【ポケモンSV】初心者ボク｢旅パからたまごがデキちゃった！｣

ぼく｢この中に下手人がいます｣
旅パ｢えっ｣
ぼく｢おまえだァ！マリルリ！｣
マリルリ｢えっ｣
ぼく｢マリルリ……おまえはぼくのかわいいかわいいデカヌちゃんとドオーを手篭めに！逃げようとしてるデンリュウ！おまえもだ！｣
デンリュウ｢えっ｣
ぼく｢おまえはぼくの最初の相棒のマスカーニャを……｣
マリルリ・デンリュウ｢でもそれってご主人が具材統一パやってたまごパワーがアレになったからじゃ……｣
ぼく｢うわああああああ！！！｣

>>83
やめろぉ！！！！！
声出して笑ったわ！！！！！

具材統一パ、実在していたのか…

統一パ部員がここにも

ぶっちゃけたまご関連はメタモンに頼り切りだったので無知に近い。だから本当に下手人がこの2人なのかはわからないです。

マスカーニャ:陸上/植物
ファイアロー:飛行
マリルリ:水中1/妖精
デカヌチャン:妖精
デンリュウ:怪獣/陸上
ドオー:水中1/陸上

性別は知らんが卵ができる組み合わせ
マスカーニャ×デンリュウ
マスカーニャ×ドオー
マリルリ×デカヌチャン
マリルリ×ドオー
デンリュウ×ドオー

パーティの性別を教えてくれ
それと>>5を照らし合わせれば誰の子か分かるかもしれん

淫獣ドオー

ウソ……だろ……ぼくのドオーが……そんな子だったなんて……

割ってみれば？

たまご孵化すれば1発で下手人が判明するのでは？

自分も統一パはしてないけど旅の途中で卵見つかった時は恐怖だったわ
自分のマスカーニャがメスなのもあってマスカーニャの卵だったらと思って未だに孵せてない

マスカーニャ♀
ドオー♀
デカヌちゃん♀
ファイアロー♂
デンリュウ♂
マリルリ♂
です

>>12
すると可能性としては
デンリュウ×マスカーニャ(ニャオハが産まれる)
マリルリ×デカヌチャン(カヌチャンが産まれる)
マリルリ×ドオー(パルデアウパーが産まれる)
デンリュウ×ドオー(パルデアウパーが産まれる)
のどれかだな
ウパーが産まれたら親は特定できんな

>>12
えーっこの場合ですがカヌちゃんが生まれた場合孕ませたのはマリルリ、ニャオハが生まれた場合孕ませたのはデンリュウウパーが生まれた場合デンリュウかマリルリが犯人となります…

>>23
マジで下手人コイツらかよ草

ぽつんと１匹ファイアロー

>>13
他のみんなが乱○決めてる中主人にそっと寄り添う聖獣やぞ

>>15
性獣の中の聖獣ってか。やかましいわ

ファイアローはたまご温められるじゃん

お前のドオーマジエ○いぜ！

ドオーはどっちも相手の可能性があるな

マリルリ♂×デカヌチャン♀
マリルリ♂×ドオー♀
デンリュウ♂×マスカーニャ♀
デンリュウ♂×ドオー♀
だな

たまごは旅が終わるまでに3つ見つかってそれぞれ
カヌちゃん(一番最初)
↓
ウパー
ニャオハ(この二匹はタイミングおなじ)
がかえりました

>>21
カヌチャンは父マリルリ母デカヌチャン
ニャオハは父デンリュウ母マスカーニャ
ウパーは父が不明だな…

>>21
マリルリかデンリュウどちらかが二股してる…

一回じゃないんかい

乱○で草

マリルリ×デカヌチャン
と
デンリュウ×マスカーニャ・ドオー
かな？

マリルリとデンリュウどちらかがドオーにも手を出している……

…個体値チェックすれば特定できるんじゃね？

>>30
あーその手もあるか
可能ならそのデンリュウ、マリルリ、ドオー、産まれたウパーの個体値が知りたいが可能かな？

おまえら……そんな子じゃないって信じてたのに……

>>31
タマゴグループが同じポケモンが居ればねえ…でも旅パでそうなるとドキッとする気持ちは分かる

ドオーは来るもの拒まずな感じがいかにも都合がいいオンナだもんな

マリルリ×デカヌチャン
↓
デンリュウ×マスカーニャ
マリルリまたはデンリュウ×ドオー

ぽつんと一匹ファイアロー

こ、こんな好青年っぽいデンリュー君が先輩マスカーニャちゃんに手篭めにされるなんて…

個体値ってこれでいいのかな？
ウパー
HP12 攻撃5 防御6 素早さ5 特攻4 特防5
ドオー
393 214 139 76 135 223

デンリュウ
258 153 170 134 229 183
マリルリ
296 133 184 109 134 155

>>37
それじゃねぇんだ…
+ボタン押して出てくる「すばらしい」「ダメかも」「さいこう！」みたいな奴が見たいんだ

>>37
まだジャッジ解放してない？(クリアしてない？)
ボックス見た時に最高とかまぁまぁとか書いてあるやつ

>>39
それだったんですか！
ウパー
HPさいこう 攻撃まあまあ 防御さいこう すばやさまあまあ 特攻すごくいい 特防まあまあ
ドオー
まあまあ まあまあ まあまあ まあまあ すごくいい まあまあ

ストーリーをクリアしてなきゃジャッジ機能解放されないからなぁ

マリルリ
かなりいい かなりいい かなりいい まあまあ かなりいい まあまあ
デンリュウ
まあまあ まあまあ かなりいい かなりいい すごくいい まあまあ

ぽつんと1匹ファイヤローが1人で他の子のたまご育ててるの想像して泣いちゃった

糸なしだとどれくらい遺伝するんだっけ
忘れたわ

>>44
両親からランダムに3つ
この個体値じゃあ特定は厳しいかな

まあ3つの遺伝がドオーから来てたら父不明のままだけど…遺伝が全部片親からの確率は…12.5%かな
意外と高い

マリルリにもデンリュウにもたよれるあいぼうリボンが着いてるのになぁ……いつから、こうなっちゃったんだろうなあ……

これマリルリ臭くない？能力値の傾向的にもウパーのHとBがさいこうでマリルリは両方かなりいいんだが…ポケモン博士どうなんスか？

>>48
それ関係ないぞ
むしろ遺伝してないってことでどっちが親かどうかの分からなさに拍車をかけてる

親不明ウパーとドオーを前にトレーナーデカヌチャンマスカーニャに詰められてるマリルリデンリュウと1羽離れたところでたまご温めてるファイアローの絵面面白すぎるだろ

待てよ……ニャオハとウパーのたまごが見つかったのは同時期……
だとしたらたまごグループ的にデンリュウとマスカーニャがﾁｮﾒﾁｮﾒしているそばでドオーともﾁｮﾒﾁｮﾒしているとは考えにくい……
つまり、マリルリが親なのでは……？
ああ！デカヌちゃんの純情を踏みにじりやがって！！！

所詮は畜生だ
本能には逆らえまい

3Pしてる可能性

まあマリルリくんって力持ちだからデカヌチャンには惹かれるところもあったんだろうし、けどデカヌチャンは苛烈で気が強いところがあるから、おっとりしていて拒まないし穏やかなドオーについしっぽりしまったんだろう
あとマリルリって顔とか雰囲気的に陽キャチャラ男っぽいし

性格教えてくれたら興奮できる
お願いします

>>57
ナニに興奮出来るんだろうか
マスカーニャがれいせい、イタズラが好き
ドオーがゆうかん、とてもきちょうめん
デカヌちゃんがせっかち、昼寝をよくする
マリルリがのんき、食べるのが大好き
デンリュウがおだやか、とてもきちょうめん
ファイアローがずぶとい、好奇心が強い

備考
マスカーニャがいじっぱりミントをかぎました

>>96
のんきだが食べるのが大好きなマリルリに対しておだやかでとてもきちょうめんなデンリュウ…
マリルリ…お前

>>96
ファイアローが図太いのが救いに見える

>>96
せっかちなデカヌちゃんが積極的にアプローチしてて昼寝してる所を呑気で食べるのが好きなマリルリくんが…
イタズラ好きだけど冷静なマスカーニャちゃんはタマゴがちゃんと孵されるのを確認してから穏やかで几帳面なデンリュウくんを…

なんか思ったよりガチで父親推理しててめちゃくちゃ笑う

HP→誰とも一致せず
攻撃→ドオー、マリルリと一致
防御→誰とも一致せず
特攻→ドオー、デンリュウと一致
特防→ドオー、デンリュウ、マリルリと一致
素早→ドオー、マリルリと一致

謎であるな…

マリルリくんの気のいい陽キャ感とデンリュウくんの真面目文系青年感

もうスレ主とファイアローが子作りしてさ、ルチャブル産んで終わりでいいんじゃない？

>>65
ムキムキのスレ主は有る

>>65
これを文字に起こそうとして失敗しました。敗因はアイデアロールの失敗と正気を取り戻したことか。

あとはもうきのみできそポイント0にしてからちゃんと計算するくらいか…それでも遺伝元がドオーだけなら迷宮入りですわ

ドオーが平坦な個体値なおかげで父親探しが難航するの草

まあ今回のタマゴの仕様って旅パでもこういうこと起こるから確かになんか複雑な気持ちになるのはわかる
俺も旅パがタマゴ作ってて動揺したし

青空の下で激しく交わったんだな…

関係ないですがカヌちゃんはポケモンリーグで四天王挑戦中にかえしました。なのでポケモンリーグ出身といって差し支えないですよね
おやすみなさい

痴情のもつれは草
ウチもカルボウの卵できて調べたらサーナイト♂×ソウブレイズ♀の子だったが一途で第二子まで授かったため祝福した

>>75
中性的な美青年と女騎士？ふむ…いいな

デカヌチャンのデカハンマーがマリルリくんとドオーちゃんに炸裂しそうな流れだな…
そして周りが修羅場の中ひとり健気に卵を温めるファイアロー

ファイアロー「なんか……えらい事になってるな」

性獣共と聖獣ファイアロー

ファイアローはなんなの？
産婆なの？

ファイアローくん育児から持ち主のメンタルケアまで
手広くやってそう

なんとなく性別不明の子以外全員♀のハーレムパにしてたから、うちではこんな事なかったけど…
男女混合だとこんな事もありうるわけか…これはこれで面白いな

>>82
タマゴパワーはすごいぞうちもランクマの休憩でサンドイッチ食べたりしてロールしてたらバンギラスとガブリアスがアローラして何匹もフカマル先輩が生まれた

>>94
アローラを隠語にするな、カプ神の怒りを買うぞ

そもそもの原因がサンドイッチのたまごパワーなのほんとひでwwwwww

>>84
たまごパワーなかったら5分以上はピクニックしてないと卵出来ないからな

もしかしてタマゴパワーってエ○なのか？

たまごパワーがエ○マンガの媚薬とかに見えてきた

ファイアローは他人の子供の育児と主人のメンタルケアをしつつジム巡りやその他イベントをこなして…
クッソブラックで草も生えない

>>90
しかも自分以外の5体は疑心暗鬼で不仲になりつつあるという

誰も悪くないのにどうしてこうなった

ふーん、秘伝あまスパイスとはポケモン世界の媚薬と見つけたり

>>92
つまりそれを欲しがったサワロ先生はエ○エ○？

>>93
あの胸元でエ○エ○じゃなかったら詐欺だよ

うちもなる可能性有ったのかな…と思ったけどグループ一致が全員オスだったから絶対ねえな

孤立してるのがよりにもよって産婆で有名なファイアローくんなのほんと草生える

かわいそうすぎるだろ

>>101
描いたんですか！？

>>111
描いたよ

>>101
かわいすぎるだろ！！！

♀を食べるのが大好きだけどのんきだから2匹とヤってしまったのか…

俺も頻繁にピクニックするから不安になってきたな……

ハイダイさんのサンラータン食ってメタモン相手に盛るよりいいでしょ…

旅中にピクニック5分以上したこと何回もあったけど実は卵がカゴの中に入ってたんだろうか…

>>107
認知して…

危険を察知して♀統一にした俺氏高みの見物

穏やかなデンリュウくんにイタズラ仕掛けてアローラしたマスカーニャ…
のんきなマリルリにせっかちに襲いかかって食べられたデカヌチャン…

図太くて好奇心が強いファイアロー、ぜったいこの状況楽しんでて草

ウチは、マスカーニャ、サーナイト、ブリムオン
ムウマージ、ラランテス、ドヒドイデの全員♀統一パだったから、この心配はなかったな

どちら側からかは不明な上に1番の元凶は具材統一トレーナーなのに責められる2匹に悲しい現在

♀統一♂統一でも、タマゴできないだけで裏でコッソリヤる事ヤってたりして

>>117
発情期とかあったらお互いで慰めあうとかあるのかな
興奮してきた

>>119
もしかしてたまごパワーってポケモンを強制的に発情期にするヤバい力なのでは

>>125
過去作の育て屋でもそういう代物食べさせてたんだろうか

うちも草統一で旅やってたらマスカーニャ♂が手持ちの4/6孕ませてた

ほかの手持ちたちがきんちょうかん漂わせてる中で図太いファイアローがタマゴとベイビーたちのお世話してそうで和む

>>122
親達のギスギスをガン無視してファイアローを「パパー」と慕ってなつく子どもたち…

>>123
タマゴグループなんてポケモンには分からないから、
それを見て「まさかあんたがパパ！？」
と泥沼に巻き込まれるまたしても何も知らないファイアローさん(23)

>>124
孵化させてるのはファイアローだからファイアローは実質母なのでは？

ファイアロー♂はママでありパパなんだ

最初は今回のたまご仕様知らなくて友達とピクニックしてたらタマゴみつかったことあったな（下手人は友のソウブレイズ♂×うちのグレンアルマ♀）
トレーナーたちはサンドイッチ爆発させてた時に…

パワーなければカゴに何か入っててもきのみだったりするしラッコ鍋炊いといてポケモンを責めるトレーナーが悪いよ

>>128
ラッコ鍋はむしろ♂統一の方がヤバそう

親不明ウパーのせいで怪文書書いちゃったじゃんどうしてくれんの

>>136
投下してもええんやで

>>136
はよ

あと他のスレでたまごパワーがすっかりえっちな隠語になってたで

>>138
それぼくのせいなんですか！？

　｢これで……いいんだよね……｣

　ファイアローの入ったボールをボックスに送ろうとする。思えば、この子には随分と心労をかけた。親の分からないウパーの誕生で、誰の不義を疑えばよいのか分からずに、行き場のない悪感情を募らせた自分を見せてしまった。そんな自分を、どう思って見ていたのだろうか。
　知りたいか、とでも言いたげにボールは主張する。その行動に流され動く心を戒めるように、やっとこさファイアローのボールをボックスに送った。
　これでいい。これでよかった、はずだ。

　結局、ぼくは仲間に悪感情を向けている事実に耐えきれず、デンリュウたちをボックスに送り、彼女たちとその子供たちと生きることにした。その事実を再認識して、また自己嫌悪する。
　ぼくが弱いせいだ。ぼくが夢を見すぎているせいだ。ぼくの中の家族は、浮気なんてしないし、子供と奥さんと旦那さんでしあわせに笑っているんだ。
　そんな理想ばかりを見て、目の前の現実を受け入れられなかった結果がこれだ。
　父の姿が見えないことに不安げな彼女たちを見遣る。それにまた自己嫌悪。大丈夫だ、と声を掛けると、ひとまずはそれで納得したようだった。

　マスカーニャの子供――♂だったので息子だ――は陽気で、元気な子に育つだろう。
　デカヌちゃんの子どもは頑張り屋さんだから、無理をしないようにちゃんと言わないといけない。
　ドオーの子供――この子も♂だったから、息子だ――はわんぱくな子供だ。怪我をしないように、ちゃんと見ててやらないと。

　これから｢父が居ない｣を当たり前にしないといけない。きっと、いつまでも当たり前にはなり得ない。でも、自分が代わりになる、くらいの覚悟でいる。浅ましい自己満足だが、これが自分なりのケジメだ。

END1｢しあわせかぞくけいかく｣

だいぶトチ狂ってんな最高だ

END1ってことはまだまだルートがあるんですね？

なんでたまごパワー暴発からの本気犯人探し 狂うパーティの仲から絵師とSS書き誕生してんだよ 具材統一パ許せねえよ……

かなしみがふかい　100点

END2も一応できました。

地獄の縮図か？

なんでやファイアロー関係ないやろ！

>>147
子ども3匹と母親3匹だから、てもちがいっぱいなんだよ…

　｢デカヌァーーーーー！！！！！｣

　炸裂、デカハンマー。急所にあたったらしく、ひんし寸前のマリルリ。キズぐすりを使う。

　｢カヌ……｣

　一発入れて満足してくれたのか、はたまたその逆か。言葉は読み取れないが、じとり、とこちらを見る彼女の目は｢ご主人は優しすぎるわよ｣とでも言いたげだった。

　｢ドォ？｣

　どうしたどうしたとドオーが寄ってくる。ボロボロのマリルリを見て全てを察したらしく、｢しょうがないことしたもんね｣と言うようにぼくを見た。

　今まで父親が不明だったウパーの父が、マリルリだと判明してからのデカヌちゃんの行動は速かった。ぼくでなきゃ見逃しちゃうね。長年の相棒であるハンマーと、孵化したばかりのカヌちゃんを連れて、｢実家に帰らせていただきます！｣みたいな声を大きく張り上げて、それから泣きわめいた。
　あわやパーティ解散か、といったところだったが、なんやかんやで平和的解決を迎えた。なんやかんやはなんやかんやだ。

　そして冒頭、というわけである。

　｢まあ、下手人からウワキモノにワンランクアップ、ってところかな。｣

　ともすればランクダウンとも取れるかもしれないが、それくらいの評価が、きっと今のマリルリには妥当だろう。

END2｢ウワキモノへ、愛をこめたデカハンマーを。｣

何にも言われなかったから投げてもいいかなって……

>>150
ありがとう…ありがとう…

どうして神SSが産まれているんですか？

マリルリが浮気の犯人になっててグラスフィールドだよ

次はEND3ですね

強いものは好きだ。
周りと好みのオスについて話す時には、面白いだの優しいだのの前に「強さ」をまず前提に考えていたし、その度に戦闘民族がすぎると呆れられてもいた。
これでも定期的にハンマーの手入れもしているし自身の体の手入れもしているのだが。さすがにデンリュウあたりほど几帳面ではないものの、それなりに気を遣ってはいる。
以前、「綺麗」と言われたことがあったから。……その言葉一つでずっと身なりを気にしているなんて、自分でもガラじゃないとは思うけれど。

まあ確かに、自分の種族的に本能として「力のあるもの」に惹かれるところはあるだろう。だから自分は彼のことが……マリルリのことが好きなのかもしれない。
マリルリは「ちからもち」で、火力と多彩な技で敵を翻弄する典型的なアタッカーだ。その強さに申し分ないことも一緒に旅をしてきたことでわかっている。
しかしそれ以上に、デカヌチャンには密かに抱え続けていた思いがあった。
例えどんなに強いオスが他に居たとしても、それでもあのマリルリが良かった。

デカヌチャンがまだナカヌチャンだった頃。
カヌチャンであった頃に比べて力は強くなったとはいえ、正直周囲に比べたら自信はなかった。
受け切れそうな技がギリギリ受けられなかったり、あと少しで倒せそうなところで倒しきれず周りにフォローされ、自分の非力さを感じたり。

焦っていた。もう泣くのはやめにしたはずなのに、悔しさに泣くこともあった。そんな自分が情けなくて、より涙が湧いてきた。

そんな時に、彼が。あのときもうすでに進化していた彼が、パーティーですでにニャローテに次ぐエースとして活躍していた彼が、ぽつりと言ったのだ。

「きみは、いいな」
「……なにいってんの」
「あはは」彼は笑った。「俺は君が羨ましいよ。戦うために生きている感じが、すごく。戦ってる時の君を見ると綺麗だなって思う」
「なに？ハンマーの餌食にされたい？」
「いやいや。口説いてるわけじゃなくて。俺さ、戦うことも好きだけど、正直向いているかって言われるとわかんないんだよね。根がのんきだしさ、いやもちろん戦うことは好きなんだけど…君みたいに一生懸命になるというほどでもないというかさ」

　聞いていて腹が立った。なんだそれと思った。ぎちりと食いしばった歯が鳴る。

「……なにそれ。余裕ぶってるわけ？同情？アンタはあんなに活躍してて、アタシは、全然…！情けないと思ってんでしょ、」

悔しさに言葉が出てこない。泣きたくないのに涙が滲む。くやしい。くやしい。

「ちがう」
　はっきりと言われたその言葉にはっと息を呑んだ。
「ただ、君はもっとこれから強くなる。強くなれる。俺が保証する。それだけだよ」

チャラついたやつだと思っていた。気に食わないと、あんな軽くてなにも考えてないようなやつが活躍しているという現実が、悔しくて。認めたくなくて。
だけど、嬉しかった。彼からの「強くなれる」という言葉が。強者から認められたのだ、というその事実が。言葉も出ないほど。ほんとうに、うれしくて。あのときのマリルリの言葉を、デカヌチャンはずっと抱え続けている。

ずっと。

彼が息を荒くしている。彼は水タイプのはずなのに、その体は不思議と熱を持っているように感じた。潤んだ瞳が自分を見る。ぼんやりと熱を孕んだその目に映る自分は、いったいどんな姿をしているのだろうか。
彼が前に褒めてくれたみたいに、「綺麗」であったなら嬉しいと頭のどこかで思う。
「強い」と「強くない」で分けられていた脳内に一つだけある「綺麗」は、彼が植えつけたものなのだから。

>>157
神が降臨なされた。

END1は子供がオスだしまた悲劇を繰り返しそうな手触りがある
END2はあと2発くらい殴ってもいいと思う、END1より禍根が絶たれてる感じがしていい。

>>161
なるほどお
二度と悲劇を繰り返さない父親達と息子達だけのオスパーティにするのではなく
またタマゴを持ってくるかもしれない母親達と息子達の組み合わせにしたこと
何度でも同じことを繰り返す家族というコミュニティを作り上げること
それがスレ主さんのしあわせ計画だったんですねえ
これは興味深いですよお　ぼくもワクワクしてきました

個人的に｢しあわせかぞくけいかく｣の語呂が気に入っています。デンリュウさんとマリルリさんは一足先にボックス送りになっています。

卵パワーはともかく旅パで相性いいと卵出来てなんか気まずくなるのはあるあるだと思うんだよな
うちはマンダにセグレイブが種付けしてた

　｢これで……よかったんだよね……｣

　ヒピ、とボックスを起動した音が聞こえた。ボールが持ち上げられる感覚に、ファイアローは、ついにこの時が来てしまったか、と観念に近い感情を覚えた。

　ここ数日、主人が何かに悩んでいたことは、自分がいくら図太くともわかることだった。
　恐らくは、自分が温めてきたタマゴのことだ。主人が悩む様子を見せ始めた日に、ちょうどウパーとニャオハがかえった。その日からとなれば、原因はそうだと思える。

　ファイアローはウパーの父親を知っている。知っているが、それを主人に知らせなかったのは、主人の心を守るためだった。
　ヤヤコマのときからの付き合いになる自分に、主人はいろんなことを語った。その中でも語る回数が多かったのは、｢しあわせかぞく｣の話だった。男と女と子供が笑うシーンで終わる絵本を、主人はよく読み聞かせてくれた。そして、決まって最後には、
｢ぼくも、いつかこんな家族を作りたいなぁ……｣
と、呟いていた。
　そんな姿を見ていたから、知らせなかった。知らせられるわけがなかった。たとえそれで、自分が責められるとしても。

　そんな記憶があったからこそ、近いうちに自身に何かが起こるのだろうことは、なんとなく勘で分かっていた。それがどんな事かは、流石に想像はつかなかったが。
　自分をボックスに送る主人を心配させないよう、案ずるな、と体を揺らした。

　そしてファイアローはボックスへと入った。

END3｢しあわせのうらがわ｣

普通のトレーナーかと思われたスレ主が突如名SSで本性を現しだすの面白すぎる

産まれた子に罪はないのだ…と皆のお父さんになるファイアローENDはアリですかナシですか

ヤヤコマの頃から主人公の苦労と苦悩、そしてそれを乗り越える姿を特等席で見てきたから「この状況を今度はどう乗り越えるんだろうか」とワクワクしながら育児に勤しむファイアローという概念が思い浮かび、そっとしまった。

　｢マリルリ｣

　主人がマリルリを呼んだ。彼はのんきな顔をして主人の元へ向かった。何かあったのか、と好奇心が刺激されて、自分もこっそりついていく。
　主人はそばに座ったマリルリを見て語りかけた。
　｢ウパーのお父さん、マリルリだよね？｣

　彼はこくりと頷いた。
　｢そっ、か……それって、デカヌちゃんは知ってる？｣
　ゆるゆると首を横に振った。
　｢そう……なんだね……｣

　ショック混じりの声色なのは、きっと主人の理想とは離れた現実を見たからだろう。でも、ファイアローは知っている。主人はいつだって、めげない人間だということを。
　｢……うん。……マリルリ。｣
　彼は顔を上げる。

　｢マリルリを、許します｣
　｢マリ……？｣
　｢浮気をして、それを謝らないのは良くないし、ダメ。けど、ぼくはこれまで旅をしてきたみんなが好き。誰が居なくなっても嫌。だから、ちゃんとデカヌちゃんたちに謝って、ケジメを付けよう。それで……｣

　それでこそ、自分たちの主人だ。
　と、思っていたところに。
　｢カヌ……？｣
　デカヌチャンが現れた。今1番現れるとややこしくなるキーポケモンが。

　｢カヌァ？｣
　今のどういうこと？と言っていた。キレている。確実に。キレない方がおかしいという意見には頷くことしか出来ない。
　やがて目に沢山の涙を貯めたデカヌチャンを発端として波乱が起こるのだが、きっと大丈夫だ。なんといっても、自分たちには主人がついているのだから。

END4｢大好きだから｣

なんというか・・・ストーリークリアまで一切ピクニックしなかったのが正解だったんじゃないかと思うくらいなとんでもスレを見つけてしまった・・・

>>181
授かっていたかもしれない命を見捨てることで心の安寧を保つのです……
(訳：バスケットを覗かなければ良いのです)

>>182
確認しなければ何も分からないからね、シュレディンガーの猫みたいだ…

名SSをありがとう…

昼ドラを見ている気分ダァ
どうして…

スレ主とファイアローの未来に幸あれ・・・