藤子・F・不二雄という化物漫画家
2: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 17:26:57
sfを少し、不思議ってしてるのほんとすき
3: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 17:44:01
何だかんだ、この人が一番寺田ヒロオイズムを継承していた気がする
15: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 20:48:41
>>3
A「子供のための漫画を大人になっても描き続けるのって、本当に天才じゃなきゃできないんだよ」
A「子供のための漫画を大人になっても描き続けるのって、本当に天才じゃなきゃできないんだよ」
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4: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 18:11:35
大長編でアイデアに詰まってデウスエクスマキナ的な存在に頼っちゃう例が何個かあるの好き
6: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 19:29:07
この人はマジで天才だったと思う
7: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 19:49:20
T・Pぼんとかドラえもん以外でも面白い作品いっぱいあるんだよな
8: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 19:51:08
子供の頃キテレツはよく見てた
10: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 19:53:38
晩年、テレビに出てた姿を見ると肌とかシミだらけで安孫子先生に比べて明らかに歳を感じさせられたんだよね
11: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 19:54:13
娘にはデレデレなのほんと好き
12: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 19:56:44
生前に面識があった人たちが
口を揃えて言うほど、人格者だったそうで。
口を揃えて言うほど、人格者だったそうで。
16: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 20:53:30
>>12
人前で怒鳴った事とか数えるくらいしかなかったらしいね
人前で怒鳴った事とか数えるくらいしかなかったらしいね
18: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 21:04:32
>>16
そんな藤子先生が、
夜中仕事しているとき、同じビルで仕事場が隣だった赤塚不二夫とアシスタントが銀玉鉄砲の撃ちあいを始めて、
あまりにうるさく怒鳴りつけたという有名なエピソード
http://takurama.seesaa.net/article/425838477.html
なお赤塚先生たちは家に帰って銀玉鉄砲遊びを再開したという
そんな藤子先生が、
夜中仕事しているとき、同じビルで仕事場が隣だった赤塚不二夫とアシスタントが銀玉鉄砲の撃ちあいを始めて、
あまりにうるさく怒鳴りつけたという有名なエピソード
http://takurama.seesaa.net/article/425838477.html
なお赤塚先生たちは家に帰って銀玉鉄砲遊びを再開したという
54: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 18:52:56
>>12
そんな人格者をブチギレさせる魔法の手段が手塚治虫への侮辱
そんな人格者をブチギレさせる魔法の手段が手塚治虫への侮辱
58: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 20:42:38
>>54
手塚先生がドラえもんの色紙を描いてくれた時は想像するに相当嬉しかっただろうな
手塚先生がドラえもんの色紙を描いてくれた時は想像するに相当嬉しかっただろうな
13: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 19:58:44
安孫子先生の長生きっぷりに比べるとやっぱり仕事のし過ぎよね
温厚そうに見えてアニメのチェックも厳しくしてて、自分が病気で新作を描けなくなるまではアニオリも一切禁止してたと言うし
温厚そうに見えてアニメのチェックも厳しくしてて、自分が病気で新作を描けなくなるまではアニオリも一切禁止してたと言うし
14: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 19:58:48
まいっちんぐマンガ道とか読んでると真面目なのかものぐさなのかよくわからない不思議な性格してるF先生
17: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 20:56:43
SF短編の「倍速」の原稿作業中、ドラえもんの手が描かれていることに「誰だこんなもの描いたのは!」とチーフアシが激怒したら、
F先生が恐る恐る手を上げたエピソード好き
F先生が恐る恐る手を上げたエピソード好き
20: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 22:00:58
何気初心者におすすめできるSF作品はこの人のが多いな
程よい暗さと絵柄と解説がわかりやすいのがいい
程よい暗さと絵柄と解説がわかりやすいのがいい
21: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 22:03:43
描くまんが描くまんが、画面に邪魔なものというものがない
22: 名無しのあにまんch 2023/10/15(日) 22:05:49
個人的に感心したのは
先生が書いた漫画技法の本にて
ドラえもん作中で出た恐竜絶滅の隕石の絵に関して
「実は物理的にはこんな落下しないんだけど、漫画的な分かりやすさからあえてこう書いたよ」
って告白してるところ
調べるの面倒臭がって適当に書くわけでも、知識に縛られるわけでもなくて
ちゃんと調べて理解した上でリアリティの取捨選択するのはクリエイターの鑑
先生が書いた漫画技法の本にて
ドラえもん作中で出た恐竜絶滅の隕石の絵に関して
「実は物理的にはこんな落下しないんだけど、漫画的な分かりやすさからあえてこう書いたよ」
って告白してるところ
調べるの面倒臭がって適当に書くわけでも、知識に縛られるわけでもなくて
ちゃんと調べて理解した上でリアリティの取捨選択するのはクリエイターの鑑
23: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 02:27:39
F先生は子供向けをものすごく意識していたのは間違いないけど、たまに見せるブラックさがたまらん
大長編ドラえもんも普通に死者が出る作品なことが多いよね
大長編ドラえもんも普通に死者が出る作品なことが多いよね
24: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 02:50:35
まんが道とか見てても才野(F)凄っ!?
A先生曰く3割はフィクションらしいけど才野に関する描写は割とそのまんまなんだろうと信じてる
A先生曰く3割はフィクションらしいけど才野に関する描写は割とそのまんまなんだろうと信じてる
25: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 03:57:50
藤本先生の一番のファンは安孫子先生だったらしいからね
26: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 06:26:14
なんでも出てくるポケットを「四次元ポケット」の一言で違和感なくしちゃうのは流石としか言いようがない
28: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 09:53:09
>>26
まあ、そのフォーマットはウメ星デンカからの流用だけどな
まあ、そのフォーマットはウメ星デンカからの流用だけどな
29: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 11:56:33
>>28
アイデアの元はメリー・ポピンズの鞄だという
SF的に表現するの上手いよね
アイデアの元はメリー・ポピンズの鞄だという
SF的に表現するの上手いよね
27: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 07:18:51
そりゃあ手塚治虫が天才と言うだけはあったよ
倒れるまでああいう作品を子供のために描き続けたのはトキワ荘メンバーの中でもこの人だけみたいな気がするし
他の作家はやっぱり自分のためとか全然悪くないけど出てきちゃってる感じはある
倒れるまでああいう作品を子供のために描き続けたのはトキワ荘メンバーの中でもこの人だけみたいな気がするし
他の作家はやっぱり自分のためとか全然悪くないけど出てきちゃってる感じはある
31: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 12:32:23
小学舘の屋台骨を支えた人
学年誌の柱で学習漫画の柱でてんとう虫コミックスの柱
学年誌の柱で学習漫画の柱でてんとう虫コミックスの柱
32: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 14:28:48
亡くなったときの追悼番組だか追悼特集で藤子不二雄Aと赤塚不二夫が呼ばれて、
赤塚不二夫がF先生の死を惜しむあまり「FじゃなくてAが死◯ばよかったんだよ!」とその場にAがいるのに言ってしまった逸話おもろい
赤塚不二夫がF先生の死を惜しむあまり「FじゃなくてAが死◯ばよかったんだよ!」とその場にAがいるのに言ってしまった逸話おもろい
33: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 14:31:47
何気にヤバいのは大長編の漫画をほぼ年一で描いていたという事実よ
どんだけネタの引き出しあったんだろうか
どんだけネタの引き出しあったんだろうか
63: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 23:28:03
>>33
娘さんの回顧録だとさすがに後年はネタだし苦労してたみたい
ドラえもんに縛られて、自らドラえもんに似ちゃった別の新連載打ち切ったり
出版社からドラえもんばかり求められたりみたいな苦労はあったみたいね
未来の想い出はそういう経験もあったからこそのネタなのかな
娘さんの回顧録だとさすがに後年はネタだし苦労してたみたい
ドラえもんに縛られて、自らドラえもんに似ちゃった別の新連載打ち切ったり
出版社からドラえもんばかり求められたりみたいな苦労はあったみたいね
未来の想い出はそういう経験もあったからこそのネタなのかな
35: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 16:00:59
どこかで日本人がSFへの関心が薄いのはドラえもんがあるからみたいな話読んだことある
それだけじゃないんだろうけどドラえもんがSFの面白さを分かりやすく描いているからそれで満足しちゃうってのは分かるかもしれない
それだけじゃないんだろうけどドラえもんがSFの面白さを分かりやすく描いているからそれで満足しちゃうってのは分かるかもしれない
36: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 16:11:02
SFは不人気だからな
37: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 17:18:44
みんなアダルトなモノ描き始めて僕も大人向けなの描いてみよう→SF短編集
39: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 18:37:20
>>37
『ミノタウロスの皿』を描いた年と、『ドラえもん』を始めた年が同じ
子供向け、大人向け、両方で高レベルのものを同時に進行するって何か凄く感じる
『ミノタウロスの皿』を描いた年と、『ドラえもん』を始めた年が同じ
子供向け、大人向け、両方で高レベルのものを同時に進行するって何か凄く感じる
38: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 17:37:34
実際のところ、ドラえもん以前は安孫子先生のほうが人気だったのよね
時代の流れにも上手く乗ってビッグコミック誌上で大人向けの漫画を幾つも描いた
一方で、藤本先生は週刊少年誌でウメ星デンカやモジャ公を描いていたけど大苦戦
青年誌の流行から週刊少年誌も青年読者を意識するようになっていって、子供向け漫画しか描けない藤本先生は「読者層の変質についていけない」とテラさん一歩手前だった
時代の流れにも上手く乗ってビッグコミック誌上で大人向けの漫画を幾つも描いた
一方で、藤本先生は週刊少年誌でウメ星デンカやモジャ公を描いていたけど大苦戦
青年誌の流行から週刊少年誌も青年読者を意識するようになっていって、子供向け漫画しか描けない藤本先生は「読者層の変質についていけない」とテラさん一歩手前だった
40: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 18:44:11
この人がいなければ『コロコロ』は誕生しなかった
42: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 22:27:06
藤本氏と安孫子氏という、まったく違う個性を秘めた二人の天才が出会い、共に漫画を描くようになったというのは
漫画そのものみたいな奇跡だと思う
漫画そのものみたいな奇跡だと思う
53: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 16:37:41
>>42
A先生がもうちょっと才能無かったらF先生のマネージャーになってたんだろうなとか思う
天は120点の男の相棒に100点の男を置いたという
A先生がもうちょっと才能無かったらF先生のマネージャーになってたんだろうなとか思う
天は120点の男の相棒に100点の男を置いたという
43: 名無しのあにまんch 2023/10/16(月) 22:59:36
ドラえもんも日テレ版の打ち切りがあって危なかったけど、高畑勲がテレ朝版の企画書書いてくれて持ち直した
45: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 09:35:05
>>43
ジャングル黒べえはそっちの企画が止まったので動かしたみたいな話だしな…
今は封印作品だけど、下手したら高畑勲、宮崎駿コンビのそういう作品になってた可能性もあったわけで…
ジャングル黒べえはそっちの企画が止まったので動かしたみたいな話だしな…
今は封印作品だけど、下手したら高畑勲、宮崎駿コンビのそういう作品になってた可能性もあったわけで…
46: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 10:31:25
>>43
知らなかったんで調べた
・一話15分でやれ
・原作を弄らずそのままやれ
これ高畑勲指示だったのか……
ちゃんとドラえもんの良さを見抜いてのこの指示はプロデュース力すげえわ
知らなかったんで調べた
・一話15分でやれ
・原作を弄らずそのままやれ
これ高畑勲指示だったのか……
ちゃんとドラえもんの良さを見抜いてのこの指示はプロデュース力すげえわ
47: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 10:40:01
>>46
1話15分なのは日テレ版も別に変わらんよ
日テレ版の終了経緯はWikipediaに詳しいけど当時のドラえもんは単行本も出てないマイナー作品だったし、
アニメとして不人気だったから打ち切られたわけじゃない
F先生が不満を抱いていたのは事実だけどあの人はテレ朝版にも相応の不満は持っていたからね
1話15分なのは日テレ版も別に変わらんよ
日テレ版の終了経緯はWikipediaに詳しいけど当時のドラえもんは単行本も出てないマイナー作品だったし、
アニメとして不人気だったから打ち切られたわけじゃない
F先生が不満を抱いていたのは事実だけどあの人はテレ朝版にも相応の不満は持っていたからね
48: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 12:47:11
ドラえもんが人気出たのは単行本が出てからって偉人漫画で読んだことある
おばけのQ太郎も読者からの反響が全くないから不人気として編集部が作品を打ち切りにしたら読者から「面白いのになんで終わらせた」って電話や手紙が大量に来て連載再開したエピソードあるから
あの当時は子供向け漫画の人気を計るの難しかったんだろうな
おばけのQ太郎も読者からの反響が全くないから不人気として編集部が作品を打ち切りにしたら読者から「面白いのになんで終わらせた」って電話や手紙が大量に来て連載再開したエピソードあるから
あの当時は子供向け漫画の人気を計るの難しかったんだろうな
49: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 13:15:18
ドラえもんが割といい歳になってからのヒット作っていうのも考えさせられる
「時代遅れの終わった作家」になる寸前だったところからの逆転劇と考えたらとんでもない話
「時代遅れの終わった作家」になる寸前だったところからの逆転劇と考えたらとんでもない話
51: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 15:49:38
>>49
まあ師にあたる手塚治虫もブラックジャック当てたりしてるから絶望とまではいかなかったとは思うけど、かなり厳しい状況だっただろうな…
まあ師にあたる手塚治虫もブラックジャック当てたりしてるから絶望とまではいかなかったとは思うけど、かなり厳しい状況だっただろうな…
52: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 15:51:54
>>51
ブラック・ジャックの連載開始はドラえもんより後なんだわ
ブラック・ジャックの連載開始はドラえもんより後なんだわ
50: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 13:54:15
ドラえもんを始める前に『ミノタウロスの皿』を描いて、
「僕にもこんなものが描けるんだという、新しいオモチャ箱を手に入れたような喜びがあった」と言っているが、
もしドラえもんがあたらなかったら、安孫子氏のようにブラック系を多く描いてたかもしれない
「僕にもこんなものが描けるんだという、新しいオモチャ箱を手に入れたような喜びがあった」と言っているが、
もしドラえもんがあたらなかったら、安孫子氏のようにブラック系を多く描いてたかもしれない
55: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 20:15:58
件の出木杉とのび太の魔法学のやつとか
大和のラジコンのやつとか
しっかり調べてから描いてるのは凄いわ
今と違ってネットで調べられるわけではないから本とか読み漁ったんだろうなって
大和のラジコンのやつとか
しっかり調べてから描いてるのは凄いわ
今と違ってネットで調べられるわけではないから本とか読み漁ったんだろうなって
56: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 20:17:54
川崎かどっかのミュージアム面白いから見に行くといいぞ
晩年にスタッフへ残したメッセージ付きの設定作画で泣きそうになったわ
晩年にスタッフへ残したメッセージ付きの設定作画で泣きそうになったわ
59: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 21:48:25
藤子F不二雄ミュージアムに、先生のパソコンから発見された作品が展示されている
『平家物語』
『平家物語』
60: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 21:49:37
>>59
『平家物語(上)』
あるところに家があった。その家は平家(ひらや)だった。平家の上は空だった。
終わり
『平家物語(上)』
あるところに家があった。その家は平家(ひらや)だった。平家の上は空だった。
終わり
61: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 21:50:49
>>60
『平家物語(下)』
平家の下は地球だった。
終わり
なんかほんわり好き
『平家物語(下)』
平家の下は地球だった。
終わり
なんかほんわり好き
57: 名無しのあにまんch 2023/10/17(火) 20:26:54
凄く地頭が良いんだろうなと感じる
大長編とかコミックス1巻とは思えない程の密度と構成力で引き算の美学が溢れてる
大長編とかコミックス1巻とは思えない程の密度と構成力で引き算の美学が溢れてる
元スレ : 藤子・F・不二雄先生とかいう