最近の漫画読者ってキャラや作品に対して「合理性」や「整合性」を気にしすぎじゃない？

ガバを愛せと気にするんだな

ガバガバがあるのは別にいいけどそれを覆すほどの面白さがあって欲しい

ガバはまだしも作中のキャラのミスを鬼の首を取ったかのように叩くのが辛い

面白けりゃ気にしないでスルーする
つまんなけりゃモヤモヤを感じる

…矛盾を抱えながら読め、という事でしょうか？

違う違う
そうやって突っ込むだけでマウント取れると思ってるんだよ
>>1みたいに

正直、コレは昔がおおらかすぎる部分もあると思うけどな

バカ野郎お前
いいだろそんな事
ホラ飲め飲め

キャラクター性が一貫してればへマしてもまあこいつならそうするよなって納得できるけど普段まずやらないことやってピンチになるのは冷める

ラーメンハゲのいうクレームをつける属性の人数が増えたんでしょ
ワークライフバランスという名の残業カットも善し悪しだ

ガバガバに突っ込む事が無粋になるくらいのパワフルな作品が出るのを待ってる

「何だか知らんがとにかくよし！」

実際この散様メンタルは大事だ

今は誰もがSNS等で感想や考察を発信出来る世の中だから、
①ツッコミや分析が人の目につきやすい、可視化されやすい
②そういう需要が生まれたりそういう読み方をする土壌に出来やすい
あたりの相乗効果なんじゃないかな

昔はせいぜい周りの友人と話すくらいだったものが、極論世界規模で発信や議論が出来るようになっちゃったし

それはそれとしてタフとか彼岸島とかテニプリとかは未だに合理性とか整合性みたいなものに縛られず自由に暴れ回ってたりしませんか？そうでもない？

サスペンスやミステリーとかガバッたら話通らないやつはともかくギャグコメディとかはガバッても面白ければいいと思うけど駄目なのかな

しかしだね、ジェロニモの試合を見てるジェロニモはちょっと擁護できない

多少のガバは気にしないしむしろ作者側が気にし過ぎるのが嫌だよ
巻末とか単行本の余白とかでわざわざガバを取り繕うとしなくていいよ

作者だって人間だからガバもあるし
読者だって人間だから許せないガバもあるんだ

確実に今の時代の方が漫画のレベルは上がってる

愛された結果生まれたのがナルトス

ガバガバの実の全身ガバガバ人間かよ

ジョジョのアニメ化かなんかの際に小林靖子が言ってた話だが、
「とにかく『ジョジョ』はキャラクターの感情に矛盾がないんですよ。仮に設定とかに矛盾があったとしても、キャラの感情にさえ矛盾がなければ、こちらは全然乗っていけるんですね。それを指針に書いていける。」
というのがある
これは読み手も同じで、多少設定のガバがあってもキャラの行動とかの大筋がブレなければガバは気になりにくいというのがあると思う

編集は何のためにいるんだって話になるな
作者だって人間だから間違えるのは当たり前だけど、編集はミスを正すのが仕事だし
読者が気付く程度の間違いを見逃す編集の仕事を肯定するようになったらプライド持って良い仕事してる編集さんが可哀想

やたら設定やら整合性やらを重視してそうなのにガバガバな作品だと気になるかな

ガバが愛されるギャグ的な作風なら許されるし
シリアス系なら許されないというだけでは

今はイラストやら1ページ漫画やら短編やらがいくらでもあるから中長編なら脚本が練られたものを読みたいな
結局これなんだったのみたいな展開やキャラが多いときつい

読者じゃなくて人気作叩けるオレSUGEEしたいだけのなんj民とかいうニート共のイチャモンだろ

昔と違って漫画はもはや大人の読み物になってしまっているからだろ
月曜日にワクワクしてジャンプを買いに行くガキの姿なんて見なくなった

実は今でもガバやノリは大量にある
男塾やキン肉マンよりもカモフラージュが上手くなっただけ
それっぽい理屈や知識を並べれば、一々目の前の箱や板で調べずに納得するからなぁ
ラオウの一人称みたいなのはさすがに見かけないが

人間思ったより合理的な思考しとらんからな

クソデカガバがあってもその時はまぁしゃーないわなってなるけどその作品のファンが長期連載だから〜とか週刊だから〜で後付けや致命的な矛盾を擁護するのは嫌いだわ

呪術はこれでめちゃくちゃ叩かれてたよね
そんなに気にする事でもないのに

人気漫画にガバがあると死ぬほど擦られるね…

なんかおかしな所を指摘したら偉いと勘違いしてる読者が増えたって尾田栄一郎が言ってたな、その通りだと思うわ

面白けりゃOKとは思うけど
こうして何年も擦られ続けるからまあない方がいいとも思う

面白くてガバの少ない漫画がいくらでもある今のエンタメ業界ではガバってるけど面白いは強みにならない

そういうヤツの声がデカいだけで大半は気にしてもいない
作者がそれに反応してキャラに説明させ始めると、ん？てなる
ガバは言い出したらキリがないし、ガチで突っ込むヤツは漫画読むの向いてないと思う

鬼滅も呪術もガバガバだけど人気だしネットのオタクがうるさいだけで大衆は別に気にしてないよ

松井先生の防御力の話かな？

ガバをただ批判するだけなら別にいいけど度を超えた罵倒や文句に発展するのはダメ
ガバに対する批判の温度差が高すぎる感想を見かけると後味悪くなる

伏線や反復ってパズルがハマった感じがして気持ちいいんだよな
ストーリーの本筋やキャラの心理描写でなく伏線回収したかどうかを評価基準にしちゃう

この対抗策は封じられてるのにどうやって倒すんだ…？
→普通に何の説明もなく使えるんかーい！みたいなガバは流石に許されないかも
扉に鍵がかかってるから密室殺人だって散々言っておいて実は鍵かかってませんでしたって言ってるようなもんだし

この対抗策は封じられてるのにどうやって倒すんだ…？
→普通に何の説明もなく使えるんかーい！みたいなガバは流石に許されないかも
扉に鍵がかかってるから密室事件だって散々言っておいて実は鍵かかってませんでしたって言ってるようなもんだし

ガバは許容されるものじゃなくて、面白ければそもそもガバが気にならなくなるんだよ
ただガバしかないなら、そりゃガバに気づくし気になる
面白さに夢中になれば、ガバなんて見えなくなる。いやまあ冷静になったら気づくんだけど、その時にはもうどうでもよくなってるんだよ

ネットで先に死滅回遊以降不評って聞いて身構えてたけど、単行本そこから最新刊まで読んだら面白くてやっぱアテになんねえわって思った

俺は「納得」したいだけだ
「納得」はすべてに優先するぜッ！！

バカが簡単にお気持ち表明できるようになったのが一番悪い
バカはバカを自覚して黙ってろと言いたい

合理性・整合性だけでもないわな
近年は他人どころか創作のキャラクターにまで、上記にくわえて清廉潔白やら因果応報やらを押し付ける0か100かみたいな極端なヤカラが目に余る
自分の人生の合理性・整合性などは棚に上げているくせに

その場その場で惚れてる女が変わったり
悲惨な過去が次の週には幸せな過去になったり
友情の証が次の話では復讐を忘れないためのアイテムになったり
そんな話がお好みですか？

面白くて勢いがあれば多少のガバは気にならないけど、面白くなくなってくると細かい粗が気になり始める

ガバが気にならなくなる程の勢いがないのが悪い

それがある程度許容されるような作品の世界観
そして作者の実績があってこそだと思うわ

嘘喰いや喧嘩稼業みたいな鮮やかな伏線回収は2回目読んでも新しい視点で見れて面白いし
キン肉マンやジョジョみたいな勢いのある作品もエネルギーを感じて面白いし
ハッピーハッピーやんけ

なろうみたいなガバガバ過ぎる作品が乱立してるのも問題かな。
んで、好きな作品のガバを誤魔化すために他の作品のガバを指摘する→された側が同じことをするって連鎖をしてる感じもする。

言っちゃあなんだけどキン肉マンのガバなんて読んでるやつ全員に気付いてるし気にはなってるだろ
最終的に大真面目に論難する方がみっともなくなるだけで

とはいえ作者が劇中でクドクドとロジックをこねくり回す割にガバが目立つパターンはなあ…

別に矛盾じゃないものを矛盾だって騒ぎ始めてよく考えずに賛同する奴が大勢出るみたいなのけっこうあるから無闇な粗探しはあんま良くないと思ってる

血盟の人口0.2％の吸血鬼とかガバで許されんだろ

中ボス倒しちゃう明さんでダメだった

おもしろさが凌駕してるってレスがあるけど北斗は典型的な今だとガバが大きすぎて打ち切られて終わるタイプの作品だと思う

あくまで当時の時代に合致してたから人気を得て、その人気があるからガバを気にされないだけで…まぁあの時代にあれを書いた先駆者として十分すぎるほどすごいとは思うけど

「俺は好きじゃないor嫌い」
の一言で済む話を
「この作品はクソ！！！　好きな奴はアホ！！！　擁護する奴は頭が悪い！！！」
と大きな声で発狂する奴がSNSやまとめサイトで自己主張するようになっただけよ
そんなのが何言っても世の中には影響ないんだけどね。みんな読んでるしみんな買ってる

これは図星だけに荒れそうな指摘だな…と流れを読まずにコメント

作者がやたら複雑な能力をお出しになってその割には使いこなせてないと突っ込まれるやろ

スレ27の
「このキャラ作者に寵愛されてる(自分の嫌いな人気キャラが活躍してるだけ)」ってのもあるよね
若干整合性云々とは違う点じゃねあ。と思った
作者贔屓で話回すのがある程度整合性から外れないというかその贔屓キャラごり押し展開でしか作者が作れないだけ
某作品でエゴサして人気キャラ活躍させてる傾向の作風だとここどうしたのってミスを後でこう変えましたってあっさり覆してたけどキャラ人気とその場のすげ〜ノリで大筋逸れ無いっぽくまとめてたよ
不人気キャラは踏み台っぽさは一貫してた

ガバとか気にしないってスタンスって、整合性やガバ度合いの違う作品に対して同じ評価を下してるようで違和感。
例えばドラゴンボールに「ガバ作品」「ガバとか気にすんな」って言う奴ってキン肉マンとかにも同じ事言ってるんじゃないの？って。
ドラゴンボールとかあれでも整合性に気を使ってる節があるのにそういう作者の努力を無下にするというか、ガバ度の違う作品に同じ発言、同じ評価を下すってのは問題だと思うんだよね

程度によるとしかいえない

例えば歴史物で時代に合わない仏教や聖書由来の言葉があっても（そこまでの知識がないので）違和感がなければOKだけど、だからといってあからさまに外来語でしゃべったり、流行語やネット用語などをいれられると萎える

異世界設定はその矛盾点を解消してくれるようにも思えるけれど、その文明レベルにあったアイテム（道具、衣服、住居など）を調べるのではなく、魔道具と称して冷蔵庫や通信機などを出されると悲しくなる

けれども一番大事なのはこうした違和感を感じさせない熱量や勢いがあるか、それともノイズになってしまうかなので、実はそんなに気にしていない
面白いは正義

これは図星だけに荒れそうな指摘だな……と流れを読まずにカキコカキコ

単眼猫が何か言いたそうにこちらを見ている……

キャラやストーリーが破綻するレベルじゃなければいいと思う
最近の読者は粗探ししすぎ

魔王様も「気にするな！」と言っておられる

昔の漫画によくある整合性とかぶん投げつつ勢いでゴリ押すタイプとか、ガバがあったのを認めた上でちゃんと反省するなりしたら別に良いけど
変に理屈こねくり回した挙句ガバをやらかしてにっちもさっちもいかないから開き直るとかはちょっとどうかと思うよ

タイトル詐欺やジャンル詐欺やあらすじ詐欺やタグ詐欺や短編詐欺や不意打ちNTRなんかは論外かな
その辺りで騙し討ちするのは駄目だよね
予想は裏切ってもいいけど期待を裏切るのは駄目だから

ガバでも面白ければいいよ
面白ければ信頼残高が稼げているし残高があるうちは多少のガバは笑って流して貰えるさ
つまらない展開が続いていると信頼残高は枯渇してる状態だから流して貰えなくなるけど

昔はガバなネタでも友人と笑い合って終わったからな
今はネットに上げられ読んだ事もない人間にまで叩かれそれが延々と擦り続けられるという正直作者としてはあまり嬉しくないだろうなって環境よね

ラオウのは直そうと思えば直せる程度なのに、単行本、文庫、新装版と色々版が変わっても残っているんだから、もうそういうもんだと思うしか

あと「きさま」と「お前」で二人称もブレている

ガバッてても面白い作品よりガバがなくて面白い作品のほうがいいよね昔と違ってエンタメ作品はたくさんあるんだから

いくらネットで荒探しされたり叩かれたりする作品でも人気あるやつはあるしないやつはない
ネットの評論家様なんて良い方にも悪い方にも影響なんざない

どれだけＢ級感を出せるか？だと思う

いじめるヤバイやつみたいに「ガバっても何とかなる漫画」って認識されたら大丈夫だよ

単に嫌いな漫画の攻撃材料にしてるだけのように見えるけど…

矛盾点を擦りまくる前に「本当に矛盾なのか？これまでの描写を繋ぎ合わせれば納得のいく説明ができるんじゃないのか？」とか考える学者肌の人間が考察勢になるんやろな…

わざわざネットで感想言うような熱心な読者がガバを気にしてるってだけの話だろ
ほとんどのライト層はライブ感で漫画を読んでる

売れている少年漫画でガバッてない漫画とかあるのかよ

伊集院光が水島御大にインタビューした時に


伊集院「この後（ドカベンの）日本シリーズどうなるんですかね？」
水島御大「どうなるんでしょうね！？」

良い感じのバッティングポーズ描けたらホームランにしてたらしいので
作者本人にも試合展開が分からなかった模様

金田一はミステリー漫画すげえの勢いでストーリーの雑な部分をごまかせなくなってウケなくなったパターンだと思うな

事実として「粗は粗である」というスタンスも必要だよな。なんか最近「粗の指摘」に過剰反応する人が多い。
例えばドラゴンボールで「精神と時の部屋で4人入ってるの矛盾してる」って指摘したら、ブチ切れて「作者より偉いと思いたいだけ！」とか言い出すのは問題だろ。
ドラゴンボールは好きだけど、粗を粗と認めるのも大事だと思うし「この作品のどの部分に粗があるか」を知るのも作品への理解を深める事だと思うんだよ。見て見ぬふりをするんじゃなくて好きな作品なら「粗も含めて好きになる」ってスタンスが大事

漫画が不出来というより、ネットが登場して他人とゴチャゴチャ言い合うという新しい楽しみが出来たってだけな気がする

別に最近ってわけでもないと思うんだが
こち亀中期に中川達に駄作読ませたら当然不評で「バットの持ち方が違うとか荒さがしばかりするな漫画そのものを読め」って理不尽にキレるネタあったし

作中の技や現象に対する理屈付けは民明書房レベルでも良いはずなんだけど
半端にリアル（科学）に沿った理屈付けをするから
間違ったことをいうとツッコミ入るんだよな…
詳しくないなら変な理屈付けしなきゃいいのにと思う

自分もたまにやりそうになるからアレなんだけど読んでもいない作品を掲示板読んだだけでいっちょ噛みするのマジで良くない

ミステリーで設定ガバガバは嫌やな。そんな事件起こる訳ないやろ！みたいなの1話でやるヤツおるし。

そのキャラ目線でもおかしい部分ならともかく所謂神の目線で突っ込んでるヤツは
そもそもそのキャラの持ってる情報とか把握できてなくてお前の理解力不足なだけじゃんって言いたくなる

自分は逆に、世間の評価はガバを気にしないかなり甘い傾向があると感じてるけどなあ
ツッコミどころがあっても作品の評価は変わらないけど、擁護が入ると荒れた空気になる気がする
今風に言うなら、地動説に興味持った人間を、聖書は間違ってないと焼くようなアレ

真面目に読んでたのに
『僕達はシュールギャグだぜ』
ってキャラが言い出して、距離を置きたくなっためだかボックス

「最近の読者は～」云々言ってる年寄りも
作品読んでる時に違和感あった部分が伏線だったと判明した時の気持ち良さを知らない訳じゃないと思うんだよね

作品を楽しむ人と叩く人という単純な話を
整合性とか世代とか変に膨らませるのは寛大な人がやる事じゃないと思う

ガバっぷりが愛される作品もあるからなあ

指摘してる方がガバガバだったケースも爆増してるのがやばい

緻密で理屈っぽく見える作品には、
理屈っぽさに惹かれて
理屈っぽいのが好きな読者が集まってくるので
整合性の綻びに非寛容になりがちなんじゃないかなぁ
と完結直前に炎上した呪術を見てて思いました

整合性求める人がキン肉マン読んだら憤死するだろうな
1話で地獄の設定出て4つ玉集める展開になるけどその話内で矛盾する徹底ぶりよ

面白くない展開の時は
細かい粗が目につくようになるものだ
そこを誤魔化す技術も必要だと思う

ガバが目立って嫌になったら別の作品にいったほうが心身共にストレスなく楽しめると思うんですけどなぜその作品に執着するんですか？

ガバガバを許容するというのは悪い言い方すると
あんまり真剣に読むもんじゃないと判断するってことなんだ
別にそのマンガがレベルが低いとかくだらないとかそういうこと言ってるわけじゃないよ
ただまあ度が過ぎるとシリアスな話でもギャグとして消費するしかなくなるけど

だからガバ見てお気持ちしたくなった時は自分は何に怒っているのかとか何を馬鹿にしてるのかと自問するし自分ならミスしないかとかも考慮して1回クールダウンすると大概はまぁいいかに落ち着く

ガバを愛するって話、北斗の拳は後々「もし実写ドラマだったら」で統合性つけたりボーボボはファンの考察で「沁みるか沁みないかを話してるのに生き何歌い始めたから切れた」とか統合性考えてみたりまぁそういう感じなんだろうな。

初代ガンダムも今見ると相当アレよね

チェンソーマン1部の終盤でデンジの言動に違和感を覚えてキャラブレしてね？って言う人たちが叩かれたけど
結局その指摘は当たっててデンジがキャラブレしているように見えること自体が伏線だった
こういうパターンもあるからここは粗じゃねって指摘を一概に封じ込めようとするのもなんか違う気がするんだよな

まあ……ＳF作品ってありとあらゆる面でガバガバなんだけれど上手に騙してくれる作品はうるさいＳFマニアも笑って見て見ぬふりするのがマナーになっているのでガバとリアルのせめぎあいを見るならＳF作品がお勧め

見積書の誤字脱字を指摘する上司のような目線を持った読者とか嫌だな

元ラスボスが唐突に動物園のゴリラにボコボコにされる展開は流石にちょっと…

「おとなはウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです…」

ガバ指摘で勝った気になってる奴はむしろ想像力の敗北なんだよね
一度の会話で同じ一人称と二人称を使わないのがラオウのマイブームだったと考えれば矛盾は存在しないんだよね

明らかにおかしい部分を指摘された時になぜか「いやこれはおかしくない理解できないほうが頭悪い」みたいな反応が返ってくるとエスカレートするんだよね

ミスを気にする読者と同じくらいには全肯定しないと気がすまない読者もいる

強さとか技の原理とかなら完璧な辻褄合わせはほぼ無理だからガバでも笑ってられる
ギャグ・シュール系でもないのに倫理観とか作中で描かれてる正しさがガバだと突っ込みたいし今まで読んでたのが馬鹿らしくなることはあるな

ロジックと整合性がキモのミステリではガバは許されないし読者も鬼の首を取ったように叩くのでガバが許されるかはジャンルにもよるよ

ガバ批判の一部としてネットで見る「キャラの一貫性」への指摘っての中にはもっともだと思うのもあるけど
重箱の隅を～ですらないただの揚げ足取りや明らかにキャラの幅や成長変化として書いてるものへの難癖だったりが少なくないからなあ

これって擁護する側も問題あるんだけど、理解してるかな？
擁護する「確かにおかしいよね、でもこれはこれでいいじゃん」的な大人の対応をすれば
叩いている奴が次第に冷めていって、ただのネタ扱いされるだけなのに
「作者はきっとこういう意図があるんだ！！間違ってないんだ！！指摘する奴がおかしいんだ！！」って擁護する奴がゴリ押し無茶擁護し始めたら
呪術やヒロアカみたいな大惨事が繰り広げられるんだよ

昔ってか90年代までは漫画の設定ガバって全然気にされてなかったよ
個人的に印象深いのは『デビデビ』って漫画で普通に読んでてめっちゃ設定変わってんなって思ったけど週刊連載なら当たり前って感じだったし
週刊連載なら途中で設定が変わったり矛盾が出たり倫理観が終わってたりしても気にされなかった

そんな時代に「いくら何でもこれはおかしいだろ！」って言われてたキン肉マンはある意味すごいよ

ジョジョで例えると
サンドマンがサウンドマンだった程度なら良いけど
作並カレラやホリーさんの病気の症状みたいなストーリーの根幹なのに全然整合性取れてないのはダメだな

辻褄合わせる気すら無かったのはある意味清々しいが

まあ呪術最新巻の売り上げは下がったんですけどね
ガバを気にする読者も当然もいるし悪でもない

サウナウォーズとかいうシリアスガバガバ人気漫画

今じゃ「長期連載」が当たり前、「序盤から中盤、終盤まで一貫した物語」以外を知らない人たちが

「ドラえもん」のような、毎年ごとに読者が入れ替わることを想定して描かれた一話完結ものに対しても、そういう目で見てああだこうだ言うのは違うと思うんだよなあ

「二巻で出てきたあの道具をなんで十四巻のあの回で使わないのか、頭わるすぎる」
なんてのがどれだけ的はずれなのか、わかってないのが哀れというか何というか、マンガの幅広さをもっと知るべき

さっとコメ欄読んだけどみんな口悪いなｗ
そりゃ争いなくならんわｗ

他にもあるでしょうが思いつくままに７例。
１．かっこ良くウソをつけていない
　作者の問題。厳しく言えば作品の良し悪し、評価に関わる指摘が嫌なら商業ベースで発表すべきではない。
２．反論や異論を気にし過ぎ、病的なナイーブさ
　作者または擁護者の問題。そんな大層な考えで異論反論を書いていないのだから一々反応しなくて良い。もし実害が出ているなら遠慮なく訴えるべき。
３．知識をひけらかしたい者
　読者の問題。これこそオタク気質。ウザいのもいるが４でなければタメになることもあるので、文化として生暖かい目で観るべきだと思う。
４．他者の意見を許容できない未熟者、礼儀知らず
　読者の問題。無視一択。
５．その表現によって意図せず不利益が生じてしまった者
　読者及び社会的な問題。実際の事件や歴史モノ、宗教論などに絡むケース。当然、作者や出版社も気をつけているが、最近では別の価値観、別の文化圏の読者も増えているため、増加する可能性がある。
６．悪意または利益ある者
　第三者の問題。愉快犯、スレッド延ばし、作品が人気になっては困る某など、始めから炎上を求めているケース。パターンやキーワードを読み取って回避しよう。
７．そも合理性や整合性を良しとする価値観
　社会的歴史的な問題。実社会に余裕がなくなったとも言えるし、もっと大仰には「頭が良い（ように振る舞った方が）＝善」とする近代以降の啓蒙的唯物的な病理に繋がる。

ハンターハンターはキャラがみんな合理的に動こうとし過ぎて逆に話があまり動かなくなってる
敵の能力が分かるまでは下手に動けねえとか
確実に勝てる準備が整うまで今は様子見ばかりだし

緻密に練られた作品が評価されるのはいいことなんだけど、別にすべての作品が緻密に練られていなければダメってわけじゃないよね

キャラがすこしでもミスとか失敗するといつまでもそれをグチグチ責めてる読者とかは「おまえ一回もミスも失敗もしたことねぇのか？」ってなる