【感想】アニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』6話 遂に御真祖様登場！今回も声優さんの豪華さにビビった

ドラルク「さて今日は」

ドラルク「どんな依頼が…」

ドラルク「スナァーッ！」

アダム「たっ、助けてくれ！」

ロナルド「な、なんだアンタ！」

ドラルク「おい、ロナルド君、こいつは」

アダム「説明は後でする」

アダム「追われてるんだ！かくまってくれ！早く！」

ロナルド「んな事急に言ったってよ」

ドラルク「天井裏はどうだ？」

ロナルド「アンタ何者だ？追われてるって、相手は？」

アダム「しっ！来た！静かに！」

希美「アダムっぴ…」

希美「何処に居るの？」

ドラルク「スナァ…」

希美「Bite me」

希美「もぉ～、吸血にも奥手とかどんだけぇ～」

希美「やっぱり希美が吸血鬼になって傍に居てあげなきゃ」

希美「早く出てきて！Bite me～！」

ロナルド、ドラルク(何あれ…)

ロナルド「アンタ何なんだよ」

ロナルド「なんであの…なんか凄い人に追われてんだ？」

ドラルク「待てロナルド君、この男…」

アダム「あぁそうだ。俺はアダム。吸血鬼さ」

ロナルド「何！？」

アダム「と言っても人間社会に紛れて生きている半端者だが」

ロナルド「吸血鬼がどうしてウチに逃げ込んでんだよ！」

ドラルク「あの女傑は何なのだ？同胞」

アダム「話せば長くなる…」

アダム「あれは2ヶ月前」

アダム「俺が腹を減らして新横浜を歩いていた時だった」

アダム(可愛くて美味しそうな女の子)

アダム(仲良くなれば血を吸わせてもらえるかもしれない)

アダム「ねぇそこの君。とても可愛いね。良かったら俺と食事でもどう？」

希美「え～、ナンパぁ～？良いけど変な事しない～？」

アダム「お前じゃねぇ！」

希美「やだイケメ～ン！」

希美「私」

希美「月光院希美～」

希美「よろしく～！てか～、メッセのID交換しよ～！」

希美「しよぉ～～～～！」

アダム「困って吸血鬼だと明かしたら血は吸わせてあげるって余計に付き纏われる始末」

アダム「頼む！彼女をなんとかしてくれ！」

ロナルド「帰れ！」

アダム「何故だ？アンタは吸血鬼のお悩みをハントしてくれると聞いたぞ？」

ロナルド「しねぇよ。なんだその噂」

ドラルク「痴情のもつれか、バカバカしい」

アダム「よ、よせ！まだ降りるな！」

ドラルク「ゲームが途中だったのに」

希美「気配！」

希美「はっはっはっはっ」

希美「アダムっぴフォーリンラァ～～～ブ！」

希美「あ、やだ、間違えちゃった。誰このサラサラしてる人～」

希美「アダムっぴのいけずぅ～。Bite me～！」

アダム「彼女は恋のあまりアグレッシブになっていて…」

ロナルド「怖ぇよ…」

アダム「お願いだ、助けてくれ」

ロナルド「アホか！こんなん誰もどうしようもねぇだろ！」

アダム「じゃあ俺はこの街を出る！せめて見付からないよう此処から脱出させてくれ」

ロナルド「畜生！なんで俺んとこに来るヤツはこんなバカばっかりなんだ！」

ロナルド「いいか、あそこから上の階の廊下に出られる。あの姉ちゃんが事務所を張ってるうちに階段をダッシュで降りろ。後は知らん」

アダム「すまん。恩に着る」

ジョン「ヌーヌー」

ロナルド「ジョン、ドラ公は後で回収してやるよ。おいで」

ジョン「ヌー」

ロナルド「よし、大丈夫そうだな」

アダム「待て！まだ声を潜めろ」

アダム「彼女は大学で合唱部でな。そのせいか耳が良いんだ」

ロナルド「なんでちょっと詳しいんだよ」

アダム「いや、プロフィール帳を押し付けられて…」

アダム「うわぁああ！」

希美「アダムっぴ、見ぃ～っけ」

希美「追いかけっこは終わりよ～。今日こそ希美の血を吸わせてあげるぅ～」

希美「吸血鬼になってアダムっぴとずっと一緒に居てあげるねっ」

アダム「うわぁ、いいです、間に合ってます！」

希美「遠慮し過ぎはモテないぞぉ～！さぁ、Bite me～！」

アダム「行き止まり！…あ！」

アダム「あぁあああああ！」

希美「Bite me～～～！」

アダム「うわぁあああああ！」

アダム「あ……」

アダム「えっ…？」

アダム「ど…どうして…？」

アダム「どうして俺を庇ったんだ？俺は君をぞんざいにしてたのに…」

希美「そんな事…ないって…」

希美「優しい人…一度も私を…ブスって言わなかった…」

希美「嬉しかった…付き纏って…ごめんね。アダムっぴの為なら死んでも…」

アダム「そんな…そんな事言うな！」

アダム「ずっと一緒に居るんだろ！？」

アダム「！」

ロナルド「な、なにが起きた？」

ドラルク「爆発的に吸血鬼へと変貌している！」

ドラルク「強大な吸血鬼となる素質を持っていたのだ、彼女は！」

希美「胸が脈打つ」

希美「命が漲る」

希美「これが…ラヴのフォースなのね？」

希美「吸血女帝 月光院希美」

希美「爆…誕…」

希美「とても晴れやかな気分だわ…あるべき姿に戻った様な」

希美「さぁ参りましょう…アダムっぴ」

アダム「は…はい…！」

希美「新たな夜が…今、始まるのです」

アダム「と言うわけで…」

アダム「希美さんとお付き合いする事になったんだが」

アダム「どうも俺は貧弱すぎて…彼女に釣り合う男になりたいんだ」

アダム「頼む。吸血鬼におすすめのジムを教えてくれ」

ロナルド「帰れ！」

店長「ありがとうございました～」

ロナルド「あ～あ、年明けてもあのバカが居る生活かよ」

ロナルド「ジョン、ジョンー」

ロナルド「ジョン、遅くなったけど」

ロナルド「これお年玉」

ジョン「ヌー」

ロナルド「ん？」

ドラルク「ですから今年は無理です」

ドラルク「私は新年会に出られません」

ドラウス「そんな…父さんはお前に会いたいよ」

ドラルク「その日は新横浜に居るんです」

ドラウス「じゃあ新横浜でやろう！ブリンスホテル貸し切るから」

ドラルク「例の人間との約束があるので」

ドラウス「その人間も連れておいで。彼の分もお年玉あげるから」

ドラルク「ロナルド君！うちの一族の新年会来ない？」

ロナルド「馬鹿じゃねぇの！？」

ドラルク「お父様、では新年会で」

ロナルド「俺ヴァンパイアハンターなんですけど、分かってる？」

ロナルド「ゴキブリの巣にホウ酸ダンゴ招くようなモンだろうが！」

ドラルク「ハンターだって事は隠しとくさ。一族に君という友人を紹介したいんだ」

ロナルド「本音見えてんだけど！」

ドラルク「つれない事言わずに。ロナ戦のネタになると思うよ」

ロナルド「うるせぇバ…」

ロナルド(待てよ…吸血鬼の集会、ハンターとして監督すべきか…)

ロナルド(と言うかしてないと何かあったら俺のせいにされかねん！)

ドラルク「わぁい」

ジョン「ヌー」

ロナルド「ブリンスホテル最上階を貸し切りかよ」

ドラウス「ん？ドラルク！会いたかったよ！」

ドラウス「久しぶり。はいお年玉。ジョンのもあるぞ」

ドラルク「どうも。彼の分は私が預かっておきます」

ドラルク「母様はまだ仕事ですかな？」

ドラウス「そうなんだよ。ミラさんは忙しくてもう…」

ゴルゴナ「どうも人間の方」

ゴルゴナ「ドラルクからお話はかねがね」

ロナルド「あぁ、どうも」

ゴルゴナ「ご職業はポールダンサーなんですって？」

ロナルド(ドラルクぶっ殺す！)

ゴルゴナ「ポールダンサーの方がドラルクとどんなご縁で？」

ロナルド(ドラウス殺す。後で5億回殺す)

ロナルド「あぁ…えっと…」

ドラルク「彼が駅前で演じていた時に知り合いまして」

ゴルゴナ「ポールダンスを？」

ロナルド「この野郎！」

ゴルゴナ「ん？」

ロナルド「あ、あ いやいや…」

ロナルド「ちょっと失礼」

ロナルド「何が駅前で知り合いましてだ、ふざけんなよ！」

ドラルク「仕方ないだろう」

ドラルク「だって城ぶっ壊した事言ってないから」

ロナルド「お前マジでバカじゃねーの！？」

ドラルク「あれ元々私のお爺様の城だし、流石にちょっと怒られるかなって」

ロナルド「ちょっとで済むと思ってんのが怖ぇよ、お前…」

ドラルク「城の事は共犯じゃないか。君の為にも口裏を合わせたまえ」

ロナルド「俺はハンターだぞ。テメェらが束になってかかってきても怖くねぇわ」

ドラルク「我々は人間に友好的な一族だ。城ぶっ壊されたからと言って父達も暴力的な真似はしないさ」

ドラルク「ただ訴えたりはするかもしれん」

ロナルド「やめろ！」

ドラルク「父達を誤魔化す為だ。今だけポールダンサーを演じてくれ」

ロナルド「テメェ面白がってんじゃねぇ！」

ジョン「ヌー」

ロナルド(クソ…なんで俺がこんな目に…)

ゴルゴナ「ねぇ人間の方」

ロナルド「さっきの…」

ゴルゴナ「ドラルクの叔母のゴルゴナよ」

ロナルド「あぁ～、俺は…」

ゴルゴナ「お名前で検索したら出てくるかしら…ポールダンスは新横浜でやってらっしゃるの？」

ロナルド「俺の名前はポールでぇす…ポールマッカートニー」

ゴルゴナ「まぁ！ポールダンサーに相応しいお名前」

ロナルド(ロナルドで検索されたらロナ戦が出てきちまう…ハンターだってバレるだけじゃねぇ)

ロナルド(ドラルク城ぶっ壊した事書いちゃってる俺！読まれたら100%訴えられる！)

ゴルゴナ「駄目ね、見付からない…」

ロナルド「いや、三流ポールダンサーですからぁ」

ゴルゴナ「他に情報は無い？共演者は？公演場所は？」

ロナルド「どんだけポールダンスに食い付くんだよぉ！」

ドラルク「大声でどうした？ロナルドく…」

ロナルド「ジョンが寂しがってるぞ！ゴルァー！」

ジョン「ヌー？」

ロナルド「俺は今、ポールダンサーのポールマッカートニー。OK？」

ドラルク「良い名前だなぁ」

ロナルド「ふざけんな…お前誤魔化す気あんのかマジでぇ…！」

ドラルク「…すまん」

ドラウス「ロナ…彼がなんだって？」

ドラルク「いやポール君のあだ名がロリコン野郎なんですよ」

ロナルド「テメェ！」

ドラウス「なんだと！？息子に変な趣味を教える気か？」

ロナルド「教えねぇよバカ！」

ゴルゴナ「ドラウス、人に迷惑をかけない限りどんな性癖も自由よ！」

ロナルド(なんのフォローをされているんだ俺は)

ゴルゴナ「私も若い男のポールダンスが見てみたくてたまらないわ！」

ロナルド「いや今ポール無いんで！」

ドラウス「ドラルク、なんでこんなのと一緒にいるんだ？」

ドラルク「いや彼のポールダンスはあれで芸術的でして」

ドラウス「ほぉ…」

ドラウス「では聞くが、君はポールダンスで何を表現しているんだね？」

ロナルド(知るか！)

ロナルド「に…日本の四季とか…」

ドラルク「！！」

ドラルク「ぶふぉっ、スナ…」

ロナルド「笑い死にすんなぁ！」

ドラウス「時の移ろい四季彩をポールダンスで…」

ドラウス「ドラルクはその感性を見抜いたという訳か…さすが我が息子」

ロナルド「納得もするんじゃねぇ！」

ロナルド(ハンターとしての監督責任とか考えた俺がバカだった)

ロナルド(もう知るか、帰る)

ロナルド「あ！…すみません…」

ドラルク「お爺様！」

ドラルク「今日は来ないと仰っていたのに」

御真祖様「気が変わった」

ロナルド「お爺様？」

ドラルク「彼こそ私の祖父にして我が一族の当主」

ドラルク「一族最強の…そして最も厄介な吸血鬼」

御真祖様「人の子、ドラルクの友人か？」

ロナルド「あ…あ～、はぁ」

御真祖様「そうかよろしく。私も君と友になりたいものだ」

ロナルド(なんだ…別に友好的じゃねぇか…)

御真祖様「はい、これQR。あとSNSのフォローよろ」

ロナルド「いやフランク過ぎんだろ！」

ドラルク「気を付けろ！お爺様は秒刻みでスタンプ爆撃してくるぞ！」

ドラルク「それはもう厄介な事に」

ロナルド「うるせぇ！テメェのジジイにちょっとでも身構えた俺が馬鹿だったわぁ！」

ドラルク「違う！本当に厄介なんだ、お爺様は。体力気力も化物並で」

ドラルク「自分の趣味や思い付きに」

ドラルク「一族みんな付き合わせて振り回す」

御真祖様「次はチャリだ」

ドラルク「去年の新年会は余興として一族全員がトライアスロンに付き合わされたのだ」

ジョン「ヌーー」

ロナルド「めんどい先輩みてぇだな」

御真祖様「今年はお手製すごろくを持って来た」

ゴルゴナ「やめてくださいお爺様！」

御真祖様「早くゴールしたら商品も出る。薄型テレビとか生きた牛とか」

御真祖様「あと、書店でオススメの本とか」

ロナルド「あぁああああああ！」

ドラウス「な、なんだ？ポール君」

御真祖様「気合の雄叫び？」

ロナルド「いやっ…！あの…！」

ロナルド(誰かがすごろくで買っちゃうだろう？)

ドラルク(景品のロナ戦が入手される…)

ロナルド(読まれるわなぁ)

ドラルク(何もかもバレるな…)

ドラルク「お爺様、景品だけ貰うって事は？」

御真祖様「ズルは良くない」

ロナルド「状況を整理しよう」

ロナルド「あの一人ノリノリのジジイが用意している地獄すごろくに勝って景品のロナ戦を回収しないと」

ロナルド「ドラ公の一族に城爆破がバレて訴えられる」

ロナルド「本気出せよ！」

ドラルク「私だってバレたら困る」

ドラルク「だが一筋縄ではいくまい。何せ相手は我が一族だ」

ドラルク「私と違ってみんな強大な力を持つ吸血鬼。強敵だぞ」

ドラルク「お父様に至っては吸血鬼のほぼ全ての能力が使える」

ロナルド「それが全員すごろくにビビってガチになってんのか。ひでぇもんだな」

ドラルク「そりゃあビビるさ。そんな一族の頂点に立つのが」

ドラルク「お爺様なのだ」

御真祖様「ふぅ…」

ドラルク「そもそもお爺様の余興が安全だった事無いし」

ロナルド「誰かもうやめようって言えよ！」

ドラルク「それで止まれば苦労は」

御真祖様「ルール説明」

ロナルド「うわぁあああ！」

ドラルク「スナァッ！」

御真祖様「各自自分がコマとなってサイコロを振り」

御真祖様「マスを進む。ふん、3だな」

御真祖様「1，2，3」

御真祖様「止まるマスのパネルを裏返し、その内容に従う」

御真祖様「パネルオープン」

御真祖様「じゃあ始めよう」

ロナルド「嫌だぁあああ！」

吸血鬼1「とりあえず3は死ぬ」

吸血鬼2「3以外が死なん保障は無いが」

吸血鬼3「なんとかして安全なマスだけ通らないと」

ドラルク「お父様私とチームを組みましょう。私サイコロ振る係、お父様進む係」

ドラウス「え…」

ロナルド「このクズ野郎！」

ドラウス「パパがんばるね…」

ドラルク「わーい」

ロナルド「甘やかすなぁ！」

ジョン「ヌーヌ、ヌー」

ドラルク「お父様、5ですよ」

ドラウス「よーし、地雷回避。流石我が息子」

ドラウス「2，3，4，5」

ドラウス「パネル…」

ドラウス「オープン」

ドラウス「あ…温かい…」

ドラルク「お父様ぁあああ！」

ドラウス「ごめんなドラルク…ダメなお父様で…」

ドラルク「何を言っているのです！」

ドラルク「私が困るじゃないですか！早く出てきてください！」

ロナルド「このクズー！」

御真祖様「次ゴルドナ」

ゴルゴナ(ドラウスの二の舞は御免だわ)

ゴルゴナ(力を使わせてもらうわよ)

ゴルゴナ「はい6～！よっしゃ～」

ゴルゴナ「お先に、ドラウス」

ドラウス「温かい…」

ゴルゴナ「力が抜ける…」

御真祖様「次、ポール君」

ロナルド「わぁあああああ！」

ロナルド(1/2の確率で死ぬ)

ロナルド「うあぁあああ！ふざけんな！いったれぇえええ！」

ロナルド「よぉし、さすが俺！」

ロナルド「パネルオープンだ」

ロナルド「おらぁあああ！」

吸血鬼1「バニーのマスなら安全だぁ！」

吸血鬼3「地雷より1000倍マシ」

吸血鬼4「なんとしても4を出すのよ」

ロナルド(人の尊厳は脆い)

御真祖様「じゃあ次の人」

吸血鬼5「超直感でマスの内容を予知」

吸血鬼2「サイコキネシスで出目を操る」

吸血鬼4「4が出たわ！」

吸血鬼3「ソーランソーラン！」

ロナルド「ふっ！」

ロナルド「どりゃぁああああ！」

ロナルド「よし、あと5マスで」

ロナルド「ゴールだ…にゃん」

御真祖様「楽しんでくれて何より」

ロナルド「どうもです…にゃん」

ジョン「ヌー…」

ドラルク「ロナ…ポール君、これは勝てるぞ」

ドラルク「どちらかが5を出せばあがりだ」

ドラルク「さぁ、行きますよ、お父様」

ドラウス「頼んだぞ我が息子よ…にゃん」

ドラルク「ドラルクダイスロール！」

ドラルク「ごめん」

ロナルド「バカヤロギャァアアアア！」

ゴルゴナ「あら」

ゴルゴナ「並んだわね、にゃん」

ロナルド「あぁあぁあ～！」

ロナルド(ヤバいヤバいヤバい！今ここで5を出さないと俺は終わる)

御真祖様「次、ポール君」

ロナルド「ポールダンサースローイン！」

ロナルド「びびーびるびばっばっるばぁー！！」

ロナルド「っしゃーじゃぁらあきゃぁああああ！」

ロナルド「ゴ～～～～ル！」

御真祖様「おめでとう。景品だ。牛オススメ」

ロナルド「いや、このカッコいい本が良いなぁ！」

御真祖様「じゃあ全員ゴールまで続けるか」

吸血鬼5「いやここで終了にしましょう」

吸血鬼3「あがりが出たんですから」

吸血鬼2「ポール君に乾杯」

ロナルド「な…なんとかなったか」

ドラルク「良くやったぞ、バニーザポール君」

ロナルド「殺す…！」

ジョン「ヌーヌ？ヌーヌ？」

御真祖様「そう言えばここに来る前、ドラルクの城に寄ったら消し飛んでたんだけど」

御真祖様「どしたの？あれ」

ドラウス「え…城、消し…」

御真祖様「完全にぶっ壊れてた」

ドラウス「え！？」

ドラルク「ロナルド君がやりました！」

ロナルド「テメェ！」

ドラルク「彼、ほんとはロナルドってハンターで」

ドラルク「あ、この本に顛末が書いてあります」

ロナルド(終わった…)

ロナルド(え？マジでどうすんの？これ。訴えないでくださいって頼むか、訴えられる前に全員退治しちゃうとか。いやいや流石にそれはマズ過ぎるだろ)

ドラウス「ポール！いや、ロナルド君！」

ドラウス「読ませてもらったぞ。俺は感激した！」

ドラウス「ドラルクは幼い頃から体が弱く、一人で生きるのは無理だと思っていた」

ドラウス「だがその息子がハンターと互角に渡り合い、共に悪しき同胞を退治するまでに成長するとは…」

ドラウス「その為になったなら城の一つや二つ安い！」

ロナルド「甘やかすにも程があるだろ！」

御真祖様「別に良いよ。城くらい」

ロナルド「軽ーーい！」

御真祖様「じゃあ万歳三唱で締めるか」

吸血鬼一同「おぉ～！」

ドラルク「え～と、なんだぁ～。これからもよろしくね」

ドラルク「ロナルドっ」

ドラウス「ドーーラーールーークーー！」

ジョン「ヌーヌー」

ジョン「ヌーヌー」

御真祖様「ドラルク」

ドラルク「はい」

御真祖様「人間の友人を大切にな」

ドラルク「はい…お爺様」

ドラルク「これは何かのメタファーでは？」

ロナルド「そいつのビームに触れるなぁあああ！」