『攻殻機動隊』の続編アニメ映画『イノセンス』が好きなんだけどわかる人いる？

「イノセンス」がメチャクチャ好きなんだけど同好の士はおるか…？
難しい話は眠くなってくるド低能なんだけれども、
美麗かつ奇妙な世界観、独特な言い回しや引用に何故か惹かれて言葉の意味や元ネタを調べながら何度も見返しちゃった。

同好の士が居ましたら好きに語って欲しい。
そしてあわよくば似たテイストの作品を教えて欲しい〜

誰もがネットに繋がってる故に過去の文学や書物から引用して会話するのいいよね

>>2
ねー！
でも咄嗟に文学小説や聖書からスッと引用できるあたりめっちゃスマートだなぁって思う。
自分が電脳化してもレスポンスにめっちゃ時間かかるか、素っ頓狂な返しをする自信があるわ。　

トグサとバトーのコンビ、インテリなハードボイルド味があって超カッコいい…

>>2
たしかに自分もネットで書き込みするときは定型文使ったりするからさもありなん

>>2
やたら小難しい引用が多いと思ったらそういうことだったのか…

>>14
私も気が付かなかったぜ…押井守節とも言うらしいね

>>19
超お爺さん「小難しいことをそれっぽく言わせるのが得意なんだよ

>>22
検査官のおばちゃんの子育てと人形のくだりは比喩表現とか分からなかったので初見時チンプンカンプンでした…。
カオスってなんだよって思ってたけどなんとなーく理解が及ぶに連れて情緒がハチワレみたく化していったわ

「ロボット達は使い捨てをやめてほしいだけ…心が宿り始めているってコト！？」

>>25
持論を持ってるけどトグサから指摘を受けてたり、このおばちゃんに限らずいずれのキャラクタも個々で自分の哲学は持ってるけどそれは完全なものじゃないって造形

>>29
家庭持ちのトグサに反論されてたり、検査官本人は子供を持ったこと無いからあくまでも一意見なんだよね
みんながみんな自分なりの哲学というか一線を敷いているようでカッコいいわ…

>>19
元々押井は「小難しい引用ばかりだけど中身スカスカだろ」と言われてきたんで
それを逆手に取ったのがイノセンスの演出なんだ
まあ超お爺さんの言ってることがだいたい正しい

>>30
小難しいけど言いたいことは何となく分かるバランスが個人的に凄く好き。

批判する気はないのだがサムライエイトよりすんなり入るというか解りやすかった

>>30
超お爺さんと押井は仲が良いのか悪いのか
例のインタビューで作風や犬のことでボロカスに言ってるけど、ズケズケ言える仲だからな感じもする

イノセンスに似たテイストってだいぶ難しいな
スカイ・クロラとかか？

>>3
あー！　戦闘機のやつか！
たしか子供しかいない世界？　なんだっけ？
何かの映画見た時に予告編流れてて気になった記憶がある！
休日に見てみます！　ありがとうございます〜。

ぶっちゃけ全く話わからんけどなんか好き

>>37
（初見時自分）

俺もイノセンスめちゃくちゃ好き
引用や演出で難解な印象あるけど銃撃や最後の素子との邂逅とか外さないところも好き
パレードのシーンは凄すぎてオーパーツみたいになってる

>>4
パレード凄いよね…。アニメの作りというか事情やコストの問題を知って、最近のアニメ作品にちょくちょくあるちょっと出来栄えがアレなCGにも事情があるんやなって思いつつイノセンスのパレード見るとエネル顔になる…。

この作品から攻殻機動隊を知ったからモトコis誰…？
ってなってたけど話の前後で何となく察してからの参戦に痺れ申した。
あの…この御方ハッキング技術ヤバくない…？

演出面は若干違うけど訳がわからなく感覚ならパプリカとかパーフェクトブルーもイノセンスに似てるかも
寂しいかんじはブレードランナーとか？

>>5
パプリカ…発狂シーンが凄いって小耳に挟んだ事がある。パーフェクトブルーは全く知らないなぁ。
休日にレンタルしてきます。

ブレードランナーは見た！
面白かったしハリソン・フォードカッコよかった!
雨に濡れた退廃芸術みたいな世界観最高でしたわ…
屋台のおっちゃんとのやり取りや写真の調査パートが無性に好き。

スカイクロラは監督一緒だからあの犬も出てくるね
ゲームですまんけど退廃的な雰囲気と独特なシステムが象徴的なディスコエリジウムをおすすめする
刑事のおっさん二人のバディモノです

>>8
あのワンちゃんはイースターエッグ的な何かなのかな？

ディスコエリジウム…えっ何これ超面白そう。
スイッチ版安くなってるし買います買います。
RuinaみたいなTRPGシステム味を感じるゲームデザイン…主人公がデカ2人なのもいいね！

>>13
押井守作品は犬、鳥、魚が重要な象徴として出てくるよ。イノセンス以外の作品にもよく出てくるから観てみるといいね

押井守の作品は音の作り込みもヤバい
人の会話と火薬の爆発との音量の差をしっかり取るから迫力が凄い。家で見てると音量上げすぎて銃撃のシーンでうるさいと怒られるけど。

>>10
「若林って奴に話がある。連れてこい」のシーンで
ヤクザの声が遠くて音量上げたら見事に吹っ飛んだだがそういう訳だったのか…こだわり凄いねぇ

>>10
音響は掛け値なしにいいから、できれば劇場で見るべき作品よね
「押井の作品はワカラン」てよく言われるけど、自宅のしょぼい音響だと
魅力の半分くらいは削れるから当然や
それ含めてもわかりづらいけど

>>31
劇場で見れた人いいなぁ…。
空気だけでも十分に楽しめるというか、見終わったあとの考察や解釈を劇場から出てあーだこーだ言い合うの楽しい作品だと思う

一時期ずっと垂れ流してたわ。総じて声優の演技が神がかってて聞いてて飽きない
ループ終了時のトグサ迫真のボイス特に好き

>>12
わかる（わかる）
全員貫禄が凄いというか迫力があるのに耳に心地良いから作業用的に流すと書類が進む進む。
…報告書の最後に初見という名の感想書いちゃって常務に首傾げられたけど。

夕飯とか作ってるときに流して、自分が九課のエージェントになった気になって遊んだりも出来るぜ！

イノセンスのBGM好き
綺麗なんだけど不気味にも感じられて、西洋人形を見た時みたいな気分になる

>>15
BGMそれ自体が芸術作品みたいで映像美もあって印象に残るよね…！

キムの館のBGM、奇妙な感じから不安と恐怖を煽る感じが凄かった…マジで悪夢みたいでゾッとしたもの…。
個人的バトーの隠れ家までの曲＆オルゴールアレンジが1番好き。

確かコンビニのシーンとか作り込みすぎて半年くらいかかったとかいうやつ

>>16
そんなにかかったんか…。
背景メチャクチャ描き込んでるからさもありなんだけども…。

空薬莢がドッグフードと一緒に「敵に撃たれた筈の」バトーの手元から零れる場面細かくて大好き。

>>21
背景っていうか3Dモデリングで作った舞台にカメラを持ち込むって手法をやろうとした。
PCの処理能力が足りずに断念した
シーン自体は緻密に作られてるから作った3Dモデル自体はちゃんと役立てたんだと思うけど

>>24
そんな手法しようとしてたんだ…！
今のパソコンスペックなら行けるのだろうか…再チャレンジしてくれないかな…

質問いい？
キムの立ち位置というか目的が分からなかったのだけれども皆の考察を是非に教えて欲しいの。
人形が艦内で大量に大暴れ始めたのは彼の仕込みだよね…？

>>23
本人は肉体を完全に捨てたいハッカー（モトコに比べると中途半端）だっけ。
最近見直してないからぼんやりだけど、人間嫌いの極致みたいなやつが、セキュリティに仕込んだ悪意的な感じなのかな。

>>27
あぁ、愉快犯というかそういう悪意があったのか…。
何も知りませんみたいな態度でしれっと警備主任の電脳に直結してたから奴なりに義憤があったのかなって思ってた…。

最近知ったんだけど原子力潜水艦のバトルってロクスソルス社がハダリを暴走させたんじゃなくてキムの仕込んだウィルスだったんだな

>>42
自分も初見時混乱したけど会社側に暴走させるメリットも理由もないからね…。
各所のハダリの事故は子供達と出荷検査部長が原因だろうけど、ラストのアレはキムが自分が消された時用の報復とか嫌がらせだと解釈してる。

ただキムが警備主任の電脳に直結してまで危ない橋を渡っていた理由がよう分からんっていう…。
一癖も二癖もある人物みたいだから金銭的な理由じゃないのかもしれんが…。

>>46
キム爺さんは自発的な協力じゃなくて、トグサが警備システムにハッキングするための窓口として強制的に接続されてたように見えたけど。
館でリセットかけられた後、義体を拘束されてその電脳を使って警備システムにアクセスしてる。

つまり人権ガン無視の非合法捜査。公安9課らしい荒っぽいやり方。

>>49
めっちゃ納得した……ありがとう！
そういやヤクザにカチコミ仕掛けて大暴れしても何とか出来る組織だったな…。
協力の打診に行ったけどハッキング仕掛けられたから返り討ち→人権ガン無視の人間ファイヤーウォール兼ハッキング装置にしたのね。
警備主任の電脳云々も丁度いいのに紐付けてたからこれ幸いにキム経由でトグサがハックしたって事か。

ただキム自身が仕掛けてた死後発動するウィルスまでは9課もロクス・ソルスも察しきれなくてラストに繋がると…。

人間と機械の境目が限りなく曖昧な世界で、事件を追うと同時に人形側へ無自覚に感情移入していくバトーが、なんか、哀しくていい。

助け出したしょうじに思わず人形の立場で説教かました後、生きたかったっていう生々しい叫びに言葉を失うのが、グッとくる。

>>28
あぁ自身もサイボーグだから無意識に機械側に肩入れしちゃってたのかバトーさん…。
結果的になんの罪もないどころか犠牲者だった子供の人格が入った人形が殺人事件を起こしてたってやるせないなぁ…。

後で知ったのだけれど「囁くのさ、俺のゴーストが」
って元はモトコの決め台詞だったのね。エモい…。

>>33
せっかくなので前作の攻殻機動隊も見てくれ
あと他の押井映画も見てくれ
いろいろ言われてるが初期作品はだいたい面白いんだ

>>39
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊なら見たよ！
めっちゃ面白かった。中国の九龍城砦とか意識したような華やかさとスラムが混ざりあったような景観最高だった。こういうの大好き！

でも電脳犯罪超怖ぇぇ…。
イノセンスで言ってた奥さんや子供が実在するか…みたいな奴の被害実例が出てきてエグいと思いましたマジで…。

モトコは映画ラストでプラグイン・ロックマンエグゼした結果、傀儡廻とシンクロ融合→意識そのものがネット世界に流れて人間卒業したって事でいいのかな。
見終わってからイノセンスを見返すとまた見方が変わって楽しかった。
約束通り2501を符丁にしてキムの館で手助けしてくれるのカッコよすぎませんか…？

>>45
原作だとあの世界現実と重なる形で情報密度が高い上位次元が存在するんよね
人形遣いと合体して電子ネット経由でその上位次元の新生命体になったけど
（在り方としては現世感覚で言う幽霊に近い）
押井攻殻だとまだ物理世界から飛び出てない感じする

>>71
作品ごとに世界観や展開に差異があるんだね。
どれも魅力的で…素敵です…ご友人…！

神は永遠に幾何学するのシーンはこの作品きってのビックリシーンだと思う

>>38
バトーさんまで哲学的な事言い始めたな…ほわあっ⁉
ってなったよ…。そこからBGMが激しくなってまたループするから悪夢感がすごいよね…

テイストは違うかもしれないが合間の雰囲気はならパトレイバーのアニメ映画かな監督が同じだし
個人的には1が好き

>>47
パトレイバー聞いたことあるな…
みんなで幸せになろうよの元ネタだっけか…
アニメ版ね、見てみる！

>>53
押井作品あまり見てないなら「天使のたまご」も見てみるといいよ
全然売れなくてその後しばらく監督が干されたって曰く付きの作品だけどアニメ版攻殻の源流だから
エンタメ路線ならうる星やつら2ビューティフル・ドリーマーと劇場版パトレイバーの1作目が鉄板

ロクス・ソルス社の電脳警備員たちが好き。なんか可愛いんだよね。

>>48
広東語の響きが実にいい

>>50
いいよね…侵入者感知時の首だけ向けて
（なんか主任おかしくね…？やっべぇハックされてるやん！）みたいな動き
無機質っぽい見た目してて中身人間なんだなって感じがする

>>48
かっこよくてたまにこの部分だけ聞き返してる

エンディングのフォローミーがずっと耳に残る。
モトコからの囁きにも、バトーからモトコへの想いにも聞こえるし、なんならバトーのワンちゃんへの執着にも聞こえる。

>>51
色んな意味に取れるいい曲よね…ワンちゃんへの執着はなるほどって思った。大事にしてるもんね…。

ネットにアクセスする時、傍にいてくれるみたいだけど、存在そのものが高次の存在になって届かなくなった感あって寂しいなぁバトーさん…。
…それはそれとしてインターネット上のプライバシー無いの辛いな…オカズ漁ったら想い人にモロバレって地獄すぎる

トグサに「バカヤロー！無茶すんじゃねえ！」とか言いながら自分も無茶苦茶な突入しちゃうバトーさん好き。
人身売買された女の子に「人形の気持ちは考えなかったのか！」ってキレるシーンはヤバ過ぎるけど。

攻殻機動隊を見たことがなく、またそのシリーズのひとつだと知らずに見たから
「こいつら顔見知りなのか…？」と思いつつ見てた

ちょくちょく流れる歌（BGM？）が好き
館に取り込まれてループするシーンも好き

ダイナミックショートカット笑うよね
細かいとこだけど最初は割と派手に撃ってるけど数に押され始めてからバースト射撃や単発に切り替えていくの好き

キレシーンは少女の泣きながらの訴えにハッとするから…。
その後にモトコがそれとなくフォローの言葉をかけるの優しくて好き

>>58
素子を守るとき単発で撃っていたけど結局弾切れして接近戦になってるの好き

>>69
警備部門らしき兵隊達の頸を徒手空拳で刈ってたから
メチャクチャヤバい状況だったよね。
多分ハッキングが完了するまでの数十秒の攻防だったんだろうけど…。

小学生の頃、夕方ごろに放映していた特番で脳を焼かれてしまったよ。あの時にSFと球体関節が性癖になったんだろうな

2000年台前半はいろんなSFアニメ映画が出てたなあ
手塚治虫原作のメトロポリスもすげー好きだったよ…

>>61
セルアニメだったかは覚えてないんだけど兎に角独特な世界のアニメ多かったよね

バトー「お前もデカだった頃にゃ、突然やって来て山を横取りする連中に、嫌味の一つも垂れた口なんじゃねえか？」
トグサ「だから嫌なのさ。昔の自分を見てるようでね」

↑ここ好き
何気にこの直前のモブ刑事のセリフも引用なんだよな

バトーとトグサの何処となく気の抜けた小気味のいいテンポの掛け合いが好きで何回も見ちゃうね。後、個人的に好きなセリフはバトーの「シーザーを理解するのにシーザーになる必要はないが、ヤクザの事務所に行くのに武器は必要だろ」ってセリフ。その直後に出てくる武器が明らかにヤバい代物だったところも含めてめっちゃ好き

>>63
インテリっぽい抽象的なセリフから自然に俗っぽいセリフに移るのがセンスあるというか、こいつら他に足つけた生々しい人間なんだな（あと割とノリで生きてるなコイツら）って感じがして好き。

攻殻機動隊ってずっとサイバーパンクだと思ってたけど
前にエッジランナーズスレで識者が攻殻は実はカテゴリとしては源流のサイバーパンクから遠い分類らしくてびっくりだったんだよね
サイバーではあってもパンクでは無いってことなんかな

>>64
攻殻機動隊はバリバリ体制側の話だからな。(サイバー)パンクはむしろ反体制、反権力のニュアンスが強いイメージがある

>>64
サイバーパンクってガンダムみたいなもんなので、現在では源流とかけ離れてる
原義のサイバーパンクは「テクノロジーの発達によって国家や企業が崩壊しそれを乗り越える人々の物語」
原作シロマサの攻殻は「国家はまだなくなっていない（が、いずれなくなる」の過渡期を描いている
アニメ版（特にSAC）はそういうテーマ性をつぶしてただのエンタメにした（ので、売り上げはよかった）

台詞のほとんどが引用なんだよな
話の展開とか美術とかいろいろあったけど、なぜか自分の記憶に一番印象に残ったのは荒巻の
「人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。」
だった

>>65
俺は「孤独に歩め林の中の象のように」だったな。原典での言葉の意味合いとしてはあそこで引用するのはちょっと場違いな気もするけど

>>68
ブッダの言葉らしいね。孤独は必ずしも不幸な事じゃないよっていい言葉だ。
某ニンジャ界隈の影響をうけてゲイのサディスト呼ばわりしたことを陳謝いたします…

>>76
あの前文は「愚かなものを道連れにするな」だから孤独は不幸じゃないというよりかは、「賢いやつとつるめ。馬鹿と歩むぐらいなら孤独に歩め」ぐらいの消極的肯定みたいなニュアンスだと思う

>>83
実はその前もあるのの最後の句なのよね。自分が雰囲気を合わせて編集出力するとこんな感じ(岩波の原文は大分違う筈、ちょっとすぐ見つからなかった)

もしも思慮深く誠実な者と共に歩めるならば、あらゆる危機に打ち克って、心安く念い静かに、共に歩め。
愚者を道伴れとするならば、独り行く方が良い。
孤独に歩め、悪を為さず、求める所は少なく――林の中の象の様に。
釈迦　『法句経』第二十三章より

おそらく劇中の人物が孤独に〜という時は前略がついてる。
荒巻が言う時それは特に素子について、ついでバトーについてで、つまる所素子は隣に立つに足る者が居なかったが故行ってしまった。バトーもそうなるかもしれないからトグサに隣に立って欲しいという話と解釈してる。
でもトグサはキムの館の後に音を上げてしまうんだわ、「俺にはアンタのバディは務まらない」
最後の素子の言はバトーの幸せと感じるか？の問に前作の童の時は〜を彷彿とさせる言葉の後にこの言葉。だけどその後に「バトー、忘れないで。貴方がネットにアクセスする時、私は必ず貴方のそばにいる。」
つまりそういう事なんだと自分は思ってます

原作の攻殻機動隊は結構サンバーパンクしてるんやで
押井監督のアニメ版攻殻は原作とは実はかなり作風から変わってる別モノなんだ

正直、ufotableの画面づくりの先駆けとなった作品だと思う

バトーさんが可哀想で可哀想でな
ゴリラの亡霊に惚れちまったばかりに

話分からないって人いそうだけど、人形をテーマにしたのはすごい良かったと思う。結果的な主張としてはかなりラディカルだけど

原作のシロマサの漫画の方と比べると映像は華美なのに前作以上に辛気臭い世界だけど
こんな世界なら人間と社会はそういう風になっちゃうよねって監督が思ってそうなってるんだろうから仕方無いところはある

押井作品が好きなら本人が強く影響を受けたアンドレイ・タルコフスキーの映画はどう？いくつかの作品がYouTubeに日本語字幕付きで公開されてるよ
個人的にはSFが舞台の「ストーカー（1979）」がオススメ
https://www.youtube.com/playlist?list=PL7EqAsBxqGgjarBzACNmCNDdr0y0iFu8U

>>86
白黒時代の映画か…露の国の言語はさっぱりなんだとか思ってたけど英語字幕があるのね！
休日に見てみる！ありがとう〜

>>86
タルコフスキー良いですよね、とにかく構図が綺麗で。
そういえばまだ出てない気がする攻殻機動隊のテレビシリーズ　standalone complex と続編の 2nd gig も面白いっすね。こっちでは仲のいい公安九科の掛け合いが見れて、イノセンスとは別で好きだわ。内容の複雑さはイノセンスに負けてないし

始まり方はかなりさささったな。
バトーさんがショットガンぶちかまして始まり。

「お前の外部記憶の表現型も大分偏向してんな」ってセリフが地味に好き
現実でもチョコチョコ見るよなぁと内心この台詞を呟いてたり

>>91
（思い当たることが多すぎて頭を抱える）
あの世界のネットミームとかどうなってるのか気になる

アニメカテであれだけど、押井作品なら実写も見てみるといいよ

子供とバトーの台詞はうまいこと改変したな、と思ってる
原作の身もふたもない台詞もいいんだけど、あれだと映画にならん

>>97
えっ　原作って漫画だよね？
イノセンスの元になった話あるのか

>>98
原作通りじゃないけど、話の8割くらいは原作からだよ

全然関係ないがイノセンス担当アニメーターごとの作画MAD

19年前の最高品質アニメが今でも全然通用すんのすごい

プラント船のとこはやっぱスゲぇな

>>100
ここは話知らなくていいから一回くらい見とけとなるシーン