地雷」

ドラルク「スナ…」

ジョン「ヌー」

半田「今ロナルドをぶちのめしたらお母さんが悲しむだろ？お母さんはこれを…た…た…」

半田「楽しみにしていたからなぁあ！！」

ジョン「ヌー！」

半田「だが！目の前でヤツの醜態を晒せば、お母さんも幻滅して目を覚ます！」

半田「そう！寧ろこれはチャンス！チャンスなんだ！」

ドラルク「脂汗脂汗」

ロナルド「お食事は人間と同じ物で大丈夫ですか？」

あけみ「はい」

ドラルク「醜態を晒すって何をする気だね？」

半田「ふっ、大抵こういう企画は食事と散歩程度のプランだ」

半田「十中八九、まずこの先のレストランに行くだろう」

半田「ほら見ろ…」

ドラルク「本当だ、凄いな。それで？どうするんだね？」

半田「ヤツの食事をこの特製セロリハンバーグとすり替えるのだ！」

ドラルク「いきなり作戦が雑！」

半田「ヤツは一口食ってゲェッ！」

半田「お母さんがドン引き！」

半田「超完璧な作戦！」

半田「さぁ突入だ」

ドラルク「わぁ、いつもに増して頭悪い～」

半田「臨時バイトの半田です」

ロナルド「いや、なんて言うか、すごくレストランですよね」

半田(おのれ…お母さんと歓談しおって…！)

半田「間抜け面もここまでだ、ロナルド…このセロリハンバーグで悶絶しろ」

半田「何！？」

オタ友人1「そいつはこっちで頂くよ！」

オタ友人2「何のつもりか知らんが野暮だぜ坊や」

オタ友人3「ロナルド様とあけみちゃんの邪魔はさせないよ！」

半田「くっ…思わぬ伏兵が」

店員「お待たせしました。シェフのオススメハンバーグです」

半田「ぁあっ！」

半田「おのれっ！」

店員「こちら、隠し味に丸ごとセロリを使ってあります」

あけみ「ロナルドさん大丈夫！？」

ロナルド「だ、大丈夫。セロリ苦手なだけで…」

ロナルド「ただ苦手なだけでゲボるウジ虫ゲボ野郎なんて軽蔑してください」

ロナルド「は…」

あけみ「食べられない物は誰だってあるわ。軽蔑なんてしませんよ」

ロナルド(優しい…)

ロナルド(半田のお袋とは思えん)

あけみ「寧ろロナ戦1巻の152ページでセロリ駄目って書いてあった通りで嬉しいって言うか…」

ロナルド(いややっぱ半田のお袋だわ)

あけみ「記念に写真撮っても…」

ロナルド「やめてください！」

店員「ありがとうございました」

半田「くっ！なんたる慈愛、流石お母さん！」

半田「クソ次だ！行くぞドラルク」

ドラルク「私が思うに、セロリの風味をより大胆に生かすには…」

オタ友人1「ふん！」

ドラルク「スナッ！」

半田「ドラルクー！」

オタ友人1「さぁ二人を追うわよ！」

ジョン「ヌーー！」

ロナルド「ベンチに座りましょっか」

あけみ「はい」

半田「クレープなど食いおって！見ていろロナルド、殺す！」

ドラルク「次はどうするつもりなんだ？」

半田「お母さんは優しく正しい心の持ち主」

半田「それ故、子供や動物をいじめる奴が大嫌いだ」

ドラルク「その息子がどうしてこうなったんだ？それで？」

半田「そこでだ。まず貴様可愛いコウモリに変身しろ」

ドラルク「ごめん。私もう次の展開読めた」

あけみ「お口直しになりました？」

ロナルド「あ、あぁ…さっきのは忘れてください」

あけみ「うふっ」

ドラルク「カサカサカサカサカサ」

ドラルク「チラ」

ドラルク「カサカサカサカサカサ…」

ドラルク「カサカサカサカサ」

ドラルク「スナァッ！」

半田「ドラルクぅ！！」

ジョン「ヌー」

半田「なんだあのグロい何かは！釈迦でも迷わずぶち殺すぞ！」

ジョン「ヌー」

ドラルク「いや変身に失敗癖が付いちゃって」

ドラルク「ドロナルド君がガチギレてる」

半田「知るか、煽っておけ」

半田「かくなる上は最終兵器だ」

半田「ハイレグ姿を晒すが良い、ロナルドぉおお！！」

半田「行け！ロナルドを襲うのだ」

ドラルク「あー…」

半田「かくなる上は…かくなる上は…」

ドラルク「もう諦めて帰って寝たまえ」

ジョン「ヌ？」

ロナルド「！」

半田「お、」

半田「お母さん！」

あけみ「あ…！」

バンバン(銃声)

バンバン(銃声)

ロナルド「急になんだよ。驚いたぜ」

ロナルド「大丈夫ですか？あけみさん」

あけみ「凄い…」

あけみ「ロナルド様、ありがとうございます！流石ハンター」

あけみ「あれ？桃ちゃん？どうして此処に？」

半田「え？…い、いや…」

あけみ「桃ちゃんもロナルド様に会いたかったの？ごめんね、私ばっかり」

半田「え？」

オタ友人1「なんだそういう事だったの」

オタ友人2「お母さんに焼きもち？」

オタ友人3「可愛いわねぇ」

あけみ「息子もファンなんです。握手してあげてくれますか？」

半田「！？」

ロナルド「ど……どうも」

半田「いやぁああああああああ！！」

ドラルク「へーい、ロナルドくぅん、辛気臭いぞー」

ドラルク「バリオカートやらない？」

ドラルク「どこ行くんだね？スナーバックス？」

ドラルク「私も行きたい」

ジョン「ヌンヌヌンヌ」

ドラルク「スナバに備えて呪文も予習したのだ。ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラ」

ドラルク「アーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカ」

ロナルド「ちょっとあのバカ預かっててもらえる？」

ドラルク「ばぁああああああ！！」

ロナルド「これで原稿に集中できるぜ」

ジョン「ヌー」

ロナルド「あ？」

ドラウス「ん？おかえり」

ドラウス「ぼあぁあああああ！！」

ロナルド「テメェどうやって帰ってきやがった、ドラ…あ」

ロナルド「あれ…死んでない」

ドラウス「君は客のもてなし方も知らんのかね？ポール君」

ロナルド「ん？」

ロナルド「あんたドラルクの親父！」

ドラウス「久しぶりだなポール。いや、ハンターロナルド」

ロナルド「帰れ！」

ドラウス「せめてもうちょい喋らせてくれる？」

ロナルド「突然押しかけやがって何の用だよ？」

ドラウス「息子に会いに来たに決まっとるだろうが」

ドラウス「なんだね？遠路はるばる我が息子の顔を見に来たら悪いとでも？」

ロナルド「勝手に入って紅茶淹れて飲んでりゃ悪いわ」

ロナルド「それで、ドラルクは何処にいるんだ？」

ロナルド「あ…入れ違いに出掛けたんだよ」

ロナルド「あのーそのー、子供の情操教育のボランティアに」

ジョン「ヌ」

ドラウス「さ、流石我が息子！」

ドラウス「だがそうか残念だなぁ」

ドラウス「せっかくお土産たくさんあるのに」

ロナルド(200年間甘やかされるとドラルクみてぇになるんだなぁ…)

ドラウス「ジョンにもお土産。欲しがってたターンテーブル」

ジョン「ヌーー！」

ロナルド「意外な趣味」

ドラウス「ポール君にもお土産。百均で売ってたやつ」

ドラウス「うげぼぉおお！」

ロナルド「帰れよ畜生！」

ドラウス「仕方ない…」

ドラウス「ドラルクが帰るまでここで待ってる」

ロナルド「俺の話聞いてた？」

ドラウス「薄情なハンターめ～息子に会うまで～私はここを動かんぞ♪」

ロナルド「踊んな！」

ロナルド(くっ…まぁいい。無視だ無視。居ねぇもんと思って集中しよう)

ドラウス「なんだ？それがロナ戦の続刊か？」

ロナルド(耐えろ！反応したら負けだ)

ドラウス「んー、なになに？そして俺はヤツに弾を叩き込ん…」

ロナルド「読むんじゃねぇ！」

ドラウス「ロナ戦だがね、まだまだ吸血鬼に関しての取材不足と言わざるを得んぞ。特にドラルクの描写が甘い。もっと息子について詳しく書きたまえ！」

ロナルド(ぶん殴りてぇ…)

ドラウス「君の助けになるだろうと持って来たのだ…」

ロナルド「え？」

ドラウス「パパ撮影ドラルクアルバム！」

ロナルド「持って帰れぇ！」

ロナルド「何がアルバムだ！テメェら写真に写んねぇだろ！」

ドラウス「良いカメラで頑張れば写れるのだ」

ドラウス「幼い頃の息子は可愛くてなぁ。虚弱故に心配も多かったが…」

ドラウス「200年前は人間と吸血鬼は今より遥かに対立していた」

ドラウス「私はか弱いあの子を守り抜かねばと誓ったのだ」

ドラウス「まぁ、200年前とかそもそもカメラ発明されてないから当時の写真は無いけどもね」

ロナルド「じゃあ見せんなや！」

ドラウス「あとこれ私の自叙伝。資料にしなさい」

ドラウス「どうしてもと言うなら私も登場させて」

ドラウス「ぐぁっ！」

ドラウス「痛…」

ロナルド「死なねぇとテンポズレるなぁ」

ドラウス「言うに事欠いてなんだこの青二才が！」

ドラウス「というかなんだ！もしやドラルクを頻繁に死ぬ様な目に遭わせてるのか！」

ロナルド「うるせぇ！大体勝手に頻繁に死んでんだよ！縁日の金魚より死なせねぇの難しいぞ。あのバカ！」

ドラウス「ジョン、お前は大丈夫か？あの糞野郎に酷い事されてないかい？」

ロナルド「ざけんな。ジョンに何かするワケねぇだろうが！」

ジョン「ヌ…」

ジョン「ヌ？」

ジョン「ヌー…」

ロナルド「ジョー！ジョーーーン！」

ドラウス「ジョンの目が憂いている！貴様何をした！」

ロナルド「うるせぇ！あれは…」

ロナルド「あれは本当にすいませんでした」

ドラウス「もう許さん！貴様の所にドラルクを置いておけるものか！連れて帰る！」

ロナルド「おう連れて帰れや。迷惑野郎が居なくなったら清々する…」

フクマ「ドラルクさんとのコンビでの話好評です。ロナ戦の主軸にしましょう。期待してますよ」

ロナルド「いやまずドラルク君本人の意思を聞かないと…」

ドラウス「え…あ、うん」

ドラウス「と言ってもドラルクは帰って来ないし電話も出ないし」

ドラウス「またか誘拐でもされたんじゃ！」

ロナルド「子離れしろオッサン」

ドラウス「黙れ！あんな可愛い子何があってもおかしく…」

へんな動物「すいませ～ん」

ロナルド「すんません。今日休業なんすけど…」

へんな動物「やっほー。エ○DVD貸し借りしません？」

ロナルド「ほらドラルク帰ってきたぞー」

へんな動物「お父さん、私この街が好きです」

ドラウス「騙されんぞ！」

ドラウス「ふざけるなぁ！ドラルクを探しに行く！」

ロナルド「待てよ。分かったって」

ロナルド「居ねぇなぁ」

ロナルド「しゃーねぇ。あのバカが行きそうなアテを探してみるか」

ヒナイチ「ドラルク？今日は見てないぞ」

ヒナイチ「今度プリンを作ってくれと伝えておいてくれ！」

サテツ「ドラルクさん？会ってないなぁ。ギルドじゃないか？え、お父さん？どうも」

ゴウセツ「こちらにはいらしてないですねぇ。あぁ、ホットミルクのツケ溜まってますよ」

ショット「俺をムダ毛フェチさんと呼ぶのやめろと言っといてくれ」

ロナルド「あ、あ。分かった」

希美「ドラルクさん？今宵はお会いしていないわねぇ。喧嘩でもしたの？うふふ」

半田「馬鹿めロナルド。ドラルクを探しているらしいな！」

半田「おい待て！無視すんな！おい！」

ロナルド「くっそ…何処行きやがったあのバカ」

ドラウス「ドラルク。遊びに来たよー。ドラルク」

ドラウス「城に一人で退屈しないかい？」

ドラルク「大丈夫ですよ。ジョンも居ますし、積みゲーもあるし」

ドラルク「何も心配要りませんよ。一人と一匹、のんびりしてて死ぬ事も無いですしね」

ドラウス「連れ帰るのはやめだ」

ドラウス「あの子はこの街が楽しいのだろう。ロナルド君」

ドラウス「息子は良い人間と出会った様だな」

新一「あー居た居た」

新一「事務所行っても居ねぇんだもん。探したんだぜ？ロナルド」

ロナルド「あぁ悪かったなぁ。ドラ公は？」

新一「ピッカピカの泥団子になったぜ」

ドラルク「まるで宝石の様な輝きの私」

ドラウス「～～～～～～～！！」

ドラウス「でぼぎあでびどべりぶわぁああ！！」

ロナルド「あぁ～！うるせぇこんちくしょ～～！」

ジョン「ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌー！」

ジョン「ヌヌッヌ、ヌヌッヌ」

ドラルク「そう言えばロナ戦の原稿どうなったんだね？」

ロナルド「テメェらのせいでやる気失せたわ」

ロナルド「ジョン、俺にも触らせて」

ジョン「ヌッ！」

ロナルド「夜明けまでにカタを付けるぜ」

ドラルク「ジョン、必ず助けに行くからな…！」