【感想】ドランクバレット 4話 やっぱり相容れないのか……？【ネタバレ注意】

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やっぱりアルは主人公属性の狂人だったか……

前話感想記事：【感想】ドランクバレット 3話 クソヤバイ酒じゃん……【ネタバレ注意】

>>1
どっちかってぇと主人公の方が酒以外どうでもいい狂人に見えるぜ……

面白い方向で来たなぁ
カポネとこういう形で対立するとは

…あと一日一杯の縛りって思ったよりキツくない？

やっぱギャリーいいな……
良くも悪くも酒が中心のキャラかと思ったら実際そうっちゃそうなんだけど倫理観や良心も普通にあるし

>>3
不快にならないタイプの欲深さだよね

>>3
酒の味を覚えた緋村抜刀斎と思っていい

>>35
つまりカポネは石動雷十太ってこと？

>>36
どちらかというと喧嘩屋斬左のような

>>36
政府転覆にほぼ成功した後最後の一手前に病死した志々雄真実

仁義を重んじるっていうのは実際マフィアやギャングだと正しいんだろうけどそれはそれとしてこんな迷いなく澄み切った目でヤレるの怖いよ……

ギャングとしてアルは間違ってないんだろうけどギャリーとは合わんわな…

酒に対しても倫理に対してもアウトローなりの線引きがあって見てて楽しいな

そしてアルは案の定ヤバさの片鱗が出てきた

まあ相容れないよなあ
美味い酒を飲むのだけを楽しみに散々したくもない人殺をして帰ってきたのに

𝓑𝓪𝓭 𝓬𝓸𝓶𝓶𝓾𝓷𝓲𝓬𝓪𝓽𝓲𝓸𝓷…

>>9
本人の気質と軍人帰りなのもあるからか、今のところがあり普通に反撃はするけど命までは取ってないよね
一度ぶちのめしたんだからもう良いだろ？的な

銃を奪われておいてやり方が甘いと挑発できるのは大物なのか現在進行系で甘さに救われてるのを自覚してないのか

>>11
多分これからの人生が主戦場になるアルと
いままでが主戦場で今はもう上がりというか、余暇を趣味に全ツッパしてるギャリーのスタンスの違いだと思う

どっちがいい悪いじゃなくて考え方の違いって意味で

対立の話ではあるけどどっちの言い分も理解できるのが読んでて気持ちいい

酒ッ！
酒は全てにおいて優先する！！

こんな可愛い顔する人間が平気で人殺そうとするの怖すぎる

>>14
マフィアやヤクザはそういうものや
身内や自分ルールで決めた弱者には優しい顔するがそこから外れるならもう駄目

>>14
え？それ引き金引くのに関係有るか？
っていわれそう

>>14
ボスかつ師匠のトーリオの「目立つな」という最後のアドバイスを実行できなかったのがカポネだからね
トーリオはギャング抗争に巻き込まれることを警戒し、犯罪カルテルなどに力を入れていた
だがトーリオとカポネ自身が暗殺されかけたこともあってか、カポネがボスとなってからは敵マフィアの暗殺から要求通りに酒を仕入れない酒場を爆破する一方、表の顔は社交的で市民の欲求に応える「良いマフィア」という2面性をもつから歴史のヒーローとなった
Time誌の表紙も飾ったからな

意味はちょっと違うと思うけど同じジャンプのマフィア繋がりでこれ連想した
アルは1度決めたら絶対ブレーキなくなるタイプなのね……

アル・カポネええ人やん！こっからどうやって史実ルートに？！
→駄目だこの人！史実通りのやべぇ奴じゃん！
→このアル中がよぉぉぉ！！（好感度爆上がり）

今作キャラクターの魅力で情緒引っ張りまわすのめっちゃ上手くない！？

どこであんな曲芸身に付けたんだギャリー
数揃えて遠距離からドンパチする戦場じゃ使い道のない技能だろうに

>>19
地獄の塹壕戦じゃないかな…

>>19
多分相手の銃奪わないとやってられない状況が何度もあったんだろうなって

>>19
この時期の塹壕戦って戦車の導入でやっと攻撃側に目が出て来たくらいのもんで戦車無しだと塹壕側の防御力が高過ぎて死体の山を積み血の河に入ってようやく相手の懐に飛び込めるハードコア、懐に入ったら入ったで逃げ場のない狭所で凶器持った相手と殺し合う地獄なんよ
塹壕を潰して生き残ってきたギャリーは速攻で相手を無力化するスピードと密着状態で相手の武器を制する技術に特化してるのがここまでの描写で想像できる

なんか今回切り取り方？が気になってしまうな……
単行本とかで治ったりするかしら

アル良い奴じゃーんからの

あっこいつ根っからのマフィアじゃん・・・って血の気を引かせる感じめっちゃよかった

カポネのキャラを掘り下げてきたな
そしてうまいことギャリーとは反りが合わないところも見せてきた

「いいじゃねえか密輸」など犯罪上等なのはボスのトーリオと同じ心意気
そもそも前のボスのジェームズ・”ビッグ・ジム”・コロシモはアメリカ政府に目をつけられるから密造酒などに反対していたが、ジムの店で暗殺される。トーリオの弟子かつカポネの恩師のフランキー・イェールが下手人と考えられたが、シカゴ警察は証拠を得られず、トーリオが跡次いでボスになった

また後に腹心となるジェイク・”グリージー・サム”・グージックを無名時代のカポネは兄貴分(13歳年上)として慕っていたらしい
グージックは銃も喧嘩もダメで(自分はマフィアではないと主張)、1924年にギャングにボコられたことがある
カポネはその犯人を探し出し、なぜ暴行したか問い詰める。「失せろポン引き野郎」と返答されたので顔面に拳銃を打ち込んだそうだ
というわけで仲間思いかつ「何事も暴力で解決するのが一番だ」な性格だから、ギャリーのためにオッサン縛り上げたわけだな

ちょっと今風のハンサムすぎるけど、史実にかなり忠実なアル・カポネで来てるよね

カポネがちゃんとやべぇヤクザ側の人間なのが良い

あの時代のアメリカでイタリア系が成り上がる大変さがすげぇ伝わってくる

>>29
カポネはアメリカ生まれのイタリア系だから、マフィア内でも格下扱いだったので仕方ないね
なおラッキー・ルチアーノもトーリオもイタリア生まれ

カポネは甘っちょろいと言うけどギャリーは戦場で人を殺して殺して殺しまくってきた男だからなぁ…
場数で言えば圧倒的な差があるわけで

>>30
その「場数」の差は重要ではないのよ
ギャリーは敵味方はっきりした状態での殺し合い
一方でカポネは敵味方がはっきりしないギャングの話なんで、怪しい奴は殺しておけという話

如何にギャリーが腕利きでも、前回は非力なマフィアに売り飛ばされそうになったでしょ
それをまた引き起こすかもしれないのに殺さないというから、甘いと言われるわけ

>>46
「戦闘」はギャリーの方が強いんだろうけど、「殺し合い」ならカポネの方が上だよね、ってそういう話だわな

回想シーンでチラっと出てくるヤクと女売り飛ばす件だが、それって本家のコーサ・ノストラでは「男のやることではない」としてNGなんやな
カモッラ(ジョジョ5部のパッショーネの元ネタ)は売春宿から上がりを得ていたのでコーザ・ノストラがみくだしていたが、彼らも当時は麻薬には手を出していなかった

というわけで、アメリカマフィアはイタリアマフィアの年寄りから見ても外道と見下されていた時代だ
まあルチアーノ前後から逆転してくわけだが

アル・カポネのこと全然知らない状態で読みたかったな…という気持ちがあるが
でもこれは知ってるからこそ楽しめる展開だな…という気持ちもある
心が2つある~

腹括って乗り越えた後だから今甘っちょろいのはそうなんだよね
単純にマフィアか否かの立場の差でしかないんだけど

甘っちょろいというかその後に起こることをあまり気にしてないだけなんじゃない？
最初の町の酒場とかあの後どうなるかって言われたら復讐からの惨劇しかないだろうけど、もうギャリーからは関係することない一期一会の関係で終わってる感じだろうし

カポネにとって酒は自分達を押し上げる追い風だけど、ギャリーにとっては人間性を留める最後の防波堤だからああもなる

>>40
わかりやすくてぐっとくる表現

カナディアンクラブは名前を知ってるだけだったけど
検索したらカポネが頑丈な仕様のボトルを注文するくらいには繋がりが深かったんだな
ガチで「主力商品」で納得

>>42
スキットル型のゲートボトルやね
作中ではまだ特注ボトル作らせるほど権力ないってことか

なおアメリカ政府に要請されてもカナダ政府が密輸対策に消極的だったのは、カナダも1918-1920年に全国で禁酒法(オンタリオ州は1916-1927など州毎に違う)やってたように酒に厳しい国で、酒税も高かった模様
輸出された酒は酒税が一部返還されるのだけど、密輸された酒は表向き国内で消費された扱いになるので、政府としては丸ごと酒税が取れ儲かったという事情もある

カナディアンクラブ、今では初心者向けのマイルドなザ・ウイスキーって感じよな
慣れない人はハイボールとかコークスハイみたいな混ぜ物でもいいから自分でいい塩梅のを作ってみて風味を感じるところから始めるべし

塹壕戦、最近だとゴールデンカムイの映画序盤がスタイリッシュ塹壕アクションで良かったなあ
実際は目も当てられない泥沼なんだろうけど……

敵は殺す、を繰り返した挙げ句が聖バレンタインデーの虐殺で、カポネの凋落となるからなあ
何事もバランスだね

かわいい

無粋かもしれないけど、こういう描写が入ると一話のポールの姉とその店が心配になってしまう
結局ギャレットとポールは、ギャングの圧力で指名手配扱いされて追い出されてしまったから、一話の街はあのギャングの天下になって、ポールの姉とかひどい目にあってるんじゃ…とか余計な事考えてしまう

>>55
どうだろう、ギャングが戦場帰りのカタギにボコられて警察に泣きつくとか権威ガタ落ちになってそうだけど
あーでも別のギャングが来るだけか…

カナディアンクラブはジンジャーエールで割っても美味いぜ
飲み過ぎ注意だぜ