【感想】読み切り漫画『手指の鬼』儚い人間×人外の純愛物語

やはり四季賞は良い…

良いおねショタですね

なんてコメントしたらいいのか分からない作品だけど、とてもよかった
心にくるものがあった

おねショタ(無知シチュ)
これは良いものだ

救いはないんですか！？

勝部はハッピーだけど捨は…
強く生きてほしい

これは抜くのは無作法というもの

悲しくも美しい……

幼い頃は理不尽だと思っていたことが、
大人になって分別がついたから真相がわかるのが良い！

指の欠けた人間だけ食わない鬼って話の時点でもしかしたらって気持ちがあったんだろうな

切ない読後感だったけど、至るべくして至った結末でもあったなあ。ここで築いた絆は尊いものだったけれど、人を食う鬼を生かしてやるほどの理由にはなり得ないしね。

ちくしょう面白いけど男同士は…と思ったら鬼が女で「ええやん…」ってなった俺は単純な男だよ

正しくアフタヌーンって感じの作品だけど、人外ここまで書けるなら割とどんなジャンルでもいけそうな作者さん

いや凄かったわ！
絵も上手いし話の運びも分かりやすくていい
ラストをはっきりと描かないのも読者の想像を掻き立ててくれる
次回作が楽しみ過ぎる

他の作品も読んでみたけど、タツキの作品はアフタヌーンだなって感想が出てきたわ。特に花のやつ。

なんというかこう、綺麗って感想が1番似合う読み切りだった

どうしよう言語化できないこの読後感...

お峰がいい性格してて嫌いだけど好きなキャラ

ストーリーはわりとよくある人外×人間の悲劇なんだけど池波正太郎の作品めいた寂寥感がよかった

お峰さんのエンジョイ勢感よ

メインの二人も良いんだけどお峰さんとかのサブキャラもいい味してる
サブが魅力的なのはいい漫画

この二人の話はこれで完成されてるからなあ…
続編があるなら世界観が共通する別の鬼と人の話が読みたい

捨の表情が最後見えなくても回想で繰り返してきた「そんな目」が物語ってるのがすげえうまい。あと老若男女かき分けバッチリできてんのもすげえ

子供産まれたばっかりだから赤子の描写から最後で鼻水まみれになったわどうしてくれる
気軽に寝る前に読むもんじゃないね…
あ、素晴らしかったですはい

めっちゃ良かったわ

「そんな目で見るな」が最後にこうも印象が変わって悲しくさせる胸が苦しくなる素敵な作品だった

切ないとも違うのよな
ああ…としか言えない

最後の台詞の悲しくて美しいこと

おねしょたは抜ける

これで入選止まりって大賞そんな凄いの？→アッハイよく腑に落ちましたという流れ

このタイトルの読み上げは土井美加さんだな

性癖にガン刺さりした。しばらく抜けそうにない。いい作品を知れたわ、ありがとう管理人。

なんかこう…親子とも男女とも言えない、この二人にしかない分類できない愛。みたいなのいいよね

最高だった

個人的には大賞が好みだ
しかしアフタヌーンて
こんなレベル高い人たちが競い合うんか

凄く素敵な話だった
まあこの鬼は沢山の人を殺してきたんだし死ななきゃいかんよね……

この作者の確かな自力を感じるのはお峰だな
勝部と問答させるキャラは構成上必須だけど、脇役ながら印象に残るほど良いキャラに仕上げてる

余韻クラッシュして悪いけど指喰いシーンエッチすぎやしないですか？？

このあと出家して放浪しそう

Beastarsでも思ったけど捕食ックスっていいよね……

勝部と捨のお昼寝（？）のシーン。
二人の上にかかっているの、お峰の着物だ。

朝から泣いた

あにまんがなければこの作品を知らなかった
ありがとう管理人さん

こういう死に際に少しだけ報われるような話好き
結末として死に別れるし捨は心に傷を負うしで、自己満足てきな救いでしかないのに凄く切なくなる

一番好きなあなたに最初に食べてほしい
こんな純な愛情他にあるか？(´；ω；｀)ｳｯ…

最後の「アハ」からの〆が苦しいけど滅茶苦茶良かった
話の運びは勿論だけど思慕や恐怖、BBAの笑い顔やラスト鬼の微笑みまで表情が上手い…この人の他の作品も読みたいなぁ

アハ、で連チャンパパ思い出しちまったからちくしょう！！

捨様は鬼討伐隊に参加してるくらいだから、逃げた後は鬼を邪悪なモノとして恨みに思ってるんだろうな。

大賞も読んだけど、圧倒的にこっちの方が好きだな
まあ好みの問題だよね
どれもレベルが高くて良かった

捨には幸せになってほしい
子どもいないのに母ちゃんの心境になった

そんな目で見るなったら、の締めがいいな…

お峰自身が勝部の幼少期（最初から体は大人かもしれんが）に
母性を感じて葛藤した経験ありそう

手元にこの作品を置いておきたくてアフタヌーン買ったよ…

　矢張り食べ物に自分達と似た名前を付けるのは心を壊す事だと思う。今食い千切って居る柏の腿肉が生前に仲間内でどの様に呼ばれて居たかなど知りたくも無いし、況してや自分と同じ人間達からどの様な記号で管理されて居たか何て想像したくも無い。野菜だろうが畜生だろうが、手ずから命を摘む相手に想いを込めた名を送るなど狂気の沙汰だ。
　だからこそ、鬼達は稚児食いをして、周りの先輩鬼達の振る舞いを若い鬼に真似させる事で、食人鬼として生きる為の価値観を共有し、予め鬼らしく狂って置く形で食人への抵抗を無くそうとしたのだと思う。肉を食う度に心が削れて壊れない様に。
　それなのに己の本心に気付けず向き合いもせず、捨を逃してしまった勝部は、鬼として落ちこぼれの淘汰されるべき存在だったのだと思う。そう成った原因をお峰さんに教わって尚も割り切れず、結局は、指を隠した人間に捕らえられたのだから世話は無い。
　恋情にせよ愛情にせよ遣り場を違えた情けは容易く心を壊すから恐ろしい。勝部は優しい鬼なのでは無く、遣り場の無い情けで心を壊した鬼なのだから。
　自らと僅かな相違しか無い姿をした、同じ言葉を話す食べ物。容易く情を移して仕舞える隣人と変わり無い存在。高い知性を得て尚も、それを口にし続ける選択をした時点で、鬼と言う種が滅ぶのは時間の問題だと思った。

　表紙の虚ろな表情で蝉の抜け殻を眺める勝部さん好きだなあ。この鬼は、左の角が欠けた半端な鬼で、心を捨に連れて行かれた抜け殻なんだって印象付ける綺麗な絵だ。夜陰でしか生きられない鬼の癖に、日溜まりから動けずに居るのも哀しくて良い。ああ面白かった。この作品大好き。