【感想】 アニメ『ひぐらしのなく頃に業』 9話 祟騙し編スタート 初っ端鉄平登場で盛り上がる

＜♪ ドアの呼び鈴の音＞

鉄平「あ～…」

女「ちょっといるんでしょ！？」

鉄平「やかましい…」

女「他の住人から匂いが酷いって苦情が来てるんだけど！」

鉄平「喧しいゆーとるねん！そんなもんワシと関係あるか！」

女「！？」

鉄平「言いがかりも大概にせーよ？このクソボケがぁっ！！」

女「ひぃぃぃ…」

鉄平「このドアホがっ！」

沙都子「あら～、魅音さんのお弁当中々見事でございますわね～」

梨花「品数がいっぱいで豪華、豪華なのですぅ～」

魅音「昨日、家で村長たちが酒盛りしててさ。その残り物をちょいと詰めてきただけだよー」

レナ「えへへ、それでおつまみみたいなおかずが多いんだねー」

圭一「それにして、残り物をこれだけセンス良く盛り付けられるとは、さすが魅音だな」

梨花「レナのお弁当もとてもきれいなのですよー？」

レナ「ありがとう。みーちゃん程じゃないけど、かぁいいかなぁって」

魅音「料理は愛情でしょ？アタシなんか足元にも及ばないって！」

沙都子「私たちも見習わないといけませんわね」

圭一「ほぅ、その沙都子たちの弁当は…？」

梨花「じゃーん！」

圭一「おお！」

沙都子「おーほっほっほ！ご近所さんにお肉を頂いたんですのよ？」

圭一「体育会弁当と見せかけて、おかずの種類も多いじゃないか！」

レナ「梨花ちゃんは将来立派なお嫁さんになれると思うよー？」

梨花「未来の旦那様を鷲掴みなのです」

圭一「はぁ～、それに比べて沙都子は…」

沙都子「何が言いたいんですの？」

沙都子「梨花ほどではありませんが、私も料理ぐらいはできますわ」

圭一「ほぉ…」

圭一「カリフラワーとブロッコリーの見分けも付かないのにか？」

沙都子「うぎ…それくらい…。緑がブロッコリーじゃなくて…」

沙都子「黄色が…、んと…」

圭一「ほれほれ。ブロッコリーは何色だ？」

沙都子「ぅ…ぅ…ぅ…」

沙都子「あ～…！圭一さんのバーカ！」

沙都子「ぅ～…」

魅音「圭ちゃんもそこまで言うんだから、料理出来るんだよね？」

圭一「す、少なくとも、沙都子にだけは負けない自信はあるぞ？沙都子にだけは…！」

沙都子「何ですってぇ…」

魅音「じゃあその自身の程を、明日のお弁当で見せてもらうってのはどう～？」

圭一「ぅ…」

魅音「当然、誰かに作ってもらうとかそういうズルは駄目だからね」

沙都子「あら～、それは妙案でございますわ。どうです？圭一さん」

圭一「ああ、上等だぜ！」

圭一「俺の弁当見て、腰抜かすなよ！」

梨花「明日のお弁当が待ち遠しいのですよ～ 」

母『圭一へ。お父さんとお母さん、急な仕事で東京へ行くことになったの。何日か泊りになるから、この機会に自炊を学…』

圭一「ぐっ…」

圭一「何でだー！何でこんな時にー！？」

圭一「上等だぁ！こうなったらやってやるぜ！」

圭一「料理とやらをなぁ…！」

圭一「うおぉぉー！」

圭一「うおぉぉーーー！」

圭一「全然っ、わからーん！！」

圭一「これだっ！炒めるだけならどうとでもなるっ！」

圭一「次っ！」

圭一「油を小さじ一杯…？」

圭一「小さじってどれだ？」

圭一「これか？」

圭一「うわぁ！」

圭一「すげぇ…。本格派って感じだ」

沙都子「何をしてるでございますの！」

沙都子「はっ！」

圭一「ぅぅ…。えっ？」

圭一「沙都子に梨花ちゃん？」

圭一「お前ら、何で家にいるんだ？不法侵入だぞ」

沙都子「それを言うなら、圭一さんは放火の現行犯でございますのよ？」

圭一「あれって、やっぱり火事になりかけてた？」

沙都子「当たり前ではございませんの？」

梨花「僕たちが来なかったら、今頃はボーボーで消防車がウーウーなのです～」

圭一「す、すみませんでした…」

梨花「かわいそ、かわいそなのです」

沙都子「それにしても…、大口を叩くほどの腕前がどんなものかと来てみれば…」

沙都子「はぁ…。圭一さん、おどきあそばせ」

圭一「沙都子…？」

梨花「圭一は黙って待っているといいのですよー」

沙都子「全く…。男の人はどうしてこう杜撰なんでございますの…？」

沙都子「圭一さん！ぼーっとしている暇がございましたら、お茶碗の用意をしなさいませ！」

圭一「あ、ああ…」

梨花「もうすぐご飯なのです」

圭一「ん？」

梨花「圭一の家でご飯のなのです。にぱー」

圭一「梨花ちゃんは上機嫌みたいだな。沙都子の不機嫌とはえらい違いだ」

梨花「いいえ」

圭一「ん？」

梨花「沙都子は全然不機嫌じゃないです。久しぶりにとても楽しそうなのですよ～？」

沙都子「…全く…ホント情けないですわ…」

圭一「楽しそう…？あれがか？」

梨花「沙都子が『にーにー』と一緒だった頃みたいです」

圭一「にーにー？」

梨花「にーにーは沙都子のお兄さんです。悟史と言いますです」

圭一「沙都子に兄弟がいたんだ？始めて聞いたな…」

梨花「悟史と一緒に居た頃の沙都子は、いつもこんな風に楽しそうだったのですよ」

圭一「一緒に居たってことは…、今は違うのか？」

梨花「……」

沙都子「出来上がりでしてよー？」

沙都子「圭一さん、おしゃもじはどこにあるんですのー？」

沙都子「さあ、召し上がれ」

圭一「いただきまーす」

梨花「いただきますなのです～」

圭一「ご飯も良い感じに炊けてるし、味噌汁もよく出来てるな～」

沙都子「おーほっほっほ。少しは見直しまして？」

圭一「俺、沙都子のこと侮ってたよ」

圭一「完全に敗北だ」

沙都子「褒められるのは光栄ですけど…。そんなに立派ではありませんのよ…？」

沙都子「自分で作ったのは、ご飯とお味噌汁くらいで…。おかずは缶詰を並べただけですし…」

圭一「そんなの恥ずかしがることじゃないだろ」

圭一「これは立派な夕食だよ」

沙都子「…っ」

沙都子「まあ、私にもそこそこの料理が出来るとわかって頂けたらそれで充分ですわね」

梨花「こうしてると、悟史と一緒にご飯を食べてるみたいで楽しいしいのです～」

沙都子「懐かしいですわね…。一体、今頃どこでどうしているやら…」

沙都子「あっ…悟史っていうのは、私のにーにー…じゃなくて、えと…兄ですのよ？あんな生活力の無い人に、家出なんて甲斐性があったことがビックリでございますけど～」

圭一「家出？」

沙都子「まあ、そのうち根を上げてひょっこり帰ってくるに決まってますわ」

沙都子「な、何ですの？」

圭一「沙都子がこんなにしっかり者だなんて思わなかった」

沙都子「ぅ…。私は最初からしっかり者でしてよ？」

圭一「沙都子はにーにーに会いたいか？」

沙都子「にーにーなんて言いませんですわ！兄とお呼びなさいですわ！」

梨花「言いましたです」

圭一「言ったな」

沙都子「言ってませんわよ！にーにーの事を、にーにーなんて言いませんわー！！」

圭一「今日はありがとな」

梨花「沙都子がいなかったら、圭一のお腹はグーグーでニャーニャーだったのです」

沙都子「本当ですわね」

沙都子「圭一さん、寝る前にはちゃんと歯を磨くんですのよ」

圭一「わかったよ、沙都子」

梨花「では、おやすみなさいなのですよ」

圭一「ん…？どうしたんだ、梨花ちゃん？」

梨花「今日の圭一は、１００点満点でした…。パチパチパチなのです」

圭一「別に褒められるような事はしてないけど…」

梨花「沙都子もきっと、にーにーが帰ってきた様な気がしてとても楽しかったと思いますです」

梨花「僕では悟史の代わりをできませんが、圭一ならできます」

沙都子「梨花ー？何をしてるんですのー？」

梨花「それでは行きますですよ」

圭一「ああ」

梨花・沙都子「うふふ…あはは…」

沙都子「いいですこと？スーパーには、タイムサービスと言うものがあるんですのよ？」

圭一「おお～」

沙都子「野菜炒めにかかせない豚肉も、もう少し待てば半額に」

圭一「おっ、どうせならこっちのお徳用パックにしようぜ？」

沙都子「何人前作るつもりですのっ？」

沙都子「まったく…圭一さんは」

沙都子「経済観念が欠落しすぎですわ」

沙都子「どうしてもと言うから、お手伝い差し上げてますのに」

圭一「夕食の買い物ってーのも、良いもんだな。晩飯が待ち遠しくなる」

沙都子「それも自炊の良さでしてよ？今日は特別に美味しい野菜炒めをご披露して差し上げますわ」

圭一「ああ」

圭一「沙都子ならきっと旨いものを作ってくれる」

沙都子「ぇ…ぁ…。と、当然ですわっ」

沙都子「楽しみにしてあそばせ」

圭一「そうそう！俺はこういう野菜炒めを期待してたんだよ！」

圭一「はむはむはむ…」

圭一「旨い！実に旨い！」

沙都子「ん？圭一さん、ちゃんと手洗いました？」

圭一「そんなの後でいいだろ？」

沙都子「よくありませんわ。お食事前の手洗いは基本ですのよ？」

圭一「ヘイヘイ…」

圭一「ん？」

圭一「うわっ…、え！？」

圭一「ぐわぁぁぁぁ…！」

沙都子「おーほっほっほ！圭一さんなら引っかかってくれると思いましたわー！」

圭一「さ、沙都子～…っ！全くこいつは…」

沙都子「ぉ…。何ですの？圭一さん」

圭一「いや…」

圭一「俺、ひとりっ子だから…。こういう時間も悪くないなぁって…」

沙都子「し、しばらくはお食事を作ってくれる人もいないのでしょう？もし圭一さんが良ければ…」

＜電話の呼び鈴音＞

沙都子「…！」

圭一「母さん？どうしたの？」

母『予定してたよりも仕事が早く終わってね。明日の午前中には、帰れることになったから…』

圭一「え？明日？」

圭一「そうなんだ」

圭一「ただいまー」

母「ちょうど良かったわー。レナちゃんから電話よ？」

圭一「ん？」

圭一「どうした、レナ？部活の誘いか？」

レナ「違うよ、圭一くん！今日は部活じゃなくて、実戦だよ！」

圭一「じ、実戦！？」

レナ「沙都子ちゃんが追い詰められてて、危機的状況なの！」

圭一「沙都子が！？わかった！すぐ加勢に行く！」

圭一「っ！」

圭一「うおおおおおお！待ってろー！沙都子ーーーっ！」

圭一「俺がまとめて、ぶっ潰してやるぜぇっ！

圭一「あれ…？」

レナ「あっ、圭一く～ん！」

レナ「沙都子ちゃん、圭一くんだよー？圭一くんが来てくれたよ？」

レナ「圭一くん！こっちこっち！」

圭一「あ…。ぅぅ…」

レナ「あの…圭一くん…。一つだけ聞いてもいい…」

レナ「かな？……かな？」

圭一「や、野球の試合なら、初めからそう言えーーっ！！」

全員「！！」

亀田「なっ…」

沙都子「走る必要もありませんわね！」

沙都子「おーほっほっほ！」

レナ「勝ったよー？圭一くん！」

圭一「俺は、一体何のために…？」

亀田「くそぉぉー」

沙都子「♪～」

魅音「さて、監督ー？ちゃんと覚えてるよねー？」

入江「これは仕方がありませんね。明日は約束通りバーベキュー大会にしましょ」

魅音「やったー！牛肉は高級なのお願いね！」

魅音「野菜ばっかで安上がりに済ませたら許さないから～！」

梨花「入江は大散財で、かわいそかわいそなのです～」

入江「とほほ…」

レナ「わー！これ本当に凄いお肉だよー！」

沙都子「それぐらい当然ですわ」

沙都子「三流のお肉じゃ、私の大活躍を労うには値しませんでしてよ～？」

魅音「確かに今日の主賓は、逆転サヨナラホームランの沙都子だからねー」

梨花「沙都子は、運動神経は良いのです」

魅音「ホント。運動神経は、同世代でも特出してるよねー」

沙都子「おーほっほっほ！褒められると照れますわねー」

入江「楽しそうですね？あんなにはしゃいで」

圭一「え？」

入江「沙都子ちゃんを見ていると、心が洗われる気がしませんか？」

圭一「えっと…」

入江「入江です。みんなは監督って呼びますけどね」

圭一「監督は沙都子の事、気に入ってるみたいですね」

入江「ええ、気に入ってますよー。大好きです」

入江「彼女がもっと大きくなったら、求婚しようと思っています」

圭一「え…、ええーーっ！？」

入江「あれ…？ひょっとして、沙都子ちゃんの事狙ってます？」

入江「それは困りましたね。あははは…」

圭一「ぇー…」

入江「沙都子ちゃんのお兄さん…悟史くんも、雛見沢ファイターズで活躍していたんですよ」

圭一「へぇ～、そうなんですか」

入江「もっと活躍して欲しかったんですが…」

入江「一年前に雛見沢を離れてしまいましてね」

圭一「どうして悟史は？」

入江「不幸な事があったんです。色々と…。もう三年になります。ちょうど今頃の時期に」

入江「沙都子ちゃんのご両親が、事故に遭われましてね」

圭一「事故？」

入江「ええ。旅先の展望台から崖の下に転落されて、そのまま…。今、沙都子ちゃんは同じ様に両親のいない古手さんと一緒に、助け合いながら生活しています」

入江「あの子を養子に迎えようと、本気で思ったこともあります」

圭一「え？」

入江「ですが法律の問題もあって、私は沙都子ちゃんを養子にしてあげる事が出来ない。ははは、残念です」

入江「沙都子ちゃんに、パパって呼んでもらえる計画が早くも頓挫です。はぁ…、あの子にはいつまでも笑っていて欲しいんですよ」

圭一「俺もです」

入江「おやぁ…前原さんもですか？では、約束しましょう」

入江「絶対に彼女を泣かせたりしない」

圭一「はい。俺も約束します」

圭一「もし…仮にですよ？沙都子を養子に出来たら、どうします？」

入江「ん～…それは難しい質問ですね～」

？？？「まず私をご主人様と呼ばせて、ご奉仕メイドに教育します」

圭一「はぁ！？急に何て事を…」

入江「あのっ、私は何も言ってませんが…」

？？？「それから教育した沙都子ちゃんに、毎日色んなメイド服を着せて…」

入江「あー…それはいいですね…。沙都子ちゃんのメイド姿…」

詩音「ほらっ、言ってるじゃないですか」

圭一「詩音！」

詩音「では…」

詩音「そういうことで～」

圭一「…って、待てこら詩音！お前、何でここにいるんだ？」

詩音「それはですね…」

詩音「私が雛見沢ファイターズのマネージャーだからです」

圭一「マネージャー？だったら何で昨日いなかったんだよ？」

詩音「マネージャーはマネージャーでも、幽霊マネージャーですから！てへっ」

入江「詩音さんが来てくれないと、試合に華が無いんです。また応援に来てくれませんかねー？」

詩音「ま、考えておきます。それから二人とも～…」

詩音「さっきの約束、私も混ぜて下さいね」

圭一「約束って沙都子の事か？」

詩音「ええ。私は沙都子のねーねーですからね」

圭一「は？」

詩音「沙都子～！ねーねーが来ましたよ～！」

沙都子「くっつかないで下さいまし～…」

入江「こんな時間がいつまでも続くといいですね」

沙都子「ちょっと…止めて下さいまし～」

圭一「梨花ちゃん」

梨花「み？」

圭一「あれ？沙都子は？」

梨花「沙都子はお夕飯の買い物に行ったのです」

圭一「そうなんだ。何もこんな時に」

圭一「さてはアイツさぼりやがったな？」

梨花「沙都子は圭一と違って、要領がいいのですよ？にぱー」

生徒「綿流しのお祭りまであと一週間だよね」

生徒「またオヤシロ様の崇りがあるのかな？」

圭一「っ！」

生徒「去年は悟史さんが…。もしかして今年も…」

レナ「今年は梅雨が無くて、いきなり夏みたいな感じだねー」

魅音「その方がいいよ～。綿流しの日に雨になるよりね～」

レナ「？」

魅音「圭ちゃん？」

圭一「あのさ、沙都子の兄貴のことなんだけど」

魅音「えっ…あ…、悟史のこと？」

魅音「一年くらい前に転校したんだよね！」

圭一「転校？それって…」

圭一「オヤシロ様の崇りってのが、関係あるのか？」

魅音「…」

魅音「圭ちゃんさ、前に漫画を貸すって約束したよね？これから寄ってく？」

圭一「え…そんな約束…」

魅音「…」

圭一「え…、ああ。そうだったな」

レナ「じゃあレナは先に帰ってるね…」

魅音「レナ、また明日」

レナ「また明日ね」

魅音「圭ちゃんは、沙都子と家族の事どこまで知ってるの？」

圭一「両親が事故で亡くなって、兄貴が雛見沢を出て行ったって…」

魅音「その沙都子の死んだ両親がね、ダムの誘致派だったんだ」

圭一「えっ、雛見沢の人って、村中でダムに反対してたんじゃないのか？」

魅音「国は立ち退きに多額の補償金を用意してたからね。ダム計画に反対する人ばかりでもなかったんだけどさ。沙都子の親はそのリーダー格だったんだよ」

魅音「運悪くその両親がさ、オヤシロ様を祭るお祭りの日に事故死しちゃったんだよね」

魅音「で、オヤシロ様の崇りがあったんじゃないかって噂が広まったわけ。悟史の家出まで、崇りのせいだって…」

魅音「沙都子にとっては、両親の事故も悟史の家出もオヤシロ様の崇りなんてって噂も、愉快な話じゃないわけ」

魅音「だからさ、アタシ達はこの話に触れない事にしてる」

魅音「事情は汲み取ってもらえるよね？」

圭一「ああ…。俺も軽はずみな事聞いて悪かった」

圭一「それに、沙都子も今は梨花ちゃんと二人で幸せに暮らしてるわけだしな」

魅音「そうだね」

魅音「今は…」

村人「あ…？」

鉄平「何ジロジロ見てんねん！」

村人「い、いえ…」

鉄平「ほら、家に入んな。沙都子」

沙都子「はい、おじさま…」