【感想】 呪術廻戦 64話 久し振りの日常回　東堂がちょっと出るだけでも面白い　新しく登場した小沢さんなんだか死にそうな気が…　【ネタバレ】

順平があれだったのでどうしても不安になっちまうんだ！

小沢ちゃん、どうみても腐れ坊主やん

小沢ちゃんこじらせてんな…
自分に自信を持てや…

？？？「お前のせいだ、お前のせいで人が死ぬんだぞ」

起承転結がしっかりしてて凄く良い回だと思う
単眼猫はただの鰤フォロワーってだけじゃなかったんやな

小沢ちゃんの無事を祈ろうではないか・・・

もう名前が普通だから死にそうとか思ってしまう

地方都市のヤンキーは時間があるとすぐパチる

卓球してることに誰か突っ込んで

虎杖が吉野の件で映画嫌いになったりしてなくて良かったわ

野薔薇の心情、恋愛漫画だと自覚してないだけで実は恋心でしたの典型パターンなんだけど、野薔薇様だから確実にそうはならないという絶対的な安心感がある

ただの日常回なのにこんなにおもしろくなるとは

なんでオニギリ先輩推薦されないのかと思ったら、すでに推薦受けて今は準一級で研修中だったのか。納得

虎杖がイケメン過ぎる
そら惚れますわ

虎杖の男が惚れる漢感いいな。サッパリかっこいい
それはそうとこのままだと小沢さんの思いが報われること無さそうで俺はつらい。耐えられない
でも死なないでくれ小沢さん。若く可愛いまま……

>パチを打つ主人公
幽助が出ないのが意外だ
アイツ復活する度にパチして、正式復活でもパチして、魔界から帰ったあともパチ打ってたぞ

小沢さんが最後電車のホームで泣いてたのが単純に嬉しかっただけなら良いんだけど不穏で怖い
あの貶してた男子どもに呪いかけたりしててその代償で今後サマーオイル側に付いてて～とかないよね

この漫画の読者善良な一般市民出て来たら全員死にそうに見える呪いかけられてんの？

そりゃ推薦者が合否判定するわけないよなって言うね

よく見たら勝負ついてない状態で終わってるじゃん卓球

「あー 背の高い人がタイプって言ってたなー」
からの女子2人がアイコンタクト→コップで乾杯のとこ好きだわ

東堂が完全スルーなのに驚いたわ。
みんな冷静すぎるだろ。

どう見ても鰤フォロワーじゃなく冨樫フォロワーやん。話の作りも絵も。鰤要素あるの技名くらい

薔薇「10」
伏黒「10」
？？「100」

>え！小沢ちゃんに無為転変を！？
出来らぁっ！！

好みは人それぞれとして芥見先生は客観的に見て漫画が上手いよな
技術として

なんかこの回だけで呪術廻戦真面目に読む気になったわ

後で全巻買うかも

『呪術廻戦』第64話『そういうこと』後段のエピソードの評釈

　中学時代の小沢さんは、ある日の放課後、虎杖が「好きな級友」として自分の名前を挙げたのを盗み聞きしてしまう。小沢さんは嬉しかった。小沢さんはもともと虎杖のことが気になっていて、その虎杖が自分を好意的に評価してくれていたから。しかも虎杖の言葉は、自分が意識してこなかった自分の良さを気づかせてくれるものだったから。中学時代の小沢さんは自尊感情が低かった。外見に自信が無かったのだ。虎杖は遠くから憧れの眼差しを向ける存在でしかなかった。
　中学の卒業式、小沢さんは僅かな勇気を振り絞って、虎杖に声をかけた。引っ越しで遠く離れてしまう虎杖と一枚の写真に収まるために。でも、それ以上の勇気はでなかった。連絡先も交換できなかった。それはやはり、小沢さんが自分に自信を持てていなかったから。
（つづく）

　半年後、小沢さんは運命を感じる。街で偶然に虎杖の姿を見かけ、声をかけた虎杖の友人が即座に状況を理解して自分の味方になってくれて、その味方がすぐに二人になり、虎杖は背が高い女子が好きだという情報がもたらされ、そしてなんと虎杖が自分の前に姿を現してくれることになったのだ。小沢さんは内心、舞い上がっていた。「今の私ならもしかしたら」。半年の間で、小沢さんの背は伸び、体型は痩せ型になっていた。この外見の変化によって、小沢さんは健全な自尊感情を獲得していた。「自分はあの時の、虎杖くんに近づくのに二の足を踏んでしまった自分ではない」。小沢さんはそう確信していたはずだ。
　だがしかし、小沢さんのために神が用意したかのようなこの完璧な状況、そして小沢さんがやっと獲得できた健全な自尊感情は、残酷にも一気に崩れ去る。その引き金を引いたのは、皮肉なことに、小沢さんが憧れていた虎杖その人。憧れていた虎杖そのままの、釘崎と伏黒が10点札を思わず挙げてしまうような「完璧な一言」が、彼女の心を抉った。「小沢じゃん　なにしてんの？」。その瞬間、小沢さんの脳裏を駆け巡った「中学時代のあの日」の思い出、そしてモノローグで記された思考。「でも私は私が嫌いな人達と同じ尺度で生きている」。小沢さんはこう思ってしまったのだ。「こんな浅ましい自分には、虎杖に近づく資格などない」と。「浅ましい自分」とは、「自分の外見が、虎杖と近づく武器になると思い込んでしまった自分」である。小沢さんは強い自己嫌悪に苛まれる。
（つづく）

　置かれた状況があまりに完璧であったが故に、また虎杖があまりに自分が憧れた通りであったが故に、小沢さんのショックはいっそう大きかった。けれども、小沢さんには何の罪もない。美しい自分でありたいと思うことは、罪ではない。美しいものを美しいと、好きなものを好きだと感じることは、罪ではない。虎杖だって背が高くて尻がでかい女が好きだ。小沢さんはこれっぽっちも浅ましくなどない。痩せたのはストレスで自然とそうなっただけ。美しい外見に自惚れて過去に自分を馬鹿にした人々を見返せると悦に浸っていたわけでもない。小沢さんが得たのは、健全な自尊感情、純粋な恋心に向き合う自信、過去の自分が持てなかった勇気、ただそれだけだったのに。小沢さんに罪は無い。でも、小沢さんはひたすらに自分を責めずにはいられないのだ。「こんな浅ましい自分には、虎杖に近づく資格などない」と。
（つづく）

　小沢さんの初恋は悲劇的な形で幕を閉じた。今後、小沢さんは自分から直接に虎杖と連絡をとることはできないし、そうしたいとも思わないだろう。小沢さんは帰り道、駅のホームでひとり泣いた。その涙は、初恋の終焉を自覚した悲しみの涙であったが、同時に虎杖から受け取った幸福による嬉し涙でもあった。虎杖と運命的に出会えたから、自分が憧れたときのまま虎杖が変わらないでいてくれたから、虎杖が「小沢じゃん」と言ってくれたから、虎杖が「またな」と笑顔で自分を送り出してくれたから。小沢さんは嬉しくて嬉しくて、それだから小沢さんの胸を突く悲しみはもっともっと深かった。
　小沢さんは、孤独だ。小沢さんの心情に本当の意味で寄り添える人は、この世界にはいない。小沢さんへの感情移入は、神の視点を与えられた読者の特権である。ラスト１ページ、ひとりで泣く小沢さんと、三人で同じ時間を分かち合う虎杖らとの対比が悲しい。この悲劇は、登場人物全員が非の打ちどころのない善人であったが故に生じてしまったものである。しかし、小沢さんと小沢さん以外の三人との間には、埋めがたい溝が存在しているのだ。この対比の描写で『呪術廻戦』第64話『そういうこと』は終幕し、物語は再び三人の日常へと回帰していく。その物語の裏で、どうか小沢さんに救いがあってほしいと、一人の読者として強く願う。
（おわり）

パチンコやってる主人公っつったら幽白のユウスケだろ
桑原が死にそうなときパチンコしてたし