薄っぺらさが逆に魅力なキャラ「ダークマイト」「ホーディ・ジョーンズ」「エンリコ・プッチ」

いいよね
なんと言うか「ダメな例の最高傑作」って感じで

>>1
オールマイトへのリスペクト精神だけは最後まで一貫してたのは好感持てる

>>1
劇場公開前の最新話（原作最終回一話前）に真に心を継ぐダークババアが出たから余計にねぇｗ

>>1
AFOもなかなか

からっぽであることが大事な敵

>>2
ワンピースの敵キャラだとキャプテン・クロも　
当てはまりそうだな

「海賊として名を挙げる」事にビビって
『平穏な生活』を送る為に『富豪』であるカヤの家の
乗っ取りを企てたヤツだし

>>50
アニメだと最後倒れる時に脳裏に浮かぶのはカヤと一緒に過ごした日々なんだよね

>>50
名を上げて海軍や賞金稼ぎに狙われるのが嫌ならなんで海賊になったんだよ！と言わずにはいられない。

>>52
狙われるのは嫌だけど大金は欲しかったんだろ
カヤの執事として平和に暮らす選択肢もあったのに、わざわざカヤを殺して遺産を奪おうと企んだし

>>60
あと、海賊として出奔したのも含めて自分が誰かの下で使われるのが我慢ならない性質だったんじゃないかとも言われてたり
改めて考えるとジョジョのディオと吉良を足して2で割ったようなやつだったのかなって

>>52
やってみたら思ったより世話しなくてsいんどいなってなったんかもな
スローライフやってみてわかった俺向いてないわってよくある話だし

>>52
キャベツやペドロ、ついでにフランキーみたいに勝手に海賊扱いされたクチかもしれん

覚悟覚悟とほざいてた男が結局誰よりも覚悟がなかったってオチ最高に良い意味でペラッペラで好き

>>3
プッチ神父の言う覚悟ってこれから起こることが分かれば心のうちで覚悟して備えられるよねってことだからこの場合覚悟がないとか薄っぺらいとかは全然違うんじゃないの

>>3
要は自分のやってしまった過ちを正当化して納得したいだけなんだよな
夜神月も同類項かな。正体バレした後の薄っぺらさときたらもう

>>3
まだこれ終わったらホントに命捧げるならまだ一貫してるなと思うんだよ
ただコイツ見逃したら見逃したで絶対理由つけて殺しに来てチャラにしようとすんじゃん、賭けてもいい殉教なんて絶対しない

>>23
そもそも命乞いをしてる状況になったのが
徐倫の機転で逃したエンポリオを始末するために態々来た結果だからね

>>23
別に天国完成させた後ならいくらでも命を捧げるのは紛れもなく本心だろ
後願の憂いをなくすため完成前にエンポリオを始末しにきただけで

特撮になるが仮面ライダードライブの蛮野天十郎とかね
ハートやブレンや001どころか、インパクトだけは凄かった仁良にすら劣る
ハッキリ言って一般怪人レベルの底の浅さ

>>4
仮面ライダーだと鎧武のシドもかな
序盤は大人らしいクールな言動が目立ったけど徐々に化けの皮が剥がれだしてついに判明した彼の野望が誰も逆らえないつええ力を得るとかいう幼稚な願いだったのがね…

この手のキャラは殴られても罪悪感湧かないから好き

NARUTOのミズキ

特に原作版は第1話ですっぱり役割終了してくれた主人公の成長の第一歩のための悪役

舞台装置としては理想的な退場

小物のチンピラなのに散々好き勝手してイキやがった

>>7
未来で急に敵が増える展開を
ラスボスに予想された通りに特に理由もなく遊びで反乱起こして色々巻き込んで死んだのがなくなったせいだろうなって納得できるの凄いよ本当

スクライドの来夏月爽

かっこいい名前に反して見た目はモブ顔でもう既に小物っぽいのに
能力が「熱量操作」なのを好い事に「ぼくのかんがえたさいきょうのおよめさん」×3を侍らせるという超気持ち悪い奴
その為同僚からも全く好かれておらず「これだから女は嫌いだ！」とか言う始末で
要するに女をトロフィー兼エ○フィギュアとしか見ていないカス
結局のところハーレム3人よりも自分の方が可愛いという情けない男で
敵に負けた3人を怒りに任せたせいで否定してしまい能力が使えなくなる
最後は裏切った先の上司（こいつもミミッチイ奴だった）に散々に侮蔑された上に食われて死ぬ

まあアレだ、要するに製作陣はヲタクが大嫌いだったんだろうな
（こいつ以外にもエマージー・マクスフェルとか雲慶みたいにオタクっぽい悪役が多く出てくる）

>>9
正確には「現実の女が大嫌い(自分をバカにしてると思ってるから、周りは戦力として以外にそこまでこいつに興味持ってない)」上に自分に都合の良い妄想彼女×3作ってチヤホヤされてモテ男のつもりの痛いナルシスト
だから妄想彼女×3の合体した真の姿は現実の女への憎悪と蔑みが具現化した様な醜悪な怪獣
で、負けても「僕の事が好きなら立て！戦え！」と満身創痍の彼女達に無茶振りし過ぎて、いくら「都合の良い女の子」でも限度があって目を逸らされたら「裏切ったな！こんなにも純粋な僕の思いを裏切ったな！！」と自分の能力を否定・消去してしまったけど
再起・復活の目があると思ってイキりながら黒幕の所に逃げ帰ったら「馬鹿ですネェ、自分(能力)を否定したらもう戻りませんよ」とアッサリ処分

といった感じだったか？

>>21
自分で作った女の子に拒否されたのは
無意識に「こんな自分を助ける者はいない」と自ら諦めた証だと思ってる
エゴの強さをぶつけあう戦いの中で　心が折れた表現として良いよね

>>9
スーパーピンチは幼児退行したときは普通に哀れまれたし、運慶もやられたときは隊長が悲しんでくれたので…

最後の４人（からくりサーカス）

ありもしない盛りまくった経歴を自慢する薄っぺらさ
追い詰められたら土壇場で拘ってた誇りより快楽を選ぶ薄っぺらさ
ロクに話したこともない相手を一方的に愛して運命を気取る薄っぺらさ
相手の気持ちを完全無視して相思相愛を語る薄っぺらさ

創造主の人間性をそれぞれ受け継いだかのように全員どこかしら薄く血肉が無い

>>10
ブリゲッラは一見努力家の武人キャラみたいに見えるけど実際の所は「戦うのが好きなんじゃねえ！　殺すのが好きなんだよ！」みたいな奴だったな

ハーレクインはもう見た目と言動からしてかませ臭がプンプンしてたしいいキューピッドになってくれたよ

ディアマンティーナはまあ普通にウザかったッスね
フェイスレスのやってきたことそのものみたいな奴だったな
なんか4人の中では一番現実にいそうでイヤだったな～


あと1人はごめん全然印象にない
だって中身が無さすぎるんだもん
そりゃ勝にも名前を忘れられるって

>>10
ブリゲッラは封印してた自分の初期武装使わなかったらガチでそのまま破壊されてたからしゃーない、薄っぺらさというより機械のくせに快楽や欲望に負けたって感じ
ハーレクインとディアマンはそもそも創造主がずっと自分勝手な愛の押し付けしてきたやつだからそれが反映されてる
カピなんとかは…あいつの誇りは薄っぺらいどころか実体すらない

>>13
ブリゲッラはどこで開き直ってオラオラキャラになってたら逆に次も勝ててるんだよね
中途半端すぎた

>>20
アニメだとより分かりやすくなってるけど
ミサイル避けた鳴海に一撃入れられて取り乱してから
また取ってつけた様に拳法の構えに戻ろうとはしているんだよね

ミサイルにんほる暗い快感を知ってからではもう何もかも遅いし
逆にミサイル発射台に徹するにはコンプレックスが邪魔をしている

パパだいちゅき！　
ちょれいがいいらにゃい！　
ころちゅ！

の3語で説明できる画期的なラスボス
いや軍事面では有能だし、権力の座に付くまでは我慢強く己の任務を遂行してたんですよ
でも権力者になった途端に知能が1歳児並みになったのよね次大帝陛下…

>>14
仮面と鎧被ってた頃は同僚をまともにフォローしてたりしたのにな…

>>14
見た目が可愛い以外いい所がまるでない

>>16
音楽の趣味もいいから…

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』からクエンティン・ベックことミステリオとその仲間たち。

自身の開発したイリュージョン装置を使って架空のヒーローであるミステリオとその敵であるクリーチャーを作り出して自作自演で事件を解決してアイアンマン亡きあとの世界の守護者の地位を掠め取ろうとした連中。
Dr.ストレンジがいたらバレるだろとか、お前らまたサノス級の宇宙人が侵略しにきたらどうするつもりだったんだ、とか色々と突っ込みどころはあれど、わりと本人たちは和気藹々と“ミステリオ”を演出している。

メンバーは主にスタークインダスリーをクビになったり退職した連中で構成されているが、『トニーが悪い』と言って団結してはいるものの、どうも個々人の仕事ぶりを見ると仕事に無責任だったり空気が読めなかったりすぐ責任転嫁してケオったりと、明らかに本人にクビになった理由が見受けられる連中ばかり。

原作コミックのスパイダーマンにおいては常人ヴィランであるミステリオだが、映画では『無責任な連中がフェイクニュースやセンセーショナルなたけで底の浅い情報を垂れ流す』というとても現代的な問題をオマージュした魅力的なヴィランに仕上がった。

おいしいもん食べて長生きしたいよね
自由に生きるのは気持ちいいよね
誰だってそーだし　俺もそーしたい


……え！？　その為だけに異世界全てを掌握してたんですか！？
それ以外の目的なんて何ッッッにも無かったんですか！？
そりゃ「神」じゃなくて「獣」呼ばわりされるわけですわ…

>>19
ＶＸＴ三部作オリボスはわりとそう言う所あるよな
Ｖに関しては「システムとしての限界とそれを超えられるかどうか」だから下げてもなあって気分になるんだが
ＸとＴはね・・・Ｔは魅力にならん薄っぺらさだと思ってる、周りの事考えてない時点でアウト

>>24
でも俺ダイマ好きだよ
一度も挫折を経験しなかった英雄ゆえの傲慢さも
拒絶への耐性がさっぱりないのも
友人と二人はっちゃけちゃうところも
直前まで戦ってたのがZマスターだの機界新種だの壮大かつシリアスで負けちゃいけない戦いだったぶんコミカルに全力で囲ってボコボコにできる爽快さも好き

>>19
スパロボだとZのジ・エーデルも実態は薄っぺらい奴だったな
大物っぽい部分はほぼ中にいるジエー由来でメイン人格は絶望で心折れて快楽に走った脱落者

>>28
脚本家のクセなのかもな、「騙されやすくない？」も毎回あるし

アフターファンタジーものの「本編部分主人公／ラスボス」なんかも当てはまるのかな

薄っぺらいというよりは、意図的に細かな描写や設定をしないことで読者の共通幻覚に委ねてること多いし

世界を救う　世界をより良くするという大きな理想を持っている人間がその実守りたいものも守るべきものもないただの空っぽの人間だったやつ

>>25
空っぽだったけどその過程で信頼してついてきてくれた仲間の為に動き出したから最後は空っぽではなくなったんだよな
自らたどり着いた良い結論だった

読み進めてる時は呆れるが振り返ると面白いやつら

>>26
凄いよね
徹頭徹尾「剣心の仲間たちに最後の見せ場を与える為だけに生み出されたキャラ」でしかなく
しかも4人揃ってもラスボスである縁に歯が立たないと断言されてる格落ち感

>>26
さあいよいよラスボス戦だって上がったテンションに冷や水をぶっかける雑魚4連戦
作者はこのままでは同行してきた面子に見せ場が無い！と思って追加したと言っていたが無くてよかったよなこいつらとのバトル…(結局作者自身無くてよかったよなこれってなったらしいが)

それこそ鬼滅の童磨
何のために生まれてきたの？

『機構戦記ドラグナー』のドルチェノフ

勝利主義者で勝つ為なら勝利を選ばない
…のは誰よりも臆病で愚かだからに他ならず
第一総帥を殺したのもビビりすぎるあまりのうっかりミスでそれを隠蔽したのも部下の機転という始末
バカ、ヘタレ、無能とどこに出しても恥ずかしいラスボス

>>31
地球環境の保護・管理もスローガンに掲げてる団体が地球環境を再生不能までに破壊しかねないマスドライバー攻撃全面解禁とか、それする位なら国解体しろレベルだよなぁ……
ただ、撃たれたギルトール元帥も『ジオンよりはマシ』レベルの地球との国力差でわざと戦争長引かせて「地球環境の為に人類の間引きしよう、生き残った者が真のエリート人類だ」してるイカレではあるけど
しかもそれで優秀な奴は真っ先に前線で死ぬかマトモ過ぎて「馬鹿じゃねぇの」と体制批判して処刑・左遷・国外逃亡
残ったのはゴマすりとか保身ばかり上手い奴、
若手はスペックや志ばかり御立派なエリート(笑)揃い、教育任せたマイヨ一人がド優秀過ぎただけ
というダメなプロジェクト・エデン状態だったけど……

>>31
パイロット能力だけは無茶苦茶に高いぞ
ガンダムで例えるとザクIIでゲルググに乗ったエリートを撃破したり専用機に乗ったエース（主人公のライバル）と渡り合える実力の持ち主

>>41
更に言えば完全武装の新鋭機で基地に立て籠もってる奴ら相手にヒートホーク一本で無傷で突撃して勝つ位パイロットとしては強い
昔、別のスレで『残った軍の高官とか官僚に担がれたんじゃないか？』とか言われてた

>>41
本性がどうしようもないヘタレなせいで逆に作中のパイロットとしての奮闘はコイツにとっては平常運転って事になるんだよな

コミックに憧れて支配者になりたいと思いました
最終的に弟返せと暴れました
…お前おもしれー男だったのか？

>>33
こいつの場合は純粋に独占欲の化身って感じではある、薄っぺらいと表現するのも正解ではあるが非常に単純な奴

>>34
根っこが欲しがりで寂しがり屋さんだったが
流石にサムネほど滑稽ではなかった

薄っぺらくて自己愛強いくせに妙に強いやつら、いいよね……
マジで「面白い」だけで死ぬほど面倒でなおかつ時間のかかる作戦を延々やり続けたこいつも好き
いや動機自体は薄っぺらいんだけどかけてる時間がね……作中時間で20年以上はおかしいよ……

>>37
他の幹部が同情の余地のある憎悪で動いてる中アンドロイドが非効率的な努力してるの面白いからって理由だけで21年間全く同じ作業し続けられた21歳、何…？

大魔王ケストラー様
カリスマも美学もプライドも人望も何もない
ただ暴力と強欲だけしかなく自分以外は道具かエサとしか見ていない王
そんな性格なので主人公からも魔王軍からも作者からもぶっちぎりで恐れ、嫌われている
でもファンタジー物の大魔王が「悪のカリスマ」「主人公とは異なる正義」であることが多い中では珍しい個性なのは間違いなく読者としては好きなキャラクター

>>38
クズに力を持たせてはいけないの極端な例。
こいつに限らずハーメルンの魔族は薄っぺらいクズやカスばっかり

>>42
むしろ序盤の魔曲で泣いた雑魚とか妖鳳軍の3人（いずれも改心した）が異常なんよね

月光条例のオオイミ王
ヒーローに憧れた絶対権力者

>>43
オオイミ王の「薄っぺらさ」はクセになる魅力があるよね。魅力がないのが魅力。
「月から光が降ってくる！その光を浴びた地球の『おとぎばなし』は狂う！」という物語のラスボスが
「地球の『おとぎばなし』に感動し狂い、地球全てのヒーロー像を自分に投影する月の王」という対比が良い。
しかも主人公が自虐発言をした際に「ふざけるな！お前はヒーローだ！お前が笑顔にした人達の事を忘れるなよ！俺よりもヒーローしやがってムカつく殺す！」という無茶苦茶な理屈で激高したり信念がブレッブレなのが良い。

>>71
いいよね……「物語」に狂ったラスボスが作品の主人公が戦ってきた「物語」を見てきた読者だったの
こうやって文字で説明すると魅力あるようにも思えるのに読んでる間ぺらっぺらすぎてラスボスがこれ？感すごかった
いや最後まで読んだら必要な存在だったなぁって魅力を感じるんだけども

めだかボックスより 鶴喰梟

何でもかんでもかったるいで妥協して「それっぽいもの」で満足してきた男

ラスボスに有効なスキルを生み出して自信満々に迎え撃つつもりでいたけども上から踏み潰され退場

尚踏み潰したラスボスの反応は「うげっなんか変なの踏んじゃった…帰ったら洗お…」で認識すらされてなかった


死後もラスボス戦決着後に月を落として全人類と心中かまそうとしてきた、本当の本当に迷惑極まりない男

>>47
しかも本来はラスボスに有効なスキルが全く効かなかった理由を、本人自身の性格故に最期まで理解することはできなかったっていうのも皮肉が効いてる

世はまさに大悲しい過去時代！…の中
見開き二ページで終わる薄っぺらい過去がむしろ大ウケした
半天狗

『風都探偵』に登場した
メガネウラ・ドーパントの変身者『美原睦夫』

『改造データ』を使用している己の腕前を『神業』と
称してはばからないダーティゲーマーであり
ゲームイベントでの対戦プレイで自分をボコボコにした
『風祭メグ』の殺.害を企てた『小悪党』

>>53
言い回しが下品だし正攻法でチートを叩き潰されて負けたら逆恨みする小物だしハイドープの成りそこないだしまるでいい所がない

魔女と傭兵のベネリ

なまじ才能に恵まれてたが故に傲慢になり、パーティーの仲間と喧嘩別れしても恵まれた才能のおかげで一人でやっていけた
しかし、だからこそ自分が3級冒険者に昇格できないのは素行の悪さのせいだと理解できなかった

ある時、通りすがりの若手の冒険者たちに嘲笑されて逆上し、彼らを斬り殺して以来、冒険者狙いの殺人鬼に身を落とした
最後は主人公のジグと対決するが、彼の才能頼りの薄っぺらい実力では、多くの鍛錬と実戦を重ねてきたジグの敵ではなく、討ち取られてしまう

あるキャラ曰く、「人を狩っておいて、自分が狩られる覚悟を持たなかった、つまらない奴」
しかし、だからこそジグを引き立てる嚙ませ犬としては有能だったし、才能に溺れた薄っぺらさも人間臭いので悪役としては魅力的

Re:ゼロから始める異世界生活のレグルス・コルニアス

大罪司教の中でも最強の権能を持ち、こいつにかかれば足元の土を投げただけでも、あらゆる物を破壊できる散弾銃のごとき威力を発揮する
しかし人格的には一番薄っぺらい小物

自分の権利を主張しながら他人の権利は認めず、常に他人を見下し、自分は満たされた完璧な人間だと気取りながら些細なことで不快になる器の小さい奴
冷静な時はそれなりに頭が良いのに、簡単に敵の挑発に乗って冷静さを失う
それでいて正しいのは自分で、悪いのは他人という考えを崩さず、家族から向けられた優しさすら侮辱に感じる救いようのない男

でも作中全体でも最強格の一人なのに、薄っぺらく小物というアンバランスさからネタ的な人気は高い

逃げ上手の若君の土岐頼遠

豪傑揃いの作中人物の中でもバグなんじゃねえかこいつと言いたくなるような強さの上、常軌を逸した言動と戦法を平然と取ってくる「羅刹鬼」
だけど面頬の下の顔はただのモブそのもので、異常な行動も単に周囲を理解できず周囲からも理解を放棄された結果でしかない、何の信念もない小物
最終的には主人公らにつけられた戦傷が元で周囲からも理解を向けられる程に「弱くなった」事に耐えられずに無謀な行動に出た挙句「ただ強いだけの獲物」として雑兵に狩り殺された

>>62
読者が良さを分かるとそれがそのまま尊厳破壊につながるのはすごいキャラ造形だと思う

ＢＬＥＡＣＨだと十刃(エスパーダ)随一の小悪党である
ゾマリ・ルルーだな

Fate/stay nightの間桐慎二

魔術師の家系に生まれたが、魔術の才能は皆無
それなのに歪んだエリート意識で他人を見下し、義妹が召喚したサーヴァントで聖杯戦争に参戦し、負けたら全てをサーヴァントのせいにする薄っぺらい男

なまじ魔術以外は優秀だった事も歪んだ自尊心を強めてしまった要因
さらに見下していた義妹こそが間桐の後継者であったと知って完全にプライドが崩壊
その義妹に同情されたことで逆上し、義妹に性的な暴力を振るって支配することでプライドを立て直そうとした
また親友の士郎にもライバル意識を持ってるため、自分が士郎よりも下だと突きつけられると逆上して我を失う

作中随一の薄っぺらい男だが、環境で歪んだ面があること（状況がマシなスピンオフ作品や外伝作品では多少はまともになってる）や人間臭い弱さから、それなりに人気がある（ネタ人気や同情人気もあるが）

>>66
慎二は作中で凛とかに、その薄っぺらさや小物さを、かなり容赦なく指摘されて、安いプライドを粉々に壊されてるのが良い

>>66
でもさ、hollowで生き残った慎二が間桐を自分の代で終わらせることを決めてるとことか好きなんだよね
薄っぺらいというか人間的に成長するタイミングを（まだ）得られてなかったのがSNの慎二なんだろうなあと

慎二とは違って成長するタイミングを得たのがウェイバー・ベルベット
こいつもZeroの参戦動機なんて井の中の蛙のみみちぃプライドでペラッペラに薄っぺらい人間だった
でもウェイバーは運良く生き残って成長できて人間として厚みを得たわけだからなあ

慎二とウェイバーはなんかそこそこに優秀でそのせいで無駄にプライドが高くて、自分に不向きな分野での大成を望んだ薄っぺらい少年の対照的な結末だよね

TODのミクトラン
前作テイルズオブファンタジアの大ボスであるダオスは「勧善懲悪」が主だったファンタジーRPGに一石を投じ、「悪役もまたひとつの正義に従って行動している」という現在のラスボス観の先駆けとなる非常に重厚なキャラ造形をしていた

一方でコイツは臭えーッ！ゲロ以下の匂いがプンプンするぜーッ！
とにかく支配欲オンリーでそのためなら他人の体を乗っ取ってそいつの家族丸ごと人生ムチャクチャにするカス
同情の余地もなくスカッとぶん殴れるラスボスとしてむしろ歓迎されてるとかなんとか

コイツの心に「私利私欲」以外の何かがひとつでもあったのだろうか
ヤンにとってはラインハルトよりも遥かに民主主義の敵だったろうな
まあ長年に渡る衆愚政治の底から滲んで零れてきたバケモノとも言えたのかもしれないが

>>70
私利私欲しかないのは確かなんだけど金と地位で贅沢している描写とかもないし
なんでそんなに権力欲しいのかわからないのが不気味なんだよねトリューニヒト

>>75
単純に徹底してナルシズムの権化だと思う。周囲からチヤホヤされたい、高い名声を得たい、自分がその場の「一番」でありたい、常に得する側でいたい、他人を利用する側でいたい、行動理念が全てそれ
で、判断基準が全てナルシズムだから責任を負うのが嫌、非難されるのが嫌、自分より他人が称賛を浴びるのが嫌、自分が損をするのが嫌、他人に利用されるのが嫌、そういう事は一切受け入れない
結局、やることなす事全部「周囲を扇動して自分を祭り上げさせる」ことと「嫌な事を察知して逃げる」ことしかない、と言うかそれしか出来ない。自分が可愛い以外の理念がないし責任負いたくないから自分主導で具体的な事なんて出来ないし、自分を差し置いて他人が称賛されることも他人に利用されることも嫌だから誰かの理念やに力を貸すことも出来ない、何かしらの才があったから権力者としてのし上がったけれど、その虚飾を引っぺがすと自分が可愛いだけで空っぽのお人形。「俳優みたい」と言う評価があったけど、ある意味まさに自分中心の舞台に立つ俳優でしかなかったのがトリューニヒト、自身が現実を見ようとしなかったから現実世界には迷惑しか掛からなかった、負の影響しか残さなかったのがこいつの人生の結末なんだろう

>>163
だからこそロイエンタールの反乱を起こし(たことになっ)ても尚ラインハルトを敬愛して止まない強烈なエゴイズムを全く理解できないのが皮肉で良いよね

きみは四葉のクローバーの詩子
ただの怠け者が黒幕の甘言に乗せられて引きこもり化
黒幕に騙されて家の金に手をつけた上、その後も黒幕を信じ続けるくらい何も考えてない
これだけ黒幕を信用してる理由が自分に都合のいいことを言ってくれるからというペラさ
一周回ってバカすぎてかわいい

金田一シリーズの犯人の大半がゲスな人間への復讐で殺人に手を染めるなか金銭目当てで人殺しをしたコンダクター（本人は悲しい過去持ちだけど）
でも「たかが金のために」と言われた時のリアクションは好き

>>73
カネよカネでネタキャラ化扱いだけど2コマ目のセリフで本人にはどうしようもない生まれのせいで酷い生活を余儀なくされてたのが示唆されてるしなぁ

>>73
推理漫画の動機は復讐よりこういう金目当てとかのペラい自己都合のほうが好きだわ
復讐だと犯行暴いても復讐済みなら犯人は目的達成してるわけで勝った感薄いけど
金目当てなら犯行暴いた時点で金も手に入らなくなるから探偵側の完全勝利だし

プッチ神父は「ペラい」っていうより「愚か」な側のキャラに感じるなあ
良かれと思った自分のしくじりで妹を失って弟を傷つけてそれがきっかけで暗黒面に転げ落ちて、「先がわかってればこうなっても諦めがついた」って結論に至るのは愚かではあるがペラいと断じるには救いがなさすぎる

>>80
愚かという側面はデカいがやらかしという側面はペラさもあると思う
あれは聖職者として真っ当するなら「何があっても懺悔した内容を胸にしまう」べきだったし兄として行動するなら「何もかもをぶちまけて阻止する」べきだった

兄としても聖職者としても どちらも失いたくないから半端な手を取った挙句にどちらも失った
当人は「覚悟があれば幸福なのだっ」っていうけど実際のところ博打打ちが「当たり馬券がわかってたらなぁ」と夢想するのと変わんねぇんだよな

根本は失敗を後悔してるどこにでもあることなのに「失敗がわかっていれば覚悟できる」という根本から目をそらしてるところがペラくはあると思う

>>82
中途半端な手段だったなんて言えるのは、それこそ結末を知っているからじゃないかな。関わった人達の傷が最小限で済む方法がそれがいちばん良いわけだし。
どの選択をしても誰かが必ず不幸になる結果しかなかった。だから結果を知っていればダメージが少なく済む、幸福になれるという結論に至ってしまった訳で、哀れとは思うけどペラいとは思わない。

>>84
そこがペラいんだよ
結局プッチの覚悟論って別に当人が信じてるとかでもなく「妹を死なせてしまったという罪悪感から逃れたい」でしかないんだ
どうやっても不幸になってしまったんだから仕方ないと失敗から目を逸らしてるだけ

どこまで言っても自分が傷ついてでも最悪を止めるという覚悟がなくてそれを「最初から答えがわかっていたらなぁ」でしかないんだよね
「失敗したくない」じゃなくて「失敗を失敗にしたくない」って考え方が実にペラいと思ってる

>>91
覚悟と言われても、プッチ一人が傷つくだけで解決出来るほど簡単な問題じゃないけどね。懺悔の内容を胸にしまったところで近親相姦、バラしたら教会の信頼や地域の信仰に関わるし、何よりウェザー母が救われない。
「妹を死なせてしまった罪悪感から逃れたい」も感情として理解出来るし、自分がプッチの立場だったら絶対耐えられないし、おかしい思想になるのも正直分かる。

もともと答えのない話だし、ペラいペラくないどう思うかは人によって違うね。

>>91
そもそもメイドインヘブンがあれば妹を救うこともできたのにしなかったんだから失敗や罪悪感から逃れるためじゃなく全人類覚悟できて幸福にするための天国を作りたいっていう信念で動いてると思うんだけどね

ぶっちゃけトリューニヒト自体は「代議士制における有能な民主政治家」でしかないよ
同盟がもう末期だっただけ

https://pash-up.jp/content/00002310
プリパラのスピンオフ「紫京院ひびきの華麗なるお遊戯」のヴォイド(ゼロ)

証拠無しで怪盗ジーニアスネオとバレていないひびきに対し、怪盗が爆破事件の犯人と捏造する事件を起こしさらにひびきが怪盗と書いたゴシップ記事でスキャンダルを起こし紫京院ひびきはもう二度とスターの座に戻れないと悦に浸る
ひびきを貶めた目的はひびきの執事でヴォイドの双子の兄安藤と執事の訓練を受ける中で自身の忠誠心のなさを理由に落第しまくって匙を投げられ合格した安藤に憎しみを抱き安藤の大事なひびきを傷つけてやるというもの

まず動機がルサンチマンで安藤に罪は無い
スキャンダルで安藤に勝ったと思っているが現実にはスキャンダルはひびきが数週間プリパラに避難しているだけで完全に忘れ去られるというピエ○ぶり
後付けで騒動後は男プリに逃げた可能性が示唆されているがつまりプリパラの記憶があるということで、だとすると元祖ジーニアス事件でひびきが自ら怪盗とカミングアウトしても芸能活動に何ら影響ない程のカリスマ性の持ち主だと少し調べれば分かるはずなのに大掛かりな割に穴だらけな計画
安藤と幼少期に分かれた後は主人は道具が掟の闇執事連合に属しそこにいる自分こそが成功者を気取るがその主人は怪盗にアニメの主人公勢の5億倍は手玉に取られていてそういう主人より上だと言われても…な図
twitterのスペース聞けてないので制作チームがあえて薄っぺらいキャラを狙ったかは不明だが漫画だけで評価すると中々残念な子

植物のように平穏に暮らしたいけどたまに綺麗な手の女の人を殺したい
けど捕まりたくないので抵抗します
…こいつほんと人としてはうっすいのにスタンドの能力だけは無駄に高えし運も強い

>>93
しかも本体の耐久性は俺らと変わらんし

魅力になってるのかはわからんが、キングダムの龐煖は薄っぺらだったと思う
他の武将たちが国のためや王のためっていう自分以外のものを背負って戦っているのに対して龐煖は自分の(電波じみた)思想のために戦っててどうしても動機が軽いと思わざるを得なかった
そのくせ超強くてこいつが出る≒ネームドキャラが死ぬっていう状態だったのがかなり嫌われてた記憶がある
正直自分もあんまり好きではなかった…だから薄っぺらいのが魅力に繋がったキャラではないのかもしれん

ジョルノの暗闇の荒野を進む覚悟とは違うけど
プッチ神父の過去とそうなってしまった状況も合わせてプッチ神父の覚悟への考え方は薄っぺらくないと思う
あと人は恥のために死ぬとか、無償の愛というのは存在しない無償の愛とは天国に行くための見返りだからだ
みたいなプッチ神父の天国論も好き

議論できることや悲劇的な過去があることと薄っぺらいかどうかは全然関係ないと思うけどな
「悲劇的な過去が原因で薄っぺらい覚悟を口にするようになった」ってだけかと

>>108
まず大元の書き込みが覚悟覚悟と言ってるわりに本人に覚悟がないから薄っぺらいという話であって
そこにいや本人の主張だとジョジョたちとは覚悟の種類が違うから矛盾してないよねと突っ込みが入ってるだけで
プッチの覚悟が薄っぺらいかどうかというのはまた全然違う話なんだよね

直哉の薄っぺらさは言語化しにくい
強い奴に憧れてるくせに当主に固執するし女見下すしなんか中途半端なんだよね

本編読んで勝手な理解でキャラを見下す薄っぺらい読者っていうのは寓話的で皮肉だし戒めとして好き
本当に薄っぺらいことが魅力になっているのは我々だったかもしれない

実力自体は当初は悟空がまるで敵わない位あったのに平気で卑怯なことするわ ケチなうえで平気で民間人殺すわ 最終的に悟空からも大したことない扱いされてる奴
同じ殺し屋のヒットは流儀とかあるのに

>>116
アニメかゲームで復活している　ピッコロ大魔王
フリーザ　セル　魔人ブウ(純粋)と違って
復活する可能性は低そうだしな　

>>116
薄っぺらいかどうかとズレるけど
この人見るとドラゴンボールって関係ない人まで殺したりとやりたい放題しておいて負けると命乞いするキャラが多かったなぁと

るろうに剣心の石動雷十太

古流剣術の風化を憂い、殺人剣の使い手を結集した剣客集団「新古流」を立ち上げた秘剣『飯綱』の使い手にして剣の達人。
過激ながらもその思想は一部登場人物達からも「(歌舞伎や浄瑠璃の様な技術保存の手段としては)一理ある」と一定の理解を得られたものの
なんと雷十太自身は一度たりとも人を斬殺した事が無く、殺人剣を身に付けた時点で幕末の乱世が終わってしまっていたために
手持ち無沙汰に剣を振るう動機と活動資金を得る為のパトロン、そして痛め付ける相手を探していただけのチンピラ同然の男であった事が判明。
剣心にはその虚勢に満ちた精神的な弱さを徹底的に突かれた挙げ句、最終的には人質にした弥彦に凄まれる事で怖じ気付くというみっともない姿を晒し自信が崩壊。そのまま物語から姿を消してしまった。

るろうに剣心全編に通した章ボスの中で唯一「人斬り抜刀斎としての剣心」に一切関わりのない人物であったが、新アニメ版ではその点が逆にクローズアップされ
剣心がかつて人斬り抜刀斎になる前の使命感に駆られていた自分と雷十太を重ねて見ていた事、それ故に辛辣な言葉で雷十太を責めた事、取り返しが付かなくなる前に雷十太を止められた事に安堵していた事が明かされ
連載当時は薄っぺらいとネタにされていた彼のキャラクターとしての魅力がグッと引き締まる形となった。

>>120
アニオリの補完いい感じだったよね

>>120
雷十太は北海道編 第１話の扉絵に後ろ姿で登場しているから再登場する可能性があるんだよな　

薄っぺらいけど面白いキャラ→厚みが増えて魅力的なキャラになることも稀にある

メダリストの鹿本すずとかいう、日本一浅い動機でスケートをやっているとコーチ直々に言われた女
光の滑走時に大人勢がもう3Aまで跳ぶなと思ってる中、跳んで自分と勝負しろと言い切ってるのが格好良いんだ

作者のキャラに対する認識・評価がホントか？てものをいくつか見てきたんで「そういう存在なんだ」と絶対視するのではなく「そういう意図があったのか」に留めるかな
あくまで漫画に描かれてて漫画から読み取れるものが全て

「恥知らずのパープルヘイズ」のカンノーロ・ムーロロという薄っぺらいやつと見せかけ実際に薄っぺらい時期があったのをジョルノとの出会いで変わった男

ゲームで出てくると毎回負ける噛ませ犬キャラいたなあ
軍に所属しているキャラ
昔なんでゲーム名もキャラ名も忘れちゃったんだけど
上からの命令でヒロイン狙い
ヒロインを守る主人公たちに勝負ふっかけてきて毎回負ける
そういうキャラとしてストーリーも進む
それでラスボス倒した後に一人になったヒロインがその噛ませ犬キャラと遭遇
噛ませ犬はラスボスが放ったロボット相手に一人で辛勝したところ
部下には逃げられたから一人ぼっち
ヒロインはここに来てまさか…！ヤバいってなる
でも噛ませ犬は「お前なんかに構っている暇はない」と言う
かっこよく見逃すとかじゃなくて「こっちはいっぱいいっぱいなんだよ！お前なんかに構ってる暇ない！」っていう情けなさ
最後まで噛ませ犬キャラの性格のまま貫いたから印象残ってる

ラッキーマンのさっちゃん
裏宇宙篇のラスボスで権力と強さも持ち合わせすべてのものを手にしたいという暴君だが、実態は些細な失敗も屈辱に覚える矮小な人柄で、自分を傷つけた三本柱マンの息子たちに完全勝利することで屈辱を果たそうとするのが真意。

どうしようもない薄っぺらい理由で戦乱を起こすというなんの心の痛みも感じない、ぶちのめす悪役にふさわしい

20年近くをかけた総決算の二時間映画なんで気持ちよく終われることは前提として、
作中人物が「○○のために世界を平和にしたい」というものが見えるのに対して
「自分の研究の肯定/それによる世界制服」「そのために産まれて育てられたから」
ってのは当初薄いと言われてた記憶
ガンダムSEEDっていう世界観を踏まえると存在自体がドン引きものなんだけど

>>157
なにが空虚って
『完璧なプランに基づいて造られた強化人間』と『完璧な強化人間を至上と定めるプラン』によってお互いにお互いを正当化するっていう、存在自体が循環論法そのものの詭弁の産物なんだコイツら

バカで陰湿で短気で恩着せがましくてオタクでみっともなくて情けなくて執着心が強くて
部下に対する思いやりも全く無い人の上に立つ資格など欠片も有していないくせに
自分の作った箱庭で神を気取る幼稚な支配者だったんだけど
そんなどうしようもないカスだったからこそ自らの殻を脱ぎ捨てることが出来て
花園を貪り食う醜い芋虫から光り輝く蝶になって飛び立つことが出来た
この物語のもう1人の主人公

漫画じゃないけど、シルヴァリオヴェンデッタのマルス

ご覧の厳しい風貌でアドラーを騒がせている連続殺人鬼
現場にはトランプのジョーカーが残されており、信奉者や協力者もいる事から政治的意図が疑われていた

だけどその実態は単なる病的な快楽殺人鬼
厳しい風貌や重苦しい態度は外向けの演出でしかなく、内面はただ殺したくて仕方ないだけ
ジョーカーのトレードマークも政治的な意図の演出で、演出に拘る理由はそうすると勝手に勘違いした協力者や信奉者が湧いてくるから
「それっぽい演出して信念っぽい物を掲げれば人を殺しても許されるんだろぅ！？」という言動が象徴的

>>162
本性現すまでずっと渋い声で意味深な事言ってるから作中キャラどころかプレイヤーすら皆騙されてたからな此奴

>>162
こいつは理由なき殺人衝動のせいで自殺寸前まで追い詰められた末に開き直ったからな。1本筋が通ってるとまでは言わんが大体の説教はセルフで済ませてるから揺らがない

銀河英雄伝説でロイエンタールと言えば、個人的に印象に残ってるのにロイエンタールの親友ミッターマイヤーを「薄っぺらい」とする評があったな。清廉潔白で公明正大、部下から敬愛され上司から信頼され有能で勇敢、絵にかいたような「理想の軍人」。そして、特に重い過去も暗い内面も裏の汚い顔もない、ロイエンタールの親友でなかったら「完璧ないい人」以外語る所がない人

この評が印象に残ってるのは「だからこそミッターマイヤーとロイエンタールは最後まで親友でいられた」と言う結論。幼少期のトラウマからくる女嫌いと(女側から言い寄られる形での)漁色や、性格的には野心家でありながら理想の主君と王佐の才を得てしまった矛盾、そこから自分が破滅していくことを予見するだけの理性とそれすら流してしまう達観と冷笑癖に悩みながら人並み以上のプライドがそれを表に出すことも他人に悟られることも許さなかったロイエンタールにとって、ミッターマイヤーみたいな「裏表がない、誰から見ても善良な人」「悩み苦しむことが無いゆえに他人の心の闇や苦悩にも無頓着な人」が友人として屈託なく「そう言うのあんまよくないんじゃね？」と言ってくれる、そう言う付き合いを続けてくれることがロイエンタールにとって何よりの救いだったのではないか、と言うのは面白いなぁ、と

仮面ライダー龍騎のタイガ(東條悟)はどうだろう
英雄＝みんなに愛されてもらえる存在程度の認識しかないのに執着し恩師の行動の上っ面だけ見て英雄になる条件を曲解して迷走
大事な恩師と友達を死に追いやり、ゾルダの安い挑発で英雄観を崩壊させ、最後に英雄と呼ばれるような行為をしたにも関わらず自分が英雄になれたことに気づかずどうすれば英雄になれたのかと迷いながら命を落とす

補足として東條は不遇な境遇どころかむしろとても愛情溢れる環境で育ち、皮肉にもだからこそ周りの愛情を過小に見てしまいもっと愛を感じたい、だから英雄になろうとなっていったというのが一層悲劇的になっている

>>174
サムネにも通じるけど憧れに対して認識がねじ曲がってるから真似る上っ面も間違ってるんだよね
行動の元になる信念とか目標とかが分かってないからなんかズレたことしかできない
だからこそあの最期があるわけだし、何か噛み合ってたらな……

大言壮語しておいて追い詰められたらグラついたり逃げちゃうキャラは薄いかな
もちろんその追い詰められた後にちゃんと悩んだり本人なりに何とかしようとするならセーフだけど完全に投げ出してあーやんなきゃよかったぜ！とか言い出すキャラもいるから

>>178
そういう状況でぐらついたり逃げるキャラを自分は薄っぺらいと思ってる
でかい口叩いて追い詰められたら逃げてやらなきゃよかったって言い出すところが薄っぺらくていいと思ってる
薄っぺらいなコイツ…！最後までブレないのはいいぞ…！最高だ！とキャッキャしてる
悩んだりなんとかしようとするなら自分的には薄っぺらさがなくなる
人間としての成長だもんそれ
内面が最初からずっと最後まで薄っぺらいのがいい
死ぬ直前まで貫いてくれるととても嬉しい

「薄い」は総称じゃなくパターンなのかな
①大言壮語しておいて逃げる、投げ出すキャラ
②大言壮語している内容が別の矮小な目的のための方便なキャラ
③自分の力や信条ではなく誰かの言葉だけをよすがにするのでその誰かがどうにかなると崩壊するキャラ

とか？

このスレでは哀しい過去持ちもそれはそれ な感じ？
ならHELLSINGのエンリコ・マクスウェルとかどう？
親から不要な存在と見なされ捨てられた過去があるけど同じ境遇な子供の集まりの中ひとり死んでも神の愛(教え方が歪みに歪んでるが)を理解できずカトリックの力に酔いしれ先生に引導を渡されて泣き叫びながらグール共に惨殺される
バチカンが骨も残らないほどボロボロに崩壊した上全ての行動が少佐の掌の上で目的のためにただひたすら利用され尽くした顛末を迎えた後も同期の孤児1人は再生者としてたくましく生きているしね

信念や行動指針を、偉い人が言ってたとか、大勢の人がそうだからとか、そうすると自分に都合がいいからみたいな浅い理由で決める奴は薄っぺらく見える
逆にそれが一般的に間違っている信念であっても、本人の経験や熟考を通して本気で正しいと信じてるものなら薄っぺらくは見えないかな

自分のことばっかりで他人を大切にしないやつは薄っぺらく見える

>>183
志士雄とかバーンはわりとそんな感じだけど薄っぺらいとは思わないな
悪い奴だとは思うけど

>>185
薄っぺらいというか、根本の思想志向がシンプルな感じ
意図的に騙そうとして形ばかりの信念や理想を掲げてるならともかく周りが勝手に心酔してるだけならあまり本人の株は下がらない

志々雄とかの悪のカリスマが野望を掲げてそれに部下がついてくる系は落語者を容赦なく始末する奴だとしても自分ばっかりとはまた違うんじゃないのかな
ボスだって野望に邁進することで部下に報いてるんだし
計画の成功第一なんだからちゃんと裏切った奴はなんとかしないと他のメンバーに悪影響なわけで

ケンガンオメガの夏忌（厳密には前作のケンガンアシュラにも少しだけ登場してる）

秘密結社「蟲」の頭領・厭の実の兄
弟に「鼠に生まれるはずだった龍」と評されている

痛みに耐える覚悟がないので決定的なダメージではないのに心が折れる
技よりも暗器に頼り、暗器を使おうとした隙を突かれて攻撃を受ける（作中でクリーンヒットを受けたシーンの大半が暗器を使おうとして逆に隙を突かれてる）
プライドは高いが臆病なので、優勢でも敵の反撃でダメージを受けたら逃げる

才能だけなら弟と同等か、それ以上なのだが、「才能に胡座をかいて鍛錬を怠った怠惰でヘタレ」「せめて性格がまともだったらなぁ」とのことで、弟をはじめ組織の幹部たちから軽く見られてる

実際、数々の実力者の攻撃を受けても五体満足で済むタフさ、一瞬の隙をついて逃走する体力と速度、追い詰められた際の底力など、基礎能力が高いのは何度も描写されてる
しかしメンタルが薄っぺらな小物なので、その真価を発揮できない悲しい男

>>191
いいな…
才能があるのにメンタルと性格が足を引っ張ってるのがいい…！

自分の保身しか考えずに部下すら切り捨てる奴とかは薄っぺらいと思う

>>193
悪役なら野望のために部下を切り捨てるとか手段を選ばないのは、別に格落ち感無いんだけど
保身のためにダサいことする奴はペラく見えるよね