【感想】 シャドーハウス 6話 ジョン様破天荒で面白いしエミリコの前向きな性格が事態を打開する鍵になってて見てて楽しい

ルウ「私たちはお留守番ってこと？」

エミリコ「鍵をかけられてしまいましたね」

ショーン「しかし基準がわからないな…シャドーの顔としての役目を見られているのは間違いないが何故リッキーは一段下げられたんだ？」

ショーン「何故リッキーは一段下げられたんだ？」

リッキー「2回も言うな！」

ルウ「ダンスをしろとはいってない」

リッキー「俺が率先したからか？結局は全員踊ったんだから同罪だろ！」

ショーン「いずれにせよエドワードの気分次第である」

リッキー「そんな理不尽な！！」

ルウ「私たちは生き人形」

ルウ「シャドー家の方がどう扱ってもいい存在」

ショーン「余計なことを考えすぎじゃないか？」

リッキー「お前に言われたくない！！」

ショーン「遅いな…」

ショーン「やはり俺たちも行くべきなのか？」

リッキー「馬鹿め、鍵がかかっているんだぞ？それに来いとも言われていない学習しろ面汚し」

ショーン「だったら来るなとも言われていないだろ？」

リッキー「来るなと言われたようなもの…」

エミリコ「喧嘩しないでください！！」

リッキー「だからお前はお花畑なんだよ」

リッキー「俺たちは敵同士なんだぞ？」

リッキー「大体なんだ？そのカップの持ち方は？ケイト様も苦労するな」

リッキー「カップはハンドルをつまむようにして持つんだ」

リッキー「優雅だろ？両手で持つなんて問題外だ」

エミリコ「うわー！リッキー！」

エミリコ「教えてくれてありがとうございます！」

リッキー「エミリコ！変な名前の愛されていない人形が！」

エミリコ「ケイト様がいつも通りでいいと言っていました…それを信じるだけです」

エミリコ「ぷはぁ～！」

エミリコ「ん？」

リッキー「汚いぞ！俺を馬鹿にしやがって！」

リッキー「ん？石？」

リッキー「馬鹿め！能天気に食ってるからそんな目に遭うんだ！エドワードの嫌がらせだろう！」

エミリコ「あれ？これどこかで…」

ショーン「ああ、フェーヴか本で読んだ」

ショーン「磁器製の幸運の小物だよ、新年に食べる幸運のお菓子ガレットドロワに1つだけ入っていて当たった者は幸せになるとか」

リッキー「そんなこと知っててもお披露目には関係ない！」

エミリコ「文字が入ってますね」

ルウ「菓子でも食ってろとエドワードは言ってた」

ショーン「他の菓子の中にもフェーヴが入ってるんじゃないか？」

ショーン「繋げると文字が出てくるとか…？」

ショーン「でかしたエミリコ！よし食うぞ！」

ショーン「この量を5人で….？」

リッキー「俺は食わないぞ！そんなのただの憶測だ！」

ショーン「考えがあるなら好きにしろ」

ショーン「評価を下げられても知らないけどな」

ショーン「ガレットデロワには幸運のフェーヴが入っている」

ショーン「これは….！」

ショーン「だからどうしたというような内容だな」

リッキー「クソが！やっぱりただの嫌がらせだ！」

リッキー「うっ…」

リッキー「食べ過ぎて気持ち悪い…」

エミリコ「はっ！！」

ショーン「エミリコ？」

エミリコ「開きました！！」

ショーン「ってことは追いかけろってことでいいんだよな….？」

リッキー「罠かもな！そもそもフェーヴだなんだ考えたことが間違いの可能性がある」

エミリコ「さあ…行きましょう！」

エミリコ「主人を心配するのは余計なことじゃないですよ！」

エドワード「簡単なはずだった」

エドワード「あいつは落とせる..いや落とさなければならない！なのにケイトの生き人形がやる気にさせた」

エドワード「そのうえ！」

エドワード「イラついた心を抑えるために弾いたピアノで」

エドワード「パトリック組がダンスを始めたせいで2人の距離が縮まって落としづらくなったじゃないか」

エドワード「このお披露目は私の試験監としても腕も試されている…1組は落とさないとやる気がないように思われてしまう」

エドワード「かといって適当に落としたと思われてもいけない！これ以上思い通りにならないことは許さん！」

エドワード（焦るなエドワード…そんなに難しいことではない）

エドワード「思ったよりも遅かったな、お前らは大事なことも考えないのか？」

エミリコ「御影様達はどこですか？」

エドワード「簡単なルールだ…庭園の出口まで決められた時間内にたどり着くこと…主人を無事助けてからな」

ショーン「無事に助けるって何をしたんだ？」

エドワード「心配だろ？大切だよその気持ちは…生き人形はシャドーの主人のためにあるからな」

ショーン「大体なんでこんなことされなくちゃいけないんだ！」

エドワード「その疑問は余計なことだな」

エドワード「考えるべきことと考えるべきでないこと、貴族として当然のことは守ってもらおう」

エドワード「出口に着くまでに生き人形は顔を傷つけてはならない、シャドーは服を汚してはならない」

エドワード「ここまでの順位は上からルウ、ショーン、リッキー、ラム」

エドワード「最下位、エミリコ」

エドワード「結果を残した者には良いものがある」

エドワード「そこにある品々の中にはこの試験で役立つものもある」

エドワード「上位の者から順に選んで良い」

リッキー「道具じゃなくて小石選んで何になるんだ？」

（ルウが後ろに小石を投げる）

（小石がハサミに当たる）

ルウ「これにする」

リッキー「そんな決め方かよ！？」

ルウ「私選ぶのは苦手」

リッキー「大切なことは考えろよ？まあ後悔する思考力もないか」

リッキー「ゴミを持ち運ぶのは俺らしくない…俺に見合うもの…」

リッキー「よく考えたらハサミで脅されたら厄介だ…あの武器がいいのか？」

ショーン（汎用性の高いものがいいな…）

ショーン（水？こびりつき等の障害があることを示唆しているのか？）

ショーン（パン….時間内ってのが今日中じゃなくて長期戦だったら？）

エドワード「早くしたまえ君たちは同じ順位だ、どちらが先にするかは君たちで決めたまえ」

ショーン「よし、じゃあ俺が先に選ぶぞ」

リッキー「ふざけんな！！」

リッキー「図々しいぞ」

リッキー「お前…」

リッキー「俺を舐めるのもいい加減にしろよ？」

ショーン「俺はこの間おまえに一発殴られているんだ」

ショーン「続きをしたっていいんだぞ？」

エミリコ「あの～、まずお互いの欲しいものを言ったらどうでしょう？」

ショーン・リッキー「あれに決まってる！」

ショーン「ルーペだ！」

リッキー「煤コートだ！」

エミリコ「2人ともよかったですね！」

エドワード「次はラム」

リッキー「昼間にランタンを持つマヌケ」

ショーン「リッキーこそ身を守るものじゃないか」

リッキー「ルールを聴いていなかったのか？顔を傷つけるなだぞ」

エドワード「最後はエミリコ」

エミリコ「良かった！残ってました！」

リッキー「負け惜しみか？残りはゴミだ」

エミリコ「ゴミだなんて！パンがありますよ！」

リッキー「あれだけ食ったあとにパンに目が行くか….」

全員（やはりパンか….）

エミリコ「でもパンは…今回はごめんなさい」

エミリコ「私はこれが欲しかったんです！」

リッキー「ハッ！こいつ想像以上のバカだ！！」

ショーン「エミリコ…なんでそれを？」

ルウ「重そう….」

エミリコ「これじゃないとダメなんです！」

エドワード「この煤時計の煤が下から上に上がり切るまでに約2時間、それまでに主人を連れて出口に来るんだ」

エドワード「これを持ってそれぞれ私の指示した前に」

エドワード「さあ、行け！！」

ショーン「鉛筆、ロープ、ハサミ、ハンカチと…地図か」

ショーン「この印は….小屋？」

ショーン「ん？黒い点が….」

ショーン「5か所…御影様の場所か？」

ショーン「文字….？」

ショーン「ヒントだ！ルーペは正解だった、どの点が自分の主人か分かるかもしれない！」

ショーン「…..ルーペがあっても見えん…」

ショーン「エミリコなら目が良いから見えるかな…」

エミリコ「ラム！！偶然ですね！」

エミリコ「なんちゃって！ラムと入り口が隣だったから会えると思ってこっちに来てみたのです！」

ラム「私も….」

エミリコ「ラムは行き先決めてますか？」

エミリコ「私、この近くの小屋の印に向かいます！一緒に行きましょう！」

エミリコ「ん？」

エミリコ「待ってください！」

エミリコ「うわ！！！」

エミリコ「下は水路です！」

エミリコ「ボーっとしてたら落っこちちゃうところでしたね」

エミリコ「地図に書き込んでおきましょう」

エミリコ「なんだか楽しいですね！」

リッキー「チッ…！必要なのランタンかよ」

リッキー「ん？」

リッキー「うわ！？」

リッキー「ぎゃああああああ！」

ルウ「うるさい」

リッキー「嘘だろ？生垣突き破ってきたのか？そんな近道ありかよ？」

リッキー（いや待て…こいつ利用できるかもしれないぞ）

リッキー「ルウはどこに向かってるんだ？」

ルウ「適当」

リッキー「お前考えないことに関しては凄いな」

リッキー「俺は御影様の場所想像ついてるぜ？」

ルウ「噓」

リッキー「噓じゃねえ地図にヒントがあるんだよ」

ルウ「地図…？」

リッキー「貰った袋の中ちゃんと見ろよ…」

リッキー「地図についてるゴミみたいな点、気づいてるの俺だけだぜ」

リッキー「俺がそこまで案内してやるよ！だからルウが道を開いてくれないか？」

ルウ「じゃあリッキーが指示して…ただし」

ルウ「嘘だったらあなたを丸刈りにする」

リッキー「うっ…取引成立だ…！」

エミリコ「ラムの荷物も入れていいですよ」

ラム「えっと…」

エミリコ「どうぞ！」

エミリコ「うっ….！」

エミリコ「大丈夫ですよ！」

エミリコ「ほら、片手でも持てちゃいますよ！」

エミリコ「うわああああああ！！」

エミリコ「うう…..」

エミリコ「はあ、ぴっくりした！」

エミリコ「でも止まりました….ふう…」

エミリコ「手伝わなくて大丈夫ですよ？」

エミリコ「私の失敗ですから…」

エミリコ「よし！！」

エミリコ「え….？」

ラム「私も頑張りたい」

ラム「2人で押せば登れると思う！」

エミリコ「私、強がってました」

エミリコ「協力すればできることが増えますね！」

エミリコ「ついた….！」

エミリコ「疲れましたね…！」

バーン！！（爆発音）

ショーン「爆発音！？」

リッキー「誰かが罠にかかったのか？」

ジョン「煤の圧力ってすごいな…」

ジョン「ああ、空気がきれいだ…！散歩でもするか」

エミリコ「うわー！」

エミリコ「広いですねー！見渡せば色んなことがわかりそうです！」

エミリコ「ん…？あれは…煤？」

エミリコ「ここに小さな黒い点が…そうか！これが御影様の位置ですよ！」

エミリコ「この近くにも黒い点があります！行ってみましょう！」

エミリコ「ケイト様のためにオレンジもうちょっと摘んでいこう」

ケイト「エドワードは迎えを待てって言ってたけど…」

ケイト「煤の力でなんとか…」

ケイト「変に動いて目立つと危険なのかしら？」

ケイト「でも、ちょっとやってみたい…」

ジョン「おお！ケイトか、面白いところにいるな」

ケイト「ジョン？」

ジョン「丁度いい…言いたいことがあるんだよケイト」

ジョン「ジョンの婚約者になれ！」

ケイト「嫌よ」

ジョン「まあ聞け、ジョンはケイトを気に入ったんだ、ジョンはシャドーハウスの王になる男だお前に後悔はさせない」

ケイト（何コイツバカなのかしら…？）

ケイト「婚約を成立させたら助けてやるとでも？そんな打算的な男と婚約したくないわ」

ジョン「まあそのつもりだったが…ケイトの言う通りだ惚れ直したぞ」

ケイト「早く帰ってくれないかしら…？」

ジョン「ジョンは箱の中に入れられていた、それをバーっと怒ってガーっと脱出した」

ジョン「ケイトが自らこの試練を乗り越えて対等になった時この話をしよう」

ケイト「待って、あなたショーンに助けられたんじゃないの？」

ジョン「違う！ジョンは誰の助けもなくジョンだけの力で」

ケイト「どうやったの？」

ジョン「だから！ガーッ！でバーッ！でドカンだ！」

ケイト（意識して煤を操ったわけじゃなさそう）

ジョン「しかし…」

ジョン「ケイトの檻はまるで見せ物だな、ジョンのところより難しそうだ」

ケイト「ジョンはもとのところに戻らないとショーンが来るんじゃないの？」

ジョン「そういえば迎えが来るとか言ってたな」

ジョン「ケイトは聡明だ、助けが欲しかったら大声でジョンを呼べよ」

ケイト（あれほど目立つ煤の使い方をしても何もされないのは収穫ね）

ケイト（そして私だけじゃない…やはりシャドーは煤を操れる）

ケイト（この試験…まるで見せ物）

ケイト（お披露目….）

ケイト（つまり、誰かが見ている？）

？？「ジョンがケイトに何かする波乱は起きなかったか」

？？「しかし、あのジョンいいわね…あれほどの煤量があるとは」

？？「優秀なやつより華々しく落ちるやつが見たい」

？？「趣味の悪いやつだ….それは試験だ」

？？「やだ～この館の数少ない娯楽でしょ？ジョンといいハサミで迷路を切り刻む人形といい面白いわ」

？？「エドワードも大変な苦労をして作ったのにね…かわいそ」

？？「ネチネチした性格が出てるな、ガーデナーにでもなるつもりか？」

？？「真面目なのであろうか？」

？？「偉大なるお爺様を楽しませようとしているのでしょう」

？？「ふむ…しかし、試験に偏りがあるのはエドワードの悪いところだ」

？？「特に最下位のケイトはお気の毒」

？？「しかも、生き人形があのお花畑じゃね…」